秘境巡り!雲の平は人の手が入ってないからこその美しさ

秘境という言葉に、どこかワクワクしてしまう、そんな人は多いはず。

 

でも興味はあっても中々踏み出せない気持ちも分かります。だって行くのめんどくさそうですもんね。

 

ですが、一度秘境と言われている場所に行ってみてください。少なくとも1年分のストレスは解消でき、色々やる気がでます。

 

そんな秘境の内、アクセスは難しいが泣ける美しさを誇る富山の宝、雲の平を紹介します。

 

折立↔︎雲ノ平のコースが王道で比較的アクセスしやすく、しかも神がかった景色を堪能することができます。

秘境巡り!富山の宝、雲の平は人の手が入っていないからこその美しさ

富山駅から雲の平の起点となる折立へ行くことができます。

 

富山駅からバスまたは電車で折立へアクセスすることができ、富山駅へは関西からであればサンダーバードと北陸新幹線、関東からであればサンダーバードでアクセス可能です。

●関西→富山駅

●関東→富山駅

 

定時で仕事上がってダッシュできれば、もっと早く行けるかもしれませんが、20時に三ノ宮から、または21時に東京くら出発しても、当日中に出発地点の富山へ到着できます。

翌日は富山駅から折立まで、バスまたは電車とバスの乗り継ぎでいきます。(バスは1ヶ月前から予約可能、直ぐに埋まるので早めに予約必須です)

 

朝5:30くらいのバスか電車で行くことになり、登山もハードです。睡眠時間を確保するために、富山駅に着いたとき、宿泊するホテルは駅直結のビジネスホテルに泊まるとしっかり睡眠時間を確保できるのでオススメです。

出発地となる折立に着いたら、秘境巡りスタートです!

秘境巡り内容まとめ

  • 日程:テント泊2泊3日(山小屋も可能)
  • コース:折立→雲ノ平→新穂高温泉
  • 宿泊地:薬師沢テント場(1泊目)、雲ノ平テント場(2泊目)

少しハードかもしれませんが、頑張ります。とりあえず折立に着いたら軽くストレッチです。いきなり登りからスタートですからね、体を十分にほぐしておきましょう。

 

折立の標高は1350mなので、地上よりも約8℃気温が低いです。夏場でも朝は少し肌寒いので雨合羽を着て登り始めます。(9:00)

 

樹林帯の登りを「えいさ、ほいさ」と登っていくと、樹林帯を抜けて見晴らしの良い尾根に出ます。

よく舗装された道を歩いていくと、1泊目の宿泊地となる、太郎小屋(薬師沢テント場)に到着します。

●太郎小屋(14:23)

●薬師沢テント場(14:45)

折立から薬師沢テント場までは約6時間くらいの行程なので、朝一に折立を出れば昼過ぎに到着です。

 

テント泊でなければ、太郎小屋に泊まらず次の薬師沢小屋まで、その日の内に行ける距離です。一方、テント泊の場合、薬師沢小屋にはテント場が無いので太郎小屋の側の薬師沢テント場に泊まらざるを得ません。

 

薬師沢テント場は大きな石がゴロゴロしているテント場で、早めに場所取りしないと寝心地の良い、平らな床を確保できないので注意が必要です。

 

一方、テント場の管理所(テント場の料金を払うのもココ:テントに付けるタグをくれます)にはビールや日本酒、おつまみが販売されており、非常に便利です。

 

晩酌しながら、早めに就寝して翌日の雲ノ平への「直登」に備えましょう。

 

5:30にテントを撤収し、まずは稜線をテクテク歩きます。雲海と夜明けがとても絵になります。

日が昇ってくると、今度は雲が綺麗で好きな道です。

次に薬師沢小屋へと向けて、下っていきます。初日に登った分をそのまま下る感じになるので、その後の雲ノ平への登り返しを考えると鬱になりますが、頑張ります。

 

下って行くと、気温がめきめき上がっていくのが体感で分かります。また、背の高い樹木が増えて見通しが悪くなっていき、ちょっと気が滅入ってきた頃に薬師沢小屋に到着です。(7:47)

●薬師沢小屋そばにある橋から(薬師沢)

そうとう汗をかいているので、薬師沢でキンキンに冷えたジュースをがぶ飲みして水分補給です。確か500mlのペットボトルで500円くらいしたと思いますが、背に腹は変えられません。

 

薬師沢小屋周りはゆっくりできる場所が狭く、休憩するのにはイマイチですが、ここでしっかり休憩するのが大事です。なにせ、次は雲ノ平への「直登」です。

 

薬師沢沿いに歩いていると、直進に高天原温泉、右手に雲ノ平へ向かう分岐点が出てくるので、雲ノ平行きの右手の分岐へ向かいます。

 

(高天原温泉へは分岐点から3時間かかるので、2泊3日の旅程では諦めます、暗くなってから雲ノ平行きの直登を登るのは自殺行為です)

 

2時間ほど手を使う岩登りを楽しめば、木の道がある沼地が見えてきます。そこを抜ければ、おめでとう、雲ノ平のアラスカ庭園に到着です。何がアラスカなのか全く分からないが、とにかくアラスカ庭園だそうです。(10:00)

蛇足ですが、雲ノ平には8つの庭園があります。日本庭園、スイス庭園、ギリシャ庭園、奥スイス庭園、アルプス庭園、奥日本庭園、アラスカ庭園、祖父庭園と世界各国、色んな名前が付いていますが、それぞれの庭園に特徴が無いのが特徴です。

 

何言ってるのか分からないですが、本当にそうです。

 

雲ノ平は標高2600mくらいの台地で地上よりも15℃くらい気温が低いですが、日差しは強く、木陰も無いため、日焼け止めクリームを塗っておくことをオススメします。特に夕日がヤバイです。

 

雲ノ平に着いたら、雲ノ平山荘を目指して歩きます。到着したら山荘でテント場の利用料を払い、ビール(500ml缶が1000円)やおつまみなどを購入してからテント場へ向かいましょう。(山荘からテント場まで結構遠い)

●雲ノ平山荘を遠目から(10:45)

雲ノ平山荘のテント場は、岩も少なく平らな場所が多いので寝心地が良い場所を確保しやすいですが、人気なテント場なので連休だと14時を過ぎたあたりで混み合っていました。

●雲ノ平テント場を遠目から

●ゆうぼんテント(モンベル ステラリッジ 1型)軽い、強風時にも強い(丈夫)、撤収が楽なテントで愛用しています。同じテントを持っている人が多く、テント場で自分のテントを探すのに苦労するのが、たまにキズ。

 

雲ノ平は非常に綺麗な場所なので、テントの場所を確保したら散策するのがオススメです。特に9月のシルバーウイークあたりに行くと、紅葉と緑が混じって素敵です。

●微かな紅葉

●空の大地

●静かな木道

●まだ緑の絨毯

散策を終えて、早めにご飯を作り景色を見ながらお酒と一緒にいただくのが最高です。(17:00)

●ワンタン麺を卵とじ+卵で薄まったスープを顎だし醤油で味付け

●プリムスガスカートリッジ、TRACK MAN 強力火力 小型 キャンプストーブ、スノーピーク トレック900 SCS-008で簡単調理水場はテント場にあります、ホースから冷たい山水が流れています。山頂なので動物の糞などの細菌源が無い、お腹の弱い僕が飲んでも大丈夫だったので、料理に使用しても大丈夫かと。

 

ちなみに雲ノ平のテント場は山荘との距離が離れているため、夜はテント場のトイレを利用せざるを得ませんが、混み合う+結構な汚さなので、できれば夕方くらいに山荘のトイレを使って、後は水分控えめにしてトイレに行かないようにしておいた方が良いです。

 

また、夜は周囲に明かりがないため星空も綺麗です。写真好きなら、少し荷物が重くなっても星空が綺麗に撮れる一眼レフは持って行くべきです。

 

雲の平へ何日か滞在して、周辺の山々を散策して折立へ帰るのもよし、雲の平から岐阜県側の新穂高温泉へ下山するのもありです。

 

以下には岐阜県側へ下ったときの道を書いておきますね。黒部川源流を渡ることになったり、人が多くなる双六岳付近での安心感など、冒険感は満載です↓↓↓

-----以下雲の平→新穂高温泉-----

翌朝は、雲ノ平→黒部川源流→三俣蓮華→双六→鏡平→新穂高温泉のハードコースなので早めに就寝して、朝5:30に雲の平を出発します。

雲ノ平の木道は、9月後半ともなると朝露で濡れてか、凍ったかでめちゃくちゃ滑るので、転けないように注意が必要です。(昼間の画像ですがこれ↓↓↓)

雲ノ平は「日本のへそ」と呼ばれており、その名のとおり、少し出っ張った台地となっています。雲ノ平→三俣蓮華の間には黒部川の源流が流れており、橋はかかっていません。(ロープ伝いに渡る)(7:26)

何が言いたいのかと言うと、雲ノ平から三俣蓮華は、一旦黒部川源流まで降りて、三俣蓮華まで登り返さなくてはならないのです。しかも結構滑りやすい砂利を九十九折で下って、登っていくので、しんどいです。

 

雲ノ平を出発してから約2時間半で、三俣山荘に到着です。疲れてシャリバテ(お腹が減って力が出ない状態)にならないように、三俣山荘でカップラーメンを食べて体力回復です。(8:08)

●三俣山荘を遠目から(人多すぎ)*中で何か買えば、外のテーブルで調理しても怒られないようです。具材が余っているなら、軽量化と費用節約で調理するのもいいかも。

 

この後もまだ双六→鏡平→新穂高温泉まで行かなくてはならないので、体力維持は重要です。

 

三俣蓮華から双六までは、強烈なアップダウンは無く危険な箇所は少ないです。(9:19)*一方、双六小屋への下りは急で少し危ないなと思いました。

 

三俣蓮華山荘から約2時間半で双六小屋に到着です。(10:49)双六小屋は、大きな小屋でテント場も綺麗に整備されているので泊まりたくなりますが、先を急ぎます。双六小屋を出ると、登山客の数が増えて道も綺麗になるため、ゴールが近づいてる感がします。また、2時間半ほど歩けば鏡平山荘に到着です。(ウッドデッキのある綺麗な山荘)

●鏡平からの景色(奥に新穂高温泉)
鏡平まで降ってくると背の高い木々も増えて、標高が下がっていることを実感します。

 

道中、シシウドヶ原を超えて(13:41)

 

一時間程歩けば、わさび平小屋に到着します。(15:12)舗装された道路や美味しい食べ物があり、一気に下界に降りてきた感が出て、なんだか安心する気持ちと、まだ居たい気持ちが混ざって不思議な感覚になります。

 

わさび小屋から50分ほど歩けば、新穂高温泉です。(16:08)ゴールが見えて、ほっとしつつも切ない瞬間。

 

新穂高温泉→高山濃尾バスセンター→名古屋→関西へは、16:55分発のバスが最終なので時間にゆとりを持って行動しないといけません。道中のコースタイムを参考にして貰えば最終バスに間に合うか、分かるはずです。

この2泊3日の間、お風呂に入れていない場合は、温泉に浸かって帰るとめちゃくちゃ気持ちいいです。

 

以上、関西からアクセスの良い最高の縦走路でした!

装備

今回の縦走で使用した装備です。夏場の折立→雲ノ平→新穂高温泉なら問題無かったので参考まで。

  • 行動着(靴、リュック、雨具)

テント泊関係無く、日帰り登山でも必須なアイテム

●登山靴:キャラバンC1-02S

●ザック:アコンカグア Bariloche バリローチェ 60L

●雨具:モンベル(mont-bell) レインダンサー ジャケットとパンツ Men’s

  • 就寝グッズ

テント泊なら必要、マット(寝るときに寝袋の下に引く)は空気で膨らませるタイプだとザックの収納スペースが少なくて済むため便利モバイルバッテリーは大容量+LEDライト付きで、ヘッドライトの故障時に代用可能なもの

●テント:モンベル(mont-bell) テント ステラリッジテント1型

●寝袋:モンベル(mont-bell) スーパースパイラルバロウバッグ♯3

●マット:モンベル(mont-bell) マット U.L.コンフォートシステム エアパッド150

●ヘッドライト:GENTOS(ジェントス) ヘッドウォーズ 999H

●ヘッドライト予備電池:CR2016 リチウム電池

●バッテリー:Lakko モバイルバッテリー 24000mAh

  • 食事グッズ

ガス缶に着火装置(ストーブ)を取り付け、その上にクッカー(鍋)を置いて火をつける。マグカップはコーヒーやお茶を沸かして飲むのに必要。卵割れ防止は食にこだわりがあるならあっても良い。雲ノ平まで運んでも割れていなかった。

●水筒:nalgene(ナルゲン) 広口1.0L Tritan

●クッカー(鍋):スノーピーク(snow peak) トレック900 SCS-008

●マグカップ:スノーピーク(snow peak) チタンシングルマグ 220ml フォールディングハンドル

●着火装置:TRACK MAN 強力火力 小型 キャンプストーブ 折りたたみ式 キャンピングストーブ

●ガス:PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE

●卵割れ防止:ロゴス(LOGOS) トレックエッグホルダー 84701001

縦走したいけど装備を持っていない場合、好日山荘のオンラインショップで揃えれば、ちょっと買えば送料無料になる+ポイントアップキャンペーンやセールでトータル安上がり。

●全国版の記事 たびすぽホームページから 富山全体を詳しく知りたいなら、ざっくりした説明と必見の富山観光公式サイトを纏めた記事をご覧ください。 ●富山のまとめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

旅を愛するオジサン。 妻とはオシャレ旅をするが、オジサン同士のダラダラ旅や、登山で単独行も好き。 47都道府県全てを旅行するのが目標で、行って良かったとこ、密かに狙っているところを紹介していきます!