富士山に登るなら富士宮口がオススメ!高山病と時間には気をつけよう

富士山は高山病のリスクさえしっかり頭に入れておけば、登山初心者にも優しい登山観光スポットです。

道はしっかり整えられており、山頂までの各所にある山小屋で、飲み物やご飯、お菓子を買うことができます。

また、分岐もほとんどなく、しっかり行き先の標識さえ見ておけば道迷いのリスクもありません。

むしろ、問題は登山口に到着するまでのアクセス方法です。

ちゃんと事前にアクセスをしっかり把握しておかないと、登山開始時刻が遅れて、下山中に暗くなってしまうなど危険が出てきます。

富士宮口は、五合目の標高が最も高く短時間で登れるため、人によっては日帰りも可能です。

  • 富士宮口五合目:2400m(CT:8時間)
  • 須走五合目:2000m(CT:9時間)
  • 吉田口五合目:2300m(CT:9時間)
  • 御殿場五合目:1500m(CT:10.5時間)

*CT=コースタイムの略(休憩含まず)、人によって物凄く差があります。

そこで、静岡の観光スポットとして、富士宮口五合目までの行き方と、その魅力を紹介します。

富士山に登るなら富士宮口がオススメ!アクセスと登る際の注意点

実際の富士宮ルートの道中の様子と気をつけるポイントを纏めています。高山病の兆候や寒さ対策など、初めて富士山に登る人は見ておきましょう。

富士宮から富士山頂まで

五合目

登山シーズンはマイカー規制が、かかっており自分の車で五合目までアクセスすることができません。

シャトルバスや登山バスで五合目までアクセスする必要があります。

五合目には軽食や飲み物、お菓子(行動食)などが売っていますが、中々のボッタクリ価格です。(平地の3倍くらいの値段)

なので、お菓子や飲み物は事前に購入しておくことをオススメします。

もし、買うのを忘れてしまった場合は五合目で買ってください。登れば登るほどボッタクリ具合が加速します。(山頂は五合目の倍くらいの価格)

ちなみにトイレにもお金がかかります。大小いずれでも200円です。百円玉で1000円は用意しておきましょう。

準備が済んだらいよいよ登山開始です。五合目から六合目までは岩も少なく非常に歩きやすい土の道です。

少なくとも六合目まではスローペースで高所に体を慣らしながら進みましょう。高山病のリスクを抑えることができます。

ゆっくり進んでも30分あれば六合目に着きますので、焦らずゆっくりと。

六合目

お腹が減っているなら六合目でご飯を食べておきましょう。メニューも豊富ですし、まだ美味しいと思えるかもしれない食事のレベルです。

七合目以降は値段は高くなるし、味はお世辞にも美味しいと呼べるものではなくなるのでオススメしません。

休憩して、元気になったら新七合目へ向けて出発です。六合目から新七合目にかけては少しづつ岩場が顔を出してきます。

富士山は上に登るほど、傾斜がきつく岩場が多くなります。

岩につまづいたり、砂利で滑ったりしないように足下をしっかり確認して歩きましょう。

ゆっくり歩いて50分で新七合目に到着です。

新七合目

実は七合目には”新”七合目と”元祖”七合目があります。

初めて登ったときは七合目の後に、また七合目があるので「詐欺かな?」と思いました。

ちなみに七合目で焼きそば(富士そば:800円)を注文するとこんな感じです↓↓↓

味についてのコメントは差し控えさせていただきます…

元祖七合目までの道は取り立てて何かあるわけではないですが、岩場が増えてきます。

岩場では足を高く上げて登ると疲労が溜まりやすくなります。

なるべく一歩を小さくして足を高く上げないで登れる足場を探して登るのが疲れないコツです。

元祖七合目に到着する直前に標高3000mに到達します。

標高3000mを超えると夏でも余裕で寒いです。また、空気も地上の2/3くらいの濃度になるので軽い酸欠で頭がボーッとしてくる人も出てきます。

元祖七合目に到着したら寒さ対策にレインウェアを着込みましょう。

新七合目から元祖七合目まではゆっくり歩いて50分くらいです。

元祖七合目

なぜだろう、何回行っても元祖七合目の写真を撮り忘れるのですが、、、

元祖七合目ではレインウェアを着込み、しっかり休憩を取ってください。

空気の薄さと寒さ、傾斜のきつさで、ここからだんだんきつくなってきます。

元祖七合目から八合目まではゆっくり歩いて50分くらいです。

八合目

八合目ぐらいから、天気が当てにならなくなってきます。

七合目くらいまでは晴れてたのに、八合目からは雨ということもザラです。そこそこ高さのある雲が富士山の八合目くらいにかかってしまうんですよ。

逆に七合目までは曇っているけど、八合目からは晴れた、、、なんてことも起こります。

事前に元祖七合目でレインウェアに着替えて、急な天候の変化にも対応できるようにしておきましょう。

*八合目くらいから、頭が痛い、吐き気がするなどの症状が出る場合があります。高山病の可能性が高いので、その場合は無理をせずに登頂を断念することをオススメします。

高山病は高度を下げることでしか、回復しません。体に不調がなければ、九合目に向けて登ります。

八合目から上は傾斜もきついですが、道が岩と砂利のミックスになります↓↓↓

小さい砂利は非常に滑りやすく、滑った先が大きめの岩だと骨折する可能性があるので、滑らないように足下をよく見て登りましょう。

八合目から九合目まではゆっくり歩いて50分くらいです。

九合目

九合目までくれば、あと一歩で山頂です。九合目の山小屋「万年雪山荘」の名前にもある通り、ここでは一年中溶けない雪を見ることができます。

光が上手く当たらない窪みに溜まった雪が溶けずにずっと残っているんですよ、一度見ておいて損は無いです。

さて、九合目の次は山頂だと思いましたか?残念ですが、富士山には九合五勺(9.5合目)があります。

体力的にもしんどいでしょうが、踏ん張りどころです。水分とお菓子を補給してコンディションを整えたら出発です。

九合目から九合五勺まではゆっくり歩いて40分くらいです。

九合五勺

もうね、名前がしんどそうでしょ、「胸突山荘」って。。。富士山登山で一番きついのが、九合五勺から山頂までの間です。

岩場のきつい坂がいっぱいです↓↓↓

しかも酸素が地上の60%くらいしかないので、余計に体力を削られます。

九合五勺から山頂の道端では、疲れたり、しんどうそうな様子で座り込む方々をいっぱい見ます。

妻が疲れすぎてブチ切れてたポイントもここです。高山病ではなさそうだったので、休憩して山頂を目指しました。

九合五勺から山頂まではゆっくり歩いて40分くらいです。

頂上

山頂です!頂上富士館では食事や宿泊ができますが、開店が夕方4時半くらいなので、日中登山する場合は食べ物や飲み物を山頂で買うことはできません。

魔法瓶に入れたコーヒーなどを予め持っていき、一息つくと良いです。

*なお、登山用バーナーとコッヘルの使用はオッケーかグレーなので使わないようにした方がいいです↓↓↓(これは別の山で使用した写真)

山小屋の近くには大きなガスボンベがあったり、火器の使用は危険ですので控えましょう。

コーヒー沸かしたり、カップラーメン食べたくなるのは、すごく良く分かるんですが…

ちなみに山頂ではお守りや御朱印を買うことができます。富士山の交通安全のお守りは人気なので、友人や家族のお土産に買うと喜ばれます。

御朱印集めてる人は御朱印帳持っていくと書いてくれますよ、富士山を登らないと買えないレアな御朱印です。

コーヒータイムやお土産買いを終え、一息着いたら下山です。登山は登りよりも下りの方が危険です。よく滑るんですよ。

足下に全神経を集中して、転ばないように安全に五合目まで降りてください!

オススメなアクセス方法4選

方法は大きく4つあります。いずれの方法も最終的にはバスで五合目に到着することになります。

*富士山の登山シーズンは基本マイカー規制というものがあって、車を五合目に停めちゃいけないんですよ。

電車+登山バス

一番肉体的負担が少ないアクセス方法ですね、到着してから元気に登り始めることができます。

デメリットは電車と登山バスの乗り換えを把握しておかなくてはならないことと、帰りの登山バスに間に合うように登山する必要があることです。

例えば関西からですと、乗り換え3回で富士宮口五合目に到着することができます。

1.関西→静岡

まずは関西から静岡へ新幹線で向かいます。

料金:10360円
時間:1時間49分

オススメは週末を使って金曜の仕事終わりに静岡で一泊して、次の朝から登山する方法です。

静岡駅周辺にはいくつか宿がありますが、オススメはサイホテルです。すごく安くて五千円くらいで泊まれます。

またフロントのそばにドリンクバーがあって無料で飲めます。ご来光は見えませんが、富士山の山小屋で寝て、夜明け前から山頂を目指すことは個人的にオススメしません。

理由は高山病のリスクが高まることと、ヘッドライトを点けての夜間登山は足元が見えにくく危ないためです。

2.静岡→富士宮

静岡から登山バスが出ている富士宮へはJRで向かうことができます。

登山バスは夏場(7月13日〜8月31日)のみ、早い時間(6:35〜)から出発しているので、その時間に間に合うように富士宮に向かいます。

料金:860円
時間:56分

3.富士宮→富士宮口五合目

富士宮に到着したら北口のバス乗り場でチケット(3,100円)を買った後に、6番のバス乗り場から登山バスに乗車します。

始発(6:35)のバスに乗れば、7:55分に富士宮口五合目に到着することができます。

富士宮口五合目からの景色↓↓↓

健脚であれば、帰りは富士宮口五合目に17:00くらいには戻れます。

富士宮口五合目から富士宮駅行きのバスは19:00最終ですので、日帰り登山も可能です。

登山バス時刻表(富士宮口)

夜行バス+登山バス

夜行バスでぐっすり寝れる人は夜行バスをオススメします。

寝て起きたら富士宮駅に着いてますし、元気な状態で登山を始められるので楽ですよ!

1.関西→富士宮

関西からだと、大阪のなんばOCATや大阪駅前、京都駅から富士宮駅まで6,200〜8,700円で行くことができます。

日本旅行で夜行バスを探す

*3列シート、トイレ付の割に安い便が多いのでオススメです。

なんばOCAT21:35→大阪駅22:15→京都駅23:18→富士宮駅7:03です。

2.富士宮→富士宮口五合目

富士宮から富士宮口五合目までは富士宮8:10発の登山バスに乗り換えします。

なお、登山バスは席を予約することはできず、並び順ですので、時間ぎりぎりに並ばないように気をつけてください。

車+シャトルバス

1.関西→富士宮口二合目

一番時間を融通できるアクセス方法ですが、運転手さんが疲れてしまうのが難点です。

何人かで運転を交代しながら、仮眠を取れると疲れが溜まらずいいです。

およそ5〜6時間で関西から富士宮口二合目まで到着することができます。

2.富士宮口二合目→五合目

*富士山では登山シーズン中は車の乗り入れを規制するマイカー規制というものがあります。

車は富士宮口二合目の水ヶ塚公園の駐車場(1000円/台)に停めて、五合目まではシャトルバス(往復1800円/人)に乗り換えて向かいます。

富士宮方面から富士スカイラインに入って水ヶ塚公園へ向かう場合、富士宮口二合目の料金所分岐を曲がらずにまっすぐ御殿場方面に向かうこと2kmで到着できます。

シャトルバス時刻表(水ヶ塚)

電車+車+シャトルバス

費用はかかりますが、一番旅行ぽくて楽なアクセス方法です。

関西から静岡まで電車で行き、そこから宿で一泊、レンタカーに乗って富士山へ向かう方法です。

1.関西→静岡

関西から静岡までは新幹線で向かいます。静岡観光無しなら連休前の仕事終わりに、観光有りなら連休初日の朝に静岡入りすることをオススメします。

静岡に到着したら、宿で一泊します。連休前の仕事終わりに静岡に向かう場合なら、コスパがいいサイホテルに宿泊することをオススメします。

じゃらんから予約できます↓↓↓


連休初日に静岡に向かう場合は、観光兼ねてちょっといい宿に泊まってみるのも有りだと思います。

2.静岡→富士宮口二合目

宿に泊まった翌日に、レンタカー屋に向かい車を借りて富士宮口二合目を目指します。

登山バスと違って、自分が好きな時間にアクセスできることがいいですよね。

レンタカーはじゃらんレンタカーで予約すると、クーポンで格安に車をレンタルできたり、PONTAポイントも貯まるので、オススメです↓↓↓(他と比べて免責込みでも安い)

静岡駅からだと東名高速(1000円くらい)使って大体1時間半くらいで富士宮口二合目にアクセスできます。

3.富士宮口二合目→五合目

富士宮口二合目の水ヶ塚公園に車を停めたら、シャトルバスで五合目に向かいます。

7月〜8月の登山シーズンは朝6:00〜20:00までバスが30分〜1時間間隔で出ているので、こまめな時間調整ができます。

飲み物や食料、服や装備などをしっかり準備してシャトルバスに乗り込み、安全に登山口へ向かってください。

関西からアクセスがよい山を知りたい方は過去記事を参考ください↓↓↓

ヤツの知恵ラボ
【登山】行って良かった関西からアクセスの良い山5選! | ヤツの知恵ラボ
https://yatsu-no-chie-labo.com/2018/02/24/【登山】行って良かった関西からアクセスの良い/
夏と言えば、「山」。清涼な空気に包まれて心が洗われる感覚は一度体験すると病みつきになります。 とはいえ関西は目ぼしい山が少なく、アクセスについて情報を持っていないと山に行きづらいのが実情です。 そこで、関西在住で山好きなヤツがアクセスも良く、登山に...
●全国版の記事
たびすぽホームページから

静岡全体を詳しく知りたいなら、ざっくりした説明と必見の静岡観光公式サイトを纏めた記事をご覧ください。

●静岡のまとめ記事

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旅を愛するオジサン。 妻とはオシャレ旅をするが、オジサン同士のダラダラ旅や、登山で単独行も好き。 47都道府県全てを旅行するのが目標で、行って良かったとこ、密かに狙っているところを紹介していきます!