本記事は「ANAインターコンチネンタル別府のジュニアスイートルームに宿泊」の続きです。大分県に行ってみたい、高級宿が好きなら、一見の価値ありです!
あらすじは、
- Reluxという宿泊予約サイトで、ほぼ何処の宿でも使える50%オフクーポンをゲット
- 2泊3日で大分県で高級宿へ泊まろう!を企画
- 1泊目はANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパのジュニアスイートルームへ宿泊
2日目は一休で九州の旅館No.1に輝いた「うめひびき」のスイートルーム(竜峡)へ宿泊しに奥日田へ移動です。
大分の秘境、奥日田にある九州No.1の宿に泊まってきた!
(泊まった部屋の写真では無く、別邸「鶯宿」の写真です、「竜峡」は以下で写真載せます)
初日をANAインターコンチネンタルで過ごし、翌朝2日目、朝食を食べ過ぎて、お腹ぱんぱんのまま別府の地獄めぐり(7箇所)を実行。
途中、ワニやらピラニアなどの獰猛な動物達と戯れながら、レンタカーで奥日田へ向かいました。
別府から奥日田までは少しロングドライブになります。高速道路で1.5時間程度です。(高速料金は約1500円)
道中、由布岳を眺めながら大自然の中を通るので、PAなどに立ち寄って自然を満喫することをおススメします。
大分自動車道の天瀬高塚ICで高速から降りて、30分程度、山道を通ると「奥日田温泉 うめひびき」に到着します。
奥日田温泉 うめひびき
「奥日田温泉うめひびき」は日田から直線で東へ2km程度の距離にある、山奥の宿です。周囲に灯りが少ないため、晴れていれば満天の星空を見ることができます。
「うめひびき」には全32室のこじんまりとした旅館です。そのうち、スイートルームである離れ「竜峡」は1室しかありません。
定価だと1泊2食付きで88,065円/2人もする高級な部屋ですが、Go To Travelキャンペーンで28,000円オフ、さらにそこから50%オフクーポンで30,032円オフにより、30,032円/2人で宿泊してきました。(66%オフ)
到着
「うめひびき」へ到着すると、仲居さんが車を駐車場へと誘導、その後いよいよ離れ「竜峡」へと案内されます。
新型コロナウイルス感染対策でチェックインを部屋で行います。
離れ「竜峡」
別棟で独立した静かな離れ家です。響渓谷の絶景を満喫しながら、くつろげる露天風呂と内風呂(ジャグジーバス)付きの二間続きの部屋です。
本館とは完全に切り離された通路を通って「竜峡」へ向かいます。早速、玄関を上がって、リビングへ向かいます。
リビング
リビングには「L字型のソファ」、「テレビ」、「ミニバー(冷蔵庫など)」があります。
テレビは木の扉で隠されており、使わないときは閉じておけば部屋の雰囲気が良くなります。(下の写真、真正面の扉)
ミニバーは中に人数分のビールやスパークリング梅酒、ジュースなどが入っており、なんと無料で飲めます。(飲めなかったら持ち帰り可能)
コーヒーはネスプレッソではなく、珍しくUCC
リビングは、お風呂と、寝室の前室となる中の間に繋がっていますが、まずは中の間へ向かいます。
中の間
リビングと寝室を繋ぐ部屋です。動線上にある部屋としか認識していませんでした。。。
2人だと部屋が広過ぎて持て余しますが、「竜峡」は最大4名宿泊できるので、布団を引くスペースとしては使えそうです。
中の間を通って寝室へ向かいます。
寝室
うめひびきのロゴが入った木細工がオシャレです。シングルサイズのベッド2つと窓際にテーブルセットがあります。
ベッドは枕元にコンセントがあるので、充電ケーブルがあればスマホなどを充電しながら使うことができます。
景色は、寝室から縁側に出れば、山と川の絶景を見ることができます。次に、リビングを通って洗面所→内湯→露天風呂へ向かいます。
洗面所、内湯は詳しく説明しませんが、洗面所にあるアメニティーはメルヴィータ、雪肌精などのブランド、ドライヤーはダイソンでした。
内湯はジャグジーとなっており、何故か枕まで付いています。内湯から露天風呂へと行きます。
露天風呂
露天風呂は単純泉の温泉です。別府温泉と違って、硫黄臭はしません。2人くらいなら足を伸ばして入れるくらいの広さがあります。
個人的な感覚ですが、少し温泉の温度が高い((42℃くらい?)です。
体が熱くなってきたとき用に、露天風呂スペースに椅子が2脚用意されています。のぼせたら温泉から上がって、椅子に座ると、絶景を見ることができます。
また、囲いとして植えられている金木犀が花を咲かせて、露天風呂自体が良い香りになっています。(訪問が9月後半だったので)
露天風呂の注意点としては、「うめひびき」自体が山の中にあるため虫が多いです。蚊取り線香が焚かれていますが、バッタなどが露天風呂に現れることがあります。
虫が苦手なら、仲居さんに連絡して虫を逃してもらうことをおススメします。また、露天風呂から内湯に続くガラス扉は若干閉まりにくいことがあり、部屋の中に虫が入るリスクがあります。
しっかり、扉が閉まっていることを確認した方が良いです。
●「竜峡」の部屋内部の動画を撮りましたのでyou tubeで公開しています。
館内施設
ダイニング
「林洲」と「白加賀」の2種類のダイニングがあります。基本的に「林洲」はオープンなダイニングで本館のお客さんや、グループのお客さん用です。
一方「白加賀」は全室個室のダイニングで、基本的には別邸や離れのお客さん用です。(希望すれば、本館のお客さんでも空きがあるときのみ白加賀へ変更可能とのこと)
我々は離れ「竜峡」に宿泊しているので「白加賀」で食事しました。(夕食・朝食)
九州の素材や地元の食材を使った料理です。
●夕食メニュー
・お刺身
●朝食メニュー
・朝食セット(こういうので良い)
ラウンジ「藤五郎」
近隣は山の中なので、夕食後の時間に、お酒を飲めるお店は周囲に殆ど無いです。ゆったりと、お酒を飲みたい場合はラウンジ「藤五郎」が利用できます。
✔︎部屋でお酒を飲みたい場合は、実はラウンジ「藤五郎」のシガールーム内にお酒の自販機があります。(ビール350mlで300〜350円)
ラウンジ「藤五郎」の特徴は、併設の「梅酒造おおやま」で作った梅酒が飲めることです。1年物、3年物、3年物をウイスキー樽に2年漬け込んだ物など、さまざまなグレードがあります。
✔︎持ち帰って、或いは部屋でゆっくり梅酒を飲みたい場合は併設の「梅酒造おおやま」で購入できますが、閉まるのが早いので注意(17時まで)
なお、喫煙所は館内に2カ所しかありません。大浴場の側、ラウンジ「藤五郎」内のシガールームです。
✔︎ラウンジ「藤五郎」のシガールームは、お酒を注文しなくても利用できます。
オープンテラス
基本的に、朝食後のコーヒーやお茶を楽しむ場所です。
「響渓谷」を眺めながらのティータイムは優雅な気分になりますが、インスタ映えを望むのは難しいです。
なぜなら、朝は響渓谷の奥に太陽があるため、渓谷の写真を撮ろうとすると、モロに逆光になってしまうからです。ひとまずカメラは置いて目で風景を楽しみます。
大浴場
日中は日帰り温泉として、夕方からは宿泊客のみが利用できる大浴場があります。
特徴は、大浴場内に岩盤浴があること(無料)。
僕は部屋に露天風呂があるため、大浴場には行ってませんが、妻が行った感想をば。「なんか薄暗くて怖かったからすぐ上がってきた」だそうです。
むしろ煌々とした大浴場よりも、薄暗い方が落ち着きそうな気もしますが、僕自身行っていないのでなんとも言えません。。。
「うめひびき」の館内施設は以上ですが、以下に併設の館外施設を紹介します。
(本当は、館内施設としてフィットネスジムもあるが、コロナ対応で閉まっていました)
館外施設
宿から歩いて5分以内に行ける館外施設です。
進撃の巨人ギャラリー
進撃の巨人の作者「諌山創」さんは、実は大分県の日田市出身です。
そのため、至る所に進撃の巨人に関するポスターやグッズがあります。
奥日田の「うめひびき」併設のギャラリーでも、漫画家になった経緯や作品などを見ることができます。
(正直、宿の周りの雰囲気とミスマッチがすごくて、?!?!となりました)
梅酒造おおやま
進撃の巨人ギャラリーのそばには「梅酒造おおやま」があります。
営業時間が9時〜17時と短いのがネックですが、酒造で作った梅酒の試飲や購入をすることができる他、工場の様子を簡単に見学することができます。
●酒造内の梅酒販売コーナー
●工場
おススメは「樽仕込高級梅酒ゆめひびき」です。3年かけて造った梅酒を、ニッカウイスキーなどで使っていた木樽に入れて2年熟成させた物です。
これにより、ホワイトオークの香りが梅酒に付いて、洋酒のような豊潤な香りがします。
実際に試飲させてもらいましたが、普通の梅酒と全然違います。ウイスキー好きな人ならマストバイです。(僕も購入しました)
以上が館外施設になります。
チェックアウト後の道中に、道の駅がありますが、そこでは大分特産の「どんこ」や「栗」などの山の幸を購入することができます。
まとめ(費用など)
元々、大分旅行は計画していませんでした。
丁度、大分旅行の1週間前に北海道旅行に行っていたときに、宿泊予約サイト(Relux)から「クーポンの通知」がきました。
中身を見ると50%オフクーポン(Go To Travelとの併用で66%オフ)だったので、急遽大分旅行を企画したわけです。クーポンは妻と私の2枚分あったので、2泊3日のプランです。
✔︎50%オフクーポンは auスマートパス会員しか貰えません。auと名前についていますが、auユーザーで無くても会員になれます。(Reluxのクーポンのために、僕は会員になってます)
従って、費用的には非常に格安になりました。詳細は以下のとおりです。
旅行全体にタイトルを付けるとしたら、「ANAで行く、大分の高級宿のスイートルームを巡る2泊3日の旅」でしょうか。
費用明細(2名分)
- 飛行機(伊丹⇄大分):2万4千マイル
- 宿(ANAインターコンチネンタルのジュニアスイート、うめひびきのスイートルーム(離れ):7万5千円
- レンタカー(レンタル代、免責代、ガソリン代、高速代):1万2千円
1マイル=1.6円(スカイコインへの交換レート)で考えると、旅行代の合計は2人で12万5千円くらいです。(1人だと6万3千円くらい)
ANAの「今週のトク旅マイル」で伊丹⇄大分が対象になっていれば、飛行機代を更に半額にできましたが、急遽の旅行にしては上出来だと思います。(自画自賛)
肝心のスイートルームを利用した感想は以下の通りです。
実際にスイートルームに連泊して感じたことは「観光に使う時間が勿体ない」でした。
部屋に露天風呂がある、食事や飲み物も無料など至れり尽せりのサービスなので、宿で過ごす時間の価値が上がって感じられました。
定価で利用すると高いですが、Go To Travelや激安クーポンなどで割引が効く間に、泊まってみたかった宿に泊まり倒すのはアリだと思います。
コメントを残す