この記事では「ハレクラニ沖縄の設備とサービスを詳しく」紹介します。
ハレクラニ沖縄の「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は妻と月一くらいのペースで国内の高級宿へ安価に宿泊しています。
今回は、妻と2人で、沖縄県の本島へ2泊3日で旅行してきました。
のんびりホテルで過ごしたかったので、那覇では無く、高級リゾートホテルが集まる恩納村を宿泊場所として選択しました。
初日は、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄に、翌日は同じエリア(恩納村)にあるハレクラニ沖縄に宿泊しました。
⇒参考)【高級】ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランドの設備とサービスを徹底解明!
超高級宿であるハレクラニ沖縄の宿泊料金は、宿泊予約サイトの30%割引クーポンを使用してディスカウント(2名朝食付きで約4万2千円)しました。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でハレクラニ沖縄の良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)ハレクラニ沖縄 エグゼクティブオーシャンスイート(館内散策・部屋・食事)
【超高級】沖縄・恩納「ハレクラニ沖縄」の設備とエグゼクティブスイートルームを徹底解明!
ハレクラニ沖縄の特徴は、日本に居ながらハワイの雰囲気を堪能できることです。
ハレクラニ沖縄がある恩納村には、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄やANAインターコンチネンタル沖縄、ザ・リッツ・カールトン沖縄など沢山の高級リゾートホテルがあります。
高級リゾートホテルが密集する恩納村で、ハレクラニ初のハワイ国外のホテルとして2019年7月26日に開業しました。
ハワイのハレクラニは三井不動産の関係会社が運営しており、ハレクラニ沖縄も手がけています。
同じ三井不動産系列の帝国ホテルの会員メールでハレクラニ沖縄のことを知り、宿泊しました。
まずは、設備から紹介していきます。
設備
ハレクラニ沖縄には、3つの棟(ビーチフロントウイングとサンセットウイング、ヴィラ)があります。
- ビーチフロントウイング:最も設備が集まっている棟(大衆向け)
- サンセットウイング:クラブラウンジや16歳未満は利用不可のプールなど大人向けの棟
- ヴィラ:いわゆる離れ。広く、設備の充実した部屋が集まっている棟(セレブ向け)
3つの棟があり、全客室数が350以上もある大型のリゾートホテル「ハレクラニ沖縄」には以下の設備があります。
プール、バー、ホテルショップ、フィットネスジム、アクティビティ、クラブラウンジなど。
プール
屋外プールが4ヶ所、屋内プールが1ヶ所あります。
屋外プールは、宿泊棟のビーチフロントウイングに3ヶ所、サンセットウイングに1ヶ所あります。
メインはビーチフロントウイングのオーキッドプールです。ハレクラニのシンボルであるオーキッドがデザインされています。
カバナ(有料)や、バーが設置されており、お酒やジュースを飲みながら快適に過ごせます。
✔︎プールサイドのデッキチェアは無料で利用可能。
✔オーキッドプールの周囲に小さなキッズプールとクワイエットプールがあります。
サンセットウイングには16歳未満は利用不可のオーシャンテラスプールがあります。
サンセットウイングはクラブラウンジ付きの高級宿泊棟なので、客層も穏やかな印象でした。静かにプールへ入るなら、オーシャンテラスプールがオススメ。
屋内プールは、ビーチフロントウイング内にあり、温水です。
また、天然温泉が併設されており、カップルや夫婦の利用が多かったです。
屋内プールや天然温泉は、冬場でも利用できますが、人気のため、混雑していました。
スタッフに伺うと、チェックイン後の15時頃から混みだし、閉店時間(3-11月:18時、12-2月:20時)まで混雑が続くそうです。
チェックイン前でもインドアプールは利用可能なので、少し早めにホテルへ行って利用した方が良いです。
✔︎水着は持参必要。ガウン、ビーチサンダルはフロントで無料レンタル可能(ビーチサンダルとビーチサンダルを入れる袋は持ち帰り可能)。
バー
ビーチフロントウイングとサンセットウイングに一ヶ所ずつあります。
ビーチフロントウイングのバーは、オーキッドプールのプールサイドにあり、基本的にプール利用時の飲食用です。
一方、サンセットウイングのバー「スペクトラ」は、サンセットを眺めながら落ち着いてお酒を楽しむ大人なバーです(全41席)。
ゆっくりお酒を飲むなら「スペクトラ」がオススメです。
ホテルショップ
ビーチフロントウイングのロビー近くにあります。
ホテルのアメニティーや水着(忘れた時用)、お土産用のお菓子などが販売されています。
✔プール用の水着は購入すると16,000円くらいします。
日焼け止めなどの日用品や、スナック類の販売は無いですが、必要ならハレクラニ沖縄から徒歩5分くらいのところにあるセブンイレブンで調達できます。
フィットネスジム
ビーチフロントウイングの3階にあります。
特徴は、スタッフが駐在しており、マシンの使い方なども教えてもらえることです。
ランニングなどの有酸素運動用の機械からウェイトトレーニングなどの無酸素運動用の機械まで、幅広いラインナップがあります。
難点は、場所が分かりにくいこと。利用時はフロントスタッフに場所を聞いた方が良いです。
アクティビティ
シュノーケル、ダイビング、フィッシング、カヤック、SUP、クルージング、ヨガなどがあります。
ヨガ以外は、有料になっており、フロントでの受付の他、部屋にあるタブレットから申し込みできます。
クラブラウンジ
サンセットウイングの宿泊者のみ利用可能です。朝食、アフタヌーンティー、軽食、アルコール類などが無料で提供されます。
個人的な感想ですが、サンセットウイングに宿泊する利点は、冷蔵庫の中の飲み物が無料なのと、クラブラウンジが無料で利用できることくらい。
それだけの違いで価格が約3万円/2人くらいアップするので、コスパは良くないと思います。
部屋(エグゼクティブオーシャンスイートルーム)
ビーチフロントウイングにあるスイートルームです。サンセットウイングの部屋では無いので、冷蔵庫の中身は有料、クラブラウンジは使えません。
一方、ホテルの端にある部屋(424号室)を確保できたため、静かで落ち着いた時間を過ごせました。
部屋の構成は、リビング、浴室、寝室です。
リビング
ソファ、テレビ、テーブル、冷蔵庫などがあります。部屋に居る時間の大半を過ごしました。
冷蔵庫とテーブルが近く、使い勝手が良いレイアウトでした。
テーブルの上には、ウェルカムギフトがありました。ポテトチップスとハレクラニ沖縄オリジナルの泡盛です。
ポテトチップスも泡盛も大変美味しく、一瞬で無くなりました。
冷蔵庫周りには、ネスプレッソ、ミネラルウォーターなどがあり、これらは無料です。
滞在中に不足した場合、フロントへ連絡すれば持ってきて貰えます。
浴室
洗面台、浴槽、シャワールーム、トイレがあります。
洗面台は2ヶ所あるため、取り合いにならずに済みます。アメニティーも充実しており、シャンプー類は、英国の高級香水ブランドの「ROJA」を採用しています。
ドライヤーは高級美容室で採用されている「復元ドライヤーPro」、定価は27,500円するそうです。
バスソルトは、沖縄の石鹸工房「ラ・クッチーナ」製です。販売はハレクラニ沖縄のオーナー、三井不動産です。
浴槽は、部屋のど真ん中にあります。沸かし湯ですが、開放感のある風呂が心地よく何度も入りました。
宮古島の高級ヴィラ「rescape」を思い出しました。
⇒参考)宮古島へ1週間旅行した記事(4日目にrescapeへ宿泊)
浴槽とは別にシャワールームもあります。
天井からお湯が出てくるタイプなので、両手が空いて快適。
米国・欧州系のホテルだと、このタイプが多い印象ですが、日本では未だ未だ少ないと思います。
普及希望。
トイレはこちら。特筆すべき点は無し。
浴室の近くにWIC(ウォークインクローゼット)があります。キャリーケースやら、服、水着などを放り込んでも十分なスペースがあります。
寝室
ベッド、テラスがあります。
ベッドは国産のメーカー「ドリームベッド」とハレクラニ沖縄(三井不動産)が共同開発したオリジナルだそうです。
硬さも丁度良く、寝心地が良かったです。調べてみたらネットから購入できるようです。
価格はシングルのマットレスが206,800円、ベッドフレーム込みだと286,000円とのこと。。。
ベッドの周りには空気清浄機とタブレットがあります。
空気清浄機はパナソニックのナノイー。
タブレットはホテル情報からレストラン、アクティビティの予約、部屋の照明制御、フロントへの連絡まで出来る万能機でした。
このタブレット機能は素晴らしい。他のホテル・旅館にも導入してほしい。
テラスからは恩納村の海を一望できます。ロビーから離れているので静かにコーヒーやお酒を飲みながら黄昏れることができます。
✔︎ロビーの近くの部屋は、プールで遊ぶ人の声が気になるとの口コミあり。
風呂(大浴場)
大浴場は、ありません。
食事(朝食のみホテル)
ディナーは館外で、朝食はホテルで食べました。
ホテルでは4つのレストラン(以下)がディナー営業しています。
- シルー(イノベーティブ):56席
- 青碧蒼AOMI(日本料理):36席
- キングダム(ステーキ&ワイン):112席
- House without a key(オールデイダイニング):180席
客室数は360室ですが、全てのレストランの席を足し合わせても360席しかありません。
1部屋あたり1席しか用意がないため、レストランの席数が不足し、利用できない可能性があります。
前日に宿泊したハイアット瀨良垣も同じですが、客室数に対してレストランのキャパが足りていない印象を受けます。
ホテルのレストランが利用できない場合は、ハレクラニ沖縄から徒歩5分の距離にある沖縄料理屋「かふう(本店)」がオススメ。
朝食も混雑しますが、レストラン「House without a key」はビュッフェ形式のため、待ちさえすれば必ず利用できます。
ディナー
沖縄に2店舗あり、2号店がハイアット瀬良垣の目の前、本店はハレクラニ沖縄の近くにあります。
前日、ハイアット瀨良垣でも「かふう(瀨良垣店)」で夕食を摂りましたが、非常に美味しかったので、翌日は本店へ伺いました。
本店も2号店と同じメニューでしたが、相変わらず美味しかったです。
当日は予約で満席になっていたようで、予約無しで訪れた客は断られていました。
かふう本店の周辺はハレクラニ沖縄を始め、ザ・リッツ・カールトン沖縄、EXES恩納など多数のリゾートホテルがあるため、そこから流れてきた客が多いのだと思います。
朝食(House without a key)
朝食は3つのレストラン(シルー、青碧蒼AOMI、House without a key)があります。
シルーはアメリカン朝食、青碧蒼AOMIは和食、House without a keyはビュッフェです。前日、宿泊したハイアット瀨良垣と食べ比べをしてみたかったので、ビュッフェのHouse without a keyを選択しました。
朝8時に一度、訪問しましたが長蛇の列ができていました。
そこで10時半に再訪すると、空いていました。House without a keyの朝食は14時まで利用できるので、遅めの朝食にすると並ばずに済みます。
飲み物はオーダー制になっており、スタッフに注文する方式で、何杯でもお代わり可能です。
個人的には、カフェラテとオレンジジュースが美味しかったです。
食事は、地域毎の様々な料理があります。
ハワイ、沖縄、中国、日本、インド料理などがありました。
特に、沖縄料理(テビチや沖縄そばなど)とハワイ料理(パンケーキ、ポキなど)が美味しかったです。
パンケーキはハワイのハレクラニの名物となっており、ほぼ同じ味が再現されていました。
デザートもデパ地下並みに美味しかったですが、総合すると、個人的には料理の量、質ともにハイアット瀨良垣の方が上だと感じました。
価格
宿泊予約サイトのReluxから予約して、「エグゼクティブオーシャンスイートルーム」で朝食付き2名で41,798円でした(日曜泊)。
3月の日曜泊を公式や他の宿泊予約サイトと比較すると2名で74,298円/人程度安く宿泊できました。
今回は「Relux」の30%オフクーポンが利用できたので、公式や他の宿泊予約サイトと比較して、かなり節約できました。
加えて、Reluxのポイントバックが5,016円分(12%)とPontaポイントが418円分(1%)還元がありました(ポイントバックの10%増量キャンペーンの対象となっていました)。
上記の割引方法は以下の参考記事に記載しています。
「ハレクラニ沖縄」は宿泊予約サイト経由で予約した方が安かったです。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
以上が「【超高級】沖縄・恩納「ハレクラニ沖縄」の設備とエグゼクティブスイートルームを徹底解明!」でした。
その他の沖縄県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)沖縄の観光記事まとめ
コメントを残す