「妻の地元の高知へ4泊5日の帰省がてら、馬路村などの観光とグルメを楽しむ旅行記」。
前々から柚子で村おこしに成功した馬路村に行ってみたいと思っていました。
高知は柚子の生産量が約1.1万トン/年と全国シェアの約53%を占めており、その中でも馬路村は柚子の名産地として有名です。

「ごっくん馬路村」、「馬路村のポン酢」などの柚子を使った商品で人口1,000人の村なのに30億円以上を売上げている隠れリッチな村だからです。

高知の山奥で年間800トンもの柚子を生産しており、その様子を見学できる立派な施設もあるらしいということで行ってきました。

<スケジュール>
今回も引き続きディープな高知の観光スポットとグルメをお届けします。
※過去の高知訪問の記事は以下
⇒参考記事)
⇒参考動画)
【旅行記】馬路村で柚子を楽しみながら高知名物を食べ尽くす4泊5日|鍋焼きラーメンまゆみ、一釣など
高知は2018年頃から観光地化が進み、市内では「高知駅の案内所とさてらす」、「オーテピア」や「道の駅とさのさと」など次々と新しい施設が建っています。
宿泊先では2022年に足摺パシフィックホテル花椿をリノベーションした「The Mana Villege」や星野リゾートの「OMO7高知」などのホテルも増え、観光地として注目が集まっています。
2023年には植物学者「牧野富太郎」の人生をテーマにしたNHKドラマ「らんまん」が放映され、牧野植物園は、過去最高の観光客数を記録。
2025年には高知県出身の漫画家であるやなせたかしさんと妻の小松暢さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」が放映され人気を博しました。
人気上昇中の高知ですが、今回は高知県民ですら行くかどうかというディープな観光地を紹介します。
1日目(たちばなでディナー)
仕事あがりに高知入り。今回はレンタカーを借りて関西から高知へ向かいます。
兵庫の垂水ICから高速道路に乗って約3時間で高知に到着。高速料金は7,660円(ETC割引)でした。
レンタカーを妻の実家に置いてはりまや橋近辺で晩御飯を食べに行きます。

高知の繁華街であるはりまや橋近辺は、酒と肴 盃(まるはい)、すごろくなど美味い居酒屋が揃っています。


しかし、金曜日の夜のため何処も満席で有名どころは厳しそうな雰囲気。お店を探して蓮池町近辺をふらふらしていると経験的に良さげなお店を発見。
滋味創菜たちばな(海鮮の名店)

「魚・海鮮料理」と「日本酒」とのマッチングが上手で土佐の地酒と料理に合うお酒を提案してくれます。

魚料理は刺身盛り合わせ、カツオのタタキ、清水サバ(サバ寿司)など、地元の鮮魚を使った品が評判。


店主は土佐清水出身と高知の方であり京都の寿司屋で修行を重ね、再び高知へ戻ってお店を立ち上げたそうです。
飾りつけ、味付けなど料理技術の端々に京都らしさを感じますが、海鮮は京都よりも圧倒的に鮮度が良いため絶品。


「京都の加工技術」×「高知の新鮮な海鮮」が組み合わさった非常にハイレベルな料理でした。
高知は素材で勝負するお店が多く、観光で来ると2〜3日あたりで少し飽きてくることがあり、ちょうどそのタイミングで利用するのにピッタリなお店だと思います。
店内は落ち着いた雰囲気であり「小料理屋」的。静かに少人数で飲みたい時に良いです。席数が少なく地元民にも人気のため予約は必須です。

2日目(馬路村、柳憲など)
まずは馬路村へ訪問し、高知市へ戻って柳憲で晩御飯の予定。
馬路村
馬路村は人口1,000人と小規模ながら柚子の生産(年間800t)により、村としての売上が30億円を超えるリッチな村。

ちょっと大きなスーパーへ行けば、ごっくん馬路村、馬路村のぽんず醤油などが販売されており全国的な知名度もあります。
四国山地の豊かな自然に囲まれ、森林率は約96%と非常に高く、清流・安田川が流れる水と緑の美しい村として知られています。

元々、名物が無かった村ですが、1963年に東京の人は柚子が好きという話を聞いて柚子の生産を開始。その読みが当たり、1993年には売上10億円、2005年には売上30億円と急成長。
村おこしの成功例として全国的に注目されており、ゆず関連の商品開発やブランド戦略で「ゆずの村」としての地位を築きました。
長閑な村には柚子マネーで作られた見学可能な最先端の柚子工場や研究所があり、村限定の柚子商品などを販売する店舗が並ぶなど活気があります。

まずは柚子工場を見学。ゆずの森と書かれた看板の奥には林道があり進んでいくと、ガラス張りの立派な建物がありました。

ごっくん馬路村の工場と研究所です。
柚子製品の製造工程や出荷場、新商品の研究・開発室などをガラス張りの通路から見学でき、歴史や商品についての学習もできます。
更には、ごっくん馬路村の試飲もあり子供から大人まで楽しめる施設になっています。
見学は予約不要・無料とのことで実際に訪問してきました。

施設に入ると2階で見学の受付をするようです。

階段を登ると立派なロビーと事務所がありました。施設への投資は約25億円だそうです。


受付を済ませると柚子ジュースの試飲がありますが好きなだけ飲んで良いそうです。冷たくて柚子の香りが立った美味しいジュースです。

yuzuという柚子とはちみつ6倍濃縮タイプを使用しており、販売所で購入も可能。美味しくて割安だったので購入(自宅でカクテルを作る時に使用)。
ロビーの隅には柚子の加工品を製造するための圧搾機が並んでいました。

ユズの鬼と言われた川北氏が考案し年代ごとに改良されて現在の構造になったようです。

果汁を搾り尽くす効率と速く絞る効率、衛生面を追求した造りになっています。

すぐそばには馬路村が開発した商品が並んでいました。ごっくん馬路村を筆頭としてポン酢、シャンプー、お酒など数十種類ものラインナップ。

ごっくん馬路村の製造ラインと出荷場を見学します。
年間600~700万本も生産されているヒット商品のため、製造ラインと出荷場は非常に大型。

製造ラインには中身を入れるタンクと商品を搬送するコンベアがいくつも並び、出荷場は何百ものカゴとダンボールが積まれています。

見学通路の奥にある看板には人口が1,000人の村と書かれていますが、巨大な製造ラインと出荷場とのギャップがすごいです。

また、新商品の開発専用の研究室まで完備されています。

液クロなどの装置が導入されていたり、学会発表のポスターも掲示されていることから本気加減が伺えます。

工場見学後、柚子商品の販売所へ。工場で展示されていた全国展開の商品はもちろん、ここにしかない限定商品も購入できます。

様々な商品がありますが、特に注目したいのがポン酢と柚子の酢(ゆのす)。この2点は少なくとも高知県でしか購入できません。
馬路村のポン酢は添加物不使用、柚子の量2倍のものなど6種のラインナップがありますが、オススメは組合長のポン酢。

添加物不使用ですが、かつお出汁など天然の旨みを使用しているので複雑で上品な味わいに仕上がっています。
柚子の酢は柚子から作った酢です。

ネット通販やスーパーなどでも入手できる場合がありますが、他の柑橘類や出汁などが加えられている場合が多いです。
高知で販売されている柚子の酢は、ほぼ全ての商品が柚子果汁100%です。
柚子酎ハイなど他の商品も含め7千円ほど買い物して馬路村の散策へ向かうため外に出ます。

販売所の横にアンティークな雰囲気のパン屋(うまじのパン屋)がありましたが、残念ながら本日の営業は終了。


馬路村の温泉、ミニチュアの鉄道などを見に行きます。
まずは馬路村の温泉へ向かうべく歩いていましたがGoogleマップを見ると約1km離れており、車での移動に変更。
馬路村温泉は「コミュニティセンターうまじ」という宿泊施設にある日帰り温泉の別称です。

全15室の宿泊施設には大浴場、プール、レストラン、売店などが設けられており例年11月開催の「ゆず祭り」の際には予約困難になります。

レストランはランチ営業とディナー営業をしており、馬路村のゆずを使用した食事が頂けます。

今回は残念ながらランチ営業終了の直後であり利用できませんでした。

馬路温泉の近くに水力を動力とするケーブルカーがあります。

柚子が名物となる前の馬路村では林業が盛んであり、ケーブルカーを用いて伐採した材木を山から地上へ降ろしていたそうです。
今では観光客を山の上の展望台へと運ぶ役割になっており、400円/大人で利用可能です。
また、少し離れた場所に森林鉄道があります。昔はケーブルカーで地上へ降ろした材木を移動させるのに利用していました。

ディーゼルエンジンの機関車であり、今では観光用の列車として活躍しています。600円/大人で利用可能。
自然と調和しながら発展を続ける馬路村は近代的な側面を持ちながら昔ながらの良さもある素晴らしい村でした。

唐浜

馬路村のある安田町は元々、林業が盛んな町でした。
そのため主な観光地が森林鉄道向けの隧道くらいだったのですが新たな観光地ができました。

ここにはスペインで最も美しい街と紹介されるモンテフリオ町をイメージした建物が映えるとのことでSNSで人気になっている休憩所(唐浜休憩所)があります。

2018年に安田町は姉妹都市協定を結んだ理由は両者が「人の営みと自然が調和した美しい景観を持っている」との理由からスペイン・モンテフリオ町と姉妹都市協定を結びました。

小規模な街ながら、安田町は柚子、モンテフリオ町はオリーブを基盤として農業をきっかけに地域活性化を目指しています。
姉妹都市協定を記念して2020年末にこの唐浜休憩所は作られました。

柳憲(高知市内)
はりまや橋の駅で降りて京町商店街にある柳憲という土佐郷土料理屋で食事します。

高知の海・山・里の食材を活かし、旬の素材を使用した料理を提供しています。
カツオのタタキはもちろん、地元民には唐揚げの美味い店として認知されています。

店主は高知の漁師町「宇佐」で漁師の息子として育ち、魚の目利きが上手い。
宇佐須崎直送の鮮魚を海洋深層水の活き生簀で管理する信頼のおける店です。
店主はかつて高校野球の春季選抜大会で優勝した経験があり、その後の人のつながりから著名人にも知られています。

海外で野茂選手と一緒にリムジンに乗ったことがあるなどの噂を地元民から聞きました。
付きだしのアサリの肝和えで期待が高まります


分厚くて色味の綺麗なタタキの上に、ニンニクとわさび、玉ねぎを乗せて頂きます。
新鮮だけど藁の香りが立っていて美味い!

鯖の棒寿司は脂の乗った鯖と酢の締め加減が絶妙。
土佐巻きとはカツオのタタキを米で巻いたものでニンニク、青ネギ、大葉も巻かれています。

衣が薄くサクサクで美味しい。

いかに衣を薄く揚げるかで美味さが決まる。

高知県工業技術センターが開発した酵母(CEL24)を使用し、独特のフルーティさを備えています。
食後のデザートが食べたくなりました。
パサージュ1141(高知市内)

スペインのバルをイメージしたスイーツ&ピザバルとして営業するパサージュ1141。
スイーツはバスク風チーズケーキ、ピザはマルゲリータが人気。
1人でも入りやすい雰囲気ですが人気店のため、夜でも混んでいます。

スペインのサンセバスチャンのラヴィーニャのチーズケーキを再現。
店内でもいただけますが、持ち帰りも可能です。

良い焼き色しており、真ん中がとろとろで絶品でした。

ラーデベルガーというドイツのピルスナービール。

さっぱりしているので、〆の一杯にちょうど良い。
屋台の撤去で店舗へ移転した松ちゃんに行きます。
「まるはい」などの名店が並ぶ高知55番街。

同じく屋台の名店だった「じゅんちゃん」も店舗になっていました。

松ちゃんはグリーンロードという屋台通りで営業してましたが2024年3月に撤退し、同年の5月から店舗での営業を再開しました。

並んでいる間に高知在住の妻の母オススメの居酒屋を紹介します。
松ちゃんの横にある「月のねどこ」です。

エスニック系の料理がメインですが「四万十美鮮豚肩ロース塩こしょうステーキ」「四万十ポークスペアリブ煮込み」など地元食材を使用したメニューが人気。

飲み放題付きで4,000円以下のコースがあるなどコスパが良い。
ウェイティングボードを見るとそろそろ呼ばれそう。
松ちゃん(高知市内)
松ちゃんは餃子が有名ですが、実は醤油ラーメンも美味い。

鶏ガラベースのあっさりとした味わいですが、コクがあって屋台時代と変わらぬ美味さ。
高知ならではの揚げ焼き餃子で、外はパリパリ、中はとろりとした味わい。

ラードで揚げ焼きしているのでガツンとした味わいが最高。
移転前は良く通っていたバールバッフォーネ。日本一と評されるジェノベーゼを提供してくれます。
未だ22時前なので、とさでんが動いています。
3日目(日曜市、縁屋、一釣など)
本日は日曜市、ランチが美味い縁屋、海鮮のコスパが最高の一釣でディナーします。
日曜市
高知の日曜市は1690年に始まった伝統ある市場です。

高知市内のど真ん中が歩行者天国になり、高知の美味いもんや生鮮食品が並びます。
高知名物の「いも天」。国産の金時系のさつまいもを50年以上の門外不出の衣で揚げています。

外はカリッと、中はふわりと甘いいも天は観光客にも人気。特にここ10年くらいで客足が伸びてきたように思います。

甘じょっぱい芋けんぴも美味いですが、個人的には芋屋金次郎のが好きです。

高知は根菜や果実といった日持ちする名物が多く観光客でも買いやすい。5月の果物だったら「小夏」が旬です。

「高知発祥のフルーツトマト」も見逃せません。糖度が高く、苺よりも甘い。

特に海水がしみ込んだ土壌である徳谷というエリアで作られたトマトが最高。過酷な環境で育つことで甘みと旨味が濃縮されています。
全国的に知る人ぞ知るトマトですが、県外で購入すると高い。日曜市なら安価に購入できるので、自宅用・贈答用ともにオススメ。

ちりめん系も名物です。イワシの稚魚がどこでも獲れるので美味いし、価格も安いです。


4月末に開催される赤岡町のどろめ祭りではイワシの稚魚とお酒がたくさん楽しめます。
柚子酢(ゆのす)がありました。未開封だったら半年から1年は風味が落ちないのでお土産にも便利です。

高知駅に立ち寄りましたが、よさこいのイベントをやっていました。本番は8月ですが、5月くらいから練習を開始するところが多い。

今、おどっているのはタキオンというチームです。
高知駅の近くにある鍋焼きラーメン「千秋」。何度か食べたことがありますが、ここは美味いです。

縁屋(土佐山田)
2024年3月にオープンした身体に優しい無添加・オーガニックランチが楽しめる人気のカフェでランチします。

日替わりランチがあり、味のクオリティが高いです。
店内は、ステンドグラスやアンティークな家具が配置された落ち着いた雰囲気。

本日は5月4日なので日替わりのメインはサラダチキン。オーガニック野菜を使用しています。

テーブル上にある砂糖は沖縄や鹿児島で栽培されたさとうきびから作られています。


サラダチキンも野菜たっぷりで健康に良く、山菜や白和え、オニオンリングなどヘルシーです。
調理時も添加物を一切使用していないと仰っていましたが、抜群に美味いです。

国産の米粉と一部に国産の小麦を使用しており、サツマイモの優しい甘さがしみわたります。
一釣(高知市内)
高知放送の番組でプロが選ぶ魚の美味い店ランキング1位を取得した居酒屋であり釣り好きの店主が大阪から高知に引っ越して2008年に開業したお店。

店主が自身で釣った魚を刺身で提供することもあります。観光客はもちろん、地元民にも人気のため予約は必須。
土佐料理に拘り、土佐巻きや四万十の料理、うつぼの唐揚げなどが人気です。
一人前で5~6種×大きな刺身が2切ずつとかなりボリュームがあります。
分厚くカットされた刺身が到着しましたが、これで1人前(2,000円)です。

鮮度が良すぎて笑いが出るほど美味いです。

柚子の香りが加わりさっぱりとした味わい。
えんがわのコリコリした食感とわさびのコラボが美味い。


薬味が大量に乗っておりさっぱりとした味わい。

うろこを立たせてカラッと揚げています。

鮮度の良い魚と工夫を凝らした一品料理の質が高かったです。
ボリュームがあるので割安に感じました(5千円/人くらい)。
ひろめは相変わらず大盛況。

4日目(鍋焼きラーメンまゆみ、道の駅なかとさ)
本日は須崎で鍋焼きラーメンを食べて、道の駅「なかとさ」でカフェします。
高知の東側の高速道路は無料ですが、西側は有料区間が多い。須崎で高速道路を降ります。
鍋焼きラーメンまゆみの店
鍋焼きラーメンの元祖「谷口食堂」の味を追求しており、一晩寝かせたタレ、四万十の親鶏ガラ、玉ねぎをたっぷり使ったスープが美味い。

1989年の創業以来、2025年で75歳を迎える女将「澳本まゆみさん」が切り盛りしています。
人気店のため並びが発生しており、ウェイティングボードに記名して待ちます。
壁には歴史を感じさせる新聞記事や有名人と店主の写真が飾られています。

ちなみに高知の居酒屋でよく見かける「たっすいがは、いかん」は酒の席だと「薄い酒じゃいかん」という意味になります。

鍋焼きラーメンの通常メニューは6種ありますが、限定メニューもある。
高知のブランド鶏「土佐ジロー」を使った限定の鍋焼きラーメンを注文。
土鍋を開けると熱々の鍋焼きラーメンが登場。鶏と醤油の良い香りが広がります。

具材は鶏とちくわ、ネギ、生卵です。
細めのストレート麺を短時間で茹でており、コシがあります。
玉ねぎの甘さと鶏の旨味がしっかりと溶け出た極上スープ。
途中から卵を崩して麺と絡めて頂きます。

そして〆はご飯を注文して雑炊。スープを残しておけば、厨房で雑炊を作ってくれます。

熱いので冷まして食べないと咽ます。
雑炊が美味すぎなので、必ず注文した方が良いです!

オンラインでも、お取り寄せできるようです。

道の駅「なかとさ」
漁師町というコンセプトを活かして2017年にオープン。地元の農産物・鮮魚・お土産の直販所や生簀の魚介を購入できる店、高知の苺を使用したスイーツを食べられるお店など様々な店舗があります。

高知産の苺のスイーツを食べるため風工房というカフェへ向かいます。

地元の苺農家と密接に関わっていて、12月~6月ごろは「完熟生イチゴ」をふんだんに使ったスイーツを提供しています。
苺ソフトとケーキ、コーヒーを注文。
完熟苺のケーキが甘くて美味い。

ソフトクリームは苺ソースやピューレを使った濃厚な味わい。

ちなみに、別のお店ですがカツオソフトクリームもあります(食べたことあります)。

直販所「マルシェなかとさ」では中土佐町の地のものが販売されています。

右の生簀に入っている見慣れない貝はヒオウギ貝。

高知では長太郎貝として日常的に食べられています。
中土佐の小川製塩所が海水を原料に、火入れをせず太陽光だけで2か月かけて作った塩。

上に見える建物へ向かいます。

黒潮本陣という宿で、全室 太平洋側(海側) を向いていて、どの部屋からも海の眺めが楽しめるのが特徴。ここからの景色はとても綺麗で何度も見に来ています。


黒潮本陣は2023年4月に全面リニューアルオープンしています。太平洋の海水をくみ上げて沸かした汐湯の露天風呂が名物。
中土佐を一望できる景色も相まって、日帰り入浴が人気(700円/大人)。

天天丸(土佐街道にある回転寿司)
香川県を中心に四国で展開されている回転寿司「天天丸」

高知県でも2020年に出店し、ネタが大きいため地元民に大変人気と伺っています。

高知の魚を使用した独自メニューもあります。

価格も安価
確かにそこらの回転寿司よりもネタが大きいです。
天天丸の名物「だし巻き卵」

高知の名物ではないですが、美味そうだったので頂きます。
出汁がたくさん入っていてプルプルの食感が堪りません。
平成26年の環境省統計局の調査によれば高知は人口当たりの寿司屋が最も少ない県。高級で美味い寿司屋はありますが、手ごろなお店は少ない印象。
高知で寿司が食べたくなったら選択肢の一つになると思います
まとめ
これまで何度も高知へ帰省していますが、やはり楽しい。
自然豊かな観光地と美味い食事。ときどき驚かされる尖った名物。
何処か昭和の面影を残す癒しの高知へぜひ「きいや」。
以上「【旅行記】馬路村で柚子を楽しみながら高知名物を食べ尽くす4泊5日|鍋焼きラーメンまゆみ、一釣など」でした。
以下は、宿泊費を削減する方法の詳細(記事)。
⇒参考記事)宿泊料金を安くする手段:年収が高くなくても、高級ホテルに安く宿泊する方法!
⇒参考記事)クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】
高知のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)高知の観光記事まとめ
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