関西から3泊4日で草津温泉まで旅行する記事の中で、紹介しきれなかった現地(金沢、軽井沢、草津温泉)のおススメの観光と注意点を纏めた記事です。
⇒関西からアクセスの悪い「草津温泉までのんびり旅行」の全体記事はこちら
3日目に軽井沢から草津温泉へ草津交通バスで行き、観光したときの記事になります。
草津温泉編:関西から草津温泉までのんびり旅行
観光内容
軽井沢駅からバスに1時間ほど揺られ、草津温泉バスターミナル(BT)へ。軽井沢から草津温泉は思ったより近いです。
草津温泉といえば、写真で良く見る「湯畑」。草津温泉へ旅行する目的の半分は湯畑を見るためです。
時刻は12時、翌日は9時には草津温泉を出発しなくてはいけないため、滞在時間は短いです。
宿泊予定のホテル(ナウリゾート草津温泉)へ荷物を預けに行きたかったのですが、湯畑から1km以上もあるので、草津温泉BTにあるコインロッカーへ預けます。(600円)
✔草津温泉BTのコインロッカーは大きいです。80Lサイズのキャリーケースでも十分に収納できるサイズです。
コインロッカーに荷物を預けたら、まずは待ちに待った「湯畑」へ。草津温泉BTから坂を下って、徒歩5分くらいのところにあります。
湯畑に近づくに従って、強烈な硫黄臭がしてきます。硫黄臭フェチには堪りません。(登別や別府などよりも強烈)
圧巻の大きさです。幅20m、長さ60mある湯畑には、源泉がザブザブ流れています。湯畑の目的は大きく2つあります。
- 60℃の源泉を冷やして、人が入れる温度に調整。
- 売り物となる湯の花の採取。
観光用の設備ではなくて、ちゃんとした役割があったことを初めて知りました。
湯畑のお湯の出口
また、湯畑周辺には沢山のお土産屋や、セブンイレブンまであります。
お土産屋での買い物で注目したいのが、こんにゃく芋から作った焼酎と、湯の花です。こんにゃく芋は群馬県が全国生産量No.1で、それを原料にした焼酎が作られ、販売されています。
お土産のお酒を買った酒屋では「萌えおこし」のキャラが。上高地にしろ、草津温泉にしろ、こんなんせんでも観光客きてはりますやんと思ってしまいます。
また、湯畑から取った湯の花は大変貴重です。個人の意見ですが、これらはお土産として渡すのにベストチョイスだと思います。
湯畑周辺を30分くらい、うろうろして「外湯巡り」へ向かいます。草津温泉の外湯を3か所(御座之湯、大滝乃湯、西の河原露天風呂)巡れる「三湯めぐり手形」を事前購入していましたので使います。
本来は3か所で2100円しますが、この手形を購入すると1600円で済むというお得手形です。(旅行会社のプランで1000円で購入できました)
まずは一番広い西の河原露天風呂へ向かいます。湯畑から歩いて15分くらいのところにある外湯です。
道中には、足湯が何箇所もあります。
西の河原露天風呂に到着です。お風呂の中を写すことはできませんが、とにかく広い。公式サイトの情報によると男女の露天風呂合わせて500m2の広さがあるそうです。幅20m、長さ25mのプールくらいの大きさです。
深さは無いので、小さなお子さん連れでも安心して利用できます。(人が居なければ泳げる)
個人的には、この後行った御座之湯よりも広くて好みです。
✔ただし、洗い場はありません。
温泉から上がったら、湯冷めしないうちに、湯畑の広場の近くにある御座之湯へ移動します。
御座之湯は西の河原露天風呂と違いこじんまりとした外湯です。その分、洗い場や、上がった後の休憩所など、設備面では優れています。
✔︎草津温泉は「強い酸性(pH2)」の温泉です。そのおかげで強い殺菌作用を持ち、入った後に真水で洗い流さない方が効能に期待できるとの案内もあります。
一方、肌の弱い人にとってはダメージになりかねます。肌がヒリヒリしてきそうだったら、御座之湯の洗い場で温泉を良く洗い流すことをおススメします。(ガチです)
御座之湯から上がった後に、妻が肌の不調を訴えたため、一度ホテルへ戻って肌に残った温泉成分を洗い流すことにしました。
少し時間をおいたら、マシになったようでホテルで晩御飯を食べた後、夜の湯畑のライトアップを見に行きました。
湯畑が赤、緑、青など様々な色に照らされて綺麗です。
昼間は人で賑わっていた湯畑周辺ですが、夜は落ち着いています。みんな宿でのんびりしているのでしょうか。
21時前後にもなると、大抵のお店は閉まってしまうため、我々も晩酌用のお酒やお土産を買って、宿でのんびりすることにしました。
宿の温泉へ移動中に、ふと目に留まった絵がありました。(絵に特徴ありすぎて)懐かしいなぁ。
翌日、草津温泉BTから行きと同じ経路で関西へ帰って、この旅を終えました。
だらだらと旅行日記を書きましたが、草津温泉観光していて気付いた注意点を以下に纏めましたので、参考にしてください。
観光の注意点(服や装飾品が腐食する恐れ)
草津温泉は日本三名泉の1つに数えられるほどの名湯です。(残り2つは下呂温泉と有馬温泉)特徴は「どぎつい酸性」であること。
「pH2」というレモン汁並みの酸性です。おススメはできませんが、温泉を口に含んでみると、信じられないくらい酸っぱいです。
この「どぎつい酸性」の温泉は殺菌効果も高く、アトピー性皮膚炎などの皮膚病の温泉療法にも使われるほどです。
温泉としては非常に優秀な草津の湯ですが、温泉街を歩くときには服装に注意が必要です。
まず、高級な天然繊維の服を着て行かないこと。繊維が酸でダメージを受けます。次に金属製の装飾品は付けないことです。錆びます。
また、泉質とは関係ないですが、草津温泉は思いの外広く、中心の湯畑から歩いて15分程度の距離まで温泉街が広がっています。坂も多いため、歩きやすい格好の方が観光しやすいです。
食事の注意点(湯畑に食事処が集中)
もし、晩御飯を温泉街の居酒屋(焼き鳥、蕎麦、日本酒など)で済ませる場合は、なるべく湯畑そばの宿(奈良屋、大東館など)を予約した方が良いです。
湯畑から離れた宿も多くありますが、温泉街が広いため、宿までの距離が遠い場合が多いこと。坂が多く、歩いての移動がしんどいことが理由です。
注意点ばかり書きましたが、もちろん金沢も軽井沢も草津温泉も素晴らしい観光地です。特に草津温泉は、一度は絶対行っておくべきだと思います。
関西からだとアクセスが悪いために、行くのを諦めている方も多いと思いますが、3連休や4連休などのタイミングを利用して、のんびり行ってみることをおススメします。
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