この記事では「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド(以下ハイアット瀬良垣)の設備とサービスを詳しく」紹介します。
「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は妻と月一くらいのペースで国内の高級宿へ安価に宿泊しています。
今回は、沖縄で1番気に入ってる季節「春」に、妻と、本島へ2泊3日で旅行してきました。
宿泊予約サイトの20%割引クーポンとポイント還元11%のプランがあったため、高級宿の「ハイアット瀬良垣」に宿泊することにしました。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でハイアット瀬良垣の良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)ハイアット リージェンシー瀨良垣アイランド沖縄(館内散策・部屋・食事)
【高級】沖縄「ハイアット瀬良垣」の設備とサービスを徹底解明!
ハイアット瀬良垣の特徴は、島全てがリゾートホテルになっていることです。
恩納エリアにはANAインターコンチネンタル、ハレクラニ沖縄、ザ・リッツ・カールトン沖縄などの超高級宿もありますが、島全体がホテルになっているのはハイアット瀬良垣だけです。
そのため、周囲に建物が無く海が綺麗に見える、プライベートビーチがあるなどの良い点があります。
ハイアット瀨良垣は2018年に、ハイアット国内初のビーチリゾートとしてオープンしました。瀨良垣島の上にホテルを建て、沖縄本島と橋で結ぶ大がかりなプロジェクトだったそうです。
実際にホテルへ訪問すると、海の美しさが映え、プライベートが担保されている高級ホテルという印象を受けました。
まずは、設備から紹介していきます。
設備
客室数は344室と大型ホテル並みながら、共用部分は小型です。
トゥクトゥク、プール、バー(ロビー、シラカチ)、テラス、ホテルショップ、フィットネスジムなどの設備がありますが、混雑気味です。
✔レストラン(セラーレ)は「食事」の箇所で紹介します。
トゥクトゥク
ホテルがある瀨良垣島と、本島を往復する際の移動手段として利用できます(無料)。
例えば、セルフパーキング(1,000円/台)を払い、本島にある駐車場に車を停めた後、トゥクトゥクに乗ってホテルへ向かいます。
✔ホテルのフロントで車を降りて、スタッフに駐車場へ車を駐車して貰うバレットパーキング(2,000円/台)もできます。
早朝7時から夜22時半まで駐車場とホテルの入口を巡回しているため、使い勝手が良いです。
また、トゥクトゥクに乗りながら見る、沖縄のサンセットがとても美しく、用は無くともアトラクションとして乗ると楽しいです。
プール
ハイアット瀨良垣には、屋外プールと屋内プールがあります。特徴は、何処のプールでも映えることです。
屋外プールは、3種類あります(グスクプール(メイン)、ラグーンプール(海水プール)、瀨良垣ビーチ)。
グスクプールは、比較的水深の浅いプールです。プールサイドバーで、お酒や軽食を食べながらダラダラできます。
ラグーンプールは、海辺に人工的に作ったプールです。ビーチをイメージしており、砂浜模様や、プールの水に海水を使用しています。
波が無い、急に深くなる場所が無い、クラゲに刺されないなど、実際の海よりも安全に遊べます。
瀨良垣ビーチは、ハイアット瀨良垣のプライベートビーチです。本島側と瀨良垣島側に、それぞれビーチがあり、宿泊客のみ利用可能です。
屋内プールは、20mプールとジャグジー風呂があります。屋外プールは3月後半~11月中旬までしか利用できませんが、屋内プールは年中利用可能です(温水)。
実際に3月中旬に屋内プールを利用しましたが、暖かかったです。
余談ですが、プールサイドのエリアにはチャペルもあります。結婚式を挙げておられる方を数組見ました。写真映えするため人気だそう。
ロビーバー
レストラン(セラーレ)の横にある、バーです。全席カウンター席になっており、主にモエ・シャンドンを取り扱っています(オリオンビールもある)。
レストランで食事をした後や、待ち合わせのときに、一杯だけ利用される方が多いそうです。
個人的には、モエ・シャンドンとビールなら、わざわざバーで飲む必要も無いと思い、シラカチバーを利用しました。
シラカチバー
2階にあるバーです。レストラン(シラカチ)の中に組み込まれていますが、レストラン側とは壁で区分されているため、騒がしさはありませんでした。
特徴は、店内のカウンター席や、バーと隣接しているテラス席から、サンセットが綺麗に見えること。
3月中頃の訪問だったため、カウンター席で季節の果物を使ったオリジナルカクテルを頂きました。
苺を使ったカクテルでしたが、マティーニのようなドライなテイストで美味しかったです。
サンセットの後は、カウンター席に蝋燭が灯されて大人な雰囲気になっていました。
テラス
バーと直結しており、テラスで注文したお酒を飲めます。
テラスの特徴は、ハワイを彷彿とさせるサンセットが美しいこと。
コロナのせいでハワイには、しばらく行けておらず、懐かしく感じました。
ホテルショップ
特徴は、商品ラインナップが充実していることです。
お酒、おつまみ、カップ麺、お菓子から日用品までコンビニ並みの品揃えです。
価格は、コンビニよりも20〜30%程度高いですが、ホテルの売店としては、良心的な価格設定です。
✔一部では超高級なお酒も販売しています。
小さな子供を連れた家族や、レストランが満席で予約できなかった人などが、カップ麺やお菓子を買っているのを見ました。
✔︎レストランが満席になる理由:客室数が多い割に、レストランの席が少ない(400席程度)ため。
場所は、客室棟のエレベーターを降りて直ぐの場所にあり、部屋からのアクセスに優れています。
フィットネスジム
室内プールの傍にあります。
特徴は、J○y Fitなどの本格的なジム並みの設備が整っていることです。
設備的には優れていますが、少し狭いこと、海でのアクティビティを楽しむ人が多いなどの理由で、利用者は少ないようです。
余談ですが、プールやフィットネスジムは、客室から専用のエレベーター(シーサイドエレベーター)でアクセスできます。
部屋で、館内着、水着、スポーツウェアなどのラフな格好に着替えて、そのままの格好で行けます。
続いて、部屋の紹介です。
部屋(スタンダードツインルーム)
ハイアット瀬良垣には宿泊棟が2つあります。
1つが瀬良垣島にある「ザ・アイランド」、もう1つが沖縄本島にある「ザ・ビーチハウス」です。
ザ・アイランドの客室数は320室と多く、部屋も狭いタイプ(38平米〜)が多いです。
一方、ザ・ビーチハウスの客室数は23室と少なく、部屋は広いタイプ(55平米〜)が多いです。
価格的な観点ですが、ザ・ビーチハウスの方が高級です。
今回は「ザ・アイランド」で最も安価なスタンダードツインルームに宿泊しました。
最も安価ですが、部屋の広さは38平米あり、リビング(寝室)、バスルームとトイレが独立しており快適に過ごせました。
まずはリビングから。
リビング(寝室)
テラス、ベッドが2台と、テレビ、テーブル、ソファ、冷蔵庫、クローゼットがあります。
リビングの外にあるテラスから見える海の景色が最高に綺麗です。
テラスの椅子に座って、のんびりお酒やコーヒーを飲む時間が心地よかったです。
リビングの室内は、オシャレな洋風のデザインで、天井ではファンが回っています。
ベッドはシモンズ製で、硬さもちょうど良く、寝やすかったです。
ベッドのサイドテーブルから照明制御ができる、充電用のコンセントやUSB端子があるなど、機能的にも優れています。
テレビは、民放の他、Netflixも無料で視聴できます。
館内の設備やサービスもテレビから見られるため、かなり便利です。
冷蔵庫は中は空ですが、紅茶やコーヒー、ミネラルウォーターがあります。
紅茶やコーヒー、お酒などを入れるグラスもあります。栓抜きも有るのが地味に嬉しい。
クローゼットには、服をかけるハンガーの他、アイロンとアイロン台もあります。
沖縄へ行くときに着ていった服を、沖縄に着いたときに暑くなって脱いで、皺くちゃになりがちなので助かりました(ジャケットとか)。
その他、リビング内にソファとテーブルがありますが、特筆すべき点が無かったので割愛します。
バスルーム(部屋風呂)
ガラス張りの透け透けのお風呂です。
ザ・リッツ・カールトンといい、アメリカ系のホテルは、日本人にとって、お風呂のデザインが開放的すぎる気がします。
浴室内には、浴槽とシャワーがありますが、特段、不便は無かったです。デザインはオシャレだと思います。
浴室の外にある洗面所は、広々としている、アメニティーの種類が豊富、鏡が大きいなど、女性にとっては使い勝手が良いようです。
✔︎バスルームのアメニティーは、カナダ初のオーガニックボディケアのブランド「ファーマコピア」を使用。
風呂(大浴場)
大浴場は、ありません。
食事
ディナーは館外で、朝食はホテルで食べました。
予約制のディナーは、ホテルのレストランの席数が少ないため、利用できない可能性があります。
その場合は、ハイアット瀬良垣から徒歩2分の距離にある沖縄料理屋「かふう」がオススメ。
朝食も混雑しますが、レストラン「セラーレ」はビュッフェ形式のため、待ちさえすれば必ず利用できます。
ディナー(かふう)
沖縄に2店舗あり、本店はハレクラニ沖縄の近く、2号店がハイアット瀬良垣の目の前にあります。
妻が独身時代に本店へ訪れたことがあり「美味しかった」と言ってたので、2号店へ行くことにしました。
店内は繁盛しており、2階席へ通されました。沖縄料理を軸に注文しましたが全て美味しかったです。
✔︎翌日はハレクラニ沖縄へ宿泊しましたが、「かふう(瀨良垣店)」が美味しすぎて、ディナーは「かふう(本店)」へ行きました(2日連続かふう)。
朝食(セラーレ)
朝食は2つタイプ(セットメニュー、ビュッフェ)があります。
2階のレストラン(シラカチ)は、沖縄の朝ごはんをテーマにしたセットメニューです。
1階のレストラン(セラーレ)は、和洋のビュッフェです。
ハイアット瀬良垣の朝食の口コミを見ると、セラーレの方が人気そうだったので、選択。
結果、最高でした。
料理の種類が非常に多く、自分が好きな物だけ食べても全種類食べられなかった。
✔︎載せた料理の写真はビュッフェメニューのごく一部です。
量だけでなく、味の質も高く、セットメニューで提供しても問題ないレベルです。
ポークハム、USミニッツステーキ、オムレツなどのライブクッキング、食後は自分で作るソフトクリームもあり、大満足でした。
レストランから出る際は、部屋に戻って飲む用のコーヒーのテイクアウトなど宿泊客のことを考えたサービスもありました。
✔︎個人的な感想ですが、翌日に宿泊したハレクラニ沖縄よりハイアット瀬良垣の方が朝食のレベルは上だと思います。
✔︎当然、人気なので混雑していました。早めに行った方が混雑回避できます。遅め8時くらいに行って、30分待ちでした。
⇒参考)ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄の設備や客室を全て公開する動画はこちら
価格
宿泊予約サイトのReluxから予約して、「スタンダードルーム(朝食付き)」で13,872円/人でした(土日泊)。3月の土日泊を公式や他の宿泊予約サイトと比較すると12,222円/人程度安く宿泊できました。
今回は「Relux」の20%オフクーポンが利用できたので、公式や他の宿泊予約サイトと比較して、かなり節約できました。
加えて、 Reluxのポイントバックがキャンペーンで3,051円分(11%)とPontaポイントが275円分(1%)還元あるので実質10,559円/人でした。
さらにauスマートパスプレミアム会員の特典で、ホテルクレジットが3,000円付いてきました(シラカチバーで利用、カクテル2杯がほぼ無料になりました)
上記の割引方法は以下の参考記事に記載しています。
公式だと3月の土日料金は1人あたり3万円オーバー(ハイアット会員料金)でした。
「ハイアット リージェンシー 瀨良垣アイランド沖縄」は宿泊予約サイト経由で予約した方が安かったです。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
以上が「【高級】ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド」の設備とサービスを徹底解明!」でした。
その他の沖縄県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)沖縄の観光記事まとめ
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