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高知県赤岡の祭り「どろめ祭り」と「絵金祭り」に行ってきた!

この記事では「高知県で飲んだくれの祭りがあるらしいけど、どんな祭り?」という疑問に答えます。

内容は

  • 危険などろめ祭り…
  • 開催場所までのアクセス
  • 参考)絵金祭り

です。

管理人の妻は高知県出身で、どろめ祭りが開催される赤岡というエリアに祖父母の家があります。

年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の年3回、高知へ帰省しており、ゴールデンウィークの最中に開催されるどろめ祭りに参加してきました。

✔︎参考記事)絵金祭りは赤岡で7月の第3週に開催される歌舞伎の祭りです。市川海老蔵さんも舞台に上がったことがあります。

 

昭和の香り!高知の赤岡で開催される祭り2つ

危険などろめ祭り…

どろめ祭りが危険だと言われる理由は日本酒を大量に一気飲みするイベントがあるからです。

男性なら1升(1.8L)、女性なら5合(900ml)の日本酒を一気飲みします。

出典:よさこいネットHP:http://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=4283

最大25人がエントリーして飲みきるまでのタイムを競います。ルールは以下の通りです。

  1. 男性は1升、女性は5合の日本酒を飲む。 
  2. 器は平盃で、零すと減点。
  3. 40秒以内に飲みきれなかったらギブアップ扱い。

ルールが昭和です。お酒の飲み方に厳しい昨今の流れに逆行しすぎ(好きです)

飲んでる最中は「ぐ〜〜っと、ぐ〜〜〜っと、吸って吸って、後半分、頑張れ!頑張れ!」といった感じでステージ上で全力で煽られます。

飲みきれなかったり、溢しまくったり、次々と脱落者が出るのを眺めていると、超速で完飲した女性がいました。

女性の部で大食いyou tuberの「もぐもぐさくら」さんという方でした。細身なのに9秒28というタイムで飲み切っていました。

それでも女性の部で2位で、1位の方は8秒66という…直近で観ていましたが、酒が盃からダイソンされてました。

飲み切った後も、ピンピンしておられた。。。

男性最速は14秒13と量的に女性よりも早く飲み切っていましたが、華がある分、女性の部の方が見てて面白かったです。

きつそうですが、見方を変えれば、豊能梅1升または5合が無料で飲めます!(ふるさと納税でも入手可能)

吸引力に自信のある方はチャレンジしてみてください。(お医者さんと救急車が常駐してます)触発されて、僕も900mlの牛乳を9秒で飲もうとしたら、リアルに鼻から牛乳しましたので止めときます。

以下は、どろめ祭りとは、そもそも何?という疑問に答えます。

参考1)どろめ祭りの概要

どろめ祭りとは、イワシの稚魚(ちりめんじゃこの生)の豊漁と安全祈願するお祭りで、赤岡(高知駅の南東、車で30分くらいの場所)で4月のGWはじめに毎年開かれています。

会場となる赤岡の海岸では屋台が軒を連ねており、お好み焼きや焼きそばなどの定番メニューがあります。

その他、どろめやどろめ汁、ちりめんじゃこなど、”どろめ祭り”に相応しいメニューが沢山あります。(大量に用意するため、ほとんど冷凍物だそうですが)

●大量のどろめ
柚子味噌を付けて食べます。

●大量のちりめん

海岸の砂浜上にメインステージを設置し、その周りにゴザやビニールシートを各々広げて、イベントを楽しむのですが、お金を払えば少しリッチにお祭りを楽しむこともできます。

メインステージがよく見える場所にテント席が設置されており、2980円払えばテント席に座ることができます。

日本酒2合とどろめ、どろめ汁がセットになっているので割高感は感じません。 

 

アクセス

高知駅から、あかおか(赤岡)までJR線が通っており、およそ30分で行くことができます。

乗り換えなしで行けるので、高知の地理に疎い人でも簡単にアクセスできます。

 

参考)絵金祭り(7月第3週開催)

●絵金蔵

●弁天座(歌舞伎)

 

絵金祭りとは

絵金祭りとは、高知県香南市の赤岡と呼ばれる町で開催されるお祭りです。絵金祭りの歴史は浅く、昭和52年に初回の祭りが開催されました。

元々赤岡の地では、どろめ祭りという現代のお酒事情からすると狂った祭りが開催されていましたが(今でもやってます)、当時の青年部が赤岡の自治会から、何か赤岡の次代のイベントを開催するように依頼されて始まったのが絵金祭りです。

絵金とは幕末の絵師の名前で、正式には絵師金蔵という名前ですが、略して絵金と呼ばれるようになりました。

絵金の絵屏風が美しく映えるのは夜です。蝋燭で照らされると、鮮やかに、躍動感が生まれる絵金の絵屏風には特別な技法が使われています。

それは、貝殻を焼いて、砕き粉末した顔料を使っていることです。貝殻の成分が、蝋燭の炎でキラキラ輝くため、映えるのです。また、貝殻を使った顔料を含む絵の具を溶く溶液にも特徴があります。

通常は水で溶くのですが、絵金は膠(にかわ)を混ぜた溶液で絵の具を溶くことにより、絵の具が長持ちし、絵の退色を防ぐことができます。

膠の原料は魚の皮や骨などの海産物、顔料に含まれる貝殻も海産物と、海に近い高知県ならではの絵の具を使った絵と言えます。

●絵金の絵1 ●絵金の絵2

 

絵金蔵

これらの絵金の絵は芝居調になっていることも特徴で赤岡の絵金祭りではオープンに公開されている他、絵金を納めた蔵(絵金蔵)でも見ることができます。

絵金蔵は入場料500円、20:00までオープンしています。

 

弁天座(歌舞伎)

絵金の絵に書かれた芝居を歌舞伎で表現するイベント弁天座という歌舞伎の舞台で開催されており、過去には市川海老蔵さんも舞台に立ったことがあります。

絵金祭りのときは歌舞伎を無料で見ることができるのですが、市川海老蔵さんの舞台のときは長蛇の列ができて凄かったらしいです。

絵金祭りの歌舞伎は夕方17:00〜18:00までと、18:00〜19:00までの二部制です。

海外からのお客さんも多数来場されるほどのイベントで、日本人といっても歌舞伎を見る機会はそうそうないので見てみると面白いですよ。

また、絵金蔵、弁天座以外にも、赤岡商店街の有志達が露天を出していたり、ビアガーデンを開催したりと、祭りを楽しむ要素は盛りだくさんです。是非一度行ってみてください!

●高知の観光スポットやグルメを紹介⇒高知の観光記事まとめ



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