この記事は「伊豆、箱根、横浜の旅行記です。実際に行った観光スポットをメインに良かった点、悪かった点」の感想を紹介します。
内容は
- 三島⇒伊豆(1日目)
- 伊豆⇒箱根(2日目)
- 箱根⇒横浜(3日目)
です。
クラシックホテルの会が認定した9つのクラシックホテルに宿泊すると、ペア食事券と宿泊券が貰える「クラシックホテルパスポート」を埋めに旅行してきました。
静岡と箱根、横浜には縁があって何度も行ったことがありますが、あまり観光はしていません。
⇒参考)箱根の高級宿「はなをり」の記事
今回、観光メインで
に行ってきましたので、実際に旅行した日程順に、良かった点、悪かった点、気をつけるべき点、かかった費用を中心に紹介します。
伊豆〜箱根〜横浜の3泊4日の旅
全体日程は以下の通り。行き当たりばったりにならないように、今回から「旅のしおり(伊豆~横浜版)」を作成しました。(費用の項は旅行後に追記)
この旅程で伊豆〜箱根〜横浜を旅行します。
当日の早朝、必須アイテム(携帯の充電機、財布)や洋服、水着を押し込み、5分で支度します。
新大阪から、新幹線「のぞみ」に乗って、名古屋へ。名古屋で新幹線「ひかり」に乗り換え三島へ向かいます。
関西から伊豆へ向かう場合、これが最短ルートです。(約2時間)
三島⇒伊豆(1日目)
1日目の予定は以下の通り。
三島駅に着いたら、まずはレンタカーショップへ。
北口と南口の通り抜けはできないので、改札を間違えないようにレンタカーショップの位置を確認。(140円払えば、通り抜けできます)
駅から歩いて5分でトヨタレンタカーへ到着。嫌な予感。。。
激混みでした。。。
いつも利用している「じゃらんレンタカー」が予約でいっぱいだった理由が分かります。
棚上げですが、緊急事態宣言の効果が無くなってきているのを感じます。
今回は富士山ナンバーのAquaが旅のお供です。
まずは、沼津在住の友人におススメされた「伊豆シャボテン動物公園」へ向かいます。
三島市内と伊豆へ向かう有料道路は混むぞと脅されていましたが、本当に混みました。車が全然進まん。
グーグルマップ で1時間10分で到着するはずが約2時間かかりました。
伊豆シャボテン公園
※奥の山は大室山
率直に行って、ここは行くべきです。
シャボテン=サボテンという意味ですが、サボテンがメインの公園ではありません。
普通とは違った動物園です。
特徴は、
- 普通の動物園にいない珍しい動物がいる
- 触れるくらい動物が近くにいる
ことです。野放しにされている動物も多く、噛まれたりしないか、始めは不安でしたが大丈夫でした。
動物との距離感よ。
シャボテン公園で人気のカピバラの露天風呂。
やっぱり猛禽類は可愛い。(置物ではなく、本物でした)
もちろんサボテンもあります(売ってます)
入場料は高かった(2400円/人)ですが、行って良かったです。
✔︎近くにある大室山のリフト券を持っていれば10%引きになります。
シャボテン公園に行った後、絶景が見られる大室山に向かいました。車で5分程度の距離です。
⇒参考)伊豆シャボテン動物公園の動画はこちら(フラミンゴを撮影しました)
大室山
山頂からの絶景が素晴らしい。シャボテン公園に行くなら、次いでに寄った方がいいです。
リフト(700円/人)で麓から山頂まで楽に行くことができます。
✔︎シャボテン公園の入場券があれば50円/人の割引が受けられます。(650円)
大室山のリフトは高所恐怖症の人でも怖くないはずです。
なぜなら、足を伸ばせば地面に足がつく高さだからです。靴が土で汚れました。
⇒参考)リフトの動画版はこちら
速度もゆっくりで、山頂まで約5分。
山頂に到着すると、ロープウェイ乗り場から時計回りで「お鉢周り」をするのが一般的なようです。(1周は約1km、徒歩20分くらい)
お鉢周りの途中には、伊豆の海岸線が一望できる箇所があり、写真スポットになっています。
また、お鉢の底を撮っても映えます。
お鉢の底には歩いて降りられるようですが、登り返しが辛いので降りませんでした。
⇒参考)お鉢周りの様子の動画はこちら
宿泊予定の川奈ホテルのチェックイン時刻に近づいていたので、急いでお鉢を周って、川奈ホテルへ向かいました。(車で20分くらい)
川奈ホテル
1936年創業のクラシックホテル。
プロ御用達のゴルフ場や水深3mのプールなどアクティブに過ごせる設備が整っています。
クラシックホテルパスポートのスタンプを貰うために宿泊です。
プールは16:30クローズのため、急いで水深3mのプールを体感しに行きました。思いのほか足がつかず、焦りました。
ホテルの近くにあるイタリアン「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」でディナーを食べて、温泉に入って翌日の箱根行きに備えて熟睡しました。
⇒参考)【宿泊記】川奈ホテルに実際に宿泊して感じた設備やサービスの良し悪しを紹介
伊豆⇔箱根(2日目)
2日目の予定は以下の通り。
早朝7時に目を覚まし、朝食と展望台の見学、プールを満喫して、ホテルをチェックアウトします。
本日は伊豆を北上して、忍野八海に行った後、箱根の富士屋ホテルに宿泊する予定です。
忍野八海は富士山の伏流水が湧水として湧き出て、八つの池になっている水地です。(天然記念物に登録されています)
場所は、富士山の山中湖と河口湖の間です(山梨県)。ピンポイントな説明だと「イエローカンパニー」ファナックの本社のすぐ傍にあります。
川奈ホテルから三島を通って、御殿場経由で忍野八海へ向かいました。有料道路を使って、やや混みながらも約2時間で到着しました。
忍野八海
晴れた日には池の美しさと富士山の組み合わせが写真映えします。
晴れた日には、忍野八海の一つ「鏡池」から逆さ富士を見ることができます(富士山が池に写って、逆さまの富士山が見える)。
富士山を背景にした写真スポットが多く、カメラを持った観光客が大勢押しかけています。
行くまでは、ちょっとマイナーな観光地と思っていましたが、実際に行ってみると、メジャーな観光地でした。
お土産屋も人集りができていた
駐車場も、マイナーな観光地なら無料のところが多いですが、忍野八海は「有料(500円/台)」
駐車場がある飲食店を利用すれば、無料になるところもありましたが、食べ歩きしたかったので、泣きながら500円払いました。
車を停めて、忍野八海を散策していると、一つの事実に気がつきました。
「蚊がめっちゃおる」
樹木が多い+池が多い=ボウフラが育ちやすいからでしょうか。何カ所か刺されました。虫除けスプレー必須です。
良く言えば自然がいっぱいです。
一方で、観光客用を楽しませるための設備や、食べ歩きできるお店も多く、カップルや家族連れでも楽しめる場所だと思いました。
〇富士山の雪どけ水に手を漬けられる場所
くっそ冷たかったです。あおり文句のように「30秒間 名水に手を入れてみてください」と書いていますが、10秒くらいにしておいた方が良いです。
しばらく手の感覚が無くなりました。書いた人の顔が見てみたい。
○健康増進「長寿の水」
冷たくてほんのり甘い美味しい水でした(本当に健康になるのかは不明)。
空のペットボトルが150円で販売されていますが、自前の水筒などを持参して汲んでも良いようです。
コロナ対策でアルコール消毒をした後に手で水をすくって飲むと苦みを感じるので注意との注意書きがあります。
なるほど。
観光場所を見回るだけでなく、食べ歩きもしました。個人的なベストは、
○「じゃがバター天」です。忍野八海の名物というわけでは無いが、美味いです。
○「三福だんご」もいいですが、プレーンではなく、醤油味がオススメ。
○「桃」は妻が買っていましたが、咀嚼音が完全にりんごでした。固かったようです。。。
肝心の富士山は残念ながら笠がかかっていて、待っていても取れなさそうなので、早々に撤退しました。
忍野八海から車を出してすぐに雨が降ってきたので判断は正解だったようです。
車で1時間半ほどで箱根「宮ノ下温泉」にある富士屋ホテルに到着です。
富士屋ホテル
富士屋ホテルは1878年創業のクラシックホテルです。芦ノ湖のすぐ近くでは無いので落ち着いた雰囲気。
例によって、クラシックホテルパスポートのスタンプを貰うために宿泊しましたが、思っていた以上に良いホテルでした。
観光よりもホテルでのんびり過ごすのが目的なら箱根最高の宿だと思いました。カップルや親子の旅に向いてそう。
温泉でのんびりして、健康的な晩ご飯(自然薯専門店:山薬)を食べて、早寝しました。
⇒参考)【宿泊記】富士屋ホテルに宿泊して感じた設備やサービスの善し悪しをレビュー
箱根⇒横浜(3日目)
3日目の予定は以下の通り。三島駅に到着後は電車移動です。
早朝7時に起床し、温泉へ。その後、ホテル直営のPICOTというカフェで朝食を摂り、横浜へ向かいました。
一旦、三島でレンタカーを返却して、電車で横浜へ向かう予定です。
三島でレンタカーを返却する理由は、帰宅時に横浜から三島まで車で戻るのが、時間的にも費用的にも無駄だからです。
帰りは新横浜から新幹線に乗って関西に帰った方が、移動時間のロスが少ない。
富士屋ホテルから三島へレンタカーを返却しにいく途中に「三島スカイウォーク」という看板を見かけました。
レンタカーを借りるときに、店員さんから聞いた気がしますが、頭からすっかり抜け落ちています。気になるので行ってみることにしました。
三島スカイウォーク
簡単にいうと超高い場所にある、日本一長い吊り橋(400m)です。
三島市内から車で30分くらいの位置にあり、橋の周囲にはお土産屋さんが並んでいます(結構な規模の観光地)。
お土産屋さんがあるエリアは無料で立ち入りできるため、うろうろしていると、AIロボットっぽい声が聞こえてきました。
「三島宣伝部長」というロボットだそうですがが、めっちゃ関西弁で笑いました。
⇒参考)三島宣伝部長の動画
連休中のせいか、お土産屋エリアは激混みだったので、密を避けることにしました。
お金を払って橋を渡るための有料エリアに行きます(1100円/人)。
「写真撮ってねスポット」で橋と看板を合わせて撮ろうとしましたが上手く撮れませんでした。立体感が出ない。
看板を設置する場所に問題があるのか、カメラの腕に問題あるのか。
吊橋に突入します。
遠目からだと分かりませんが、実際に渡ると結構揺れます。高所が苦手な人は厳しいと思います。
橋からは三島市と富士山、伊豆の海が見渡せます。完全に晴れていたら絶景なんだろうな。
橋を渡り切った反対側では、出店の他、セグウェイやジップライン、森のアスレチックのようなアクティビティが楽しめます。
ただ、橋を渡り切った側(北側)には一般用の駐車場が無いんです。つまり、橋を渡らないと北側へ行けない仕様になっています。
高所恐怖症の人と一緒に行くと橋を渡らずに詰む可能性があります。一応、ジップラインもありますが、高所恐怖症の友人に聞いたところ「論外」だそうです。
2時間くらい満喫して、三島スカイウォークを後にしました。
三島スカイウォークから三島駅まで車で20分程度の距離でした。レンタカーを返却して、三島駅にあるローカルの寿司屋さん( 沼田魚がし鮨 三島駅北口店 )で昼食を摂り、ホテルニューグランドへ宿泊するため、横浜へ向かいました。
元町・中華街へ到着し、荷物から解放されるためホテルニューグランドへチェックイン。
ホテルニューグランド
ホテルニューグランドは1927年創業、マッカッサーやチャップリンも宿泊したことのある歴史あるホテルです。
元町の中華街や山下公園などの観光スポットへアクセスが良いです。
例によって、クラシックホテルパスポートのスタンプ入手のために宿泊しました。
館内には、松坂桃李さん主演の映画「ツナグ」にも登場する、1927年当初から使われている大階段、中庭など写真映えするスポットが多いです。
○大階段
また、ナポリタン発祥のホテルとしても有名です。米軍の保存食からヒントを得て作ったそうです(ドリアとプリン・ア・ラ・モードも有名)。
⇒参考)【宿泊記】ホテルニューグランドに宿泊して感じた設備やサービスの善し悪しをレビュー
中華街
館内を散策してから、晩御飯を食べに行きました。(安定安心の京華樓)
○チャーハン、麻婆豆腐、蒸し鶏の特製スープ掛け
中華街は五輪関係でワイワイしていたので、すぐにホテルへ戻って、寝ました。
翌朝はホテルの名物、ナポリタンとドリアを食べて山下公園へ。
○ホテルニューグランド名物のドリア
山下公園
都会の公園という印象でした。ビル群と綺麗に整備されたベイサイドの間に、整備された歩道や植物が植えられています。
綺麗だなとは思いましたが、やっぱり北海道のトマムや上高地のように、もっと自然を感じられるところの方が好きですね。(感想)
昼過ぎになったので、帰宅のために新横浜へ。新幹線に飛び乗って、関西へ戻りました。
以上が「【旅行記】伊豆〜箱根〜横浜の3泊4日の旅!夏におススメのプラン」でした。
そのほかにも本ブログでは、静岡、神奈川県にある他の観光スポットやグルメも紹介しています。
⇒参考)静岡県の観光とグルメのまとめ
⇒参考)神奈川県の観光とグルメのまとめ
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