この記事では「日本のクラシックホテルを纏めて紹介」します。
※2022年1月段階では、6か所しか宿泊していません。宿泊次第、追記。
- 親子三世代で楽しめるホテルに泊まりたい
- 伝統ある落ち着いたホテルでゆっくり過ごしたい
場合におススメです。
クラシックホテルとは「日本クラシックホテルの会」が認定した9つのホテルを指しています。
具体的なホテル名は以下。
- 日光金谷ホテル(○)
- 東京ステーションホテル
- ホテルニューグランド(〇)
- 万平ホテル(〇)
- 富士屋ホテル(〇)
- 川奈ホテル(〇)
- 蒲郡クラシックホテル
- 奈良ホテル(〇)
- 雲仙観光ホテル(○)
✓(〇)は既に宿泊したホテル。
これら9つのクラシックホテルを巡る「クラシックホテルマラソン」を始めていますが、それには以下のような背景があります。

日本クラシックホテルの会が販売している「クラシックホテルパスポート」を購入(1,500円)して、ホテルに宿泊すると以下の特典が得られます。
- 4箇所に宿泊するとペアランチ券

ペアランチ券の有効期限は、4つ目のホテルをチェックアウトした日から6か月です。
- 9箇所全てに宿泊するとペア宿泊券
✔︎ペア宿泊券はスイートルームにも適用可能かも知れません(富士屋ホテルの仲居さんが言ってました)
クラシックパスポート自体の有効期限は「初めて宿泊した日から3年」なので、早く巡る予定です。
以下では既に宿泊したクラシックホテルを紹介していきます。
クラシックホテルのパスポートを埋めてペア食事券と宿泊券を貰う!

全国各地にあるクラシックホテルを全て巡る旅のキモは「動線」です。
旅行するのに必要なのは「お金」と「時間」ですが、「お金」は宿泊割引などを上手く使えば、全てのホテルに宿泊したとしても15万円/人程度で済みます。
一方、問題は「時間」です。クラシックホテルは東は栃木(日光)、西は長崎(雲仙)と全国に広く分布しているため、効率よく宿泊する必要があります。

そこで、以下のように4つの塊に分けて、宿泊することにしました。
以下では既に宿泊したホテルについて、「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」の観点で、泊まった感想とともに紹介します。
宿泊済み
川奈ホテル、富士屋ホテル、ホテルニューグランド、万平ホテル、奈良ホテル、雲仙観光ホテル、日光金谷ホテル、蒲郡クラシックホテルの8つは宿泊済です。(2022/11時点)
✔︎万平ホテルのみ、クラシックパスポートを入手前に宿泊してしまいました。(もう一回、宿泊が必要)
残り一つの東京ステーションホテルは、宿泊したタイミングで記事をアップデートします。
川奈ホテル(1936年 創業)

南国の雰囲気の中、アクティブに楽しむのに適したホテルだと思います。
フジサンケイクラシックなど、プロの大会にも使用されている名門ゴルフコース(富士コース、大島コース)があることで有名です。

設備:古さはあるがリノベーションやメンテナンスで目立ちません。
プールやテニス、ゴルフなどアクティブに活動するための設備が充実しています。

また、カフェ、ラウンジ、バー、ビリヤード、麻雀、など様々な設備があり、ホテルで一日過ごすためのインフラも整っています。

展望台もあり、リアス式沿岸などの景観も素晴らしい。
部屋:部屋から太平洋を見れるオーシャンビューの部屋と、山側の部屋がありますが、オーシャンビューがおススメ。

部屋はリノベーションされて新しく、枕元にコンセント、無料のカフェバーなどもあり、不便は無いです。
一方、それ以外の特徴は無く、部屋で過ごすよりもゴルフやプールなどで一日遊ぶのを重視した作りのように感じました。
食事:夕食、朝食ともに和洋を当日選択できるため、体調や気分に合わせられます。

ディナーの価格は高いが、近くにある「ラ・ヴィータ・エ・ベッラ」というイタリアンが美味しくて割安です。
風呂:2014年7月にリニューアルされた「ブリサマリナ」という温泉(大浴場、サウナ、貸切風呂)とリラクゼーション設備。

大浴場は内風呂と露天風呂の2つ。泉質はカルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉で弱アルカリ性(pH8.0)。
男性風呂は1階、女性風呂は2階にあり、露天風呂からの景観は女性風呂の方が良い。
あと、風呂場の貴重品ボックスのセキュリティーレベルが異常に高い(静脈認証)

価格:オーシャンビューキング(朝食付き)で16,145円/人でした(祝日泊)。クラシックホテルの中では比較的安価な方。

✔︎定価は23,645円/人でしたが、割引しました。
⇒参考)割引方法の詳細はこちら
⇒参考)川奈ホテルに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら

予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
富士屋ホテル(1878年 創業)

落ち着いた雰囲気の中、温泉でのんびり過ごすのに適したホテルだと思います。
箱根の宮ノ下温泉側に位置しており、芦ノ湖近辺と違って落ち着いた雰囲気があります。
日光金谷ホテルの次に歴史あるホテルで、特徴はホテルの巨大さです。
創業当時から年代を経るごとに、どんどん増改築をしており、地上から一枚の写真で全体を収められないくらいホテルが巨大化しています。

設備:古さは所々あるものの、リノベーションやメンテナンスで目立ちません。むしろ貫禄を感じます。

日本庭園や、お土産屋、レストラン、無料のソフトドリンクバー、プールなどの設備レベルが非常に高い。
ホテルの周囲には、コンビニや、食事(イタリアン、和食など)も充実しています。
ホテル外で食事をしたい、晩酌用のおつまみやお酒を買いに行きたいなどの場合に便利です。
部屋:本館、西洋館、花御殿、フォレスト・ウィングの4つの棟に宿泊施設があります。
本館(1891年)、西洋館(1906年)、花御殿(1936年)、フォレスト・ウィング(1960年)建築となっており、おススメはフォレストウィング。

理由は、
- 同じグレードの部屋なら価格が比較的安い
- ソフトドリンクバーが近い
- 大浴場(温泉)が近い(フォレスト・ウィング6階)
からです。
景観は、他の3つと比べて劣りますが、総合的に見て一番使い勝手が良いと思います。
また、富士屋ホテルの客室の特徴として、部屋風呂が温泉です。大浴場に入りに行くのが億劫な場合は、部屋でも温泉が楽しめます。
アメニティーも、澁谷油脂を使用しており満足度高いです。

食事:ホテルでは食べていないので分かりませんが、フレンチが有名なようです。
価格がランチ7,300円~、ディナー18,000円~だったので、近くの他店で食事しました。(山薬:自然薯専門店)
朝食はホテル直営のカフェ(PICOT)が、おススメ。カレーパンとチーズウインナーパンが美味しかったです。
風呂:内風呂と半露天風呂、サウナがあります。

フォレスト・ウィングの6階にあり、半露天風呂からの景観が素晴らしい。

泉質はナトリウム-塩化物温泉(pH7.6)で無色透明。
完全に露天風呂ではなく、窓があって、そこから外気が入ってくるタイプの半露天風呂なのが残念ポイント。
価格:フォレスト・ウィング ツインフォレストサイドで24,400円/人でした(祝日泊)。クラシックホテルの中では比較的高価な方。
✔︎定価は31,900円/人でしたが、割引しました。

⇒参考)割引方法の詳細はこちら
⇒参考)富士屋ホテルに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら

予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
ホテルニューグランド(1927年創業)

山下公園や赤レンガ倉庫、中華街などへ遊びに行くときに便利。
みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩2分の場所にある好立地です。
クラシックホテルの歴史としては、マッカーサーやチャップリン、ベーブ・ルースなどの世界の著名人も宿泊したことがあります。
特徴は夜景が抜群に綺麗なこと、ナポリタン発祥(抜群に旨い)のホテルであることです。
ナポリタンの他に、シュリンプ・ドリアとプリン・ア・ラ・モードも伝統のメニューとして、名物となっており、食事目的での利用もありです。
設備:カフェ、レストラン(イタリアン)、中庭があります。

それ以外の設備は特別なものは無かったように感じました。
一方、創業初期の大階段や、中庭、フロントの生け花など写真映えする箇所は多かったです。
部屋:本館とタワー館に宿泊施設があり、今回はタワー館にあるベイサイド ツインルームに宿泊しました(10階)。

観覧車、山下公園のライトアップ、都会の明かりが美しく景観が良かったです。
部屋自体は、豪華な作りになっているものの、機能としては一般的なビジネスホテルクラスのレベルでした。(カフェバーがない、ユニットバスで広さも狭いなど)
食事:ナポリタンとドリアを食べましたが、別格に美味しかったです。

ナポリタン2178円とドリア2783円と値段は高めですが、味は最高です。
いっぱい食べたい場合は、ナポリタン、ドリアともに大盛り可能です。ドリアは大盛り+605円でした。
風呂:部屋風呂のみ、ユニットバスで狭いです。大浴場は無し。
アメニティー(シャンプーやボディソープなど)は富士屋ホテルと同じ澁谷油脂を採用しており、品質良しです。

価格:ベイサイド ツインルームで6,950円/人でした(土曜泊)。クラシックホテルの中では一番安価。
(あんまり外資は好きじゃ無いけどExpediaが安かったので予約した)
⇒参考)ホテルニューグランドに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら

万平ホテル(1894年創業)

軽井沢で遊ぶなら、一番オススメなホテルです。
雰囲気が良い割に、立地が悪いせいか比較的安価なので、カップルや家族での利用がおススメ。
✔立地が悪い:アウトレットがある軽井沢駅から2km程度離れた旧軽井沢に位置しており、最寄りのバス停(旧軽井沢)からホテルまで924mある。
クラシックホテルの歴史としては、ジョン・レノンが気に入って長期滞在したホテルです。(マリリン・モンローとジョン・レノンはクラシックホテル好き?)
設備:カフェ、レストラン(和・洋・中)、バー、お土産屋があります。

比較的コンパクトなホテルな割に部屋数が多い(109室)です。
インスタ映えするような場所は少なかったです。
部屋:アルプス館、ウスイ館、アタゴ館、別館の4つがあります。
ウスイ館は2001年竣工、アルプス館の客室は2014年にリノベーションされており、新しくなっています。
本館、アタゴ館、アルプス館、ウスイ館の順に価格が高くなっています。
アタゴ館とウスイ館に泊まりましたが、部屋の広さはそれぞれ、32m2と46m2と十分な広さでした。


部屋の設備は一般的なビジネスホテルと大差ないレベルです。
食事:ホテルでは食事していません。(何故か万平ホテルに、たん熊が入っています)
旧軽井沢に川上庵本店など、美味しいレストランや居酒屋が沢山あるので、そちらで食事するのがおススメ。
朝9時からオープンしているカフェで伝統のアップルパイとフレンチトーストを食べました。ロイヤルミルクティーをセットで食べると最高に美味しかったです。

風呂:大浴場なし、部屋風呂はユニットバスで狭いです。
価格:アタゴ館 スタンダードツインルームに宿泊。8,064円/人でした(祝日泊)。
Go To Travelや長野県ふるさと割などを使って、この価格ですが、無くても13,025円とクラシックホテルの中では比較的安価です。

万平ホテルはじゃらんが安かったです。
⇒参考)万平ホテルに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら

奈良ホテル(創業1909年)

奈良観光にアクセスが便利なホテルです。
全客室127室と比較的、大型のため宿泊費は安価です。
クラシックホテルの歴史としては、西の迎賓館と呼ばれるほど、世界の著名人をもてなしてきました。
国内では天皇・皇后陛下、海外ではオードリー・ヘップバーン、ヘレン・ケラー、チャップリンなども宿泊したことがあります。
設備:カフェ(ティーラウンジ)、レストラン(和・洋)、庭園、ホテルショップがあります。

フレンチレストラン(三笠)は「食べログ」の百名店に選ばれています。(2021年)
ティーラウンジも評価が高く、食事が美味しいホテルです。
部屋:本館と新館に、それぞれ客室があります。今回は本館の「スタンダードツイン」に宿泊しました。

宿泊は「本館」がオススメ。
- ホテルの出入り口やフロント、レストラン、カフェなど主要設備までの距離が近い
- リニューアルされた、お風呂が綺麗

食事:ホテルでは食べていないですが、スタッフに聞いたところ、フレンチが人気だそうです。
朝夕はホテルで食べてませんが、ティーラウンジでカフェしました。
創業明治16年奈良県内最古の牧場「植村牧場」の牛乳で作ったカプチーノや古代米を使ったココナッツのムースなど、伝統あるメニューがおいしかったです。

風呂:大浴場は無し、部屋風呂はユニットですが、新しく綺麗でした(本館)
価格:本館 スタンダードツインルームに宿泊。7,125円/人でした(土曜泊)。クラシックホテルの中では2番目に安価でした。

奈良ホテルは、色々な宿泊予約サイトから予約できますがタイミングによって安いサイトが異なります。今回は「一休」が安かったです。
⇒参考)奈良ホテルに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら

雲仙観光ホテル(創業1935年)

良くメンテナンスされた設備とサービスの良さが素晴らしいです。
個人的には、今まで宿泊したクラシックホテル(上記5つ)の中で1番好みです。
昭和天皇皇后両陛下をはじめ、数々のVIPが宿泊してきた名門で、食事の質もミシュラン2つ星に匹敵するレベルと感じました。
設備:バー、ホテルショップ、ビリヤード、図書室、映写室があります。
特に1935年の創業当時の姿を残しているバーは内装もレトロで雰囲気があります。
オリジナルカクテル2種(シャシャンボカクテルとフラッシュバック)も大変美味しかったです。

部屋:デラックス、スーペリア、オリエンタル、プレミアム、特別室の5つのタイプがあります。
今回は部屋からの景色の良いプレミアムツインルームに宿泊しました。
プレミアムツインルームは全3室で、寝室とリビング、部屋風呂の構成です。

窓から見える景色が素晴らしい。

プレミアムツインルームはホテルの最上階にあり、かつホテル入口の真上のため、部屋から雲仙の温泉街を見渡せます。
食事:200畳あるクラシカルなレストランが1つだけあります。
雲仙観光ホテルは、基本的に1泊2食付きの宿泊プランのみで、ディナー・朝食ともに、このレストランで食べます。

ディナーはフレンチ、朝食はアメリカンでしたがミシュラン2つ星並みに美味しく感じました。

風呂:自家源泉(温泉)です。源泉の温度が高く(94℃)、加水して大浴場の浴槽(内風呂1つ、露天風呂1つ)に流しています。

特徴は、泉質が非常に肌へ良いことです(含硫化水素、酸性・含鉄・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉:pH2.0)。

微かな硫黄と鉄の匂いが最高に心地よかったです。
価格:「プレミアムツインルーム」に宿泊で、73,265円/2名でした(祝日泊)。公式や他の宿泊予約サイトの1月の宿泊料金は、103,400円/2人でした。
2食付きプランしか無いせいか、クラシックホテルの中では1番高価です。

雲仙観光ホテルは、一休、じゃらんなど様々な宿泊予約サイトから予約できますが、今回はReluxが最安値でした。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
⇒参考)雲仙観光ホテルに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら
✔︎クラシックホテルパスポートを自宅に忘れたまま雲仙観光ホテルに行きましたが、宿泊先のスタッフが対処してくれました。
雲仙観光ホテルの場合、旅行後に自宅からクラシックホテルパスポートをレターパックライト(往復分)に入れて郵送したらスタンプを押してくれました。

日光金谷ホテル(創業1873年)

特徴は良くメンテナンスされた設備の綺麗さと、日光東照宮まで車で5分の距離にある立地の良さです。
クラシックホテルの中で最も安価ながら、設備やサービスは他のクラシックホテルと比べて遜色が無く、コスパが良いと感じました。
天皇皇后両陛下をはじめ、スウェーデン、イギリス王室など数々のVIPが宿泊してきた名門です。
設備: ホテルショップ、バー、ラウンジ、ビリヤード、プール(冬場はスケートリンク)があります。
特徴のある設備は、プールです。他のクラシックホテルとは異なり、冬場は天然のスケートリンクになるプールがあります。寒い地方ならではです。


当時の天皇皇后両陛下が、このスケートリンクで滑ったこともあります。2022年の2月に訪問してしましたが、プールは凍っていたものの新型コロナウイルス感染拡大対策で閉鎖されていました。
部屋: 本館、別館、新館、第二新館の4つの棟があり、それぞれに様々なタイプの客室があります(以下)。
部屋は全部で7タイプ:スタンダードA、スタンダードB、デラックスタイプ、コーナーツインルーム、シャワー付き客室、N35、Orange Suiteですが、同じタイプの客室でも造りが違うのが特徴です。
今回はスタンダードAタイプの客室に宿泊しました(寝室と浴室)。

客室は29平米の広さと、やや狭いですが、開放感があるため意外と広くて快適でした。

ユニットバスタイプの浴室かつ沸かし湯と残念ですが、浴室自体は広いため快適です。

アメニティーは、フィード社製のヴェーダロッソ。2020年の始めまでは皇室御用達(雅子様などが使用しているらしい)の「サンナホル」社製らしかったのですが変わったようです。
食事: ホテルでは食べていないですが、夕食はフレンチで、朝食はアメリカンです。

価格が朝食2,640円、ディナー8,500円~と比較的リーズナブルですが、夕食時は、お腹が減っていなかったので近くの他店で食事しました。

夕食:ステーキハウス「みはし」のハンバーグ(動画版はこちら)
朝食は、有名な日光金谷ホテル直営のベーカリーでパンを購入して部屋で食べました。


なお、パンが冷えていた場合、日光金谷ホテルのダイニングで「温め直してほしい」と伝えると、電子レンジでチンしてくれました。
風呂:日光金谷ホテルに大浴場はありません(無料で利用可能な家族風呂はあり)。
全て沸かし湯なのは残念なポイントですが、系列の中禅寺金谷ホテルに温泉があり、格安で利用可能です(定価1,300円→割引価格500円)。
日光金谷ホテルから中禅寺金谷ホテルまで無料の連絡バスが出ていますが片道40分かかるのが難点。
⇒参考)連絡バスのダイヤ詳細:日光金谷ホテルHP
価格:「スタンダードAタイプ」に宿泊で、14,520円/2名でした(土日泊)。公式や他の宿泊予約サイトの2月の宿泊料金(平日)は、16,456円/2人でした。
素泊まりプランもあるため、安価です。

日光金谷ホテルは、一休、じゃらんなど様々な宿泊予約サイトから予約できますが、今回はReluxが最安値でした。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
⇒参考)日光金谷ホテルに実際に宿泊して設備・サービスなどを纏めた記事はこちら
なお、クラシックパスポートに問い合わせする場合の窓口は日光金谷ホテルです。
4カ所に泊まって貰ったペアランチ券を親族に譲渡したいけど良いか?など、クラシックホテルパスポートに明記されていない質問にも回答してくれるので、質問があれば宿泊時に聞いてみると良いです。

蒲郡クラシックホテル(創業1912年)

ホテルの特徴は、歴史的建造物ならではのアンティークさと、竹島の目の前にある高台という立地です。
蒲郡クラシックホテルは、1912年に名古屋の織物商が建てた「料理旅館 常磐館」を前身とするクラシックホテルです。
2022年には国の登録有形文化財(建造物)として文化財登録されています。
設備:庭園が広く、ホテルショップやカフェ、レストランが充実しています。
日本庭園には鯉が泳ぐ池があり、蒲郡クラシックホテルとセットで撮ると綺麗です。

また、カフェは竹島から三河湾を望む景色が絶景です。
特にサンセットのタイミングは、一生の記憶に残るくらい美しいです。

✔︎16:00〜18:00はハッピーアワーでアルコールが半額になるので、サンセットと合わせて狙い目。

部屋:以下6種類の部屋があります。
- 山側ツインルーム
- 三河湾と竹島を一望するツインルーム
- 海を眺めるスイートルーム
- 山側スイートルーム
- 山側ダブルルーム
- ロイヤルスイートルーム
実際に宿泊して感じましたが、部屋の広さよりも「海側」であることが重要です。
今回は予約時点で、ほぼ満室だったので、残念ながら3階の山側ツインルームに宿泊しました。
客室の構成は、寝室と浴室&トイレ、クローゼットです。
寝室にはベッド、テレビ、テーブル、冷蔵庫、空気清浄機などの設備があります。

家具は良い物を使っており、例えばベッドはシモンズ製です。
また、ちよっとしたお得情報があります。テーブルの引き出しの中に宿泊のアンケートが入っており、フロントに提出すると粗品が貰えます(郵送はダメ)。
浴室は、ユニットバスタイプの浴室かつ沸かし湯と残念ですが、浴室自体は広いため快適です。

洗面台には高級アメニティーがあります。2009年に発売してから世界各国で展開しているフランスのフレグランスブランド「アトリエ・コロン」です。

食事:ホテルでは食べていないですが、3つのタイプのレストランがあります。
- フレンチ:メインダイニングルーム
- 鉄板焼き:六角堂
- 和食:会席料理(竹島)
メインダイニングルームはビーフカツレツや透明カレーなどホテル自慢の料理が多いです。
鉄板焼きの六角堂は、みかわ牛などの高級食材をライブクッキングしてくれます。人気なので予約が難しいです。

風呂:蒲郡クラシックホテルに大浴場はありません。
価格:「山側ツインルーム」で10,682円/2人でした(金土泊)。公式だと正規料金は17,000円/2人〜でした。
素泊まりプランもあるため、安価です。

蒲郡クラシックホテルは、一休、じゃらん、るるぶなど様々な宿泊予約サイトから予約できますが、今回はReluxが最安値でした。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
参考)【宿泊記】三河湾の絶景が美しい「蒲郡クラシックホテル」を楽しみ尽くした|アゼリアのハッピーアワー最高

未宿泊
以上が2022年11月までに宿泊したクラシックホテルになります。
以下は未だ宿泊していないホテルですので、宿泊次第アップデートしていきます。
最終的にはクラシックホテル同士で「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」の5つの観点で比較を行い、ランキングを付ける予定にしています。
以下のスケジュールで宿泊予定
初めまして、こんにちは。私も某旅行社のパスポート付きツアーに参加したことをきっかけに、夫婦でクラシックホテル巡りをしています。ペアランチ券は東京ステーションホテルで利用しました。もう一枚は万平ホテルで利用し、併せて宿泊してコンプリートする計画です。コンプリートの暁には東京ステーションホテルの朝食をもう一度と思っています。これからもお気をつけてご旅行を楽しんでください。
初めまして、こんばんは。
コメント下さり、ありがとうございます!
東京ステーションホテルでランチされたのですね、羨ましいです。未だ行けていませんが、お食事が美味しいと聞いています。
万平ホテルが最後の1箇所なのですね。万平ホテルの食事は個人的に美味しいと感じました。ランチも朝のカフェもオススメです。
※もし車で向かう場合は、ホテル前の道が狭いため、お気をつけください。
返信が遅くなり、申し訳ございません。