この記事は「栃木県の日光市の観光スポットを紹介する旅行記」です。
具体的な観光ルートは以下の通りです。(福島空港⇒日光市(東照宮近辺)⇒奥日光(中禅寺湖近辺)
クラシックホテルの一角、日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」へ宿泊するタイミングを伺っていました。
ちょうど2月の3連休のタイミングで、ANAの「 今週トクたびマイル 」の対象に、伊丹空港⇔福島空港が含まれていたので行ってきました。
観光場所は、日光市(東照宮、中禅寺湖、男体山、華厳の滝など)と那須塩原(チーズガーデン)にしました。
実際に観光して感じた、良かった点、悪かった点などを旅行記形式で紹介します。
⇒動画版)【旅行記】福島空港から日光、中禅寺湖の旅2泊3日!
1日目:大阪市から日光市
今回の旅行の主な目的は、日光市にある「日光金谷ホテル」へ宿泊することと、ついでにザ・リッツ・カールトン日光へ宿泊することです。
初日は日光市の日光金谷まで移動するだけなので、遅めの時間のフライトを予約。11時20分に伊丹空港を出発し、12時25分に福島空港到着予定。
新大阪駅から空港バスで伊丹空港へ向かいます。
コーヒーを飲むために空港のカードラウンジへ立ち寄ると、キャンペーンでCOSTAコーヒーが無料!
コンビニで買うと高いので、ラッキーです。そして、今回はトラブルなく定刻で出発。
伊丹空港⇔福島空港は滋賀県の上空を飛ぶため、琵琶湖全体が見渡せます。
琵琶湖を見るなら右側の席に座った方が良い。
関東へ向かうにつれて雪が目立ってきます。車の運転があるため不安。
福島の上空から地面を見ると、雪はちらほらレベルで運転に支障は無さそうです。良かった。
無事に福島空港へ到着。
福島空港は国際空港なので結構広いです。そして何故かウルトラマンだらけ。調べてみると作者の出身が福島だそう。
オリックスレンタカーで車を借りたらグレードアップしてもらえました(コンパクトカー⇒インプレッサ)。
タイヤもスタッドレスです。雪が怖すぎて事前に店舗へ電話確認しておきました。
空港の駐車場に停めてあるレンタカーに乗り込んで、出発!
福島空港から本日の目的地である日光市までは車で2時間。那須塩原を通り、宇都宮I.C.経由で日光市へ向かいます。
福島空港を出て「矢吹」から高速道路へ向かう途中、下道には雪が残っていましたが、高速道路に乗ってからは全く雪が無かったです。
高速道路は山間部にあるため、地形的には降雪量は少ないはず。
天候も快晴、順調に進み、那須塩原のS.A.で休憩。
「あかべこ」が可愛い。
那須高原は、畜産が有名なため、チーズや加工肉などのお土産が沢山あります。
残念ながら保冷バッグを忘れたため、帰りに買うとしよう。
お腹が減りすぎて辛かったので、フードコートでラーメンを食べました。
再び、高速道路の本線に戻り、約1時間運転すると、日光へ到着しました。
目的地の傍には、全国的に有名な「日光東照宮」がありますが、夕方なので明日行きます。
まずは宿泊先である「日光金谷ホテル」へチェックイン。1873年創業の日本最古のリゾートホテルです。
元々、日光東照宮で働いていた人が、英語を学んで海外の観光客向けの宿泊所を立ち上げたのが成り立ちです。
明治時代の和と洋が混在した建築デザインが、たまらなく格好良いです。海外の方が楽しめるように、ビリヤードなどの遊戯やプール、バーなども当時から有ったようです。
歴史あるホテルなので、日本の天皇はもちろん、イギリス王室(ヘンリー王子など)やスウェーデン王室も宿泊したことがあるそうです。
宿泊費用は安価で2人で15,100円(素泊まり)でした。一方、ホテルのディナーは1万円/人前後、朝食は4千円前後と値段が張るので、それぞれ他の場所を利用しました。
ディナーは日光金谷ホテルから徒歩2分の距離にある「ステーキハウスみはし」で摂りました。
人気のハンバーグを食べましたが、ジューシーで美味しかったです。
移動の疲れが溜まっていたので、早めに就寝し、翌日の行動(日光東照宮、中禅寺湖、ザ・リッツ・カールトン日光)へ備えました。
2日目:日光市から中禅寺湖
翌朝も前日に引き続き、天気に恵まれ、快晴。何はともあれ朝食です。
朝食は日光金谷ホテル直営の「金谷ホテルベーカリー」で購入し、部屋で食べました。
価格は高い(400~600円/個)ですが、老舗ホテルの看板を背負ったパン屋だけあって、非常に質の高いパンでした。
朝食を摂った後、チェックアウトして日光東照宮へ向かいました。
日光金谷ホテルの館内や客室は別記事で詳しく紹介しています。
⇒参考)日本最古のリゾートホテル「日光金谷ホテル」の館内と客室を徹底解明!
日光東照宮は「Three wise monkeys(見ざる、聞かざる、言わざる)と、眠り猫、徳川家康の墓」があることで有名です。神社には徳川家の家門「三つ葉葵」が至るところにあります。
拝観料は1,300円/人と高めですが、拝観に2時間くらいかかるなど、見応えがあります。
写真スポットも多数用意されており、インスタなどでSNS映えするので、一度は訪問しても良い場所だと思います。
拝観が終わったのが13時くらい、そろそろ本日の宿泊先である「ザ・リッツ・カールトン日光」へ向かいます。日光東照宮からザ・リッツ・カールトン日光まで寄り道せずに向かえば車で30分くらいの距離です。
道中、峠の上り下りがあるため、車酔いしやすい場合は酔い止めを飲んだ方が良いです。うねうねした山道を登っていくと、峠のピーク付近に男体山の展望台がありました。
ロープウェイがあり、1,000円/人払えば、ベストポジションから男体山を眺めることができるそうですが、男体山に雲が掛っていたため、利用せず。
トイレ休憩をして、ホテルへ向かいました。
展望台から15分程度、車を走らせると中禅寺湖が見えてきました。中禅寺湖の周辺には落差97mの華厳の滝があり、有名な観光スポットとなっています。
そのため、県営の駐車場がいくつか用意されており、車を格安(320円/回)で停めることができました。
✔ザ・リッツ・カールトン日光の駐車料金は3,000円/日です。県営駐車場に停めた方がおトク。
駐車場からホテルまでの距離は徒歩3分程度、荷物を持って徒歩でホテルへチェックインしました。
ザ・リッツ・カールトン日光は、2020年7月に東武鉄道とマリオットインターナショナルが提携して創業開始しました。客室数は少ない割に、設備は充実しています。
マリオットインターナショナルのホテルブランドであるザ・リッツ・カールトンは、日本に5カ所(東京、京都、沖縄、大阪、栃木)しか無く、国内では珍しいです。
木を基調とした建築は、ホテルながら、どこか旅館ぽさを感じ、落ち着くことができました。
また、設備の特徴として、日本のザ・リッツ・カールトンの中で、唯一、大浴場に温泉を備えています。適度な刺激の硫黄泉(草津温泉や登別よりは弱い)で、気持ちよく長風呂できました。
宿泊料金の定価は145,431円/2人(部屋:中禅寺湖ビュー・キング、朝食付き)と高額でしたが、クーポンを使って20%だけコストダウンできました(116,345円/2人)。
チェックインしてからは、部屋のリビングでコーヒーを飲んだり、何度も温泉に浸かりに行ったりしながら過ごしました。
夕食は、中禅寺湖近辺で有名なフレンチ「シェ・ホシノ」で摂りました(ホテルから徒歩5分くらい)。
田舎のフレンチがコンセプトで、カジュアルな雰囲気ながらも、日光の名物「鱒」を使った料理が最高に美味しかったです(リピート確定)。
部屋に戻ると、夜用の照明に変わっており、テラスにはランタンが灯されていました。落ち着いた雰囲気の中、晩酌して、寝ました。
3日目:中禅寺湖から大阪市
8時からの朝食を選択したため、7時に起床。テラスから天候をチェックすると、本日も快晴。
朝食は、無料で付いているプランだったので、ホテルで摂りました(定価7,500円/人)。
レストラン「日本料理 by リッツカールトン日光」へ向かいます。和食と洋食が選べますが、口コミを見ていると和食が人気そうだったので、和食を選択。
日光産の素材を用いており、かなり美味しく、食べきれないくらいのボリュームでした。
お腹いっぱいになった後、腹ごなしに温泉へ行き、チェックアウト(12:00)までの時間を過ごしました。
ザ・リッツ・カールトン日光に宿泊した感想は、まず、とても快適に過ごせるホテルで、不自由は一切ありませんでした。
一方、食事が最高に美味しいなどホテル独自の特徴は感じられませんでした。また、宿泊料金が高いため、コスパが良いとは思いませんでした。中禅寺湖にリピートすることがあれば、再度、ザ・リッツ・カールトン日光を選択するかどうかは微妙なところです。
⇒参考)木材を使った建築が美しい「ザ・リッツ・カールトン日光」の設備とサービスを徹底解明!
チェックアウト後、昨日見忘れていた、華厳の滝に向かいました。個人的な感想ですが、観光する価値ありです。特に冬場は、滝の一部が凍っており、幻想的な風景になっていました。
今回は、ホテルでのんびり過ごすためにザ・リッツ・カールトン日光へ宿泊しましたが、次回、中禅寺湖近辺に宿泊するときは、観光に力を入れたいと思いました。
帰りの飛行機が18:55発だったので、福島空港方面へ向かうことにします。道中、時間が有りそうだったので、那須塩原のチーズガーデンへ寄り道しました。
那須高原は畜産が有名で、チーズや肉などのお土産が豊富です。チーズガーデン自体は、関西だと阪急梅田に入っていますが、那須塩原限定の商品などもあるため、チーズ好きならオススメの場所です。
カマンベールとブルーチーズを自宅用に購入して、福島空港へ向かいました。
福島空港にはカードラウンジが無いため、空港内のベンチに腰掛けてフライトまでの時間を潰しました。
定刻で搭乗案内が流れたので「ほっと」して飛行機に乗り、関西へ戻りました(最近、ANAが遅れることが多い)。
栃木は、関西に住んでいるとアクセスしづらい印象がありましたが、伊丹⇔福島を飛行機で移動すれば、トータル3時間以内でアクセスできました。
日光の他にも宇都宮などへのアクセスも良いため、次回も同じルートで栃木の色んな観光地を巡りたいと思いました。
参考)移動手段と宿泊先の確保について
旅行の事前準備として、移動手段と宿泊先の確保が重要です。
移動手段は、管理人在住の大阪から福島までの移動と、福島から栃木までの移動が必要です。大阪から福島までの移動は飛行機、福島から栃木の移動はレンタカー。電車などの交通インフラが整っていないためです。
飛行機はANAの「今週トクたびマイル」で予約。通常の半分程度のマイル消費で特典航空券がゲットできます。レンタカーは「じゃらんレンタカー」から予約。
クーポンを使えば、ほぼ最安値で予約できます(じゃらんレンタカーのクーポン獲得はこちら)。
宿泊は、日光金谷ホテルとザ・リッツ・カールトン日光を宿泊予約サイト経由で予約し、かなり安く(20~30%オフ)で予約できました。
移動手段、宿泊先ともに、ほぼ最安値で予約できました(手段は以下参考)。
- 大阪~福島の格安移動手段:ANAの今週トクたびマイルはマイルの使用量が半分以下で済むことも?!
- 福島から栃木の格安移動手段:レンタカーは、じゃらんレンタカーのクーポンを使えば高確率で最安値!
- 宿泊料金を安くする手段:年収が高くなくても、高級ホテルに安く宿泊する方法!
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