この記事では「関西の主要な空港3つ(伊丹、関空、神戸)へ大阪市内からコスパ良く移動する方法」を紹介します。
コスパの良い移動手段は
- 伊丹空港はバス
- 関西空港は普通電車
- 神戸空港は普通電車とモノレール
です。
関西には主要な空港が3つあるため、路線によって使い分けが必要です。
旅行や仕事で、何十回も空港を利用した結果、それぞれの空港へ最もコスパ良く移動する方法に行きつきました。
大阪市内から伊丹、関空、神戸空港へコスパ良く移動する方法を紹介します。
大阪から伊丹や関空、神戸空港へ最もコスパ良く移動する方法!
大阪市内から伊丹空港や関空、神戸空港へのアクセスにおける主な問題は、
- 伊丹:経路が複雑で分かりにくい
- 関空:料金が高い
- 神戸:アクセスが悪い
です。
以下で、それぞれの課題に対するコスパの良い移動手段を紹介します。
大阪市内⇔伊丹空港
車を除き、大阪市内から伊丹空港へアクセスする主な手段は電車とバスです。
大阪の「北」でも「南」でも、大阪市内から伊丹空港行きは、バスが最もコスパの良い移動手段です。
「北」は大阪駅周辺にあるホテル阪神、ハービス大阪、新阪急ホテル、大阪マルビル前から伊丹空港へ直行するバスが出ています。
料金はいずれも650円、所要時間は約35分と比較的安価。
新大阪からは510円、所要時間20分。
「南」は難波駅からバスが伊丹空港へ直行するバスが出ています。
大阪駅から向かう場合と、ほぼ同じ移動時間で伊丹空港へ到着します。(料金:650円、所要時間:25分)
✔︎伊丹空港はANA(南)とJAL(北)の2つのバス降り場があります。ANA→ JALの順に停まるので降り間違いには注意。
正しいバス降り場で下車できればチェックカウンターが目の前です。
参考)大阪駅から電車でも伊丹空港へアクセスできますが、料金は安い(430円)ですが「時間がかかる」「乗り換えがめんどくさい」です。
加えて、伊丹空港の電車の駅から飛行機のチェックインカウンターまで10分以上歩く必要があります。
大阪市内から伊丹空港へはバスでアクセスした方がコスパ良いです。
参考)早朝便で出発する場合
伊丹空港の始発のフライトは「7:05」です。
大阪市内以外から、伊丹空港の始発便を利用する場合、バスでも電車でも間に合わない場合があります。
例えば京都市の北区「北大路」から伊丹空港へは始発でも到着が「6:52」、滋賀県の「米原」から伊丹空港であれば「7:16」です。
「飛行機が早朝便しか空いていない」など、始発便に乗らなくてはならない場合、伊丹空港内に宿泊施設があります。
最安値なら5千円/人以下で宿泊可能で、始発便でも翌朝ゆっくりできるので便利。
以下は価格比較用(宿泊予約サイトによって価格が異なる)。
大阪市内⇔関空
バスと電車でアクセス可能ですが、伊丹空港と異なり電車がコスパ良い(運賃、移動時間)です。
「特急はるか」「関空快速」「御堂筋線→南海鉄道」など様々な行き方がありますが特に「関空快速(JR)」がオススメ。
大阪市内から「乗り換え無し」「約1時間」「千円ちょっと」で関空へアクセスできます。
有名な「特急はるか」も乗り換え無しですが大阪駅は通過する上に、料金が「関空快速」の倍ほどかかります(新大阪⇔関空:2380円)。
時間も新大阪⇔関空だと50分かかるので、関空快速とコスパを比較すると、メリットは小さいです。
その他、電車だと「御堂筋→南海鉄道」の連絡切符(割引)を使えば運賃は1020円(大阪、新大阪)と安く、移動時間も1時間ですが、難波でのJRから南海鉄道への乗り換えがめんどくさいです。
バスは大阪市内からでも、1600円する上に「関空快速」よりも時間がかかる場合が多く、コスパは良くないです。(バスの時刻表はコチラ(リムジンバス))
大阪市内⇔関空への移動は「関空快速」が最も高コスパです。
参考)早朝便で出発、海外から深夜便で到着する場合
関西空港の始発便は国内線でも「6:30」、海外便になると全く公共交通機関が無い時間に出発、到着する場合が多々あります。
場所も辺鄙な所にあるため、どうやっても始発や最終に間に合わないという声をよく聞きます。
そのため、関西空港内には「ファーストキャビン」という宿泊施設があります。
飛行機のファーストクラスをイメージしたカプセルホテルで最安値だと5千円/人程度で宿泊できます。
実際に利用しましたが、内湯があったり、部屋の天井が高かったりと、カプセルホテルとは思えないくらい良かったです。
以下は価格比較用(宿泊予約サイトによって価格が異なる)。
大阪市内⇔神戸空港
主に電車、バス、車でアクセス可能ですが、電車が最もコスパ良いです。
✔︎関空からベイ・シャトルという高速船で神戸空港へアクセスする方法もありますが、使用する機会・人が限定的過ぎるため割愛します。
電車の運賃と時間は、大阪駅⇔神戸空港の場合、それぞれ660円、約1時間です。
バスは、大阪市内⇔神戸空港の直行便は無く、地下鉄三宮⇔神戸空港の間のみ運行しています。
料金はポートライナーと同じ340円ですが、乗車時間は22分と電車よりも時間がかかる上、JRの駅からバス乗り場までの距離も長いので使い勝手が悪いです。
車は、大阪市内からだと約50分、高速料金は千円ちょっとでアクセス可能です。
空港の駐車場は搭乗者が居るなら24時間まで無料で利用できます(空港の待合室内にある割引機に駐車券を入れると無料になる)。
24時間以降は1日ごとに1,020円の駐車料金がかかります。
限定的ですが、自家用車利用かつ4人など大人数で短期間の旅行ならコスパは良いです。
大阪からJRで三ノ宮駅、ポートライナーに乗って神戸空港へアクセスするのが最もコスパ良くなる場合が多いです。
参考)早朝便で出発する場合
神戸空港の始発便は東京/羽田行きで「7:05」です。大阪駅から神戸空港行きの始発に乗れば「6:17」に神戸空港へ到着するので、基本的に前泊入りは不要。
京都や滋賀、奈良から車以外の移動手段で、神戸空港へ向かい、始発便に乗るには、少なくとも大阪駅近辺の宿泊施設に前泊した方が良いです。
以上「大阪から伊丹空港や関西空港へ最もコスパ良く移動する方法!」でした。
その他の大阪の観光スポットやグルメは以下の記事に纏めています。
⇒参考)大阪の観光記事まとめ
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