帰省する費用って高いですよね。。。
特に実家から遠方に住んでいる場合や家族総出で帰省する場合には、帰省の移動費だけで数万円以上の出費になることも多いです。
とはいえ、親や親戚との繋がりもあるので、「帰省」自体は多少高額になっても重要視している方も多いと思います。
なんとかして帰省の費用を抑えることができれば家計的には大助かりです。そこで費用を抑えるために利用したいのがGo To Travelキャンペーン。
帰省の場合、宿は不要だから、宿泊とセットでないと使えないGo To Travelは意味ないと思うかもしれません。
しかし、Go To Travel無しで移動費を払って帰省するよりも、Go To Travelを適用するために、無理にでも宿泊とセットで帰省した方が安くなる場合があります。
その実例を交えながら仕組みを紹介します。
Go To Travelで宿泊をセットにして安く帰省しよう!
Go To Travelの仕組み
Go To Travelは2020年7月22日〜2021年3月15日までの間、旅行代金の一部を国が負担してくれるキャンペーンです。
割引率は2020年7月22日〜9月30日までの期間が最大35%、以降の期間は最大50%です。(一人一泊につき4万円の旅行代金までが対象上限)
適用される割引の範囲は「個人が旅行を手配した場合」と「旅行会社を経由して旅行を手配した場合」で異なります。
- 個人で旅行を手配した場合は宿のみ割引
- 旅行会社を経由して旅行を手配した場合は宿だけでなく移動費なども割引
帰省時、実家に宿泊することを前提とした場合、本来割引して欲しいのは移動費です。
つまり、移動費をGo To Travelで割引するには個人ではなく「旅行会社」を経由して宿泊と移動をセットで予約する必要があります。
本来、帰省には不要な場合が多い宿泊費を支払ってでも、帰省の費用は安くなるのでしょうか?一例ですが、検証してみました。
安くなった実例(大阪⇄高知)
結論からいうと、通常の費用の3分の1くらいになりました。。。
通常、大阪⇄高知の移動費は交通機関を利用した場合、2人で約2万円程度かかります。(神姫バスやJRバスなどの高速バス利用時)
それが宿泊と移動をセットにしてGo To Travelを適用すると、実費としては2人で往復11840円で済みました。
おまけに5000円の地域共通クーポンまでもらえたので、実質、二人で大阪⇄高知の移動が6840円になりました。
どうやってこれだけ安く仕上げたのか、以下で説明します。
まず、旅行代理店の相談窓口に行きます。(管理人は日本旅行を利用しました。窓口は混雑しているので事前にwebから受付予約を入れました)
次に、窓口で宿泊とセットで大阪⇄高知の旅行プランを組んでもらいました。
旅行プランは一泊三日です。本来は宿泊先は実家で構わないので、なるべく安い宿を一泊だけお願いしました。(2人で3980円)
結果、定価は2人で33600円でしたが、Go To Travelで旅費全体から35%オフになり、21840円になりました。おまけに地域共通クーポンが5000円分貰えました。
これだけでも出費21840円+地域共通クーポン5000円もらえるため、実質の負担は16840円となり本来の移動費(約2万円)よりも安くなります。
しかし、最終的な負担金額である11840円+地域共通クーポン5000円(実質の負担額6840円)には届きません。もっと安くするために、以下のキャンペーンを利用しました。
地域独自のキャンペーン
地方は新型コロナウイルスのせいで減った観光客を呼び込むために「地域独自のキャンペーン(mapple作成)」を行っています。
例えば、高知県では「高知観光リカバリーキャンペーン」と称して、高知県で宿泊したら高知県までの移動費(行きと帰り)を最大一人あたり5000円キャッシュバックする「地域独自のキャンペーン」を行っています。このキャンペーンはGo To Travelと併用可能です。従って、Go To Travelで安くなった21840円(+地域共通クーポン5000円)に対して2人で10000円(5000円×2人)の割引が適用されます。
すると、旅行代が21840円から10000円が割引かれ11840円(+地域共通クーポン5000円)になります。(大阪⇄高知往復が実質6840円負担/2人)
「地域独自のキャンペーン」もGo To Travelと同様に、自分で事後申請は不要で、旅行代理店で申し込む段階で、自動的に支払額から割引かれる場合も多いです。
手間もかからないので、是非帰省の旅費削減に役立ててください。
✔︎「地方独自のキャンペーン」は旅行会社毎に利用可能な枠が割り振られているので、もし一つの旅行会社で枠が無いと言われても、諦めない方が良いです。
日本旅行、JTB、HISなどの大手が枠を沢山持っており、窓口だけでなくwebから申し込める場合もあります。(地域独自のキャンペーンを割引クーポンとして発行している場合がある)
✔︎旅行代理店の担当さんは「地域独自のキャンペーン」を知らない人もいるので、自分から申し出た方が良いです。
✔︎電車やバスでは帰省できない距離に住んでいる方は、飛行機を使って安く帰省する方法も紹介しています。
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