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ANA一緒にマイル割は運賃が最大80%オフ!マイルが少なくても格安で飛行機に乗れる

この記事では「マイルと現金を併用して飛行機(国内線)に乗る方法」を紹介します。

飛行機の運賃は「マイル」か「現金」のどちらかで支払うのが普通ですが「マイル」と「現金」を併用して支払う方法があります。

「マイル」で飛行機の運賃を支払おうとすると、キャンペーンなどの割引が無ければ、片道でも最低5,000マイル/人が必要です。

飛行距離が長かったり、同行者が多ければ必要になるマイルは増えていきます。

結局、同行者分も含めると目的地までの「マイル」が足りず、現金で支払うことになる場合も多いと思います。

この方法(一緒にマイル割)を利用すれば、同行者が3人までなら、10,000マイルさえ有れば、現金を足すだけで必ず航空券を獲得できます。

記事の内容は

  • 一緒にマイル割の利用に必要なマイルは何人乗っても10,000マイルだけ
  • 必要な現金は行き先で変わる
  • 予約可能な期間が長い
  • 予約方法は通常の特典航空券と同じ

です。

大阪住みの管理人は、旅行目的で月一くらいのペースで飛行機に乗っています。

行き先が決まるタイミングに応じて、割引方法を使い分けており、スーパーバリュー75や今週のトクたびマイルと並んで、一緒にマイル割を使っています。

今回は、一緒にマイル割のメリットと予約方法を紹介します。

一緒にマイル割の利用に必要なマイルは何人乗っても10,000マイルだけ

最大の特徴は、マイルの消費が少なくて済むことです。マイルは10,000マイルさえあれば、国内なら何処でも特典航空券に替えられます。

また、年末年始とお盆以外なら搭乗日前日までの予約で、いつでも使えるので使い勝手が良いです(GWも利用可能)。

一方、一緒にマイル割の利用にはマイル以外に現金が必要で、行き先によって料金が変わります。

マイル同行者料金(円)
※同行者のみ必要
予約期間(日)
一緒にマイル割利用条件10,0001~3行き先による(往復)
21,000~36,000
約半年前~前日まで
一緒にマイル割の利用条件

料金は行き先で変わる

一緒にマイル割の利用料金は以下の通りです。

  • 本人:国内線が往復無料(10,000マイルに含まれる)
  • 同行者(1〜3名):運賃が50〜80%割引

特典航空券を申し込んだ本人は10,000マイルのみの消費で往復分の運賃は必要ありません。

同行者は必ず1人以上、必要ですが運賃が正規料金の50〜80%オフになります。

基本的に、同行者の運賃の割引率は、遠い場所ほど大きくなります。

例えば、2022年の夏ダイヤで距離が近い場所(大阪⇔高知)と遠い場所(大阪⇔石垣島)の運賃と割引率を比較すると、以下のように遠い場所の方が割引率が高くなります。

※一人あたりの往復運賃です。近い場所
大阪⇔高知
遠い場所
大阪⇔石垣島
正規運賃(円)44,400127,400
一緒にマイル割の同行者の運賃(円)19,40031,600
割引率(%)56%75%
一緒にマイル割の割引率比較

✔割引率(%)=一緒にマイル割の同行者の運賃÷正規運賃×100

仮に、一緒にマイル割を使って、2名で大阪から石垣島へ旅行した場合の往復運賃は、10,000マイル+31,600円です。

マイルのみを使用する特典航空券の場合、大阪⇔石垣島は2名で28,000~42,000マイル必要になるので、一緒にマイル割の方が割安です。

✔️国内線の場合、1マイルは最低でも3円くらいの価値

予約可能な期間が長い

最長で半年くらい先まで予約可能です。

運航ダイヤ期間ごと(年2回)の一斉予約となっており、予約開始は

・夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)搭乗分
 →1月下旬頃受付開始予定(2022年の夏ダイヤ)

・冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日)搭乗分
 →8月下旬頃受付開始予定(2021年の冬ダイヤ)

です。

一緒にマイル割の予約期間と搭乗期間
一緒にマイル割の予約期間と搭乗期間

予約受付終了は搭乗前日まで可能なため、予約期間という意味でも使い勝手の良いサービスです。

※以下で予約方法を紹介しますが、その前に一点だけ注意があります。

一緒にマイル割はキャンセル規定が半端なく厳しいです。

キャンセルすると「マイレージクラブ会員10000マイル」と「同行者の費用50%」が没収されます。

絶対に他の予定が入らないタイミングで利用した方が良いです。

予約方法は通常の特典航空券と同じ

一緒にマイル割は3ステップで予約できます。

  1. ANAマイレージクラブに登録(未登録の場合)
  2. 一緒にマイル割専用ページから予約
  3. 運賃の支払い(予約メールにリンク記載)

1.ANAマイレージクラブに登録(未登録の場合)

ANAマイレージクラブ会員の登録画面から会員登録します。

名前や生年月日、住所など個人情報を記入していきますが、途中にパスポートの氏名を記入する箇所があります。

もしパスポートを持ってなくてもローマ字で名前を記入すれば登録できます。

登録自体は5分もあれば完了します。

2.一緒にマイル割専用ページから予約

登録完了後(10桁の会員番号発行後)は、一緒にマイル割のログイン画面から予約を進めます。

ページの一番下にある「ご予約はこちら」からログイン。

行き先、日程を記入する。

例)大阪⇔石垣島を行き先にして、搭乗日を選択して「検索する」をクリック。

一緒にマイル割予約方法(行き先と日程)
一緒にマイル割予約方法(行き先と日程)

往路と復路のフライト便を決める。

「空席有り」の箇所のみ選択可能です。

 一緒にマイル割予約方法(日程)
一緒にマイル割予約方法(日程)

調べた時点では満席でも、日を開けて見直すと空いていることがあります。

こまめにチェックすれば意外と空席が出ます(直前の日程ほど空きが出やすいです)。

自分と同行者の情報を入力する。

フルネームと年齢が必要なので、特に事前に同行者へ聞いておく必要があります。

一緒にマイル割予約方法(個人情報)
一緒にマイル割予約方法(個人情報)

ページ下の方にある「予約する」ボタンを押すと予約完了。

予約が完了しても、支払いをしないと自動的にキャンセルされます。

支払いの仕方は以下で簡単に紹介します。

運賃の支払い

予約した日の内に支払いをしないとキャンセルされます。

マイレージクラブ登録時に設定したメールアドレスに、予約確認メールが送られてきます。

メールに「購入手続き」のURLが添付されているので、クリックして支払いを行います。

決済方法はクレジットカード、コンビニ、金融機関での振込が選択できます。

※夜遅くに予約すると、クレジットカード以外の決済手段では、間に合わない場合があります。

なるべく昼間に予約した方が良いです。下の例だと予約から決済まで24分の猶予しかないです。

一緒にマイル割は予約から支払いまでのタイミングがシビア
一緒にマイル割は予約から支払いまでのタイミングがシビア

参考)効率的にマイルを貯めるならANA VISAワイドゴールドカード

三井住友VISAカードにANAカードが付帯したクレジットカードです。

特徴は、買い物などでクレジットカード決済したときに貯まるVポイントを効率的にマイルへ交換できることです。

VISAで買い物すると、200円利用後に1Vポイント貯まり、それを2マイルに交換できます。

✔さらに効率的にVポイントをマイルに交換するなら、6,600円払って、1Vポイント=3マイルにもできます。お金は交換時にかかるので、Vポイントを貯めまくって、纏めてマイルへ交換すると効率が良いです。

ANAカードはJCB、ダイナーズなど色んなカード会社と提携していますが、クレジットカードとして使えるお店が多いこと、年会費がそこそこ安い(10,400円)ことからANA VISAワイドゴールドカードがオススメ。

その他、ANA VISAワイドゴールドカードには、下記のようなメリットがあります。

  • ボーナスマイルが入会・年度継続時に2000マイル付加
  • 搭乗ごとのボーナスマイルが一般カードの2.5倍+25%

ANA VISAワイドゴールドカードを使って一年で76万円(月6万ちょっと)決済すれば10000マイル貯まります。

⇒参考)ANAカード同士でコスパの良いカードを比較した記事

元々、三井住友カードを使っていればゴールドカードの審査も通りやすいです。

審査つながりで余談ですが、ANA VISAゴールドカードを使って、3年くらいたった後に大きな決済をすると、ANA VISAプラチナプレミアムカードのインビテーションが届きました。大きな決済とは結婚式代(500万円くらい)です。

インビテーションにマイルのおまけが付いていたので作りましたが、一言で表すと「便利だけど年会費高い」です。

ANA VISA プラチナプレミアムカードは、ANAラウンジでビール飲めたり、外食が安くなるなどのメリットはあるが、そもそも、それらに興味が無ければ不要だと思います。

また、追加料金無しで1Vポイントを3マイルに交換できますが、飛行機にしょっちゅう乗らないのであれば年会費が高くてコスパ悪いと思います。

ANA VISA プラチナプレミアムカードの年会費
ANA VISA プラチナプレミアムカードの年会費

参考)一緒にマイル割と、その他の割引とのコスパ比較

以下は管理人の趣味です。

ANAで最安と言われている特典航空券「スーパーバリュー75」と一緒にマイル割、通常の特典航空券のコスパを比較しました。

✔特典航空券のコスパは、コストと便利さ(予約期間が長い、キャンセル可能など)です。

以下、大阪⇔宮古島のフライトを例に比較していきます(二人旅)。

一緒にマイル割を使って妻と宮古島へ
一緒にマイル割を使って妻と宮古島へ

結論から言うと、コスト的には一緒にマイル割の方とスーパーバリュー75は同じくらいだが、予約期間の点では一緒にマイル割の方がコスパが良いです。

まず、コストについてです。

比較対象となる「スーパーバリュー75」の価格を調べました。旅行した日付と同日の往復運賃は二人で68,160円でした。

スーパーバリュー75の価格(大阪⇔石垣島)
スーパーバリュー75の価格(大阪⇔宮古島)

一方で、一緒にマイル割は31000円+1万マイルです。

 一緒にマイル割の価格(大阪⇔宮古島)
一緒にマイル割の価格(大阪⇔宮古島)

まとめると以下のような価格になります。

特典航空券(2名往復)価格(円またはマイル)
一緒にマイル割31000円+10000マイル
スーパーバリュー7568160円
参考)マイルのみ42000マイル
特典航空券(一緒にマイル割)とスーパーバリュー75の価格比較

マイルの価値は、国内線なら「1マイルは3〜5円」と一般に言われており、一緒にマイル割とスーパーバリュー75のコストは同じくらいです。

一方、予約期間は、スーパーバリュー75よりも一緒にマイル割の方が使い勝手が良いです。

  • スーパーバリュー75:355日前~75日前
  • 一緒にマイル割:約180日前~1日前

スーパーバリュー75は一緒にマイル割よりも前から予約できますが、予約の受付が搭乗日の75日前までです。

国内旅行の場合、「そうだ京都へ行こう」のように直前に計画を立てることもあります。その場合、旅行前日まで予約可能な一緒にマイル割の方が便利です。

なお、キャンセル規定は、スーパーバリュー75も、一緒にマイル割も同じくらい厳しいです。

本ブログでは、飛行機、電車、バスなどの移動手段でコスパの良いものも纏めています。

⇒参考)国内旅行の旅費を削減する方法を纏めた記事

宿泊費を削減する方法は以下。

⇒参考)国内旅行の宿泊費を削減する方法を纏めた記事



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