この記事では「宿を安く予約できる宿泊予約サイトをカテゴリー別にランキング形式で紹介」します。
カテゴリーは、おおよその宿泊金額で3つに分けました。
- 高級宿(3〜10万円/人)
- カジュアルな宿(1〜3万円/人)
- 安価な宿(ビジネスホテルなど)(〜1万円/人)
✔宿泊費用は管理人が今まで100軒以上の宿に宿泊してきた経験上の目安です。
上記3つのカテゴリーそれぞれで、クーポンやポイントを使って安くなる宿泊予約サイトは異なります。
以下では、それぞれのカテゴリーで「使える」宿泊予約サイトをランキング形式で紹介します。
高級宿
本ブログ内での高級宿とは「独自の拘りがあり、部屋・食事・サービスなどで宿泊者に感動を与えてくれる宿」です。
高級宿を取り扱う、宿泊予約サイトは「大手」と「中小」に分類されますが、安く提供しているのは「中小」が多いです。
✔「大手」は、じゃらんやJTB、日本旅行など、交通から宿泊まで手がける総合旅行会社です。
✔「中小」は、Reluxや一休など、宿泊に特化した予約サイトを指します。(一部、例外はあります)
大手は、電車や飛行機などの移動手段と宿泊をセットにしたプランを安価に販売していることが多いです。
一方、中小は宿泊に特化しており、宿単体を予約するなら「中小」の方が安い場合が多いです。
特に高級宿は、大手は殆ど割引しませんが、中小では割引を見かけることが多いです。
以下では、高級宿を予約するなら、おすすめの3つの宿泊予約サイトを紹介します。
1.Relux
管理人が一番利用している宿泊予約サイト(Relux)。
2017年にauの子会社となってから、「auスマートパスプレミアム会員」になるともらえる5〜30%の割引クーポンと、3〜7%ポイントバック(内1%はPontaポイント)が強力です。
毎月3の付く日限定ではスマートパスのアプリ上で最大30%の割引クーポンが当たる抽選があります。経験的に50%くらいの確率で30%クーポンが当たっています。
⇒参考動画)30%割引クーポンの獲得方法と利用方法(You tube)
ポイントバックはランクに応じた還元率です。
ランク最高のダイヤモンド会員でクレジットカード決済すれば6%+Pontaポイントが1%還元されます。
30%クーポンと最大7%還元のポイントバックを合わせて現実的に37%オフが可能です。
使いまくっているので、ポイントバック最大のダイヤモンド会員になっています。
✔なお、30%クーポン以外に45,000円以上の利用で15,000円割引、50%割引クーポンなども不定期に配布されています。
⇒参考)50%クーポンを利用して大分県の超高級宿のスイートルームをはしごしてきました。
2.一休
カジュアル〜高級宿に特化した宿泊予約サイト(一休)。
タイムセールと期間限定のポイントバック増額が強力で、偶にReluxよりも安い時があります。
一休の良い点は、予約時に貯まるポイントを、次回の予約ではなく「今回の予約」に使える点です。(ポイントの「即時利用」制度)
たまにしか旅行しない場合はポイント貯める必要が無いので、良いサービスだと思います。
一方、Reluxに比べてクーポンの割引率が低い、ポイントの還元率も低い(2~5%)ので、ランキングは2位としました。
一休は、たまに利用するのでプラチナ会員です。
大体、Reluxと一休の価格を比較して、旅行したいタイミングで安い方で予約していますが、そもそも予約が空いていない場合は以下のExpediaもチェックしています。
3.Expedia
外資の「大手」旅行会社ですが、たまに利用しています。
基本的に値段が安い順に記載していますが、Expediaは高級宿予約の根本的な問題である「予約が取れない」を解決できることが多いです。
高級宿は、部屋数が少ないことが多く、人気もあるため安価なReluxや一休では予約が空いていないことがあります。
そのときはExpediaから予約しています。
一応、LINEやメルマガに登録すると10%割引クーポンが配布されています(月1回)。
✔︎クレジットカードによっては8%割引クーポンもあります。
カジュアルな宿
本ブログ内でカジュアルな宿とは「部屋・食事・サービスなどで宿泊者が大体満足する宿」です。
高級宿に比べて、宿の数が多く「大手」と「中小」どちらにも数多く掲載されています。
大手と中小の定価の価格差も小さく、大手でも割引クーポンが配布されているため、ランキング付けが難しいです。
強いて言うと、「宿泊のみ」と「交通と宿泊の合計」で分けると
- 「宿泊のみ」なら中小が安い
- 「交通と宿泊の合計」なら大手が安い
傾向があります。以下では「宿泊のみ」「交通と宿泊の合計」で場合分けして、おすすめの予約サイトをランキング付けします。
宿泊費のみ
高級宿と同じくReluxと一休が安い時が多いです。
1.Relux
カジュアルな宿でも最大30%割引のクーポンと最大7%のポイントバックが使えます。
Reluxはクーポンとポイントを同時に使えない(どちらか一方のみ)弱点がありますが、カジュアルな宿にはポイントを使った方が、おトクです。
具体例を使って、理由を説明します。
例)30%割引クーポンと2万円分のポイントを持った状態で「高級宿」と「カジュアルな宿」にそれぞれ宿泊するとします。
ケース1:30%割引クーポンを「カジュアルな宿」、2万円分のポイントを「高級宿」に使用した場合
ケース2:30%割引クーポンを「高級宿」、2万円分のポイントを「カジュアルな宿」に使用した場合
クーポンと持っているポイントは同じなのに、クーポンとポイントを使用する宿を入れ替えただけで2.1万円も割引額が異なります。
高級宿に泊まると一気にポイントが貯まり、それをカジュアルな宿に使用して、ほぼ無料で宿泊できると気持ちいいです。
2.一休
タイムセールとポイントアップセールが強力。
一休の強みであるポイントの「即時利用」も併用するとカジュアル宿が安価な宿並みの価格になることもあります。
問題は、旅行に行きたいタイミングでタイムセールやポイントアップセールが開催されているとは限らないこと。
月に1回は30%割引クーポンを取得できるReluxと異なり、タイミングに左右されるため、ランキングを2位としました。
3.じゃらん
リクルートが経営している大手の宿泊予約サイト(じゃらん)。
カジュアル~安価な宿の掲載数が多く、交通と宿泊をセットにしたプランも販売しています。
宿単体の予約でもカジュアルな宿と安価な宿に関しては、じゃらんが最安値になる場合があります。
「じゃらん通常クーポン」が配布されていて、旅行に行きたい場所が「じゃらん特別クーポン」の対象になっている場合です。
「じゃらん通常クーポン」とは、秋のキャンペーンなどで、全国の宿泊施設で宿泊日が1万円割引などになるクーポンのことです。
「じゃらん特別クーポン」とは、地域限定で宿泊費が1人あたり4千円割引などになるクーポンのことです。
じゃらんは、通常クーポンと特別クーポンを同時利用できるので、両方使うとReluxや一休よりも安くなる場合があります(じゃらんクーポンはこちら)。
なお、じゃらんのポイントバックは通常1%、タイムセール~10%に加え、キャンペーンなどで上乗せされることがあります(じゃらんのキャンペーンはこちら)。
✔管理人はじゃらんの交通と宿泊セットプランは使いません。理由は自分で手配するよりも高いからです。
4.るるぶトラベル
じゃらんと同じく大手の宿泊予約サイト(るるぶトラベル)。
宿泊料金が最大50%安くなるクーポンを配布するなど、 じゃらんより頻度は少ないですが、 割引率が高いクーポンが配布される場合があります(るるぶトラベルのクーポンはこちら)。
なお、ポイントバックは1%と低めですが、たまにキャンペーンでポイントバック率が上がる場合があります(るるぶトラベルのポイントバックはこちら)。
カジュアルな宿を予約する場合は、価格比較目的で必ずチェックしています。
エリア限定のクーポンが多く、クーポンの配布頻度もじゃらんと比べて少ないため、ランキング4位としました。
交通と宿泊セット
宿泊費単体ではReluxや一休よりも安くなることは少ないが、交通費とセットなら安くなる宿泊予約サイトがあります(大手に多い)。
1.阪急交通社
「緊急発売」などのタイムセールが異常に安いです。
交通と宿泊がセットのため、行き先が限定されますが、原価割れしているレベルで安いときがあります。
例えば、大阪から石川(加賀温泉駅)までの往復サンダーバードと山中温泉の旅館(2食付き)がセットになって1万円/人などです。
クーポンは5万円以上の利用で5千円割引、ポイントは0.5%還元などイマイチ良くないですが、タイムセールが安すぎるのでランキング1位としました(阪急交通社のクーポンはこちら)。
阪急交通社のタイムセールより、料金は高くなる場合がありますが、ある程度安く、自由に行き先を設定できる点で以下の日本旅行を紹介します。
2.日本旅行
地方自治体が配布しているクーポン、宿泊と交通がセットの条件で利用できるオリジナルクーポンなどを上手く活用すると、安いです(日本旅行のクーポンはこちら)。
特にGo To Travelなど国からの旅行補助があるときは、信じられないくらい安く旅行できました。
⇒参考記事)【全部込み込み21,000円/人】関西からハウステンボスの旅2泊3日
日本旅行で、行き先を自由に設定して、かつ安く予約するコツはネットからでは無く「窓口で旅行相談」です。
移動方法と宿、観光などをアドバイスしてもらい、クーポンを利用して最安値のオリジナルプランを組んで貰っています。
日本旅行は、オンラインから来店予約できるので、待たなくて良いです。
3.ANAトラベラーズとJALダイナミックパッケージ
飛行機を使う国内旅行なら最安値になる可能性があります。
ANA、JALともに交通と宿泊のセットプランを販売しており、マイル(ANA:スカイコイン,JAL:e skyコイン)で支払いできます。
日頃の買い物や旅行代金などをクレジットカードで支払い、貯まったポイントをマイルへ変換して、旅行に使えるので現金を使わずに旅行できます。
クレジットカードのポイント利用方法に困っている場合、マイルへ変換して旅行へ利用するのはアリだと思います。
ANAトラベラーズ、JALダイナミックパッケージともに割引額が小さい場合が多いもののクーポンがあります。
ポイントバックは、ANAはツアー代金の1%のマイル、JALはフライトの区間マイル(50%)が貯まります。
マイルを持っている前提なら、ほぼ無料で旅行できますが、現金で払うと安くないのでランキングは3位としました。
✔ANAスカイツアーズという予約サイトもありますが、ANAスカイコインは利用不可(貯めることはできる)。
✔ANAダイナミックパッケージとはANAトラベラーズの商品名。自由に行き先や宿泊先を選べる。
安価な宿
本ブログ内で安価な宿とは「宿泊者が部屋・食事・サービスなどに期待せず、寝るために宿泊する宿」です。
安価な宿は、大手が安い場合が多いです。
じゃらんやるるぶなどは割引「率」ではなく、割引「額」に効くクーポンを発行する場合が多いです。
安価な宿は元々、宿泊料金が安いので2千円割引クーポンなど、割引額に効くクーポンが有効です。
中小は、旅行の目的によって安くなる宿泊予約サイトが違う傾向にあります。
例えば、温泉に特化したゆこゆこや、夜行・高速バスと低価格な宿を組み合わせ、旅行代金を徹底的に安くしたWILLERなどです。
その他、Reluxや一休などカジュアル~高級宿をターゲットにした予約サイトは低価格な宿の掲載が無い場合が多いです。
1.じゃらん
カジュアルな宿と同じく、事前カード決済返金不可やタイムセールに「じゃらん通常クーポン」や「じゃらん特別クーポン」を組み合わせると、破格で宿泊できる場合があります(じゃらんクーポンはこちら)。
割引「率」では無く、割引「額」で安くなる、比較的どこでも使えるクーポンが多い、元々の価格設定が低いことからランキング1位にしました。
2.るるぶトラベル
配布頻度は少ないが、地域限定で、宿泊料金が最大100%安くなるクーポンを配布するなど、安価な宿の価格帯(~1万円/人)では、頭のおかしいクーポンを配布することがあります(るるぶトラベルのクーポンはこちら)。
500~2000円割引クーポンは配布頻度が高く、元々の価格設定も低いですが、地域限定クーポンが多いことからランキング2位としました。
3.ゆこゆこ(温泉特化)
低価格の温泉宿に特化した宿泊予約サイトです(ゆこゆこ)。
大江戸温泉物語などの大手温泉宿泊施設や、温泉地の民宿など、他の宿泊予約サイトでは取り扱いが無い宿でも予約できるのが強みです。
安価な温泉旅行にはおすすめです。
一方、地域限定のセールや季節ごとのタイムセールはありますが、クーポンやポイントバックには期待できません。
500~2000円程度の割引額の小さなクーポンの配布が多く、ポイントバックは無いため、元々の設定価格から値下げするのは難しいです( ゆこゆこのクーポンはこちら(会員登録が必要) )。
じゃらんや、るるぶと比べて割引金額、掲載宿の数の点で見劣りするので、ランキング3位としました。
4.WILLER
高速・夜行バスを主に取り扱っていましたが、2014年から宿泊も取り扱うようになりました。
元々、夜行・高速バスの会社である強みを活かして、移動(バス)と宿泊をセットにした激安プランを販売しています。
例えば、関西⇔東京往復の高速/夜行バスと宿泊(リーガロイヤルホテルなど)がセットになって1万円程度と破格です。
そもそも安価なのでクーポンの割引率やポイントバックの還元率は低めです。クーポンは、せいぜい500円割引、ポイントバックは1%還元です(WILLERのクーポンはこちら)。
移動がしんどくても「安価」が良いなら、WILLERがおすすめです。
安く利用するには、高速/夜行バスといった「しんどさ」がつきまとうことから、独断と偏見でランキング4位としました。
以上「クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】」でした。
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