この記事では「箱根のクラシックホテル(富士屋ホテル)の客室と設備を詳しく」紹介します。
富士屋ホテルの「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は月一くらいのペースで国内の高級宿に泊まりに行くことをモチベーションに生きています。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線で良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)富士屋ホテル(館内散策・部屋)
富士屋ホテルの客室や設備を徹底解明!増改築により超巨大なホテルへ。
落ち着いた雰囲気です。何もしないで、のんびり過ごすのに適したホテルだと思います。
箱根の宮ノ下温泉側に位置しており、芦ノ湖近辺と違って落ち着いた雰囲気があります。
✔︎芦ノ湖にも富士屋ホテルが経営する宿があります。(箱根ホテル 富士屋ホテルレイクビューアネックス)
日光金谷ホテルの次に歴史あるホテル(1878年創業)で、特徴はホテルの巨大さです。
創業当時から人気のホテルであり、増改築を繰り返すことで、地上からだと一枚の写真で全体を収められないくらいホテルが成長しています。
ホテルの敷地内に入ってから部屋に到着するまで徒歩で約5分かかりました。
富士屋ホテルの広さを感じてもらうために敷地内から部屋までを撮影しました。
⇒参考)富士屋ホテルの広さを体感する動画
設備
リノベーションやメンテナンスされており、古さは目立ちません。むしろ貫禄を感じます。
富士屋ホテルのフロント
日本庭園や、お土産屋、レストラン、無料のソフトドリンクバー、プールなどの設備レベルが非常に高いです。
無料のソフトドリンクバーではコーラ、レモンスカッシュなどのジュースの他、コーヒーやココアも飲めます。
日本庭園は広大な土地をメンテナンスしており、ハーブ園、水車小屋などの写真映えするスポットもあります。
お土産屋では伝統のビーフシチューやカレーなどのホテルオリジナル商品や、富士屋ホテルが保有する仙石ゴルフコースのマーカーなども販売されています。
お酒やおつまみの販売もあるため、部屋飲みするときにも便利です。(近くのセブンイレブンの方が圧倒的に安いですが)
レストランは館内に何箇所かありますが、一番雰囲気が良かったのはフロントそばにあるメインダイニングルーム・ザ・フジヤです。
箱根の宮ノ下エリアで食べログランキング1位でした。(2021年7月)
フレンチが有名で、これぞクラシックな雰囲気の中、食事できますがディナーは最低18000円/人します。
バーは雰囲気は良さげですが、新型コロナ蔓延防止措置で残念ながら営業していませんでした。
プールは館内と館外に2箇所あります。
館内は、水着のほか水泳キャップが必要になります。忘れた場合はホテルで有料レンタルできます。
温水プールです。
館外は日本庭園の上の方にあり、水着のみで利用できます(水泳キャップ不要)。日本庭園のそばにあるため、夏場は虫が気になります。(浮いてました)
館内設備以外では、ホテルの周囲には、コンビニや、食事(イタリアン、和食など)も充実しています。
ホテル外で食事をしたい、晩酌用のおつまみやお酒を買いに行きたいなどの場合に便利です。
部屋
本館、西洋館、花御殿、フォレスト・ウィングの4つの棟に宿泊施設があります。
それぞれの築年数は、本館(1891年)、西洋館(1906年)、花御殿(1936年)、フォレスト・ウィング(1960年)建築となっており、おススメは一番新しいフォレストウィング。
理由は、
- 同じグレードの部屋なら安価
- ソフトドリンクバーが近い
- 大浴場(温泉)が近い(フォレスト・ウィング6階)
からです。
山側の部屋(フォレストサイド)の場合、景観は他の3つと比べて劣りますが、価格はガーデンサイドと比べて、5%程度安いです。
景観を気にしないなら、フォレストサイドで良いと思います。
部屋には無料のカフェバーもありますが、UCCなのと、ソフトドリンクバーが近くにあるので、正直必要性を感じませんでした。(個人の好みです)
また、富士屋ホテルの客室の特徴として、部屋風呂が温泉です。大浴場に入りに行くのが億劫な場合は、部屋でも温泉が楽しめます。
アメニティーも老舗の澁谷油脂を使用しており、化粧台もあるなど女性にも配慮した部屋の作りでした。
また、ベッドの枕元にも充電用のコンセントがあるので、寝っ転がってスマホを充電しながら使用できます。(大事なことです)
⇒動画撮影:フォレストウィングの部屋
食事
夕食は、ホテルで食べていないので分かりませんが、フレンチが有名なようです。
富士屋ホテルのフレンチメニュー(ディナー)
価格がランチ7,300円~、ディナー18,000円~だったので、近くの他店で食事しました。
神奈川県は緊急事態宣言でお酒の提供NGでしたが、それでも予約可能な周囲の人気店(華暦、いろり屋、La Bazzaなど)は、当日は予約で満席でした。
予約不可の人気店(山薬:自然薯専門店)で晩御飯を食べました。
芸能人は詳しく無いけどサインがいっぱい
単品メニューもありますが、定食メインです。
食べきれそうな山薬とろろ膳(2,280円)を注文しました。
山薬:自然薯専門店
繊維質を多く摂ったせいか、翌日お腹スルーラックになりました。歳のせいか、最近こういうご飯が良いです。
翌朝の朝食はホテル直営のカフェ(PICOT)が、おススメ。カレーパンとチーズウインナーパンが美味しかったです。
徹底して、エコに取り組む姿勢も好感が持てます。トレイ、フォークとナイフは木製、チーズウインナーパンの皿とコーヒーのカップは紙製でした。
✔︎なお、コーヒーは500円しますが、ホテルのソフトドリンクバーなら無料なので、テイクアウトして部屋で食べた方がお得です。
風呂
内風呂と半露天風呂、サウナ、リラクゼーション施設(有料)があります。
フォレスト・ウィングの6階にあり、半露天風呂からの景観が素晴らしいです。
泉質はナトリウム-塩化物温泉(pH7.6)で無色透明。
完全に露天風呂ではなく、窓があって、そこから外気が入ってくるタイプの半露天風呂なのが残念ポイント。
山側なので虫が入ってくるという問題があって半露天風呂にしているのかもしれません。
価格
フォレスト・ウィング ツインフォレストサイドで24,400円/人でした(祝日泊)。クラシックホテルの中では比較的高価な方。
✔︎定価は31,900円/人でしたが、割引しました。(しないと我が家の家計では泊まれません)
⇒参考)割引方法の詳細はこちら
宿泊した感想のまとめですが、箱根でのんびりしたいなら最高のホテルだと思います。
恋人同士、友達同士、親子の旅など、どんなシチュエーションでも満足できるホテルだと思います。
強いて言うと、芦ノ湖近辺でワイワイするのでは無く、落ち着いた雰囲気の中、クラシックなホテルの設備やサービスを楽しみたい人向けです。
総合評価
今まで数々の宿に泊まった経験から、独断と偏見で富士屋ホテルを評価しました。
評価の観点は宿泊料金、食事、お風呂、客室、接客&サービス、アクセスです。
評価は5段階で、評価が悪い順に1,2,3,4,5点です。
宿泊料金は高め。
風呂は温泉の大浴場とサウナあって泉質も良い。また、客室風呂も温泉とかなり満足。
客室は職人が修繕する高級な調度品などを使用し、設備もよい。
接客&サービスは無料のソフトドリンクサービスがあって案内も丁寧。
アクセスは電車が楽。箱根登山鉄道の宮ノ下駅から徒歩7分。
以上が「【宿泊記】箱根「富士屋ホテル」は増改築により超巨大なクラシックホテルへ|1878年創業【超高級】」でした。
神奈川のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)神奈川の観光記事まとめ
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