この記事は「長崎県の長崎市と雲仙の観光スポットを紹介する旅行記」です。
具体的な観光ルートは以下の通りです。(長崎空港⇒長崎市⇒雲仙温泉の順)
宿泊予約サイトで30,000円オフクーポンと15,000円オフクーポンが余っており、何処か旅行しようと考えていました。移動手段も節約したかったのでANAの「 今週トクたびマイル 」の対象となっていた長崎を旅行先にしました(伊丹空港⇔長崎空港)。
観光場所は、長崎市(稲佐山、中華街)と雲仙(雲仙温泉街、普賢岳)、島原にしました。
実際に観光して感じた、良かった点、悪かった点などを旅行記形式で紹介します。
⇒動画版)【旅行記】世界三大夜景と雲仙をレンタカーで旅行する2泊3日!
1日目:大阪市から長崎市
今回の旅行の主な目的は、長崎市にある世界三大夜景と、雲仙市にある日本9大クラシックホテルの一角「雲仙観光ホテル」に宿泊することです。
初日は長崎市の稲佐山で世界三大夜景を見るのが目的だったため、遅めの時間のフライトを予約。15時55分に伊丹空港を出発し、17時20分に長崎空港到着予定。
いつものように新大阪駅から空港バスで伊丹空港へ向かいます。
出発の際、空港でトラブルがあったようで、フライトが40分遅れ。長崎空港へ18時到着になってしまいました。。。
空港のレンタカー営業所から、ショップへ移動し、レンタカーを借りました(日産 NOTE)。高速道路に乗るので、軽自動車では無く、コンパクトカーです。
これから長崎市へ向けて約50分のドライブです。
1月だったので到着時の空は真っ暗。周囲に気を付けて高速道路を運転しましたが、周囲の灯りが少ないせいか視認性が良くなかったです。
加えて、バックミラーがカメラの画像になっており、後続車の光で画像が白飛びしてビクビクしながら運転しました。ハイテクなのも考えものです。
メンタルがへとへとになりながら、なんとか長崎市へ到着すると、レトロな路面電車が走っていてテンションが上がりました。明かりが綺麗な街並みですが、気のせいか道幅が狭く運転しにくい。。。
稲佐山観光ホテル
福山雅治さんの実家がある稲佐山の方へ向かって運転し、稲佐山観光ホテルへ到着。
フロントでチェックインを済ませ、部屋へ案内してもらいました。
宿泊した部屋は、1室しかないプレミアスィートルーム(301号室)。特徴は室内から世界三大夜景が見られることです。
特にお風呂から眺める夜景が最高に綺麗でした。
⇒参考記事)稲佐山観光ホテルの設備とサービスを徹底解明!
時刻は19時半。素泊まりだったため、中華街へ晩御飯を食べに行きます。お酒を飲む気だったので、バスで長崎駅まで行く予定でしたが、ちょうどバスが出たばかりで、次は30分後とのこと。
時間が勿体なかったのでタクシーで中華街まで行きました。距離は4kmくらいなのでタクシーを使っても料金は1,700円くらいと比較的リーズナブル。
中華街に着くと、人が居ない。。。ほとんどの店は20時閉店のようで、夕食迷子となりました。
そこで急遽、中華街から400mの距離にある長崎県食べログ12位の居酒屋「多ら福 亜紗」にお邪魔しました。
長崎県産の海鮮をメイン料理にしている居酒屋で、総じて美味しかったです。人気の居酒屋で席は満席、20時に来店したときには、オススメ料理の刺身盛り合わせの種類が足りなくなっていました。
ホテルへ戻って、バーで夜景を見ながらジントニックを飲んだ後、翌日に備えて睡眠しました。
2日目:長崎市から雲仙市
稲佐山の山頂から長崎市の景色を見た後、中華街で食事し、雲仙観光ホテルへ向かいます。
雲仙観光ホテルへ13時くらいには到着したいため、稲佐山観光ホテルを9時半にチェックアウトし、レンタカーで稲佐山の山頂を目指します。
稲佐山(山頂)
稲佐山観光ホテルから10分くらいで山頂へ到着し、車を駐車場へ停めます。世界三大夜景に選ばれたせいか、山頂は100円/30分の駐車料金がかかるため、急ぎで観光します。
山頂にはテラスと展望台、ハンバーガーショップ(INASA BURGER)とレストラン(ITADAKI)があります。
世界三大夜景の景色を見るなら、稲佐山の最も高いところにある展望台がオススメ。夜は寒すぎたため、昼間に稲佐山の山頂に行きましたが、展望台からの景色は最高でした。
ハンバーガーショップは11時からオープンですが、10時頃に到着したため、利用できず。。。
レストランは、そもそも予約していないため利用できませんが、世界三大夜景を見ながらディナーしたいと思いました(次回訪問時は予約が取れれば利用するつもり)。
とはいえ、お腹が空いてきたので、早々に山頂を出発して、昨日は閉店していた中華街へ行きました。
⇒以下稲佐山 山頂の参考情報)
✓2021年7月にオープンしたレストラン(ITADAKI)のシェフはニューヨークのジョエル・ロブションで副料理長の経歴あり。予約は専用のサイトからのみ受け付け。
✓駐車場は以下の三か所。
- 山頂(40台)
- 中腹(500台)
- ふもと(長崎ロープウェイ淵神社駅 駐車場)(14台)
✓山頂の駐車場以外は、ロープウェイを使って山頂を目指すことになります。
中腹の駐車場以外、夜は激混み。
中華街
長崎の中華街の特徴は、長崎の名物(長崎ちゃんぽん、皿うどんなど)の発祥の地であり、本場の味が楽しめるところです。
中華街の近くにはコインパーキングが沢山あり、レンタカーを駐車。駐車料金は200円/30分程度が相場です。
11時ごろ中華街に到着しましたが、日曜日だったせいか、閉店しているお店が多かったです。
そんな中、行列ができているお店がありました(江山楼 長崎中華街本店)。
ちょうど11時開店だったようで、開店待ちの列でした。
席数は280席あるようなので、1回転目で入店できるため列に並び開店を待ちました。開店と同時に店内へ入り、着席。鶏だしが美味いと評判の長崎ちゃんぽんを注文(1,320円)。
リンガーハットなどのチェーン店で出てくる長崎ちゃんぽんは、薄めのサラリとしたスープですが、江山楼のスープは濃厚な鶏だしスープ、極上の一杯でした。
そこそこのボリュームでしたが、完食して雲仙へと向かいました。長崎市から雲仙までは、下道を使って約1時間20分のドライブです。
長崎市から雲仙まで有料道路もありますが、遠回りのため下道を使った方が早く到着します。海岸線に面した下道を走っていると、雲仙温泉に到着しました。
雲仙観光ホテルへ向かって車を走らせていると、おならのような匂いがしてきました。妻か?と一瞬思いましたが、違いました。もうもうと煙が立ち上がる源泉から立ちのぼる匂いでした。
数軒のホテルと土産屋、唯一のコンビニ(デイリーヤマザキ)がある小さな温泉街を抜けて、雲仙観光ホテルに到着しました。
雲仙観光ホテル
門からホテルの入口まで続く立派な並木道がテンションを上げていきます。特に、ホテルの門から建物へ車で向かっていくときのワクワク感が凄い!
⇒参考動画)雲仙観光ホテルの門から建物へ車で向かう
ホテルは、正面から見ると左右対称の造りになっており、屋根の造りや色、外壁などが上高地帝国ホテルと似ています。
車を停め、スタッフに案内されてチェックインの手続きをします。応接室のような部屋へ通され館内の説明を受けたのち、部屋へ通されました。
宿泊したプレミアムツインルームは全3室あり、一番景観が良い306号室を用意してくださったようです。
306号室はちょうど、ホテルの中心の最上階に位置しており、ホテルの並木道を中心に、温泉街を一望できます。
⇒参考記事)雲仙観光ホテルの設備とサービスを徹底解明!
ひとまず荷物を部屋に置いて、暗くなる前に雲仙温泉街の観光へ行きました。
雲仙温泉街
長さ300mくらいの小さな温泉街です。特徴は温泉街の周辺に30もの温泉地獄(源泉)が広がっていることです。
泉質は基本的に硫黄泉なので温泉街には硫黄の匂いが立ち込めています。温泉街のメインストリートには、白い蒸気を噴き上げる清七地獄があり、その奥には、大小さまざまな地獄が固まっています。
清七地獄から入る地獄は、大体30分~1時間くらい楽しめる観光地になっています。地獄は年々広がっており、駐車場だったスペースから温泉が出てきて新しい地獄になっている場所もありました。
これらの地獄は、直近1990年に噴火活動を再開した雲仙普賢岳の火山活動により形成されており、勢いがあるように感じます。
地獄を観光していて感じたのですが、高級な衣服やバッグを持って行くのは止めた方がよさそう。硫黄で腐食される可能性ありです。
一通り地獄観光した後、温泉街を散策しました。温泉街には、お寺、お土産屋、懐かしの駄菓子屋、酒屋などがあります。
お寺(満明寺)には、インスタに媚びすぎな鐘つきがありました。温泉マークの色がレインボーなのが何とも言えん。。。
温泉街では、懐かしくなって駄菓子屋に立ち寄りましたが、自分が子供のころ(30年くらい前)と比べて価格が上がっており驚きました。遠足のお菓子は200円までだと少ない。。。
部屋で飲むお酒を探していると、良さげな日本酒が。ANA国際線ファーストクラスで採用された長崎美人というお酒です。スタッフから品薄になっていると聞いて、少し高かったですが、晩酌用に確保しました。
また、雲仙観光ホテルの近くには「よか湯」という日帰り/素泊まり温泉があり、湯の花なども販売していました。アトピーに効能があるとのことで、妻のアトピー対策に購入(7日分:1,500円)すると、無料で温泉水をくれました。
温泉街散策を終えようとしていると、気になる看板の宿が。日本温泉協会の温泉審査最高点の宿だそうです。
湯治目的で訪れたときに利用してみようと思いながら雲仙観光ホテルへ戻りました。
部屋へ戻り、大浴場の温泉に浸かりましたが、泉質が最高です。ほのかに香る硫黄の匂いと鉄の匂いで心が落ち着きます。
お風呂上りにホテルでディナーを食べて、部屋で晩酌しながらウトウトと眠りにつきました。
3日目:雲仙市から大阪市
翌日は朝食を食べ、帰り支度をした後にコンシェルジュの佐藤さんにホテルの成り立ちから現状の話を伺いました。
ホテルの外壁を這っている蔦が春になると葉をつけて綺麗になるから、またおいでと言われました。
今までクラシックホテルに6カ所泊まりましたが、今のところ一番好みなので、9カ所制覇の特典「宿泊券」を使って、また来ようと思いました。
長崎空港から伊丹空港へ向かう飛行機は17:55発。雲仙から長崎空港までは車で1時間半くらいなので時間に余裕があります。
雲仙温泉の源である普賢岳と、普賢岳の奥にある島原を観光することにしました。
普賢岳
普賢岳の展望台は雲仙温泉街から車で15分くらいのところにあります。うねうねと山道を登っていくとゲートがありました。自然保護の協力金を支払う場所のようですが、目安で100円とリーズナブル。
協力金を支払い、展望台の駐車場に車を停めました。
ロープウェイでさらに高いところまで行けるようなので、チケットを購入し山頂へ。雲仙観光ホテルでロープウェイ料金が10%オフになる割引券を貰ったので、利用しました。
山頂からの景色は圧巻。少しガスっていましたが、白煙を上げる平成新山が目の前にあります。今爆発したらアウトだなと思いながら、普賢岳を後にしました。
アップで撮ると、今にも噴火しそうです。
時刻は13時前と帰りの飛行機まで時間があったので、島原へ行きます。普賢岳の駐車場から島原までは車で30分と近いです。
島原
あっという間に島原へ到着。目的は、島原城を見ることです。
島原の街は低い建物が多く、その中で島原城は、ひときわ目立っていました。
城の敷地内に駐車場があることに驚きました(330円)。車を停め城内を見学。見学料は550円です。
城内は、鉄筋コンクリートで固められ、階段の造りなどは小学校のようでした。
また、なぜか謎解きゲーム(消えたスーザクを探せ)が開催されており、「これじゃない感」が強かったです。
少し残念な気持ちになりながら、島原を後にして空港へ向かいました。
空港で最後の長崎飯(皿うどん)を食べて、関西へ帰りました。
総括:長崎市と雲仙市を観光して良かったです。それぞれに大きな見所(世界三大夜景、雲仙温泉など)があるためテンションが高い旅行になりました。次に長崎へ来るときは、五島でのんびりか、島原からフェリーで熊本へ向かう旅をしようと思っています。
参考)移動手段と宿泊先の確保について
旅行の事前準備として、移動手段と宿泊先の確保が重要です。
移動手段は、管理人在住の大阪から長崎までの移動と、長崎県内での移動が必要です。大阪から長崎までの移動は飛行機、長崎県内の移動はレンタカー。電車などの交通インフラが整っていないためです。
飛行機はANAの「今週トクたびマイル」で予約。通常の半分程度のマイル消費で特典航空券がゲットできます。レンタカーは「じゃらんレンタカー」から予約。
クーポンを使えば、ほぼ最安値で予約できます(じゃらんレンタカーのクーポン獲得はこちら)。
加えて、日産レンタカーの車は、そこそこの免責保障がある「ライトプラン」が無料で付帯するのでレンタカーの代金を抑えることができました。
宿泊先は、1泊目は、長崎市内で世界三大夜景が見られる稲佐山の中腹にある「稲佐山観光ホテル」。2泊目は日本9大クラシックホテルの一角「雲仙観光ホテル」を選択しました。
移動手段、宿泊先ともに、ほぼ最安値で予約できました(手段は以下参考)。
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