この記事では「ザ・リッツ・カールトン日光の設備とサービスを詳しく」紹介します。
ザ・リッツ・カールトン日光の「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は妻と月一くらいのペースで国内の高級宿へ安価に宿泊しています。
今回は2020年5月22日に奥日光で開業したザ・リッツ・カールトン日光の口コミが良かったため、日光金谷ホテルへの宿泊のついでに泊まってきました。
宿泊予約サイトの期間限定割引と20%割引クーポンを併用して、比較的安価に宿泊できました(marriott BONVoYから予約するより安かった)。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でザ・リッツ・カールトン日光の良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)ザ・リッツ・カールトン日光 中禅寺湖ビュー・キング(館内散策・部屋・食事)
【超高級】木材を使った建築が美しい「ザ・リッツ・カールトン日光」の設備とサービスを徹底解明!
ザ・リッツ・カールトン日光の特徴は、木材を使った建築の美しさと、男体山と中禅寺湖を真正面から見渡せるロケーションの良さです。
元々、2016年に東武鉄道が日光を盛り上げる狙いでホテルを建設する予定で、その連携先としてマリオット・インターナショナルと契約しました。
2020年7月に計画通り完工し、開業となりました。和を基調とし、木材を多く使ってデザインされた館内や客室は非常にオシャレです。
✔︎注意点:駐車場は有料(3,000円/日)です。歩いて3分くらいの場所に県営の駐車場(華厳の滝:第一駐車場320円/回)があります。
まずは、設備から紹介していきます。
設備
共用部分の設備は小型で、客室は全94室と中規模のホテルの印象でした。設備は、バー、ロビーラウンジ、テラス、フィットネスジム、スパがあります。
バー
チェックインの為に、初めに案内されます。ウェルカムドリンクで、ゆずスパークリングジュースを頂きましたが美味しかったです。
暖炉、バーカウンターに並ぶお酒、窓から見える中禅寺湖など雰囲気も良かったです。何故か、金色の天体望遠鏡が置いてありました。
バーとしては結構空いており、夜でも空席がありました。一方、閉店1時間前くらいになると、混み出して満席になっていました。
確実に利用するなら予約しておくのが無難(満席で利用できませんでした)。
ロビーラウンジ
特徴は、大きな窓から中禅寺湖を眺めながらカフェできることです。
観光マップもあるため、ソファ席で寛ぎながら観光スポットを探している宿泊客も居ました。
昼・夜問わず、バーよりもロビーラウンジの方が、人の集まりが良いと感じました。
テラス
バーとロビーラウンジからアクセスでき、季節と天候に恵まれれば、中禅寺湖を眺めながら、のんびりできます。
訪問時は、川が凍結するほどの厳冬だったため、寒すぎて利用できませんでした。テラス前の庭に積もった雪で遊ぶ子供たちの休憩所になっていました。
公園で遊んでも文句言われる時代なので、子供たちが遊べる場所があるのは良いことだと思いました。
フィットネスジム
設備が充実しています。
ディスプレイ付きのランニングマシーンからウェイトトレーニングまであります。
また、大浴場の近くにあるためジムで流した汗を直ぐに流すことができます。
そのためか、他の高級ホテルのジムと比べて利用者が多い印象でした。
スパ
お値段が高いので利用していません。
スタッフの説明では、良くあるトリートメント(アロマセラピーなど)の他に、プライベート温泉があるのが特徴。
トリートメントにはイギリスのスパブランドESPAやミキモトを用いているそうです。
価格は、トリートメントはコースにもよりますが25,000〜30,000円/60分、プライベート温泉は10,000〜12,500円/30分です。
部屋(中禅寺湖ビュー・キング)
ザ・リッツ・カールトン日光には、部屋ごとに3つのタイプの景観があります。
3つのタイプの景観とは、中禅寺湖に流れる大谷川ビュー、栃木の名峰「男体山」ビュー、そして中禅寺湖ビューであり、この順に価格が高くなっていきます。
実際に宿泊して、多少高くても中禅寺湖ビューにして良かったと感じました。
部屋の風呂場やテラスから見える中禅寺湖が絶景だったからです。
部屋の設備も充実しており、滞在時間の多くを部屋で過ごしました。以下で部屋の設備を紹介します。
中禅寺湖ビュー・キング(57平米)にはリビング、寝室、浴室(+洗面所)の3つの部屋があります。まずはリビングから。
リビング
客室内で一番設備が充実しているのが、リビングです。テラス、冷蔵庫+ミニバー、ソファ(リビング内)があります。
テラスからは、中禅寺湖を一望することができ、部屋によっては男体山も見えます。
✔︎宿泊した316号室からは中禅寺湖・男体山の両方が見えました。
夜はテラスのランタンに火が灯り、テラスのソファで寛ぎながら、お酒を飲むのが最高でした。
冷蔵庫+ミニバーがこちら。
冷蔵庫には、アルコール飲料を含む沢山の飲み物が入っています。
一方、水を除く全ての飲料は有料。ビール1,300円、シャンパン19,000円と高額です。
ミニバーは、ネスプレッソのコーヒーやTWGの紅茶、緑茶などがあります(左記は無料)。米菓子などもありますが有料です。
ソファは2人掛けくらいのサイズで、足元にUSBとコンセントがあり、スマホやPCを触りながら、お酒を飲めます。
入室時、ソファの傍にあるテーブルの上にはウェルカムスイーツの苺「とちあいか」が、夜には生姜のドライフルーツが置かれていました。
「とちあいか」は美味しかったですが、生姜のドライフルーツは刺激が強すぎて食べきれませんでした。
寝室
寝るとき以外は、あまり利用していません。設備は、ベッド(+照明制御)、ソファ、WIC(ウォークインクローゼット)があります。
ベッドは、SIMMONSを採用しており、硬さはスタンダードで寝やすかったです。また、比較的高い位置に空調があるため、部屋の乾燥が抑えられているように感じました(朝、喉が痛くならなかった)。
寝室のソファは、周囲の設備がベッドのみのため利用しませんでした。テレビや冷蔵庫があるリビングのソファの方が便利。
WICは、広々としておりハンガーが10本以上あり、長期滞在でも荷物の収納場所には困りません(1週間分×2名くらいなら余裕)。館内着用できる浴衣も、WIC内にあります。
洗面所と浴室
洗面所の特徴は、洗面台が2か所あることです。十分な広さもあるためドライヤーや歯磨きの時に場所の取り合いにならないです。
洗面所には、シャンプーなどのアメニティーがありますが、ザ・リッツ・カールトン定番のAsprey、ドライヤーはNobby by Tescom製でした。
浴室には大きな窓があり、浴槽から中禅寺湖を一望できますが、残念な点もあります。部屋風呂のお湯は沸かし湯であり、温泉では無い点です。
温泉に入りたい場合は、以下の大浴場の利用をオススメします。
✓部屋風呂には、窓に電動ブラインドがあります。
風呂(大浴場)
大浴場には、内風呂、露天風呂、サウナがあり、温泉(泉質:硫化水素型の単純硫黄泉)です。
源泉は無色透明ですが、地上で空気に触れると乳白色のにごり湯に変わります。内風呂と外風呂では、外風呂の方が硫黄の香りを強く感じ、ほとんどの宿泊客が露天風呂を利用していました。
サウナは、定員が4名くらいの小さな規模です。檜のドライサウナで、あまり熱く感じず、長居できました。
フィットネスジムと大浴場は近いため、ジムで汗を流した後に、大浴場を利用すると気持ち良い。
食事
ザ・リッツ・カールトン日光のレストランは2か所あります。洋食レストラン「レークハウス」と和食レストラン「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」です。
朝食、ランチ、ディナーともに利用可能ですが、実際に利用したのは朝食のみ(ディナーは、近くの有名レストラン「シェ・ホシノ」を利用)。
朝食は、日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光で摂りました。
朝食
メインは日本料理ですが、その他(パンやデザートなど)は洋食です。
テーブルで提供される料理に加え、ビュッフェコーナーで好きなデザートや飲み物も選べます。
テーブルで提供される料理は、サラダ、お膳に入った和食とパン、ごはん、みそ汁などがあります。
ビュッフェコーナーでは、シリアル、ヨーグルト、プリン、牛乳や、栃木の名産品「レモン牛乳」などが揃っています。
価格は7,500円/人と高額ですが、食べきれないくらいボリュームも多く満足度が高かったです。
⇒参考)ザ・リッツ・カールトン日光の設備や客室を全て公開する動画はこちら
価格
「中禅寺湖ビュー・キング」の朝食付きプランで58,173円/人でした(土日泊)。2月の土日泊を公式や他の宿泊予約サイトと比較すると9,182円/人程度安く宿泊できました(ホテルクレジットやポイント還元の分を入れて計算)。
今回は「Relux」の20%オフクーポンが利用できたので、公式や他の宿泊予約サイトと比較して、かなり節約できました。
上記の割引方法は以下の参考記事に記載しています。
マリオット系列はBONVoY会員だと割引が大きい印象でしたが、今回の宿泊は、宿泊予約サイト経由で予約した方が安かったです。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
以上が「【超高級】木材を使った建築が美しい「ザ・リッツ・カールトン日光」の設備とサービスを徹底解明!」でした。
その他の栃木県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)栃木の観光記事まとめ
コメントを残す