この記事では「三井ガーデンホテル福岡中洲の設備とサービスを詳しく紹介」します。
「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」の観点で、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は月に一度の頻度で国内旅行していす。目的は、知らない美しい景色を見たり、一生の記憶に残る美味いグルメを食べることです。
今回は、JR西日本が企画した「サイコロ切符」で博多が当たったので、妻と妻の母の3人で旅行してきました。
今回は、九州最大の歓楽街「中洲」で食べ歩きすることを主な目的として、カジュアルなホテルを選びました。
その代わりに以下の条件が必須。
- 素泊まりか朝食付きのみの宿泊プランがある(中洲で食べ歩きしたいため)
- 中洲の中心まで徒歩5分以内
- 宿に大浴場あり(好きなタイミングで入浴したい)
- 3人で同室に宿泊できる(3人旅行のため)
上記の条件検索が可能な「一休.com」で探すと、大浴場抜きでは16件、大浴場ありでは5件ヒットしました。
この内、三井ガーデンホテル福岡中洲は2020年創業と比較的新しいです。
また、auスマートパスプレミアム会員向けの20%オフクーポンが宿泊予約サイト(Relux)で配布されており、安価に宿泊できる三井ガーデンホテル福岡中洲に決定。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でホテルの良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)中洲の好立地な宿「三井ガーデンホテル福岡中洲」は3名泊まれる大浴場付きの綺麗なホテル【カジュアル】
三井ガーデンホテル福岡中洲は3名泊まれる大浴場付きの綺麗なホテル
三井ガーデンホテル福岡中洲は2020年7月にオープンしたカジュアルなホテルです。
特徴は以下です。
- 中洲の中心から徒歩2分と好立地
- 3名で同室に泊まれる(安価なホテルでは珍しい)
- 最上階に大浴場を備えている
まず、3名が宿泊可能な客室があるのは、カジュアルなホテルにしては珍しいです。
また、中洲の中心街から徒歩2分と好立地のため、中洲を満喫するための拠点として、申し分の無いホテル。
ロビーはデザインが美しく、自動チェックインカウンターを備えるなど機能面でも流石の大手ホテルチェーンという印象です。
まずは客室から見ていきます。
客室の種類
部屋の数は257室と多いですが、客室のタイプは8種のみ。定員2名までの客室が7種、定員3名までの客室が1種です。
- 定員2名までの客室
- スーペリアステートツイン
- 25.4m2, シャワーのみ,上層(10~12F)
- スーペリアツイン
- 25.4m2
- コンフォートツイン
- 25.3m2, シャワーのみ, 上層(10~12F)
- モデレートクイーン
- 20.1m2, クイーンベッド1台
- コンフォートダブル
- 17.9m2, シャワーのみ
- スタンダードダブル
- 17.9m2
- アクセシブルダブル
- 25.8m2, バリアフリータイプ
- スーペリアステートツイン
- 定員3名までの客室
- モデレートツイン(+ソファベッド)
浴槽が無くシャワーのみの客室もありますが、最上階に大浴場があるので問題無いと思います。
今回は、3名での宿泊ということで「モデレートツイン(+ソファベッド)」に宿泊しました。
客室(モデレートツイン+ソファベッド)
部屋の構成は、寝室とバスルームです。
通常の客室のソファテーブルのスペースをソファベッドにして、3名が泊まれるようにしています。
そのため少し手狭に感じますが、機能的な面では他の客室と同じです。
必要最低限の設備のみを導入し、広いクローゼットやデスクなど、使わないかもしれない物は置いていません。
一方、モダンな間接照明が照らすオシャレな客室は、洗練されたデザインながら価格はビジネスホテル並みとコスパの良い宿という印象。
寝室
「洋」の雰囲気が強いモダンな雰囲気の寝室です。
設備は、ベッド、テレビ、ミニバー、クローゼットなどの設備があります。
ベッドはシングルの中でも大きな幅110cmサイズで、ゆったりと寝られます。
マットレスは米国の高級マットレスブランドSerta(サータ)であり、程よい固さで寝やすかったです。
ベッド周りには目を惹くほどオシャレな読書灯があり、つまみを回して明るさを微調整できます。
その他、客室全体の照明やフットライトの制御装置、コンセント&USBがあります。
ソファベッドは頭部の箇所がソファで支えられており、寝心地は良好。
通常のベッドと寝比べましたが違いは感じられませんでした。
ただし、ソファベッドの周辺にはコンセントやUSBなどの給電設備は無いので、寝ながらスマホなどを使う方には向きません。
ベッドの正面にはテレビがあります。
テレビはパナソニック製のスマートテレビですが、ネット動画はNETFLIXしか見られません。
館内・客室で利用可能なWi-Fiがあるので、ネット動画を見たい場合はスマホやタブレットから視聴できます。
テレビ台にはマルチタイプの充電コネクタが置かれており、充電器を忘れた場合でも大抵の機器の充電が可能です。
窓際にミニバーがあります。
人数分のコップと、煎茶や紅茶のティーバッグ、ドリップコーヒー、ケトルがあります。
ミニバーの下の冷蔵庫には人数分のミネラルウォーター(伊藤園、採水地は静岡県焼津)が入っていました。
窓からの景色はビルしか見えません。中洲の中心街という立地のため、周辺は大きな商業ビルや企業のビルなどが並んでいるためです。
クローゼットは小さく、80L位の大きさのキャリケースを1つ置けるくらいの大きさです。ハンガーと非常灯、貴重品ボックス、スリッパなどが置かれています。
衣類を掛けるスペースが小さいため、アウターなどをクローゼットに掛けられない場合は、壁際に掛けられるようになっています。
バスルーム
トイレと浴室が一体となったユニットバス型です。
一般的なビジネスホテルよりも若干広めです。
トイレはTOTO製で、洗浄機能付きです。
浴槽にはシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュは環境配慮型の詰め替え式が置かれていました。ブランドは花王のREANA。
業務用としては高級ラインナップであり、ツバキ種子油・加水分解シルク・加水分解コンキオリン(保湿)を配合しています。
同じく花王の業務用ブランドのFIESTAと比べると倍くらいの価格です(REANAは10Lで8千円くらい)。
洗面台にはハンドウォッシュと、大浴場利用時に使える着替え入れ、ドライヤー(パナソニック製)がありました。
✔客室には、髭剃りや歯ブラシなどのアメニティーは置かれていません。1階のアメニティーバーから必要な物を客室へ持っていく必要があります(後述)。
客室は、宿泊客が最低限の設備で最大限に快適に過ごせるように工夫されていると思います。
三井ガーデンホテルは日本国内で31軒を展開しており、快適空間のノウハウが蓄積されているのでしょう。
一方、無難な客室とも感じたので欲を言えば「福岡」としての特徴があると尚良かったです(家具の一部に大川家具を使用、明太子を使った茶菓子を置くなど)。
館内設備
全257大型大型のホテルですが、館内の設備は少ないです(以下)。
- 大浴場:最上階に広がる幻想的な水景を楽しめる
- アメニティーバー:乳液や化粧水、クレンジングなど種類が充実
- レストラン:地元福岡の名店「小野の離れ 博多本店」が出店
- 自動販売機:6, 10, 13階に設置
- コインランドリー:有料で利用可能(13階に設置)
- 喫煙スペース:1, 5, 9階に設置
大浴場
最上階(13階)へ上がると浴室、湯上がり処、コインランドリー、自動販売機があります。
浴室には、脱衣所と内湯があります。
脱衣所は機能的にもデザイン的に洗練されています。鍵付きのロッカーや洗面台などが設置されており、清潔感を感じる白色系の色調で整えられています。
内湯は、大きな浴槽が一つと洗い場があります。
浴槽のお湯は沸かし湯(温泉ではない)ですが、窓からの景色が良いです。
都会の真ん中に位置しながら窓先には絵画のような水庭が広がっています。夜の水庭もライトアップされて美しい。
洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュがあり、客室と同じブランド(花王のREANA)が使用されています。
湯上がり処は、円形のスペースに独立したソファとサイドテーブルが設置されており、1人でゆっくりと寛ぐのに便利。
待ち合わせの間に自動販売機のアイスクリームを食べることもできます。
コインランドリーは3台設置されており、料金も比較的リーズナブル(洗濯~乾燥:500円)。連泊時には活躍すると思います。
1階に降りると、アメニティーバーとレストランがあります。
アメニティーバー
アメニティーの種類が、かなり充実しています。
ボディタオル、ヘアブラシ、カミソリ、綿棒、シャワーキャップ、コットン、ヘアゴム、歯ブラシの他、乳液、化粧水、洗顔、クレンジングもあります。
レストラン
地元福岡の名店である「小野の離れ」がメインダイニングとして出店し、朝食が人気。
長浜市場で仕入れた旬の魚介を使った多彩な調理法で名高い日本料理ダイニング。九州・玄海の厳選された食材を、高度な調理法で提供しています。
営業時間は以下です。
- 朝食: 06:30~11:00(最終入店 10:00)
- 昼食: 11:00~15:30(最終入店 14:00)
- 夕食: 17:00~23:00(最終入店 22:00)
今回は、中洲での食べ歩きが目的だったのでホテルのレストランは利用していません。
中洲は観光客向けの店舗も数多くありますが、実は博多の地元民ご用達の名店もいくつかあります。
今回、博多でランチ2軒、ディナー3軒を利用しました。
これはホテルの記事なので、それぞれの店舗は別記事で紹介しますが、ディナーで超オススメな食事処を1軒だけ紹介します。
中洲でオススメの食事処)かゆう美酒美食
西中洲という美食が集まるエリアは、京都のような小道に名店が並んでおり「かゆう美酒美食」も、その一角にあります。
天ぷらを中心としたメニューが豊富で、新鮮な魚介の品質も専門店を凌駕する美味しさ。
天ぷらは素材を活かしたサクッとした仕上がりで完成度が高いですが、個人的には魚介がオススメ。
魚介は素材の良さと調理技術により料理のレベルが大きく変わります。
九州は玄界灘や五島など豊かな漁場が多く新鮮な魚貝が獲れます。福岡の中洲はグルメの激戦場であり、調理技術が無いと生き残れません。
かゆう美酒美食は、この地で数十年も営業を続けており調理技術は高いです。
これまで全国の様々な地の名店で魚介を食べてきましたが「かゆう美酒美食」の魚介はNo.1と言っても差し支えないレベルでした。
アクセス
電車または車でアクセスが可能です。
電車は、博多駅から地下鉄空港線に乗車し川端中洲で下車(2駅、210円)。川端中洲駅から徒歩2分で到着します。
車で向かう場合は、三井ガーデンホテル福岡中洲には駐車場(24台)があり1,600円/泊で利用可能です。ただし、予約不可の先着順なので注意が必要。
近隣のコインパーキングは12時間2,700円と高額なところが多いので、なるべく三井ガーデンホテル福岡中洲に停めた方がコスパが良いです。
価格
「 モデレートツイン+ソファベッド 」に3名宿泊で20,520円でした(平日泊)。
かなり安く泊まれたと思います。
宿泊予約サイトと公式の最安値を比較したところ、宿泊予約サイトの方が安かったです。
宿泊予約サイトの内、最安値はauスマートパスプレミアム会員向けのキャンペーンをやっていた「Relux」。
三井ガーデンホテル系列の宿泊料金がキャンペーン割引になって25,650円でしたが、追加の割引(Reluxの20%オフクーポン)を適用させて20,520円になりました。
⇒参考記事)auスマートパスプレミアムの活用事例を纏めた記事
他の宿泊予約サイトも確認しましたが、どの宿泊予約サイトも公式よりは安価な場合が多かったです。
宿泊予約サイト同士では、予約タイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
主要な宿泊予約サイトごとに、得意とする価格帯や割引有無などの観点で纏めた記事は以下です。
⇒参考記事)クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】
以上が「【宿泊記】中洲の好立地な宿「三井ガーデンホテル福岡中洲」は3名泊まれる大浴場付きの綺麗なホテル【カジュアル】」でした。
福岡のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)福岡の観光記事まとめ
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