この記事では「新千歳空港へ到着後にオススメな観光地を5つ」を紹介します。
内容は「新千歳空港と距離が近い観光地5選」です。
- 札幌(54分)
- 登別温泉(54分)
- 小樽(1時間10分)
- 洞爺湖(1時間23分)
- トマム(1時間30分:トマム ザ・タワー)
- 参考)ニセコ(1時間59分)
※()内の時間は車を使って、新千歳空港から目的地まで移動したときの所要時間です。(グーグルマップ参照)
管理人は毎年、北海道旅行しており、新千歳空港を起点とする観光地に詳しくなりました。
東京や大阪などの主要都市から飛行機に乗って新千歳空港に向かう場合、到着は昼前になることが多いです。
初日は半日観光くらいしかできないので、移動に時間をかけない方がいいです。
以下では、レンタカーでの移動前提で、新千歳空港から初日に行きやすい観光地を5つ紹介します。
新千歳空港から車で2時間以内に行ける観光地5選!
観光地は移動時間が短い順に紹介していきます。初日は半日しか観光する時間が無いので、全て宿泊施設がある観光地を選んでいます。
ニセコを参考枠にしたのは、ぎりぎり2時間以内に到着できるが、実際に初日に行くとしんどかったからです。
登別温泉(54分)
新千歳空港から1時間以内に到着できる人気の温泉です。
特徴は、温泉にあります。
- 泉質の豊富さ(9種類)
- 間近に接近できる地獄谷
泉質は、硫黄泉、食塩泉、みょうばん泉、芒硝泉、緑ばん泉、鉄泉、酸性鉄泉、重曹泉、ラジウム泉と9種類もあり、「温泉のデパート」という異名が付いています。
個人的には硫黄泉が臭すぎて、最高です。疲れに効いている感じがします。
地獄谷は、直径450m、面積11ha(東京ドーム2.5個分)もある爆裂火口跡です。多数の泉質の源泉があり、湧出量は1万トン/日にもなります。これらは登別温泉街の旅館やホテルへ供給されており、多くが源泉掛け流しで利用しています。
地獄谷は暗くなると何も見えなくなるので、日があるうちに行くべきです。
宿泊は、「ホテルまほろば」が、おススメです。
まほろばの大浴場には4種の源泉と全31種類のお風呂があるからです。一つの宿に、これだけの種類のお風呂が揃っている宿はありません。
食事も海と山が近いため、いくらや蟹などの新鮮な海産物や山菜やわさびなどが名物です。
蟹やいくら、ステーキ、刺身など、高級な食材も食べ放題でした。
登別温泉は、新千歳空港に到着した後に行く観光地として、一番おススメです。
⇒参考)登別温泉について詳しく纏めた記事
札幌(54分)
北海道の全てが詰まっているのが札幌です。例えば、食事は寿司、ジンギスカン、スープカレー など北海道の美味いものが全て集まっています。
観光は街中ならステラプレイス、サッポロビール工場、2条市場、自然を満喫したいならモエレ沼公園、定山渓など、なんでもあります。
食事、観光ともにベストというわけではなく、例えば食事では、雲丹なら利尻に行った方が美味しいし、寿司なら釧路や根室の方が美味しいです。
自然観光ならニセコから見る羊蹄山や美瑛の花畑、釧路湿原のほうが綺麗です。
「なんでも揃っている」という点が札幌の魅力だと思います。
その意味では、初日ではなく、帰る日の前日に行きたい観光地です。旅行の集大成として、北海道グルメを食べまくるプランがおススメです。
個人的に、気に入ってる飲食店は以下。
⇒参考)札幌のおススメグルメを纏めました
宿泊は、「ホテルモントレ エーデルホフ札幌」がイチオシです。実際に、管理人が札幌に行くたびに利用してます。理由は、以下。
- 札幌駅から徒歩5分と立地が良く、観光の拠点として適している
- ホテル内に温泉スパがあり、リラックスできる
- 駐車場があるため、レンタカー置き場に困らない
- 館内が綺麗
値段も宿泊予約サイト経由で予約すれば1万円/人以内で宿泊可能です。最も高級なプレミアムフロアでも宿泊予約サイトのクーポンを使って1万円/人でした。
⇒参考)ホテルモントレ エーデルホフ札幌のプレミアムフロアに宿泊
小樽(1時間10分)
グルメ(海鮮)とお菓子、ガラス細工の街です。
グルメは、新千歳空港に昼前に到着した後、ランチしたい場合に便利。特に三角市場では、本土では食べられない鮮度、価格の海鮮が揃っています。
個人的に三角市場内でおススメするグルメは「市場食堂 味処たけだ」の生うに丼とANA特製丼です。値段は張りますが、美味い海鮮がてんこ盛りで食べられます。
お菓子は、ルタオ、北菓楼、六花亭、ROYCE’など北海道の銘菓が、それぞれ店舗を構えています。小樽限定の商品もあるので、お土産を買うのにも便利です。
ガラス細工は、全国的に有名な北一硝子の本店があります。(1901年創業)
小樽に数店舗ありますが、特徴的なのは「三号館」「花園店」「アウトレット」です。
三号館が一番大きな店舗で、明治24年に建てられた木骨石張り倉庫内にあります。和のフロア、カントリーフロア、洋のフロア、テラス、北一ホールなど広すぎて全部見ようとすると数時間を要します。
花園店は、三号館ほど大きくないが、唯一「硝子作り体験」ができる店舗です。旅の思い出作りに、自分オリジナルの硝子細工制作ができます。
アウトレットは、商品の入れ替えや、少しキズがあるB級品などが、圧倒的な低価格で購入できます。「切子」などの高価な硝子細工を安く手に入れられます。
個人的には、北一硝子で最も好きなのが切子です。江戸切子よりもシャープなデザインな物が多く、行くたびに購入してしまいます。
宿泊は、「小樽旅亭 藏群」がおススメ。小樽から車で15分の距離にある朝里川温泉にある隠れ家的旅館です。
全19の客室は、全て異なるコンセプトで作られ、オーベルジュな雰囲気です。
特徴は
- 旅館内のバーやカフェ、部屋内の飲み物の料金が全て宿泊費に含まれている(オールインクルーシブタイプ)
- 客室内の風呂は、全て温泉
です。
小樽観光の後、旅館のバーやカフェでお酒を飲んで、温泉に浸かって疲れをとると翌日頑張れます。
洞爺湖(1時間23分)
洞爺湖周辺に巨大な温泉街が広がっています。
洞爺湖クルーズ、湖上で毎日上がる花火(4月~10月)、洞爺湖を一望できるサイロ展望台など、洞爺湖を中心とした観光が中心です。
特に洞爺湖の湖上の遊びは楽しいです。あひるボートで遊ぶ、クルーズで洞爺湖中心に浮かぶ中島へ上陸して遊ぶなど、半日は楽しめます。
⇒参考)中島を少しだけ動画で撮影
遊んだ後は、洞爺湖の温泉(ナトリウム・カルシウムー塩化物温泉)で、のんびりが最高です。
洞爺湖の温泉街にも高級な旅館などが沢山ありますが、食事、サービス、景色などを総合するとザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパがイチオシです。
洞爺湖の高台にあるため、ロビーや大浴場から見える景色は洞爺湖を一望できる絶景です。
国賓をもてなしたサービスは一流、北海道の食材を一流のシェフが調理した食事は最高です。
トマム(1時間30分:トマム ザ・タワー)
自然を活かした観光スポットが多数あり、長期滞在にも適しています。
観光スポットは、有名な雲海テラスやOutdoor Center、冬場はスキー場もオープンします。
雲海テラスは、大人でも楽しめるアトラクションがあるため、雲海が見えなくても行く価値があります。
(3回行きましたが全部見えなかった。。。)どうしても見たいならホテルに連泊して見えるまで粘る作戦もあり。
Outdoor Centerは、馬や牛、山羊などが放牧されており、無料で楽しむことができます。
お金を払えばカートを使って牧場を回る、馬に乗る体験などができます。
動物園と違って、動物との距離が近いため大人でも新鮮な体験になると思います。
スキー場は、超巨大なゲレンデで、29コースあります。北海道でスキーといえばニセコが有名ですが、冬場は宿泊料金が高すぎて一般人には無理です。
トマムなら比較的安価なので、スキーもおススメ。
宿泊は、「星野リゾート」か「クラブメッド北海道トマム」くらいしかありません。
個人的な印象としては星野リゾートは連泊用、クラブメッド北海道トマムは一泊用だと思っています。
星野リゾートは、宿泊施設が複数ある(リゾナーレトマムとザ・タワー)、レストランが10カ所以上あるので、連泊しても飽きない。
ビュッフェダイニングhalで食事しましたが、目の前で作ってくれるラーメンとフレンチトーストが美味しかったです。
クラブメッド北海道トマムは、オールインクルーシブタイプの宿です。
滞在中の飲食代の心配は要らないものの、レストランが2カ所(メインレストランと焼き肉レストラン)しかないので、連泊すると飽きる。
一方、部屋の広さや内装の綺麗さはクラブメッド北海道トマムの方が優れていると思います。一泊だけなら、こっちの方が良いです。
大体2万円/人くらいの宿泊料金です。
参考)ニセコ(1時間59分)
絶景と町並みの美しさを堪能するならニセコが最高です。日本に居ながら北欧にいるかのように錯覚します。
絶景は、街のどこからでも見える蝦夷富士こと「羊蹄山」が美しいです。高い建物がないため、山全体がくっきりと見えます。
2016年の4月、羊蹄山の近くにあるウエストマウンテンにゴンドラと羊蹄パノラマテラスができ、羊蹄山や洞爺湖が一望できるビュースポットとして人気になっています。
ニセコの近くにある観光スポットでイチオシがHopi HILLSです。
馬やアルパカ、ダチョウなど様々な動物と触れあえます。カフェやレストランもあり、充実していますが穴場です。
町並みは、北欧風の建築物が多く、レストランやカフェも欧風のメニューが多いです。
実際、観光客の大半が国外の方だそうです。特に冬場は、8~9割の国外の観光客がパウダースノーを楽しむために集まってきます。
宿泊料金も海外のお金持ちをターゲットにしているので夏場の4~5倍はザラです。
ただ実際に宿泊してみると、夏でも楽しめました。夏の景色も綺麗だし、夜は広場でフェスもやっていて丸一日遊んでも飽きません。
晩ご飯は、ニセコの街中にあるレストランで洋食を食べてもいいですが、おススメはニセコから少し離れた「唐火七」。
脂の乗ったホッケや、ほくほくのジャガイモなど、レベルの高い食事ができます。
お酒を飲まなくてもいいドライバーがいれば、行ってみてください。タクシーでも行けますが、ニセコの街中からだと三千円以上かかります。
宿泊は、街中へのアクセスが良く、夏場だと価格が安い「綾ニセコ」がおススメ。
温泉あり、館内が綺麗、部屋が広い(最低でも47m2)、夏場の価格は素泊まりで~1万円/人程度とコスパが良いです。
以上が「新千歳空港から車で2時間以内に行ける観光地5選!」です。
コメントを残す