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【人数別】大阪ー高知間を最もコスパ良く移動する方法【高速バスが正解とは限らない】

この記事では「大阪ー高知間を最もコスパ良く移動する方法を、移動する人数別に」紹介します。

管理人の妻の実家が高知県なので、年に数度(GW、お盆、年末など)高知へ帰省しています。

大阪から高知へのアクセス方法は主に4種(高速バス、JR、車、飛行機)ですが、どの移動手段が最もコスパに優れるのか、悩んでいました。

色々悩んだ結果、コスパは「移動時間と料金」と「移動する人数」、「自分の労働単価」で決まる、という結論に行き着きました。

「移動時間と料金」とは、移動手段によって異なります。例えば、

移動手段移動時間(時間)料金(円/人)
電車5,000
飛行機10,000
大阪⇔高知の移動手段(電車、飛行機)の移動時間と料金比較

管理人は、電車の方がコスパ良さそう。。。と思ってしまいますが、めっちゃお金を稼いでいる人からすると「飛行機の方がコスパ良くね?」と考える場合もあります。

なぜなら、飛行機は電車よりも2時間早く着いて料金は5,000円しか変わらないなら、その間仕事すればもっと稼げる、と考えるからです。つまり「自分の労働単価」を考えているわけです。

また「移動する人数」は高速バス、JR、飛行機の場合、人数の増減で、一人あたりの料金に変化は無いですが、車の場合は違います。

車に一人で乗っても四人で乗っても、高速料金やガソリン代に大きな差は出ません。

上記の理由から、大阪ー高知間のコスパを「移動時間と料金」と「移動する人数」、「自分の労働単価」の観点で、以下に纏めました(読み物と思ってください)。

参考記事)JR、飛行機で大阪から高知へ行った記事です(高速バスと車は、わざわざ記事にしていないです)

移動時間と料金(JRはコスパが悪い)

JR高知駅(アンパンマン列車)
JR高知駅(アンパンマン列車)

大阪ー高知間の主な移動手段である「高速バス、JR、車、飛行機」の移動時間と料金をグラフに纏めました。

移動手段別の料金と移動時間
移動手段別の料金と移動時間

JRで移動する場合、新大阪から岡山まで新幹線で行き、岡山で南風に乗り換え高知駅まで向かいます。グラフを見ると分かるように、JRは「移動する人数」、「自分の労働単価」の比較を行うまでも無く、コスパの悪い移動手段です。

JRを使うより、時間的、費用的にも高速バスの方が優れています。従って、JRは、以降の「移動する人数」、「自分の労働単価」の項目からは除外します。

車は人数によって一人当たりの料金が変わる、飛行機は最も移動時間が短いため、「移動時間と料金」では一概にコスパの善し悪しは分かりません。以降の項目で比較します。

✔大阪の出発点は大阪駅を想定しており、大阪駅から目的地までの運賃を記載しています。車は、自家用車を想定しており、レンタカー代などは含んでいません。料金は一人当たりの金額です。

移動する人数(車は乗車人数が一人ならコスパが悪い)

大阪⇔高知の移動は一人なら車は避けるべき
大阪⇔高知の移動は一人なら車は避けるべき

大阪ー高知間の移動に関してはJRはコスパが悪いので、 除外して、高速バスと飛行機、車の「移動時間と料金」のグラフを纏め直しました。

車は乗車人数別にグラフへ記載しています(高速バスや飛行機と違って、車は乗車人数が多いほど、一人当たりの料金は安くなるため)。

移動手段別の料金と移動時間(詳細)
移動手段別の料金と移動時間(詳細)

車は乗車人数が1人の場合、高速バスと比較して移動時間は、ほぼ同じで料金は倍以上かかるので、コスパが悪い移動手段です。

一方で、車は乗車人数が2人以上であれば、高速バスと同じか、コスパが良くなる場合があります。乗車人数が1人の場合は除外して、「自分の労働単価」の項目で、最終的なコスパの比較を行います。

自分の労働単価(高いなら飛行機、そこそこなら車(4人)が良コスパ)

大阪⇔高知の飛行機(ANA !84 WiFiが無い)
大阪⇔高知の飛行機(ANA !84 WiFiが無い)

自分の時間価値を考えた場合、定量的に表せる指標は少ないです。その中で、少なくとも労働単価(年収/労働時間(年間))は定量的な指標になります。

労働単価を自分の1時間の価値とすると、時間と料金を紐付けできるため、自分にとってコスパが良い移動手段を定量的に知ることができます。

感覚的には、学生時代(時間に余裕はあるが、お金が無い)は青春18切符などで旅行していたが、社会人(時間に余裕が無いが、お金はある)になると、新幹線を使って旅行するようなものです。

例えば、年収500万円の会社員が年間250日労働し、労働時間は8時間/日とすると、労働単価は2,500円/時になります(会社員の場合、社会保険料など会社負担があり、実際の年収よりも稼いでいる額は多いですが、計算では考慮していません)。

労働単価が2,500円/時の場合、最もコスパが良い移動手段は、車(4人)です。下のグラフは、労働単価2,500円/時の場合の移動に費やした金額の合計です。

移動料金に、労働単価×移動時間の金額を足しています。移動中は労働しない前提で、移動時間は無駄な時間という考えです。どれくらい無駄かは労働単価次第という訳です。

移動手段別のコスパ
移動手段別のコスパ

高速バスを基準に考えると飛行機、車(2人)、車(3人)、車(4人)の順に金額が下がっていっています。

つまり、年収500万円の場合、大阪ー高知間の移動は高速バスよりも飛行機、飛行機よりも車の方がコスパが良いと考えられます。

以下は、年収別のコスパを自動計算するツールです。年収と労働時間の項目を入力すると、大阪⇔高知間の移動料金に労働単価×移動時間を加えた値が自動計算されます。

最も数字が小さい移動手段が、コスパ最大です。

年収(万円):
労働時間(時間):

高速バスの金額(円):
飛行機の金額(円):
車(2人)の金額(円):
車(3人)の金額(円):
車(4人)の金額(円):

労働単価が高いと飛行機がコスパが良く、労働単価がそこそこ~低めだと車(4人)がコスパが良くなる傾向にあります。とはいえ、車(4人)は人数が揃わない場合もあります。

その場合は車(2人, 3人)と高速バスとのコスパ比較になります。

関西圏内⇔高知の高速バスはJR三宮駅発がオススメ(渋滞に巻き込まれにくい)
関西圏内⇔高知の高速バスはJR三宮駅発がオススメ(渋滞に巻き込まれにくい)

どの移動手段で大阪⇔高知を移動するか迷ったら参考にしてみてください。

※「コスパが全てに優先する」とは思っていません。車でワイワイ話しながら移動を楽しんだりするのもアリだと思います。定量的におトク度を表す指標としてコスパを用いているだけです。

以上が「【人数別】大阪ー高知間を最もコスパ良く移動する方法【高速バスが正解とは限らない】」でした。

高知県のその他の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。

⇒参考)高知の観光スポットやグルメ記事



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