この記事では「トマムの雲海を見られた写真はいっぱい載ってるけど、見られなかった場合の実例と雲海を見るための条件」を紹介します。
内容は
- トマムで雲海が見れなかった結果
- 当日に札幌からトマムへ向かう最中の雲の様子
- トマムで雲海を見るために必要な条件
- 参考)トマムでオススメなホテル2つ
です。
また、綺麗な雲海は見られていませんが、凝りもせず、雲海を見るために何度もトマムへ行っています。
何度か行った経験と、雲海を見るための条件を調べ、考察した結果から雲海テラスで雲海が見やすい条件が分かってきました。
その結果を共有します。
トマムで雲海が見れなかった実例と見るために必要な条件
失敗の実例を参考に、トマムの雲海を見るための条件を纏めました。
雲海を見られなかったときは、時期、気温、時間帯、風の強さなど、いくつかの条件が悪かったです。
時期は夏や冬はダメ、気温は日中と夜の変化が少ないとダメなど、雲海を見るための制約条件は厳しいです。
まずは、全くダメだった実例から紹介します。
トマムで雲海を見られなかった結果
こうなります。
テラスで沢山の人と一緒に曇った空間を眺めるという無残な結果になりました。
雲の中にいるので、雨が降っています。カッパ持ってくれば良かった、、、人がたくさんいるので傘を差すのは危ないです。
人混みの中で雨に濡れながら曇った空を眺めるのは悪い意味でプライスレスでした。
雲海は必ず見られる訳では無いので、見られなくても笑い話にできるような人と行った方がいいです(長年の友人とか、もしくは一人)。
せっかくの北海道旅行なのに、雲海が見れなかっただけで微妙な空気になるのは勿体ない。
雲海が見られなかった当日の雲の様子(札幌→トマム)
金曜の夜に関西からフライト、札幌で一泊した後、翌日の早朝6時にトマムへ着くように出発しました。
トマムへ行く早朝、4時半に友人を叩き起こし、車で出発です(札幌からトマムまで車で1.5時間くらい)。
9月の中旬、辛うじて明るいですが雲が気になる…予報は曇り/晴れ、一発勝負です。
札幌とトマムでは天気がぜんぜん違います。札幌は平野、トマムは山なので、札幌より天気が悪くなりがちです。
トマムから雲海テラスへはロープウェイを使って移動します。朝6時過ぎから並び始めてロープウェイに乗れたのが7時過ぎ…
約1時間並びました。(料金は往復1900円/人)
雲海は、地面が温まり出す時間(日の出の少し後)が見られる確率が高いので完全にミスりました。
雲の高さがちょうど、テラスと同じ高さで雲海が見れませんでした。
そして、雲海テラスから下山すると、地上は晴れていました。。。山あるあるです。
ここまでを纏めると以下の状況だったと推測できます。
- 札幌は晴れ、トマムは曇り
- トマムの雲はテラスと同じ高さだった
雲海を見るために必要な条件
そもそも雲海とは何かを知ることは大事ですが、めんどくさいので雲海が発生する条件だけ書くと以下になります。
- 場所:山間部や盆地(雲海テラス)
- 季節:主に春や秋
- 時間帯:夜明け前~早朝
- 気象:湿度が高い・放射冷却がある・無風状態・快晴
- 気温:前夜の気温と次の日の早朝の気温に差がある
まず、上記の条件と今回の結果を照らし合わせて見ましょう。
- トマムは山間部なので雲海が発生しやすい
- 季節は9月(北海道は秋)
- 時間帯は早朝(6時)
ここまでは完璧ですが、問題は4と5です。
4.風は無く、湿度は高めでしたが、快晴では無く曇りだった。(札幌が晴れだからトマムも晴れだと思った)
5.前日が曇り、翌朝も曇りだったため、前日の夜と翌朝の気温の差が小さかった。
これが雲海を見れなかった原因です。雲海を見るための確率を上げるためには、上記1~3の条件に加え、以下の日が狙い目。
- トマムのピンポイント天気が晴れの日。加えて雨雲レーダーで、雨雲が無いことも確認。
- 前日が曇り、翌朝は快晴のタイミングが最高。前夜と当日の朝の気温差が大きくなるため。
事前の日程選びをしっかり行えば、雲海を見られる確率が上がります。
⇒参考)雲海テラスへ再突撃した結果…
さらに雲海を見る確率を上げる方法として、トマムに2~3泊する手段があります。トマムの星野リゾートのスタッフに聞くと、1週間くらい滞在する方も居るそうです。
運が良ければ雲海が見られます。
トマムは富良野や帯広まで、車で1時間くらいの距離と近隣の観光地へのアクセスが良いです。トマムを拠点に2~3泊観光する場合にオススメなホテルを参考として、2つだけ紹介します。
参考)トマムでオススメなホテル(2つ)
トマム ザ・タワー
トマムのシンボルとして、そびえ立つ2種類の大きなタワーがあります。
星野リゾートが経営するリゾナーレトマムとトマム ザ・タワーで大型の宿泊施設になっています。両者の違いは、主に部屋の豪華さです。
リゾナーレトマムは、全室が100平米以上、客室露天風呂、客室サウナ付きのスイートルームのみで構成されており、高級仕様のホテルです。
トマム ザ・タワーは、24〜60平米が主な客室の広さで、客室露天風呂などは付いていません。一方、価格はリゾナーレトマムの半額以下(4〜6万円/2人)と比較的リーズナブルです。
また、トマム ザ・タワーの方がレストランや、雲海テラスへのゴンドラまでの距離が近いなどアクセスに優れており、個人的にはリゾナーレトマムよりもコスパ良いと思います。
以下のホテルはトマムのシンボルでは無いですが、コスパに優れたホテルが1軒だけあります。
クラブメッド北海道トマム
星野リゾートブランドではないですが、部屋の広さや内装の綺麗さなど機能面では優れたホテルです。
実際、飲食に関しても、オールインクルーシブタイプの宿なので、滞在中の飲み食いは無料です。
(ただ、レストランが2カ所しかないので長期滞在には向かないと思ってます)
価格は4〜6万円/2人と、トマム ザ・タワーと同程度ですが、ホテルが綺麗(2017年12月開業)、飲食無料など、コスパが優れるホテルです。
本ブログでは、北海道のその他の観光地や宿も紹介しています。
⇒参考)その他の北海道旅行記はこちら
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