中部地方に旅行したいけど、できるだけ出費は抑えたい!ただし、質は落としたく無い。
そんな悩みを解決する記事です。
本記事の内容
- 中部地方の宿泊費が安い時期をデータに基づいて紹介(さらに旅費を下げる方法も)
旅費を下げるために重要なのは旅行が安い時期を知ることです。
なぜなら旅費が安い時期と高い時期で、全国平均で20%以上も差があるからです。
旅費には大きく「交通費」と「宿泊費」が含まれますが、特に「宿泊費」は時期によって大きく変動します。
本記事では中部の「時期による宿泊費」の高低に焦点を当てて紹介します。
中部に安く旅行できる時期を狙っておトクに旅行しよう!
中部の宿泊費が安くなるのは1〜2月と6月です。
なぜならこの時期は観光客が少なく、宿泊施設(旅館やホテルなど)の空きが多いからです。
✔︎補足)宿泊費は観光客が多い時期に高くなり、少ない時期に安くなる傾向があります。(観光客数と宿泊費を比較した記事)
中部の観光客の月別の推移を見てみましょう。
月毎の宿泊費は観光庁と総務省のデータを基にして平均化。(データは宿泊の相場が大きく変動するイベントが無かった2019年を使用)
1〜2月と6月は観光客が少なく、8月は観光客が多いことが分かります。
8月に観光客が多い理由は、ずばり避暑と登山が主だと考えられます。後述しますが、8月は長野県の観光客が急増しています。
軽井沢での避暑や北アルプスを見る/登ることを目的にした旅行者が多いのでしょう。
安く旅行へ行くという目的であれば8月の長野県は避けた方が良いです。
逆に1〜2月は寒すぎる、6月は梅雨で山を楽しめないという理由から観光客は少ないのだと思います。
6月は梅雨の晴れ間を狙って山を楽しむ、避暑する、1〜2月は温泉やウィンタースポーツを楽しむなどを目的にすれば、安く中部地方に旅行するチャンスとなります。
中部地方は名湯がたくさんあるので、特に冬場(1〜2月)の温泉旅行がおススメです。
実際、宿泊費は観光客が多い時期に高くなり、少ない時期に安くなることを確かめるために、ある一つの宿の部屋に注目して高い時期と安い時期の料金を比較してみました。
●扉温泉 明神館@長野(上高地のではない)の宿泊料金比較(2月vs.8月)
結果、観光客数が多い時期(8月)に比べ、少ない時期(2月)は宿泊費が明らかに安いことが分かりました。
上記グラフは中部地方という枠で宿泊者数の推移を取りまとめたものですが、参考までに中部地方の都道府県別宿泊者数の推移も載せておきます。
●参考)中部の都道府県別の宿泊者数推移
中部地方では、圧倒的に長野県の観光客が多いです。特に8月は槍ヶ岳を彷彿とさせる伸びをみせています。
新潟や山梨も名山が多数あるため、8月の観光客の多くが山に関係する目的で旅行していると考えられます。
その他の都道府県については、時期による顕著な観光客数の増減が見られないです。
中部地方に安く旅行するなら8月、特に長野、新潟、山梨は避けた方が良いと思います。逆に1~2月、6月は観光客が少ないため、やはり狙い目です。
以上が中部地方を安く旅行できる時期の紹介になります。
参考)中部地方だけでなく、全国的に見て旅行が安い時期はこちら
参考記事の紹介)時期を選ばす旅費を下げる方法
安い時期に宿泊費と交通費をさらに安くする事で、コスパ最大の旅行が可能になります。安くするコツを纏めた記事を参考に載せておきます。
●交通会社や宿泊予約サイトなど企業が行なっているキャンペーンやクーポンを利用する↓↓
●都道府県が観光客を呼び込むために行なっている割引を利用する↓↓
中部地方の都道府県が独自で主催しているキャンペーンも開催しています。(以下の参考記事)
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