この記事は「長野県の上高地と軽井沢の観光スポットを紹介する旅行記」です。
具体的な行き先は以下。(大阪⇒上高地⇒軽井沢⇒大阪の順)
妻の母の慰労旅行として企画した、この旅行は車移動がしんどかったですが、久々に晴れた上高地を見れた、軽井沢で新しい発見があったなど、想像以上に楽しかったです。
良かった点は、
- 景色が綺麗(上高地、軽井沢、道中など)
- 食事が美味しい(野菜、山菜、蕎麦など)
- 観光に適した場所が多い(上高地、軽井沢アウトレット、旧軽井沢など)
悪かった点は「車が無いと不便、車があっても移動に時間がかかる」です。
- 車が無いと観光・食事しにくい(バス、鉄道網が発達していない)
- 車があっても移動に時間がかかる(上高地⇄軽井沢は3時間かかる)
良かった点、悪かった点の詳細を含めて、旅行の内容を紹介します。
【旅行記】大阪〜上高地〜軽井沢3泊4日の車旅
2021年、妻の母の慰労を目的として、10月下旬に長野旅行へ行ってきました。行き先は上高地と軽井沢の2カ所。
飛行機は割高(片道:1万5千円/人)だったので、大阪からレンタカーで長野へ行きました。
新大阪からレンタカーで岐阜側の「あかんだな駐車場」へ向かい、そこからシャトルバスで上高地へ向かいます。
新大阪~上高地(移動)
高速道路を走行するため、軽自動車では無く、コンパクトカー(日産NOTE)をレンタルして出発です。
所要時間は約4時間半、あかんだな駐車場10:50発のシャトルバス(時刻表はこちら)に乗るため、6時に新大阪を出発しました。
名神高速道路に乗って、京都、滋賀県を走り抜け、愛知県の一宮JCを北上して岐阜県に入ります。
途中「長良川SA」で休憩しました。
ついでに飛騨牛コロッケを買い食い。。。
間食して元気が出たので、一気に「あかんだな駐車場」を目指しました。飛騨清見ICで高速を降り、国道158号線を通って、10時45分に駐車場へ到着。
バス往復分のチケット(1,980円/人)を購入し、バスへ乗り込みました。
✔あかんだな駐車場の料金は1泊600円、入庫から24時間を1分でも過ぎると、2日目の料金が加算されます。
✔あかんだな駐車場からバス乗り場はP2の駐車場が最寄り。なるべく入庫のゲートから左奥へ駐車した方が、バス乗り場まで、歩く距離が短くなります。
上高地(1泊目)
シャトルバスに乗って35分、上高地BT(バスターミナル)へ到着しました。
上高地BTには売店、飲食店(BTのチケット売り場2F)など色々揃っています。
しかし、今回は重い荷物達があります。。。
ホテルへ荷物を預けるために、ひとまず河童橋(上高地の中心街)へ(上高地BT⇔河童橋:5分くらい)。
本日、宿泊する「ホテル白樺荘」は穂高連峰が一望でき、河童橋の直ぐ横にある高級宿です。
フロントで荷物だけ預かって貰い、毎年恒例の昼食(岩魚の塩焼き定食)を食べに明神まで行きます。
✔嘉門次小屋@明神の「岩魚の塩焼」は最高に美味しいです。生簀で飼っている岩魚を、囲炉裏で焼いて出してくれるので、身がふわふわ。
紅葉が始まっていたので、明神池も見に行きました。以前、拝観した時(2019年)は拝観料が300円だったのに、2021年には500円になっていて、少しショックでした。
明神池は一之池と二之池がありますが、個人的には二之池が好きだなぁ。
明神池を見終わると14時過ぎ。河童橋のショップで晩酌用のお酒とおつまみを購入するために河童橋へ戻りました。
河童橋にあるショップは主に2箇所。ホテル白樺荘と五千尺ホテル内にあります。
ビールを購入しようと、白樺荘のショップに行きましたがプレモルが310円/350mlもしたので、五千尺ホテルで購入(270円)。
白樺荘に戻り、フロントに預けていた荷物と一緒に部屋へ向かいました。
白樺荘は、穂高連邦が窓から見える部屋が人気ですが、予約困難です。今回は窓から見える景色は捨てて、焼岳側ツインルームに宿泊です。
部屋に荷物を置いた後、白樺荘のカフェテラスや梓川の河原で過ごし、ディナーです。
白樺荘のディナーはコース料理とバイキングの2種類がありますが、部屋でのんびりしたかったのでバイキングを選択。コース料理は時間泥棒。
信州サーモンや地野菜など、長野の名物が美味しかったです。一方、岩魚の塩焼きのライブクッキングがありましたが、個人的にイマイチ。
嘉門次小屋の方が、熱々、ふわふわで美味しかったです。
食べ終わって、大浴場(沸かし湯)へ。小さな大浴場ですが、コロナ対策で入浴できる人数を一度に5名まで絞っており、快適に利用できました。
10月下旬の上高地は、気温が氷点下まで落ち込んでいたので、暖かい湯が身にしみます。
1時間ほど長湯して、部屋に戻って晩酌タイムです。運転で疲れていたため、直ぐに熟睡しました。
以下参考)
- 【ブログ記事】上高地「ホテル白樺荘」の設備とサービスを徹底解明!
- 【動画】上高地ホテル白樺荘「焼岳側ツインルーム」の室内を大公開!
- 【動画】上高地ホテル白樺荘の「館内」を歩き回ってみた!
- 【ブログ記事】上高地の観光記事(河童橋、明神、徳沢、横尾)はこちら(2019年と2020年)
上高地~軽井沢(移動)
朝5時半頃に起床。早起きの理由は河童橋から穂高連峰方面の日の出(5:59)を見るためです。
急いで浴衣から着替えて、河童橋へ向かいます。
気温は−2℃。服は着込んだつもりでしたが、手袋忘れて手が凍りそうでした。
奥穂高とジャンダルムあたりから日が当たってきて、徐々に日の当たる面積が増えていく様子が神々しかったです。
日の出を鑑賞した後、白樺荘の朝食(バイキング)を食べて、軽井沢までの運転のエネルギーを蓄えます。
チェックアウトして、10時発、あかんだな駐車場行きのバスへ乗りました。
✔︎早めにバス乗り場で並ばないと、定員オーバーで乗れなくなるので注意。
あかんだな駐車場に到着し、駐車料金を支払います。24時間を微妙に超えていたので、2日分の駐車料金(1,200円)を取られました。ショック。。。
直ぐ近くにある平湯温泉バスターミナルでトイレ休憩。
✔︎平湯バスターミナルには無料の足湯があります、要タオル持参。
長野方面の沢渡を通って、軽井沢へ向かいます。
平湯から松本市まで、うねった山道の連続で体力が削られます。1時間半ほどで松本市へ到着し、松本ICから高速道路に乗ります。
途中、東部湯の丸SAで休憩を挟み、合計3時間運転して、軽井沢へ到着です。
以下参考)
軽井沢(2泊目)
時刻は15時、本日の宿(ザ・プリンス軽井沢)へ向かいます。
プリンスホテルは4つのグレードがあり「ザ・プリンス」は最上位グレードだそうです。
期待してホテルに到着しましたが、外観は思いの外、小さい。。。
外観は古く、高級宿に見えませんが、中へ入ると、歴史ある高級ホテル感がありました。
フロントで設備利用の説明を受けると「ザ・プリンス軽井沢」に宿泊すると温泉利用の特典があるようです。
軽井沢プリンスホテルウエスト、イーストなどの周辺のプリンス系列の温泉やジムなどを無料利用可能とのこと。
✔逆(プリンスホテル→ザ・プリンス軽井沢)の利用は不可。
部屋はガーデンツインルームを選択。窓から軽井沢プリンスホテルゴルフコースが見え、景色が良いです。
部屋の構成は、キッチン(火気厳禁)、バスルーム、寝室の構成で40平米あります。
部屋に荷物を置いて、アウトレットモールへ。安い物を探しに行きます。当日はイベントでハロウィンをやっていましたが、あいにくの雨模様。
GODIVA以外、安い物が見つからず、早々に退散しました(二度目の訪問ですが、全体的に30%オフくらいが多くて安さのインパクトが小さい)。
お腹が減ってきたので、ディナーへ。軽井沢で人気の「ホセ・ルイス」というスペイン料理屋です。
軽井沢の食材を使ったスペイン料理は質が高く、美味しかったです。
食後の楽しみの一つ、温泉に入りに軽井沢プリンスホテルウエストへ行きました。ロビーから温泉まで歩いて5分くらいかかるくらい巨大です。
2021年5月にできた温泉で、浴槽を照らす照明などがオシャレでした。泉質は単純泉なので、温泉感は弱かったですが、雰囲気は最高でした。
入浴後は、ホテルで晩酌して睡眠です。翌日は丸一日、軽井沢観光します。
以下参考)
- 【動画】ザ・プリンス軽井沢「ガーデンツインルーム」の室内を大公開!(2021/11/12公開)
- 【動画】ザ・プリンス軽井沢の「館内」を歩き回ってみた!(2021/11/17公開)
- 【動画】軽井沢プリンスホテルウエスト「ロビーから温泉」まで、館内を歩き回ってみた!(2021/11/22公開)
軽井沢(3泊目)
朝8時に起床し、天気チェック。昨日の悪天候が嘘のように、快晴でした。
朝風呂に入るために軽井沢プリンスイーストへ向かいます。どこまでが敷地なのか分からないくらい広いです。
車を停めて、温泉の場所を聞くためにロビーへ行きます。どうやら温泉施設は別の棟にあるとのこと。
ロビーのある建物から5分くらい西へ歩くと、温泉棟がありました。
温泉施設自体は、軽井沢プリンスウエストの方が綺麗でしたが、イーストの方が泉質的には好みでした(泉質は少し、とろみのある塩化物泉)。
温泉施設が2階にあるため、景色が綺麗。内湯と露天風呂がありますが、露天風呂で軽井沢の空気を嗅ぎながら長湯するのが最高でした。
1時間ほど湯に浸かって、朝食を買いに行きました。軽井沢の食べログで最も評価の高いパン屋「haluta」です。
ベーコンエピと、チーズ/サラダ/ハムのパンを買いましたが美味かったです。国産の小麦を使っており、小さなパンでも1つあたり500円を超える高級品ですがオススメです。
ホテルへ持ち帰ってパンを食べた後、チェックアウトしました。行き先は、長野の名産品の取り扱いが多い「TSURUYA」です。
質の良い商品が安く販売されているのが特徴。例えば、関西の6割くらいの価格のシャインマスカット、880円で十分美味しい巨峰ワインなどです。
長野の名物以外も関西と比べると割安感ありました。
保冷の必要が無い物だけ買い込みましたが、もっと買い込みたい。今度行くときは、クーラーボックス持参で自宅まで持ち帰れるようにします。
TSURUYAを後にして、本日の宿泊先「万平ホテル」へチェックインしました。
日本9大クラシックホテルの1つである超高級宿で、クラシックホテルパスポートのスタンプを貰うのが目的です。
本館、アタゴ館、アルプス館、ウスイ館の4つの宿泊棟がありますが、今回は最も高級なウスイ館に宿泊します。
ウスイ館は万平ホテルの中でも広い客室でバス・客室の合計が46m2あります。外の景観は良くないですが、シャワーブースがある浴室、ソファでのんびり晩酌できるくらい広い客室が快適でした。
万平ホテルの史料室やレストランなど、館内散策をした後、ディナーへ向かいました。軽井沢の名店「川上庵」で、野菜をメインに食べます。
事前予約していたため、すんなり入れましたが、予約していない人は長蛇の列に並んでいます。
過去に2回ほど訪問していますが「朝どれ地野菜のサラダ」が抜群に美味しいです。
満腹になったのでホテルへ戻って、晩酌タイム。TSURUYAで買ったお酒を飲んでると、疲れのせいか爆睡してました。
最終日は、9時起床。万平ホテルで人気のテラスカフェで朝食を食べました。
9時半開店ですが、外来のお客さんも集まってくるため直ぐに満席になります。開店前に少し並んで、なんとか1回転目で入店できました。
朝食を食べ終わり、いよいよ関西へ帰宅します。軽井沢から大阪までは約6時間半の運転です。
途中、2時間毎に休憩を挟みながら、通ってきた場所を振り返ります。
レンタカー返却時刻の18時に無事大阪に着きました。
実際に運転してみると、軽井沢⇒大阪を1日は結構しんどかったです。今度、車で軽井沢に行く機会があれば、ルートを変えてみようと思います(大阪⇒上高地⇒軽井沢⇒松本⇒大阪など)。
以下参考)
- 【動画】軽井沢プリンスホテルイースト「ロビーから温泉」まで、歩き回ってみた!(2021/11/27公開)
- 【動画】万平ホテル「ウスイ館書斎タイプ」の室内を大公開!(2021/12/02公開)
- 【動画】万平ホテルの「館内」を歩き回ってみた!(2021/12/07公開)
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