この記事では「十和田ホテルの設備とサービスを詳しく」紹介します。
「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は妻と月一くらいのペースで国内の高級宿へ安価に宿泊しています。
今回は、妻と2人で青森、岩手、秋田へ3泊4日で旅行してきました。
その内、秋田の十和田湖で宿泊した「十和田ホテル」の設備とサービスについて紹介します。
宿泊予約サイトのポイントが貯まっていたので、安価に宿泊できました。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でホテルの良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)十和田ホテル 洋室ツインルーム(館内散策・部屋・食事)
【クラシックホテル】秋田「十和田ホテル」の設備とサービスを徹底解明
十和田ホテルの特徴は「建築の美しさ」と「眺望の良さ」です。
元々は、1940年に開催予定だった「東京オリンピック」を前に、訪日観光客の宿として政府の要請で建てられたホテルのひとつでした。
1940年の東京オリンピックは中止になりましたが、1961年には昭和天皇・皇后両陛下が宿泊、その後は秋篠宮殿下や各国の大使などか宿泊するなど迎賓館として位置づけられています。
建築は、秋田・青森・岩手の三県から宮大工八十名を集めて技術を競わせて、作られています。
本館と別館がありますが、特に本館のデザインが優れています。日本三大美林の天然秋田杉の巨木を巧みに配した木造三階建てで、外壁は杉の半丸太を張りつめています。
特筆すべきは、本館のエントランスのデザイン。
吹抜まわりの杉丸太柱は、樹齢65年から85年、玄関正面のブナの皮付柱は、樹齢約100年の大樹。玄関の踏込板は欅、土間の石畳は十和田湖畔の石を敷きつめています。
眺望も素晴らしい。ホテルが高台にあるため、どの客室からも十和田湖を一望できます。
まずは、設備から紹介していきます。
設備
ホテルショップ、ティーラウンジ、カラオケルーム、宴会場、会議室、自動販売機、麻雀室などがあります。
実際に使用した設備に絞って紹介します。
ホテルショップ
十和田湖という環境では、重宝する設備です。
十和田湖周辺にはコンビニは全く無く、食料や飲料を調達可能な場所は離れた場所にしか無いです。
価格は、かなり高いですが、おやつや夜食用の飲み物や食料が調達できて大変便利。
別館のロビー奥にあります。
ティーラウンジ
コーヒーや紅茶などの飲料が無料提供されています。
吹き抜け構造で開放感のあるラウンジは、昭和初期を彷彿とさせるレトロ調。
飲み物は、購入できる場所が十和田湖周辺に少ないので、ドリンクサービスはありがたい。
自動販売機
アイスクリーム、ソフトドリンク、アルコールが販売されています。
ソフトドリンクは定価、アルコールは缶ビール(350ml)が350円と市販の倍くらいの価格です。
ホテルショップは缶ビール(350ml)が380円だったので、自販機で買った方が少しお得。
その他、カラオケルーム、宴会場、会議室、麻雀室などがありますが、利用していません。
続いて客室へ。
部屋(洋室 スタンダードツイン)
本館と別館、2つの建物があり、それぞれに客室があります。基本的に、本館は「和室」、別館は「洋室」です。
本館は、一般和室と和室特別室の2タイプ。別館は、スイートルームとデラックスツイン、スタンダードツイン、バリアフリールームの4タイプがあります。
今回は、洋室スタンダードツインに宿泊しました。部屋構成は寝室と部屋風呂です。
寝室
33平米の寝室で、少し広いビジネスホテルという印象。設備はベッド、空気清浄機、テレビ、化粧台、テーブルなどがあります。
ベッドは、シモンズ製。枕元の照明制御で、部屋の照明を一括でオンオフできる。一方、コンセントが無く少し不便(スマホなど充電しながら使えない)。
空気清浄機は、オシャレなKALTEC製。2018年4月に創業したスタートアップですが、独自の光触媒技術を用いて脱臭・除菌機能付きの空気清浄機を販売し成長しています。
化粧台には、ケトルやコンセントなどがあります。ケトルは、テレビ台の下にある、お茶セット用ですね。
客室の窓からは十和田湖が一望できます。晴れていると最高に綺麗。
部屋風呂
ユニットバスです。トイレはウォシュレット機能が付いていますが、特筆すべき点はありません。
アメニティーは資生堂のフィトアンドローズです。ビジネスホテルに良くある物です。
大浴場の方が広々していたので、部屋風呂は使っていません。
✔︎十和田ホテルは大浴場も部屋風呂も「沸かし湯」です。温泉ではありません。
風呂(大浴場)
内湯と露天風呂、92℃のサウナがあります。露天風呂からは十和田湖を一望できます。
夜には十和田湖が全く見えなくなるので、日が出ている内に一度は入った方が良いです。
沸かし湯なのが残念ですが、広くて、景色が良いなど良い点もあります。
食事
基本的に十和田ホテルで食べるしかありません。
十和田ホテルの近隣は食事できる場所が少ないためです。近隣のホテルか、少し離れた所に食事処があるくらいです。
一応、近隣に「十和田プリンスホテル」があります。十和田ホテルから車で5分くらいの距離です。
ホテル以外の食事処は6kmくらい南東へ離れた場所です。17時以降は、ほとんどの店が閉まっていました(観光船乗り場の近く)。
十和田ホテルで食事するのが無難と思われます。今回は、十和田ホテルのレストラン「真木」で夕食・朝食ともに頂きました。
ディナー(スタンダードコース)
和食のコースです。十和田湖は秋田と青森の県境にあるため、それぞれの地域の特産品を使った料理が多かったです。
比内地鶏、十和田湖のひめます、白神の生ハム、青森のサーモンなどです。
味付けが、さっぱりしており食べやすかったです。量は少なめで少食な方なら腹八部目くらい。
一方、たくさん食べる方にとっては物足りないかもしれません。晩酌用のおつまみくらいは持って行った方が良いかも。
朝食
和食です。
手作りの豆腐や出汁の効いた卵焼き、秋田県産の炊き立て100%あきたこまちなど、昔ながらの秋田県民の朝食。
一見すると、貧相にも見えますが、ご飯のお供になる料理が多く、ご飯が進みます。
あきたこまちと味噌汁はおかわり自由でした。
価格
「スタンダードツインルーム」で18,700円/人(2食付き)でした(平日泊)。他の宿泊予約サイトの7月の最安値と比較すると1,155円/人程度安く宿泊できました。
今回は17,733円分の「Relux」のポイントを消化したので、かなり節約できました。
加えて、Reluxのポイントバックが590円分/人(6%)とPontaポイントが87円分/人(1%)還元あるので実質9157円/人でした。
上記の割引方法は以下の参考記事に記載しています。
公式だと7月の最安値は1人あたり19,800円でした。
「十和田ホテル」は公式と宿泊予約サイトの価格差は、殆どないです。
予約するタイミングによって、公式または宿泊予約サイトのどちらが安いかは変わると思われます。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
以上が「【宿泊記】十和田ホテルは80名の宮大工が技術を競った迎賓館|1939年創業のクラシックホテル」でした。
その他の秋田県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)【旅行記】大阪から青森、岩手、秋田をレンタカーで旅する3泊4日【食事が美味い旅】
⇒参考)秋田の観光記事まとめ
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