2泊3日の日程と短期かつ、車移動NGの制約の下、北海道に行きました。
短期ですが、何箇所か巡りたかったので、電車とバスで移動しやすい都市3つ(余市、札幌、登別)を選択。
余市は、札幌や小樽ほど観光地化が進んでいないため、食事(特に海鮮系)を安く食べられる穴場スポット。
ニッカウヰスキー蒸留所もあり、無料試飲付きの工場見学可能(要素事前予約)。
札幌は、道央旅行の中心地。
観光というよりも翌日の登別へ向かうための中継地として利用。札幌に行けば登別に限らず、道央の何処かしらへ移動する手段があります。
登別は、温泉のデパート。
硫黄泉、食塩泉、明ばん泉など、9種類もの源泉が湧出する世界的に見ても珍しい温泉地。
2泊3日で余市、札幌、登別を観光しながら巡りました。以下スケジュール。
- 1日目(新千歳空港→余市→札幌)
- 余市のうに専門店でランチ
- ニッカウヰスキー工場見学
- 札幌ビール園でジンギスカン
- 2日目(札幌→登別)
- テレビ塔前から登別へバスで移動
- 登別温泉街を観光
- 登別の地獄谷を観光
- ホテルで夕食
- 3日目(登別→新千歳空港)
- ホテルで朝食
- 登別の熊牧場を見学
- バスと電車で新千歳空港へ移動
車なしでも十分楽しめました。
比較的交通網が発達している道央だからこそ、電車とバスで3都市を巡り、美味しいグルメと充実の観光となりました。
⇒参考動画)【北海道旅行】道央を巡りながらグルメと観光を満喫する2泊3日|余市、札幌、登別
作成中【北海道旅行】道央を巡りながらグルメと観光を満喫する2泊3日|余市、札幌、登別
両親から車移動なしで北海道旅行したいとの要望があり、企画・実行しました。メンバーは両親と兄弟夫婦、子供の計7名です。
行き先は、電車とバスで上手いことやればアクセス可能な余市、札幌、登別にしました。
1日目(新千歳空港〜余市〜札幌)
初日は新千歳空港に着いた後、余市で昼食を摂り、ニッカウヰスキーの工場見学をします。
その後、札幌へ戻り晩御飯を食べて宿泊というスケジュールです。
7:30 まずは伊丹空港から飛行機で新千歳空港へ向かい、小樽まで電車(快速エアポート)で移動します。
約1時間半で新千歳空港に到着しましたが、ここから小樽への移動手段は、3つ(レンタカー、バス、電車)あります。
新千歳空港内にはレンタカーの営業所がありますが、今回は車を使わない前提のためレンタカーはNG。
バスは電車より50分余計に時間がかかるため、北海道を短期で旅行する場合には不適。値段も電車より120円高い。
結果、電車で移動することにしました。
新千歳空港の到着ゲート(1階)から、エスカレーターで地下へ潜り、快速エアポートへ乗車。
運賃は1,910円、約1時間半で小樽へ到着です。
小樽(立ち寄っただけ)
12:30 小樽はガラス細工と漁港の街。
駅から徒歩約5分のところにあるメインストリート(堺町本町通)には北一硝子などの店舗が並び、ここでしか買えない商品なども多いです。
三角市場では観光客向けの飲食店やお土産屋が並び、海鮮系の種類は小樽随一です。個人的には飲食店だと「市場食堂 味処たけだ」が好きです。
一方、三角市場の外の方がコスパ良く美味しい物が食べられます。お店に飾り気は無いですが、海鮮系の食事だと「みよ福」、食材は「南樽市場」がコスパ良いです。
今回は小樽を観光する時間が無いためスキップします。
ここから余市までバス移動のため、荷物を預けます。駅構内のコインロッカーは、いつも埋まっているので、穴場のロッカーを利用します。
小樽駅の改札を出て右手にあるコインロッカーです。ここは比較的空いています。
小樽駅から余市駅までの電車は本数が少なく使いづらいため、小樽駅前から出ている北海道中央バスに乗り換えて、余市へ向かいます。
13:44 小樽駅前からタイミング良く、高速便に乗車。小樽駅から約30分で余市駅前十字街へ到着しました。
余市
ちょっと遅い時間になりましたが「うに専門店世壱屋 余市実家店」でランチします。
塩水うに発祥の地である余市のうにを中心に、国内の美味しいうにを世壱屋専属のバイヤーが毎日仕入れて、提供する定食屋です。
午前10時の開店時しか予約を受け付けていないため、並ぶ可能性があります。スケジュールが詰まっている場合は利用が難しい。
事前に電話で空き具合を確認すると今は並びが無いとのことだったので向かいます。
場所が大川十字街の辺りだったので、バスで来た方向へ戻ることに。小樽で空き具合を確認して、バスの大川十字街駅で下車すれば良かった。。。
14:05 店前に到着。7名での利用でしたが何とか並ばずに店内へ入れました。
メニューは、うにを使用した丼定食がメイン。その他、蟹やエビ、サーモンなどを使用した丼も提供しています。
14:20 食事が始まると、みんな黙々と食べています。美味すぎて会話が無くなるパターンです。
札幌や小樽の三角市場で食べるよりも圧倒的に美味しく、安価です。ご飯と味噌汁のお代わりも無料と、まさに高コスパ。
あっという間に平らげて、ニッカウヰスキーの余市蒸留所の見学へ向かいます。
徒歩圏内ですが、見学の予約時間にギリギリだったのでタクシー移動しました。
15:00 ニッカウヰスキーの工場前に到着。
ここはニッカウヰスキー創業の地。創業者である竹鶴政孝によって1934年に設立されました。
余市はスコットランドの気候に似ていることから、ウイスキー造りに適していると判断され、選ばれました。
ここでは無料試飲付きでたっぷり1時間の工場見学ができます。
正門の受付で事前予約の名前を告げると、全員分のテイスティングチケットがもらえます。
テイスティングチケットを持っていると見学ツアー後に無料試飲ができます。子供がいる場合は子供の分のみソフトドリンクチケットに変えてくれます。
まず映写室に通されニッカウヰスキーの歴史の映画を鑑賞した後、ガイドが工場の見学ルートを案内してくれます。
創業当時の事務所からキルン、糖化、発酵、蒸溜、貯蔵まで細かなノウハウ部分以外は製造現場で説明してくれます。
歴史に沿って製造方法はそのままに、製造設備をどのように効率化していったかがよく分かる、とても良い見学ツアーでした。
ウイスキー好きで無くても、楽しめるように工夫されており一見の価値があります。
見学後は、参加者のみが入れる試飲会場でアップルワイン、スーパーニッカ、シングルモルト余市の3種を試飲できます。
氷や炭酸水などが用意されており、それぞれのオススメの飲み方で試飲できます。
試飲会場のすぐ横にある売店に立ち寄ると、余市蒸留所「限定」のウイスキーを購入可能。
ネットで調べてみると売値の倍以上の価格で転売されており、ここで買わないと飲めなくなると思い、断腸の思いで購入しました。
16:30 山中牧場や余市ワイナリーなど、まだまだ余市観光したいですが、夕食の時間が迫ってきました。
これから往路と同様にバスと電車で札幌へ向かいます。
札幌
18:00 札幌駅に到着。
駅から徒歩10分の距離にある「ホテルモントレエーデルホフ札幌」へ向かいます。
ここは個人的に札幌でイチオシのホテル。
館内がアンティーク調でオシャレなことに加え、札幌のど真ん中で天然温泉の大浴場に入れるのが推しポイント。
チェックインを済ませ、宿泊部屋の19階スタンダードルームへ荷物を置きます。
以前、最上階(22階)のプレミアムフロアの客室に宿泊したことがありますが、大差ないと思いました。
プレミアムフロアは内装が綺麗で、上質なアメニティーを使用しているくらいです。
以前はシャワーがプレミアムフロアの客室のみミラブルだった記憶ですが、今は一般フロアの客室もミラブルを使っていますね。
⇒参考記事)【宿泊記】札幌駅からアクセスの良い「エーデルホフ札幌」のプレミアムフロアに宿泊【高級】
18:50 少し休憩して晩ご飯へ向かいます。行き先はサッポロビール園内にあるジンギスカンのレストランです。
園内には5つのレストラン(ジンギスカンを提供)があり、提供メニューやお酒の種類によってレストランが分かれています。
今回は、席数が少なく予約を取りにくいガーデングリルを運良く予約できました。ここは価格は高めですが、メニューとお酒が豪華です。
ガーデングリルに入るとすでに満席。1ヶ月前から公式サイトで予約を済ませていたため入れました。
ジンギスカンの繁忙期である夏場は2〜3ヶ月前から予約しないと席が取れないこともあるそうです。
7名と大所帯のため3つのテーブルをくっつけて貰いました。まずは飲み物を注文。
全国で見かけるサッポロ黒ラベル、北海道限定のサッポロクラシックや開拓史麦酒、サッポロビール園限定のファイブスタービールなど様々なビールがあるため、どれにするか悩みます。
今やここでしか飲めないプレミアムビール(ファイブスタービール)を頂きました。
サッポロビールから1967年にプレミアムビールとして販売されましたが1972年に終売となりました。
サッポロビール園40周年を記念して復刻され、今はサッポロビール園でのみ飲めるビールとなっています。
味わいはドイツのピルスナービールが一番近いと思いますが、それよりもコクがある感じで個人的には好みです。再販して欲しい。
食事は穀物で育った旨みたっぷりのグラインフェッド「ラム」や野菜などを注文。
ラムは、そのままのものと味付けされたもの何種類か注文しましたが個人的には味付けされたものの方が好み。
元々、マトンに比べて臭みの少ないラムですが、それでも多少の臭いは気になります。味付けされたラムだと臭みが消えて、美味いです。
ガーデングリルのジンギスカンは札幌では、かなり美味しい方だと思いますが、やはりニセコで食べたジンギスカンの方が好みです。
参考として、以下の記事でニセコの美味いジンギスカンを紹介しています。
⇒参考記事)【冬のニセコ3泊4日】ホテル巡りとスノボー、北海道グルメを楽しむのんびり旅|雪ニセコ、LOFT倶楽部など
21:00 食事を終えてホテルへ戻って、大浴場(温泉)で疲れを癒し、翌日に備えます。
2日目(札幌〜登別)
本日は、午後すぐに札幌からホテルの送迎バスで登別温泉へ向かい宿泊します。
9:00 ホテルの温泉で眠気を覚まして朝食へ。
ホテル近くで美味しそうなカフェを探したところ、北海道で人気のカフェ「MORIHICO.藝術劇場」を発見しました。
札幌・旭川で13店舗のカフェ・レストランを経営しており、取り扱うコーヒー豆は全て自家焙煎、自社製造です。
コーヒーと、フルーツサンドやフレンチトーストなどがセットになったモーニングにぴったりのメニューがあります。
妻はフルーツサンド、私はファットリアビオ北海道のチーズトーストを注文しましたが、チーズトーストが美味い。
美味しかったので、妻に半分持っていかれました。。。
ホテルをチェックアウトし、登別温泉へ向かいます。
13:00 さっぽろテレビ塔の前から本日宿泊の宿「ホテルまほろば」へ向かう送迎バス(有料)が出ています。
さっぽろテレビ塔の地下一階で予約確認を済ませ、送迎バスに乗車。
送迎バスは札幌と登別温泉を乗り換え無しで約1時間45分で結びます。JRよりも圧倒的に速いため、車を使わない前提なら最速の移動手段になります。
登別温泉
14:45 登別温泉のホテルまほろば前に到着。豊富な4種もの異なる泉質を持つ登別温泉のリゾートホテルです。
登別温泉には沢山の温泉宿がありますが「ホテルまほろば」は、第一滝本館と並び、特に人気の高い温泉宿です。
人気の理由は、お風呂と食事です。
お風呂は「4つの泉質と31もの湯殿を持つ大浴場」があり、子供が楽しめるように滑り台の設置など工夫もされています。
食事は「いくらや蟹などの高級な食材も食べ放題のビュッフェ」です。出来立てを注文可能なライブクッキングコーナーもあり、満足度が高いです。
個人的にはお気に入りの宿で登別に来るたびに「ホテルまほろば」に宿泊しています。今回で4回目の宿泊。
⇒参考記事)【宿泊記】登別温泉でコスパ良いオススメ宿「ホテルまほろば」【4つの源泉と31種のお風呂】
一旦、客室へ荷物を置いてから温泉街と地獄谷の観光へ向かいます。
15:30 1階のロビーに集合して、温泉街へ向かいますが、登別温泉の温泉街は良いですね。小さいですが色々なタイプのお店があって観光に困りません。
セブンイレブンやセイコーマートなどのコンビニから酒屋、お土産屋、飲食店などが充実しています。
特に特産品は要チェックです。
色んな特産品がありますが、お酒は登別温泉のシンボルである青鬼と赤鬼にあやかった地ビール(青鬼ピルスナーや赤鬼レッドエール)。
おつまみは、創業大正4年のわさび屋(藤崎わさび園)などが特にオススメ。
特に地ビールとわさびは晩酌に最適の組み合わせです。
16:30 温泉街を抜けて登別温泉最大の観光地(地獄谷)へ向かいます。
何度見ても、その広大さに圧倒されます。
日和山(活火山)の噴火活動によりできた直径約450m、面積約11haの広さの爆裂火口群であり、登別温泉の宿へ毎日1万リットルの源泉(9種)を届けています。
この豊富な湯量と泉質のため、多くの宿・旅館では複数の源泉を惜しみなく源泉掛け流しで利用しています。
泉質は食塩泉、みょうばん泉、芒硝泉、緑ばん泉、鉄泉、酸性鉄泉、重曹泉、ラジウム泉、硫黄泉
特に注目なのが「硫黄泉」です。硫黄成分には殺菌力があり、アトピーの改善やメラニン色素への働きかけによる美白効果に期待できます。
殺菌力だけで言えば草津温泉の方が強い(pHが低い)ですが、強過ぎて肌の弱い方だと逆に肌荒れを起こす人もいます。
登別温泉の硫黄泉はマイルドな殺菌力なので、肌が弱い方でも利用しやすいです。
たっぷり硫黄の香りを纏い、1時間ほど地獄谷を満喫してから客室へ戻りました。
18:00 ホテルまほろばの名物であるディナーブッフェの時間。
50種類以上のメニューが並び、いくらや蟹などの高級食材も食べ放題です。
お酒は有料ですがホテルにして良心的な価格で提供されています。久しく、いくらを食べていなかったのでサーモンと親子丼にするなどして大量摂取しました。
20:00 さて、ホテルまほろばが最高の宿になる瞬間「大浴場」へ向かいます。ここの大浴場は個人的には日本一素晴らしいと思っています。
大浴場の面積は3,000平方メートルと日本最大級。滑り台やジェットバス、打たせ湯などもあり、エンターテイメント型の温泉です。
登別温泉9つの泉質の内、4つの泉質(硫黄泉、単純硫黄泉、酸性鉄泉、食塩泉)が揃っており、31種の風呂があります。
たっぷり約2時間、温泉に浸かってから晩酌して就寝。
3日目(登別〜新千歳空港)
最終日は、登別温泉の熊牧場を見学した後、温泉街でランチして帰宅します。
7:00 本日も快晴と天候には恵まれましたが何故かクシャミが止まりません。
ふと、花粉情報を見ると北海道だけ花粉が「多い」になっていました。ゴールデンウィーク頃の北海道には花粉が飛んでいるようです。。。
北海道には花粉症の原因になる木が無いと思っていたので驚きました。花粉症の人が花粉から逃げるなら沖縄一択ですね。
7:30 朝食ブッフェの時間になりました。
夕食同様に数十種類の食事が並びますが、いくらや蟹などは無く、地野菜や魚を使ったメニューが多い。
特にライチやオレンジなどのフルーツ類や、おはぎなどのスイーツが充実していました。
昨晩は食べ過ぎたこともあり、あっさりしたものを中心に食べて、チェックアウトの準備をします。
9:30 次の目的地は熊牧場。
熊牧場は、熊の生態や行動を間近で観察できる牧場として1958年に開園しました。
猿山ならぬ熊山での餌やりやベアショー、熊の資料館まであり、子供から大人まで楽しめる施設です。
ホテルに熊牧場へ行きたいと伝えると割引券と無料の送迎バスを手配してくれました。
チェックアウトを済ませ、ホテルに荷物を預けてから送迎バスで熊牧場の入口へと向かいます。
ホテルからドアtoドアで入口まで行けるのは良いですね。チケット売場で入場券(2,800円(割引済))を購入します。
熊牧場は標高560mの高台にあるため、チケット売場からロープウェイで向かいます。
ぐんぐん高度が上がっていき、登別温泉、そして登別の市街地まで見渡せるようになっていきます。
平野に沢山の森があって、北海道の自然豊かさを感じます。
10:00 熊牧場に到着。
園内は2つのエリアに分かれています。1つがアイヌの文化を伝える展示エリア、もう1つが牧場エリアです。
展示エリアには当時のアイヌの熊との関わり方、現在までの歴史が順路に沿って展示されていました。
アイヌや熊に関連するグッズを販売する店舗やクッタラ湖を一望できる展望台があるなど、見応えのあるエリアでした。
牧場エリアには、大きく4つに分かれています。
- 第1牧場(オスのみ飼育)
- 第2牧場(メスのみ飼育)
- クマ山ステージ(クマのアスレチック)
- アヒルの競争
- リスの杜
第1牧場へ向かうと「ヒトのオリ」と書かれた不穏な看板がある建物があります。
中へ入るとガラス一枚隔てた先には大きな2頭のオス熊がいました。
人が建物の内側から外にいる熊を眺める形になっているので、ヒトのオリという表現は言い得て妙です。
熊はガラスの周りをうろうろしており、何をしているのか観察していると、どうやら餌をねだっているようです。
ヒトのオリの中にはところてん押出機のような筒状のピストンが設置されており、熊の餌を入れて押し出すことで熊に餌やりができるようになっています。
熊の餌は自動販売機で販売されており、大豆、とうもろこし、小麦粉を固めて団子状にしたものです。
お腹が減っているのか、押し出した餌をモグモグ食べています。
しばらく熊を観察していましたが、帰りの時間も気になるため、次のエリアへ向かいます。
第2牧場やクマ山ステージは開放的な空間で人が上から熊を見下ろし、餌を投げ入れられます。
クマ山ステージはアスレチックスタイプの牧場となっており、ジャングルジムやバルーンなど熊向けの遊具が設置されています。
遊んでいる熊もいましたが、個人的には遊具で背中を掻いている熊が可愛かったです。めっちゃ気持ちよさそうに掻いていました。
アヒルの競争エリアでは、競馬のアヒル版が行われています。
どのアヒルが勝つのかを予想して、そのアヒルが付けている首輪と同じカラーのチケットを購入し見事に勝ったら熊牧場オリジナルの景品がもらえるという方式です(賭博ではない)。
パドックで競争前のアヒルの様子を見て、グァグァと元気に鳴いていた赤の首輪を付けたアヒルにベットしました(200円)。
競争コースは前半は泳ぎ、後半は走りというトライアスロンチックな構成になっており、いよいよスタート。
元気があるように見えた赤のアヒルは水中に餌を見つけたのか寄り道しながら進んでいました。。。
元気だけど食いしん坊です。。。結果、3着でゴール。
残念ですが、アヒルの気持ちは分からないので仕方ない。
続いてリスの杜へ。北海道に生息しているエゾリスやシマリスが展示されています。
ガラス越しにリスが餌をモグモグしている姿が間近で観察できました。小さなエリアですがリスが可愛いので、かなりオススメ。
たっぷり1時間半も熊やアヒル、リス達に癒されました。ちょうど昼食時になったので、登別温泉街でランチします。
行き先は温泉市場。北海道の海の幸を生け簀で飼っており、鮮度抜群のまま提供しています。
11:40 温泉市場に到着しましたが、店内は満席近くなっていました。
7人グループでしたが、纏まった座席が空いていないとのことで4人と3人に分かれて着席。
オススメのメニューを見ると、北海道産のホタテと牡蠣のようです。
特に牡蠣は最高の品質と名高い厚岸産であり、それが生け簀で飼われています。
最高の牡蠣を最高の状態で食べられるとあっては注文せざるを得ません。ホタテと牡蠣、ビールを注文し、5分ほど待っていると注文の品々がきました。
ホタテも牡蠣もヤバいくらいに美味いです(語彙力)。
ホタテは貝柱はもちろん、新鮮でないと生で食べられない肝の部分が絶品。牡蠣はみずみずしさがありながら弾力があって何個でも食べられそうです。
(大したことないだろう)と思って、ビールと合わせて食べましたが、これは日本酒を頼めばよかったと後悔。。
今度、登別温泉に行く時は、素泊まりプランで宿を取って、温泉市場で思う存分ホタテと牡蠣を食べたいです。
12:30 帰宅の準備。登別温泉から新千歳空港へ向かいます。
ホテルに預けていた荷物を回収して、登別温泉のバスターミナルへ向かって3分ほど歩きます。
ここから登別温泉へ向かうバスが出ています。
13時発のバスに乗って揺られること15分、登別駅に到着。
外観こそ古いですが、中には在来線の切符をクレジットカードで払える券売機や最新のコインロッカーなど設備的には最先端です。
海外からの観光客も多く見られたので、インバウンド狙いで対応したのでしょうね。見た目と設備のギャップがスゴい。
13:44 電車が到着。約1時間半かけて新千歳空港へ向かいます。
南千歳で快速エアポートに乗り換えるとすぐに新千歳空港に着きました。
15:15 北海道限定のアップルパイを購入したり、一幻のラーメンを食べたり、ラウンジで最後のサッポロクラシックを飲んだりして出発までの時間を潰しました。
17:50 飛行機に乗って関西へ戻ります。
夕日と共に見えた雲海がとても綺麗でした。
まとめ
車を使わずに7名で2泊3日の北海道旅行の企画をしましたが、意外と楽しめる内容でした。
公共交通機関が便利な道央に絞りつつ、少し不便な余市や登別辺りにも立ち寄る匙加減が良かったのかもしれません。
(行き先が札幌、小樽という有りがちな観光ルートにはしたくなかった)
当初は新千歳→札幌→小樽→ニセコ→登別→新千歳という道央をぐるっと一周するプランも考えましたが、2泊3日+車無しの条件では難しいですね。
ニセコ周辺は公共交通機関が発達しておらず、電車だとニセコから登別へ向かう時に長万部を経由して遠回りする必要があったり、時間のロスが大きいです。
2泊3日だと移動だけで殆ど観光できなくなると思います。車を使って3泊4日の旅程なら道央一周は十分可能な観光ルートです。
過去に3泊4日で車を使って道央を一周したときの記事を参考として共有しておきます。
⇒参考記事)【旅行記】北海道3泊4日(新千歳〜登別〜ニセコ〜札幌の旅)
本題に戻ります。
旅行会社の企画の方とも話をしましたが、車抜きで冬以外に2泊3日で北海道旅行するなら今回の旅のルート(新千歳→余市→小樽→札幌→登別温泉→新千歳)はベストだと思います。
※冬場でニセコでスノボーできる期間なら小樽や札幌からニセコ行きのバスが出ているので可能。
旭川、美瑛、トマムなども考えましたが電車やバスの本数の少なさがネックになります。
十勝、釧路、知床、稚内なども同様の理由から難しいと思います。
時間が無くて、車にも乗らないけど2泊3日くらいで北海道旅行したい場合は、是非今回の旅行を参考にしてください。
以下は、宿泊費を削減する方法の詳細(記事)。
⇒参考記事)宿泊料金を安くする手段:年収が高くなくても、高級ホテルに安く宿泊する方法!
⇒参考記事)クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】
北海道のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)北海道の観光記事まとめ
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