この記事は「冬のニセコに3泊4日滞在する旅行記」です。
ニセコは、北海道の良いところ取りをした最高の町です。
蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山の景色と、スキー場として有名なアンヌプリを抱え、そこから湧き出す天然温泉もあります。
また、海の幸は勿論、山の幸や、牧場で育った牛、葡萄畑で採れた葡萄を使ったワインなども楽しめるグルメ都市です。
そんなニセコで、のんびりしたくて3泊4日の旅行計画を組みました。
具体的な観光ルートは以下の通りです。
- 1日目:自宅 → 新千歳空港 →小樽 → ニセコ
- 2~3日目:ニセコ
- 4日目:ニセコ → 小樽 → 新千歳空港 → 帰宅
【冬のニセコ3泊4日】ホテル巡りとスノボー、北海道グルメを楽しむのんびり旅
ひたすらニセコでのんびりしたかったので、ホテルを転々としながら3泊しました。
<宿泊したホテル>
- 1泊目:雪ニセコ
- 2泊目:東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ
- 3泊目:ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ
まずは、それぞれの日程の概要です。
1泊目はニセコの中心街「比羅夫」の冬を楽しむことが目的。
オープンの翌日に宿泊した雪ニセコで、比羅夫の雰囲気を楽しみました。
ディナーは比羅夫坂のレストランで頂きました。ニセコは物価が高いため、コスパ(料理の味と価格のバランス)がイマイチでした。
翌朝は晴れ間が現れ、冠雪した羊蹄山がクリアに見えました。
チェックアウト後、ひらふウェルカムセンターから送迎バスに乗って東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブへ。
2泊目はリッツ・カールトン最高峰「リザーブ」の名を冠するホテルへ宿泊することと、ジンギスカンの名店「LOFT倶楽部」で飲食することが目的。
最高峰だけあって、アメニティーはフランスの高級コスメ「SOTHYS」を使っていましたが、その他は、日本の他のリッツ・カールトンと比較して違いが分かりませんでした。
LOFT倶楽部は予約困難の人気店だけあって、最高のコスパでした。マトンではなくラム肉を使っているので臭みが全くないジンギスカンの肉を安価に食べられて満足。
3日目はスノボーを楽しむことと、ニセコの老舗リゾートホテル「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」に宿泊することが目的。
ニセコのスキー場はパウダースノーだけあって、私のような下手くそが転けても痛くない。コースも沢山あって、何処を滑るか悩むくらいでした。
1985年創業の老舗リゾートホテルは、源泉掛け流しの天然温泉と欧州風の落ち着いた雰囲気が素晴らしく、何泊もしたくなるホテル。
ホテルまで送迎してくれる居酒屋があったり、ホテル発で小樽まで向かうバスなどアクセス面でも優れており、快適に過ごせました。
4日目は最終日。ニセコノーザンリゾート・アンヌプリから小樽までバスで向かい、小樽の隠れた寿司の名店「みよ福」で小樽の新鮮な海の幸を頂きました。
新千歳空港で流氷を使ったハイボール@THE EARTHを飲んで、帰宅です。
観光地と食事、宿泊先は以下。
12月のニセコを観光して感じた、良かった点、悪かった点などを紹介します。
⇒参考動画)ニセコ旅行をコンパクトに纏めた動画
1日目:大阪市〜ニセコ(雪ニセコ 泊)
8時35分のフライトに間に合うように5時に起床。
三ノ宮駅からポートライナーに乗って神戸空港へ向かいます。
日の出を眺めながら、冬のニセコに期待してワクワクしてきました。
18分ほど電車に揺られて、神戸空港に到着。空港に入ってチェックインを済ませます。
割引システム(ANAの今週のトクたびマイル)を利用したので、通常のマイル消費の半分で行けます。
神戸空港は保安検査のゲートが6箇所ありますが、長蛇の列ができていました。
保安検査場を抜けた先にあるカードラウンジ(ラウンジ神戸)で出発までの時間を過ごします。
朝コーヒーを飲んで眠気が覚めたころ、新千歳空港行きの搭乗案内が聞こえてきました。
神戸空港から新千歳空港までのフライト時間は、1時間50分。
関西上空は滋賀県の山に冠雪が見られる程度でしたが、青森を超えて北海道の大地が見えると、一面真っ白になっていました。本州とは気候が違います。
雪景色を見ていると、新千歳空港に到着。
まずは腹ごしらえするために、国内線ターミナルビル3Fにある「ラーメン道場」へ向かいます。
北海道に来ると、まずは「えびそば一幻」を食べたくなります。最近はコンビニなどでカップ麺が販売されている一幻ですが、店舗とは別物です。
店舗の一幻は控えめに言って最高。今回の旅行では運転しないので、サッポロクラシックと一緒に頂きました。
胃も温まってきたので、そろそろ出発します。空港の1Fから快速エアポートに乗って、まずは小樽へ。
新千歳空港と小樽は意外と近く、1時間15分で到着します。札幌で大半の乗客が降りていくのを見ながら、40分ほど電車に揺られます。
車窓から海が見えると、直ぐに小樽へ到着。
倶知安駅行きの電車に乗り換え予定ですが、乗り継ぎに時間がある。駅のホームにある昔の小樽の看板などを見て時間を潰します。
待っている間、倶知安行きの乗車料金は電子マネーで払えるのか気になって調べました。
すると小樽駅⇔倶知安駅は電子マネーで乗車できないようです。一旦、改札を出て乗車券を購入します。
電車が来るまで10分程度、時間があったので駅の外に出ました。北海道に来て初めて外気に触れましたが、めちゃくちゃ寒い(-5℃)。
駅の中に戻って、電車に乗車し倶知安に向かいます。
道中、ウイスキーが有名な余市を経由し、少しすると倶知安に到着。大体、小樽から1時間15分くらい電車に乗っていました。
倶知安は、ニセコに近いこともあり、小樽とは比べものにならないくらい雪が積もっていました。
駅のホームはアイスバーンになっていたので滑らないように気を付けて改札へ向かいます。
周囲の乗客を見ていると、スキー板やスノーボードを背負った海外の方が多い。
実際、電車の中でも車内のトイレのドアの開け方が分からず、困っている海外の方がおられたので、拙い英語でなんとか説明しました。
倶知安駅から本日の宿泊先(雪ニセコ)へホテルの送迎で向かいます。フロントへ電話をしたところ10分程度で到着するとのこと。
直ぐに迎えに来てくれ、ホテルへ向かいます。ニセコの雪道を自分で運転する自信は無かったので助かります。
ホテルへ向かっていると、見覚えのある景色が見えてきました。2~3年前、夏場のニセコで見た景色です。
運転手と会話していると、この界隈は比羅夫と呼ばれるエリアでニセコの中心街だそう。
今回宿泊する「雪ニセコ」と似た名前の「綾ニセコ」に以前宿泊したことがあったので、系列かと尋ねましたが、関係は無いとのこと。
ニセコの話を伺っていると雪ニセコに到着。2022年12月から本格営業を始めたホテルで、かなり綺麗でオシャレです。
チェックインを済ませ、客室へ。室内、館内を見て回りましたが、今後人気が出そうな感じがします。
⇒参考記事)【宿泊記】羊蹄山がベストポジション「雪ニセコ」はコスパ最高のホテル|ミシュランと専属バリスタ
天然温泉の大浴場を堪能したあと、夕食へ向かいます。比羅夫坂にあるレストランに入りましたが、何にしても物価が高すぎる。。。
冬は海外のお金持ちがターゲットなので仕方ないですが、我々(私と妻)には無理。寒ぶりの造りが2,500円しました。。。
レストランの店員が何度も価格を伝えてきたのは我々が日本人だからでしょうか。
少しだけ食べてセイコーマートで焼き弁を購入。
ホテルへ戻って晩酌しながらお腹を満たしました(雪ニセコは食べ物、飲み物の持ち込みOK)。
宿泊者が無料で利用可能な貸切風呂に入って、就寝。
2日目:ニセコ(リッツ・カールトン 泊)
本日は快晴。冬のニセコは1週間に一度くらい晴れ間が見えたら良いらしいので運が良い。
日の出を見たかったので早朝6時に外へ出てみる。
肌を刺すような寒さの中、除雪車が「ガガガガ」と音を立てながら車道を走っています。
ホテルのエントランスから出てすぐ、目の前には冠雪した羊蹄山がはっきりと見えます。
羊蹄山の裏から日が登ってきており、後光がさしているような美しさがありました。
しばらく見蕩れた後、朝食を食べにメインダイニング(méli mélo Yuki no Koe)へ向かいます。
ビュッフェスタイルですが、ミシュランシェフ監修のレストランだけあって、メニューの豪華さがスゴい。
オーダー形式の鰻や和牛の茶漬けやサーモン、いくらなど豪華な食材が食べ放題です。
味付けも素晴らしく、特にザンギが最高でした。
食後は専属バリスタにオーダーしたコーヒーを堪能して、一旦部屋に戻ります。
浴衣に着替えて、大浴場へ。天然温泉の朝風呂が寒さで弱った身体に活力を与えてくれます。
元気になったところでチェックアウト。本日宿泊の「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ(以下、東山リッツ)」へ向かいます。
雪ニセコから徒歩10分くらいの場所にある「ひらふウェルカムセンター」から東山リッツ行きの送迎バスが出ているそう。
なるべく雪道を歩きたくないので、ひらふウェルカムセンターまでホテルスタッフに送迎してもらいます。
ひらふウェルカムセンターは、いわゆるバスターミナルでニセコ内外のアクセスが集中するところです。
広大な駐車場もあり、車でニセコにアクセスする場合にも重要な場所です。
一旦ひらふウェルカムセンターへ車を停めて、そこからホテルに送迎してもらうことが多いです。
すぐ隣にはニセコ東急 グラン・ヒラフのスキー場もあるため、ニセコの中で最も賑わっている場所の一つでもあります。
ひらふウェルカムセンターの待合所でバスを待っていると大型のバスが到着。どうやら東山リッツへ向かうバスが来た模様。
チェックインまで時間があることもあり、乗客は2〜3人しか居ませんでした。
比羅夫を後にして、10分程度バスに揺られると、東山リッツに到着。
パッと見の外観は普通のホテルですが、所々に「ザ」・リッツ・カールトンとの違いがあります。
リッツ・カールトンの最上級グレード「リザーブ」ということで違いを設けているのでしょうか。
看板に「ザ」・リッツ・カールトンのシンボルであるライオンが不在です。
中に入ると、北欧の高級ホテルを彷彿とさせるログハウス調の造りになっています。
フロントで「早く着き過ぎてしまいましたが、客室へ案内頂くことは可能ですか?」と厚かましくお願いすると、笑顔で了承いただけました。
感謝して静かにチェックインを済ませ、客室へ向かいます。
客室が過去に宿泊した「ザ・リッツ・カールトン日光」に似ていることをスタッフに告げると「みなさん、そう仰います」とのこと。
⇒参考記事)【宿泊記】木材のデザインが美しい「ザ・リッツ・カールトン日光」中禅寺湖ビュー
ザ・リッツ・カールトン日光との違いは冷蔵庫の中に入っているジュースやアルコールが無料で、無くなれば補充してもらえることでしょうか。
ひとしきり、客室や館内を見回りましたが、こじんまりとした隠れ家的高級ホテルのような設備が多かったです。
⇒参考記事)【宿泊記】東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブに格安で宿泊|天然温泉とスキー場のセットが最高
トレーニングルームや天然温泉の大浴場などを楽しんでいると、夕方になりました。
夕食を計画していませんでしたが、妻の友人から「美味しいジンギスカン」のお店があると情報提供いただきました。
人気店のようで、iPhoneの通話履歴のリストが埋まるまで電話して、奇跡的に当日予約を入れることができました。
早速、ホテルでタクシーを手配してもらい夕食へ向かいます。ホテルのエントランスへ向かうとリムジンが。。。
東山リッツは高級ホテルなので、タクシー手配するとリムジンを手配されるようです。料金も高そう。。。
とはいえ近場なので、金額的には小型のタクシーと千円くらいしか変わらないため、ヨシとしましょう。
10分くらいでジンギスカンのお店に到着。店名は「LOFT倶楽部」です。
ログハウス調のアットホームな雰囲気です。観光客だけでなく地元の方も利用されるそう。
東山リッツのスタッフも利用されるそうで「当日予約できて運が良いですね!」と言われました。
LOFT倶楽部の特徴は、マトン肉ではなく、生後1年以内のラム肉を使用していること。臭みが無く、柔らかいお肉に舌鼓を打ちます。
価格も250gのラム肉と野菜がセットになって2,480円と安価。
コスパ最高過ぎて「予約困難なのも納得」です。
ライスやニセコ産のポテトフライなど色々注文してお腹いっぱいになったのでホテルへ戻ります。
帰りはLOFT倶楽部に書いてあったタクシー(0136-44-2800)を個人手配して戻りましたが、リムジンよりも割安でした。
客室へ戻ると、昼間に飲んでいたコーラやサッポロクラシックなどの飲み物が補充されていたので、晩酌して就寝しました。
3日目:ニセコ(ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ 泊)
早朝、部屋の窓から外を見ると吹雪いています。
本日は天気が回復するのを待って、東山リッツの真横にあるスキー場(ニセコビレッジ)で午後いっぱいスノボー。
その後、宿泊先のニセコノーザンリゾート・アンヌプリへ向かう計画にします。
まずは、腹ごしらえ。東山ニセコのレストラン「ゆきばな」で朝食を摂ります。
基本メニュー+和洋の選択コースで、量がたっぷりあります。そしてスタッフに日本語が通じないという、異国感もたっぷりの朝食でした。
✔︎冬のニセコで日本語が通じないのは仕方ない。
お腹がパンパンなので、とても今すぐにスノボーできる状態ではない。一度、大浴場で温泉に浸かり、腹ごなしします。
1時間くらい浸かっていると満腹感が収まってきたので、スノボーへ。
一旦、客室に戻りチェックアウトの準備をします。フロントで荷物を預かってもらい、ホテル内にあるスキー/スノボー用品のレンタルショップへ向かいます。
私は冬山登山用のウェアがあったので、スノボー板だけレンタル。妻はウェアとスノボーの板をレンタルしました。
レンタル料金は、スキーウェア、スノボーの板(靴込み)ともに、それぞれ5千円くらいです。
リフト券も5千円くらいなので、スノボーに必要な費用は、二人で合計2万5千円くらいです。
レンタルショップから外に出ると、目の前にリフトがあります。
東山リッツは、スキー場へのアクセスが最高です。リフト券(カードタイプ)をリフトのゲートにかざして入場します。
まずはリフト(ゴンドラタイプ)に乗って、少し上がります。
ゴンドラから下りると、2つのコースがあります。
一つは、ゴンドラ沿いに下る初心者コース。もう一つはリフトに乗って更に上から下る中級者コース(バンザイチェア)です。
初心者コースを滑りましたが、傾斜がなさ過ぎて全然進まない。。。
楽しくなかったので、中級者コースへ向かいます。ゴンドラから下りて、真っ直ぐ進むと、スキーコースがあります。
コース沿いに下った先のリフトに乗ると、バンザイチェアのコースに出ます。
なお、リフトの速度が速いので降りるときに注意。上手く降りられず、何人も転倒していました(私と妻含む)。
バンザイチェアはかなり高台にあるので、羊蹄山の眺望が良いなど、景色に恵まれています。
傾斜も、きつくなく非常に滑りやすいコースでした。勿論雪質はパウダースノーなので、転けてもさほど痛くない。
また、バンザイチェアのコース上には「GREEN LEAF」というホテルがあり、暖かい場所で休憩できます。自販機や椅子が用意されていたりと快適。
17時半までガッツリ滑った後、東山リッツに戻り、タクシーでニセコノーザンリゾート・アンヌプリへ向かいます。
東山リッツよりも少し西にあるホテルで、タクシーで10分くらいです。
18時頃、ホテルへ到着。
1985年創業のニセコの老舗リゾートホテルということもあり、デザインは最新ではないですが、リノベーションされており、綺麗です。
また、老舗ホテルの横には、創業50年以上の老舗のスキー場(ニセコアンヌプリ国際スキー場)があり、かなり大型です。
全てのコースを、とても1日で滑りきることはできないため、ニセコノーザンリゾート・アンヌプリに連泊して、滑る人も多いそう。
フロントでチェックインの手続きをしていると、サンタが気になる。
クリスマスシーズンだから居るのでしょうが、なんとなく泥棒に入っているように見えるサンタ。。。
お腹が減ったので、客室で晩ご飯を探します。
⇒参考記事)【宿泊記】ニセコノーザンリゾート・アンヌプリは天然温泉付きのコスパに優れるホテル|レストランも多く飽きない
ウインターシーズンが始まったばかりで、行ったことがある美味しい居酒屋(唐火七)は閉まっていた。
⇒参考記事)唐火七に訪問した時の旅行記
食べログで候補を検索していると、ニセコノーザンリゾート・アンヌプリから送迎してくれる北海道居酒屋(こびと)を発見。
口コミも良さそうなので、行ってみることに。電話で予約の旨を伝えて、送迎に来てもらいました。
タクシー代が不要なので助かる。
外観は大阪の商店街にありそうな感じだが、中に入ってみると半個室のテーブル席が用意されており、感染症対策的にも素晴らしい。
ニセコのじゃがバター、礼文島産のほっけ、北海道産のホタテなど北海道産の食材を使ったメニューが豊富で、味も美味しかったです。
2人で飲んで食べて1万円くらいでした。送迎があるため、タクシー代が不要だと思えば、中々リーズナブルです。
帰りもホテルまで送ってもらい、大浴場(源泉掛け流しの天然温泉)に浸かって就寝。
4日目:ニセコ〜小樽〜帰宅
7:30起床。最終日に限って綺麗に快晴。
本日は大阪に帰宅します。道中、小樽でランチしてから新千歳空港へ向かう予定。
問題はニセコノーザンリゾート・アンヌプリから小樽へ向かう交通手段を考えていなかったこと。
ホテルのフロントに相談すると、ホテルから小樽へ向かうバスが出ていることが判明。
ニセコバスか北海道中央バスが小樽まで運行しており、予約も不要。一安心して帰り支度を進めます。
ニセコアンヌプリ国際スキー場で楽しそうに滑っている人達を羨みながら北海道中央バスに乗車。
羊蹄山を眺めながらニセコを離れます。このバスは小樽まで直通というわけでは無く、いくつかの停留所を経由します。
途中、ウイスキーで有名な余市にも停車することが判明。後1泊あれば余市下車も考えましたが、今回は見送ります。
乗客は少なく快適、個人的には電車よりもバスの方が楽に感じました。乗車から約2時間で小樽に到着。
まず小樽駅でコインロッカーに荷物を預けます。
駅内のセブンイレブン近くにあるコインロッカーは目立つ場所にあるため人気。キャリーケースが入るサイズのロッカーは埋まっていました。
どうしようか、考えていると駅内のロッカーに別のロッカーの案内がありました。
一旦、駅を出て右手にあるJRバス待合室コインロッカーを利用します。
駅内にあるコインロッカーよりも大型で、1つのコインロッカーにキャリーケース2つが収まったので、得しました。
小樽駅の観光案内所で「観光客では無く、地元の人が行く寿司屋を教えて欲しい」とリクエストすると「みよ福」を紹介されました。
小樽駅の北東にある小さな路地で、ひっそりと営業している寿司屋ですが、何人かの方が並んでいました。
観光客もいれば、明らかに地元の方も居ました。店内に入りメニューを見ると非常にシンプル。
基本的にセットメニューで「生:1,600円」「上:1,900円」「特:2,400円」とネタが高級になっていくようです。
妻と「特」を2つ注文しようとしましたが、女将さんから色んなネタを食べるなら「特」と「上」も良いよと言われ、それらを注文。
鮮度の良い大きめのネタが最高に美味しい。北海道の強みを最大限に活かした寿司です。
価格も安価で、本当に良心的なお店でした。寿司を食べながら、女将さんに「地元の人が行く市場を教えてほしい」とリクエストしました。
すると「南樽市場」は地元の人が買いに行くところと教えてもらいました。
小樽駅から電車で南小樽駅まで行くか、バスで行くか、タクシーで行くか悩みましたが、凍った地面を歩くのは危険と判断し、タクシーで向かうことに。
5分くらいで到着。三角市場のように観光客で溢れていない、地元の市場といった雰囲気。
中に入ると「海鮮が安過ぎる」。
生のホタテが7〜8個入って300円とか、卵がたっぷり詰まった巨大な浅羽(カレイ)が400円など、価格が崩壊しています。
大阪のスーパーで海産物が買えなくなるくらい安価でした。保冷バッグがパンパンになるまで詰めて持ち帰りします。
もっと買いたかったですが、そろそろフライトが気になる時間になったので、新千歳空港に向かいます。
✔︎なお、南樽市場には超人気の味噌ラーメン屋「らーめん みかん」があります。帰りの空港で、お土産屋のスタッフに教えてもらいました。。。
小樽駅から快速エアポートに乗って1時間15分、新千歳空港に到着です。
ANA FESTAでお土産の北海道ラーメンを物色しているとスタッフに南樽市場のラーメン屋のことを教えてもらいました。悲しみ。。。
フライトまで少し時間があったので、お酒を飲むことにしました。
「流氷を使ったハイボール」という文言が気になり「THE EARTH」というスタンドバーに入店。空気を含む氷と塩気がハイボールを美味しくしてくれます。
なかなか流氷を使ったハイボールを飲む機会は無いので良い経験になりました。
搭乗案内が流れたので、北海道を後に、帰宅しました。
✔︎南樽市場で購入した魚介は半分だけ調理して食べましたが感動するほど美味しかったです。
残りはホタテの貝紐を外すなど下処理をして冷凍。後日食べました。
参考)移動手段と宿泊先の確保について
旅行の事前準備として、移動手段と宿泊先の確保が重要です。
今回の移動手段は飛行機とJRの在来線でした。
飛行機はANA「今週のトクたびマイル」でマイルの消費を半分にできました。
宿泊は、全国旅行割+宿泊予約サイトのポイントと割引クーポンを併用して予約したため、かなり安く宿泊できました。
加えて、宿泊予約サイトのポイントバック(6%)もあったので、非常に割安です。
以下は、宿泊費を削減する方法の詳細(記事)。
⇒参考)宿泊料金を安くする手段:年収が高くなくても、高級ホテルに安く宿泊する方法!
参考)冬のニセコに安く宿泊する方法
なお、スキーやスノーボードシーズンに、これだけ安く、ちゃんとしたホテルに泊まるのは難しいです。
パウダースノーを求めて世界のお金持ちが集まってくるので相場がおかしくなります。
✔︎実際、街中で見かけた人は殆どがお金持ちそうな海外の方でした。
言語も誰が日本語を話せるか分からないので、ほぼ英語で会話していました(ホテルスタッフも日本語が話せない人がいる)。
冬のニセコは異国です。冬場は夏場の3倍程度の宿泊料になるホテルも多いです(大げさでは無くて事実です)。
冬場のニセコで安く宿泊するコツですが、最重要なのは「宿泊するタイミング」です。
冬場はウインタースポーツ目的で世界から人が集まって来ますが、彼らはシーズンど真ん中(12月中旬〜3月中旬あたり)を狙ってきます。
シーズンど真ん中を外すと宿泊料が安くなるところが多いです。そしてスキー場がオープンしたてか、クローズ間近の場合ではオープンしたての方が良いです。
なぜならクローズ間近と異なり、雪質が良いからです。また12月上旬から中旬にかけては連休も無いため、人が少なく快適に過ごせます(※ニセコのスキー場の営業期間)。
主要な宿泊予約サイトごとに、得意とする価格帯や割引有無などの観点で纏めた記事は以下です。
⇒参考記事)クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】
以上が「【冬のニセコ3泊4日】ホテル巡りとスノボー、北海道グルメを楽しむのんびり旅|雪ニセコ、LOFT倶楽部など」でした。
北海道のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)北海道の観光記事まとめ
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