関西から雲の平への最短ルートと行ってきた感想

この記事では「関西から雲ノ平に最短ルートで行きたいけど、どうやって行ったらいいの?」を解決します。

内容は

  • 関西から雲ノ平へ最短で行くなら「折立」から
  • 参考)雲ノ平へ行ってみて感じたこと

です。

秘境という言葉に、どこかワクワクしてしまう、そんな人は多いはず。関西在住の管理人も、その言葉に釣られて雲ノ平へ行ってきました。

行くのはしんどかったけど、もう一度行きたい」と思わせるほど、最高の場所でした。

3泊4日(前泊込み)という強行スケジュールで金曜の仕事上がりスタートで関西から雲ノ平まで行ってきました。

月曜の有休込みの3泊4日ギリギリのスケジュールだったので最短となるルートを探した結果、無事に予定内へ収まることができました。

今回は、その最短ルートを紹介します。

関西から雲の平への最短ルートと行ってきた感想

関西から比較的短時間で雲ノ平に行くルートには主に2通りあります。

  • 岐阜県の「新穂高温泉」⇒雲ノ平
  • 富山県の「折立」⇒雲ノ平

関西から雲ノ平へ最短でアクセスするなら「折立」から

「折立」から雲ノ平へ行くのが距離的に最短ルートです。なぜなら「新穂高温泉」⇒雲ノ平よりも距離とコースタイムが短いからです。

  • 「折立」⇒雲ノ平:10時間、15km
  • 「新穂高温泉」⇒雲ノ平:13時間、22km

前泊するという意味でも「折立」ルートがおススメです。前日に富山駅まで行って、ビジネスホテルに泊まれば、早朝から登山を開始できるからです。

●富山駅直結のホテルから✔︎新穂高温泉まで前泊で行くのはしんどい

●参考)関西→富山駅へ前泊で行く方法

⇒参考)富山駅から折立まで、バスまたは電車とバスの乗り継ぎでいきます。(バスは1ヶ月前から予約可能、直ぐに埋まるので早めに予約必須)

以下、折立に到着してから雲の平へ着くまでのルートを紹介します。

 

折立⇒太郎小屋

折立から太郎小屋までは約6時間です。急勾配の樹林帯を2時間半くらい登ると、森林限界を超えて視界が開けます。

木道を歩いていくと、1泊目の宿泊地となる太郎小屋に到着です。(小屋泊なら初日はここまで)

●太郎小屋(14:23)

テント泊なら10分ほど歩いた薬師沢テント場が初日の目的地になります。

✔︎薬師沢テント場から薬師沢小屋は離れているので初日に薬師沢小屋まで行くのはおススメしません。

●薬師沢テント場(14:45)

薬師沢テント場は1つ、大きな特徴があります。

それは、大きな石がゴロゴロしていることです。早めに場所取りしないと平らな場所で寝られなくなります。

場所取りしたら、テント場の管理所で現金1000円を支払ってタグをもらいます。

管理所にはビールや日本酒、おつまみが販売されているので、自炊しなくても大丈夫です。

周囲には太郎小屋くらいしか、行くところが無いので、さっさと寝ました。

 

太郎小屋⇒雲ノ平

朝5時半にテントを撤収、稜線を歩きます。雲海と夜明けが綺麗

日が昇ってくると、今度は空の雲が綺麗。

薬師沢小屋へと向けて、下って行きます。初日に頑張って登った高度を消費する感じになるので少し嫌な気持ちになります。

下って行くと、中学生の理科で習った0.6℃/100mのペースで気温が上がっていくのを感じます。

背の高い樹木が増えて見通しが悪くなっていくのもあって、気が滅入ってきた頃に薬師沢小屋に到着。

●薬師沢小屋(7:47)

●薬師沢小屋そばにある橋(薬師沢)

薬師沢小屋には沢の水で冷やしたキンキンに冷えたジュースが売っています。500mlのペットボトルで500円と高いですが、おススメ。

薬師沢小屋周りは狭く、休憩しにくいですが無理やり座り込んで、雲ノ平への「直登」に備えます。

ひたすら下っていって、薬師沢沿いに歩いていると、分岐が出てきます。直進は高天原温泉、右手が雲ノ平へ向かう分岐です。

雲ノ平行きの分岐は「ほぼ壁に見えます」が、登ります。

✔︎高天原温泉は分岐点から3時間かかるので、この旅程では諦めます。暗くなってから雲ノ平行きの直登を登るのは自殺行為。

2時間ほど直登すると、木道がある沼地に出ます。そこを抜ければ、雲ノ平のアラスカ庭園に到着です。

アラスカ庭園(10:00)

雲ノ平には8つの庭園があります。

  • 日本庭園
  • スイス庭園
  • ギリシャ庭園
  • 奥スイス庭園
  • アルプス庭園
  • 奥日本庭園
  • アラスカ庭園
  • 祖父庭園

色んな名前が付いていますが、違いが分かりません。アラスカ庭園から見える雲ノ平山荘を目指します。徒歩15分くらいです。

山荘に到着したらテント場の利用料を払い、テント場へ向かいます。(山荘からテント場までは徒歩15分くらいです)

山荘ではビール(500ml缶が1000円)やおつまみなどが売っていますが、午後には売り切れているものも多いです。

●雲ノ平山荘を遠目から(10:45)

雲ノ平山荘のテント場は、岩が少なく平らな場所が多く、寝心地が良い場所を確保しやすいです。

●雲ノ平テント場を遠目から

●Myテント良いテントですが、自分と同じテントを持っている人が多く、混み合ったテント場では紛らわしいのが、たまにキズ。

雲ノ平は非常に綺麗な場所なので、幕営が済んだら散策です。特に9月のシルバーウイークあたりだと紅葉と緑が混じって素敵です。

●微かな紅葉

●青と緑

●静かな木道

●まだ緑の絨毯

散策を終えて、日が暮れる前に晩御飯の支度を済ませます。(17:00)

●ワンタン麺を卵とじ+卵で薄まったスープを顎だし醤油で味付け

●お湯を沸かして簡単調理

✔︎水場は雲ノ平のテント場にあります。ホースから冷たい山水が流れています。山頂なので動物の糞などの細菌源が無い、綺麗な水だそう。

お腹の弱い僕が飲んでも大丈夫でした。

食事も終わって、日が暮れてくると、えらい寒いです。雲ノ平は標高2600mくらいの台地で地上よりも15℃くらい気温が低い。

一方、日差しは強いです。木陰も無いため、日焼けします。日焼け止めクリームを塗っておくことをオススメします。

●特に夕日の日差しの強さがヤバい

✔︎雲ノ平のトイレ事情テント場のトイレは混み合う+結構汚い。しかし、テント場は山荘との距離が離れているため、夜はテント場のトイレを利用せざるを得ません。

できれば夕方くらいに山荘のトイレを使って、後は水分控えめにしてテント場のトイレに行かないのがおススメ。

✔︎雲ノ平の夜景:晴れていれば、星空は抜群に綺麗です。周囲数十キロに街などの灯りがないため、星の光が際立ちます。

天体観測する他に、することが無いので就寝しました。翌朝は時間に余裕を持って最短で帰るのであれば、来た道を折り返すと当日中に帰宅できます。

朝、5時半くらいに雲ノ平を出発すれば大丈夫です。

以上が、「関西から雲の平への最短ルートと行ってきた感想」です。

一方、違う景色を見ながら帰りたい場合は、時間ギリギリになるかもしれませんが、別ルートがあります。

雲の平から岐阜県側の新穂高温泉へ下山するルートです。テント泊の単独行で、雲ノ平から当日中に京都の実家に帰れましたが、かなりギリギリでした。

✔︎新穂高温泉から高山までの最終バスは16時56分発なので、それまでに新穂高温泉に到着しないと当日中に帰るのは無理です。

管理人は雲ノ平を朝5時半に出発して新穂高温泉に到着したのが16時半とギリギリでした。

参考)以下は雲ノ平から新穂高温泉ルートです。

-----以下雲の平→新穂高温泉-----

雲ノ平→黒部川源流→三俣蓮華→双六→鏡平→新穂高温泉を1日で行くハードコース。朝5:30に雲の平を出発します。

雲ノ平からの出発は気が滅入ります。なぜなら雲ノ平は「日本のへそ」と呼ばれており、何処へ行くにも登り返しが必須だからです。

登り返すことになる雲ノ平⇄三俣蓮華の間には橋は架かっていません。最下部を流れる黒部川の源流渡りが必須。(ロープ伝いに渡る)(7:26)

雲ノ平から三俣蓮華の登り返しは、しんどかったです。結構滑りやすい砂利を九十九折で下って、登り返すのが神経使いました。

雲ノ平を出発してから約2時間半で三俣山荘に到着。カップラーメン、飲み物買えます(8:08)

●三俣山荘を遠目から✔︎中で何か買えば、外のテーブルで調理してもOKぽい。ラーメンやらコーヒーやら作っている人多数でした。

三俣蓮華から双六までは、比較的平坦で、危険な箇所は少ない。(9:19)✔︎一方、双六小屋への下りは急で少し危ない。

三俣蓮華山荘から約2時間半で双六小屋に到着(10:49)双六小屋は、大きな小屋でテント場も綺麗に整備されているので快適ぽい。

ですが、当日中に帰らんと翌日の仕事に間に合わないので、スルーします。2時間半ほど歩けば鏡平山荘に到着です。(ウッドデッキのある綺麗な山荘)

●鏡平からの景色(奥に新穂高温泉)
鏡平まで降ってくると背の高い木々も増えて、標高が下がっていることを実感。

●道中、シシウドヶ原を超えて(13:41)

●一時間程歩けば、わさび平小屋に到着(15:12)

ここまで降りてくると、舗装された道路や美味しい食べ物があり、一気に下界に降りてきた感があります。

なんだか安心する気持ちと、まだ居たい気持ちが混ざって不思議な感覚。

わさび小屋から50分ほど歩けば、新穂高温泉です。(16:08)

新穂高温泉→高山濃尾バスセンター→名古屋→京都へは、16:56分発のバスが最終なので急いでバスの切符を買ってバス乗り場へ。

無事に雲ノ平を出て、当日中に京都へ到着することができました。

参考)縦走したいけど装備を持っていない場合、好日山荘かモンベルのオンラインショップがおススメ。

●好日山荘(7560円以上で送料無料)

●モンベルのオンラインショップ(会員なら送料無料)

その他の富山の観光スポットやグルメは以下の記事に纏めています。

⇒参考)富山の観光記事まとめ

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旅を愛する30代。 妻とはオシャレ旅をするが、オジサン同士のダラダラ旅や、登山で単独行も好き。 47都道府県全てを旅行するのが目標で、行って良かったとこ、密かに狙っているところを紹介していきます!