関西民にとってアクセスが悪い函館。
交通手段は飛行機一択ですが伊丹空港からの発着のみ。しかも直行便が少なくANAとJALが一日に1便のみ運行しているだけです。
<伊丹空港→函館空港>
- ANA 11:10 → 12:45
- JAL 11:00 → 12:30
<函館空港→伊丹空港>
- ANA 13:25 → 15:05
- JAL 13:10 → 14:50
関西から函館へ向かいたい方が多く空席が少ない予約困難な路線となっています。

またANAの場合、安価な(往復)スーパーバリュー75がありますが人気が高く空きが少ないです。
例えば5月中旬に9月末のど平日でなんとか予約できそうなレベルですが、75日以上前から予約が必要な点がネック。
日付を選ばす安く行きたい…
考えた結果、現状ベストと思うルートを発見しました。青森から北海道新幹線に乗車し、陸路で函館へ向かうルートです。
伊丹空港から青森空港へ向かい、北海道新幹線で函館へ行けば関西からでも日付を選ばず安価に函館へ行けます(伊丹→青森が空いているため)。
- 伊丹空港 → 青森空港は空きが多い
- 新青森 → 新函館北斗の新幹線は早割(14日前)を使えば安い(片道4,700円)
世界で2番目に長い青函トンネルを通って実際に上記ルートで函館へ行ってきました。
函館へ直行することもできますがせっかくなので、大間のマグロやウニなど美味い海鮮が北海道の半値くらいで食べられる青森で一泊しました。
青森と函館でそれぞれ一泊ずつする旅行プランを紹介します。
青函トンネルを通って青森と函館のグルメを食べ尽くす2泊3日
大阪から飛行機で青森へ。
伊丹空港⇆青森空港は約1時間半のフライト。ANAの特典航空券(2名往復30,000マイル)で行けます。
プロペラ機のガタガタとした音を聞いていると、着陸体制に入ったとのアナウンス。
窓の外を見ると3月後半にも関わらず白い大地が広がっていました。

青森
青森空港は2019年にリニューアルした綺麗な国際空港。国際線は韓国と台湾の2つの都市を就航しています。
国内線は新千歳、羽田、小牧、伊丹、神戸と5つの便があり、大都市からのアクセスは非常に良い。
これから青森駅へ向かいます。
青森駅から10kmほど離れた山中にある空港にも関わらず移動手段が限定的。レンタカーかバス、タクシーのいずれかで電車はありません。
タクシーは高額(5,000〜6,000円)、翌日は函館へ行くのでレンタカーは無しということで、バスで向かいます。

*事前予約すれば青森空港⇆青森駅は定額タクシーで安価に移動できます(3,000円)。
バスは飛行機の到着時刻に合わせて発車するので待ち時間は長くても10分くらい、青森駅まで約35分で到着します(運賃:860円/人)。

青森空港近辺は積雪がありましたが、青森駅近辺は無し。津軽海峡から吹き付ける風は冷たいですが、なんとか観光できそうです。

一旦、宿泊先の青森駅直結のホテル(Relabo)に預け、昼ごはんと買い物を済ませに出かけました。

⇒参考記事)【ReLabo MedicalSpa & Stay】青森駅直結の天然温泉付き高コスパホテル
青森駅周辺には「ねぶたの家ワ・ラッセ」「A-factory」「アウガ新鮮市場」「物産館アスパム」など観光もグルメも楽しめる場所が揃っています。
まずは駅近のA-factoryへ。青森駅から徒歩5分の位置にある観光・商業施設です。

地元の農産物や加工品、クラフト品などを扱っており、観光客や地元民に人気のスポットです。

あまり注目されていませんが、ここには青森の食材を使用した美味いハンバーガーショップ(Ocean’s Diner)があります。

りんごソースやにんにくを使用したバーガーなどもありますが、特に八甲田牛を使用したハンバーガーが絶品。

ただし、限定10食など注文できる数が限られており、早い時間に行かないと売り切れます。13時過ぎに訪問したところ残念ながら売り切れ…
今回は一番人気のオーシャンズバーガーを注文。

ミートパテ、アボガド、チェダーチーズ、玉ねぎ、トマト、リーフレタス、わさびマヨネーズという具材盛りだくさんのバーガーです。
あっさりで美味い!軽い食感のミートパテと野菜がよくマッチしていてわさびソースが更なる軽さを与えています。
ザ・アメリカンな肉肉しいハンバーガーも美味いですが、こちらは上品な味わいのパテを使用した日本の美味いバーガーという感じ。
食後のデザートには青森県産のりんごを使用したアップルパイも揃っている。

続けて、青森駅近辺のスポットを散策します。
まずは福井水産加工場へ。物産館アスパムへ向かって歩いている途中に発見した水産加工場ですが、昆布がめちゃくちゃ美味いと評判です。

まず、国産昆布の生産量は北海道が圧倒的1位(95%)であり、残りの5%は青森、宮城、岩手と北海道以外の昆布は希少です。
青森の昆布には主に「マコンブ」と「ホソメコンブ」の2種類あります。
マコンブは旨み成分が多く、ホソメコンブの2倍含まれていると言われています。
特に下北半島で採れる「下北昆布」はマコンブであり上品な風味と澄んだ出汁が取れるため知る人ぞ知る高級品です。
また、春先の若い昆布は「若生昆布」として、おにぎりに巻くなど、青森特有の食べ方があります。
青森に来たら昆布を買わないと損です。
特に福井水産の「とろろ昆布」は青森県下北産の【一等級・天然真昆布】を使用しており、粘りが強く風味豊かで抜群の美味さを誇ります。
実際に店内で試食できますが、口に入れたら購入以外の選択肢が無くなります。


店内は観光客向けというよりも地元民向けなので、オシャレな感じではないです。穴場だと思います。

ちなみに、青森駅から少し離れたこの界隈はハイレベルなランチが多い。

福井水産から津軽海峡の海岸方面へ歩くこと10分、特徴的な三角形のランドマークである物産館「アスパム」があります。

お土産・物産コーナーと青森の伝統工芸品の手作り体験コーナー、映画館などが入っています。
青森全体をざっくり知って、青森名物を揃えるならアスパムという感じです。

特に1階のお土産・物産コーナーにあるアップルパイが絶品。Sweets Factory pampamという店舗で焼きたてアツアツのアップルパイをいただけます。

中でも青森産紅玉を使用したパムパムアップルパイは一度食べたら忘れられない味。

お土産ショップを覗くと福井水産で販売していたとろろがありましたが、福井水産よりも少し割高。

たくさん買うなら福井水産で購入した方が安上がりです。
自宅用の田酒を探していましたが無さそうなので、地元の居酒屋も仕入れに使う酒屋「地酒庵さとう」に伺います。

青森駅・アスパムから徒歩5〜10分“日本酒セレクトショップ&角打ち”の名店。
一般客向けというよりも飲食店が仕入れに使う感じの店内です。

日本酒は0℃以下で熟成管理、日本酒だけでなくワインやシードルも豊富にラインナップでソムリエの方が丁寧に説明してくれます。
- NO.9 杜來(とらい)純米酒
- 田酒 純米大吟醸(四割五分 山田錦)
- 豊盃 純米吟醸 生原酒
- 下北ワイン「Danger」・シードル類など
田酒はもちろん超希少な新潟の銘酒「村祐」、ここでしか買えない「豊盃LIBRE」など青森でお酒を購入するなら必ず訪問すべき酒屋です。

明日は函館へ行くので荷物になるのは嫌でしたが帰宅時に購入する時間はないため、今購入しました。
ホテルへの帰り道にワ・ラッセとアウガ新鮮市場をチラ見しましたが、個人的には魅力的に感じませんでした。
観光客向けっぽさを感じたからです。観光客も地元民も利用する場所に魅力を感じます。
身体が冷えたのでホテルで温泉へ入って晩御飯へ向かいます。本日はすし居酒屋「樽」へ。

寿司職人として50年以上のキャリアを持つ大将が地元海産物に徹底フォーカスし、青森の恵みを寿司と一品料理で提供するお店です。
「青森の食材は日本一」という信念が評価され、地元の航空会社FDAの機内誌や、グッチジャパンなどのグルメ情報でも取り上げられています 。
店内に入ると元気な女将さんに迎えられました。煌びやかな雰囲気というよりも地元民に愛される昔ながらの寿司屋という雰囲気です。
カウンター8席、テーブル28席の小さな店舗であり、良心的な価格設定のため現金のみの支払いにしか対応していません。
カウンターに着席し海鮮を眺めていましたが、ツヤツヤで新鮮。

大間産の雲丹など全国的には出回っていない食材も多数でした。
付き出しは「アンコウのとも和え」。青森の郷土料理で肝と身を和えたものを一晩寝かせて味付けした料理です。

ネットリとした旨みが溢れて美味い。食べた瞬間にこの店を選んで良かったと確信しました。
津軽海峡の荒波に揉まれた地魚のお造り、大間の雲丹、鮭ハラス、北海道の厚岸の牡蠣、郷土料理のホタテの焼き味噌などを頂きましたが、どれも絶品!




お酒も海鮮に合う田酒、豊盃LIBRE(地酒庵さとうから調達)など地元の日本酒が充実しており、価格も手頃。
他にもとろ鉄火などの寿司類も追加して、2名で満腹になるまで美味い海鮮を食べて、美味い日本酒を飲んでも1万3千円でした。
青森に来たら必ず食べたいすし居酒屋です。
*予約必須:ネットでの評価も高く、ねとらぼリサーチや食べログのランキングで「青森県内の寿司店/居酒屋」部門で常にトップ評価を獲得し続けているため予約必須です。
訪問2週間前でもギリギリだったので1ヶ月くらい前から予約した方が良さそうです。
翌日は青函トンネルを通って函館へ向かいます。
青森から函館へ(青函トンネル)
青森から函館へ青函トンネルを通って向かう場合、新幹線に乗る必要があります。新幹線は青森駅からではなく、新青森駅から出ており移動が必要です。
新幹線の乗車時刻まで、少し時間がある。青森駅そばに人気の煮干しラーメン屋「長尾中華そば」で朝ラー(7時オープン)します。

店主の長尾大氏は、もともと青森県出身の和食の板前の経験があり、出汁へのこだわりが強いです。
地元青森の食材、特に煮干しの旨味と力強さに惚れ込み、ラーメンへの転向を決意し、青森市西のバイパス沿いに煮干しラーメン屋をオープン(2004年)。
人気を集め今では青森のご当地グルメとしてテレビやSNSで取り上げられるまでに至りました。
昼間だと1時間くらい並ぶこともザラだそうですが、開店と同時に訪問したので並ばずに入れました。
店内に入るとズラりと有名人のサインがあり、人気の高さが伺えます。

サインの下には炊飯ジャーがあり、白米を無料で提供していました。

ラーメンの残り汁にぶっかけて食べるというワイルドなスタイル。
ラーメンは「あっさり」と「こく煮干し」の2種類あります。
あっさりは澄んだ醤油ベースの4種の煮干し醤油で、こく煮干しは煮干しと豚骨を炊いたダブルスープです。
こく煮干しラーメンを注文。茶褐色のとろりとしたスープを啜ると煮干しを食べているかのような旨みと香りが広がります。

スープに絡めた中太麺も絶品で一瞬で平らげました。残ったスープに無料の白米を入れて食べましたが、これが一番美味い!
濃厚煮干し雑炊で、一気に目が覚めました。青森に来たときの朝の定番メニューにします。
これから函館へ移動するため青森駅から一駅離れた新青森駅へ向かいます。

新青森駅は新大阪駅のように新幹線のために2010年に作られた駅です。
北海道新幹線の開業(2016年)により、新青森駅は「本州と北海道をつなぐ」重要な結節点になりました。

そのため、駅構内には「おみやげ処」「駅弁販売」「飲食店」のほか、新幹線の改札外にはレンタカーや観光案内所も設置されています。
余談ですが、新しい駅のため交通インフラが充実していない感があります。
例えば新青森駅から青森空港へ直行するバスや電車がなく青森駅経由で向かう必要があるなどです。
タイパ重視ならタクシー会社が定額(3,500円)で新青森駅から青森空港へ送迎してくれるサービスを作っており、利用をお勧めします。
本題に戻って、早割(トクだ値14)にて40%オフで購入した特急券+乗車券(4,940円)を利用して新幹線に乗ります。

青森から北海道へ5千円以下で行けるなら安い。普通の新幹線とは異なりアナウンスが観光列車みたいで、青函トンネルについて教えてくれます。

世界最長の海底鉄道トンネルとして1988年に開通(現在はスイスの「ゴッタルドベーストンネル」に次いで世界第2位)。
建設には約24年を要し、1400万人が工事に関わったようです。
青函トンネルの寿命は、具体的な寿命は維持管理状況によって大きく左右されますが、開通から35年以上が経過し、老朽化の問題が指摘されています。
そのため、いつ通れなくなるか分からないと思い今回の旅を企画しました。
青函トンネルの暗闇を25分間、堪能していると急に明るくなりました、地平線が広がる北海道です。

トンネルを抜けてすぐの駅名が木古内(きこない)であり北海道らしさを感じます。

新青森駅から約1時間で北海道新幹線の終着「新函館北斗」に到着しました。

はこだてライナーに乗り換えて直ぐに函館駅へ到着です。
函館

北海道の南端に位置する函館は、かつて「箱館」と書かれ、日本の開国とともに発展した国際貿易港でもありました。
東京23区とほぼ同じ広さ(677km2)でありながら人口は約23万人とゆとりのある人口密度です。
函館山の夜景、五稜郭、湯の川温泉など観光地にも恵まれ、津軽海峡の海の幸、北海道の豊かな大地で育った野菜や肉などグルメも豊富。
まずは函館駅近くの「函館駅前横丁」へ。

2019年12月にJR函館駅前にオープンした大型複合商業施設「HAKOVIVA(ハコビバ)」内の一角で、昭和レトロな雰囲気が魅力の飲食・物販エリア。
お昼に伺いましたが夜メインのお店が多かったです。

一部店舗は営業していましたが、早くても13時からの営業もしくは17時からの営業の店舗がほとんどでした。

観光客をターゲットにした雰囲気も感じたため、個人的には合わないと思い退店。一旦、函館バスで宿へ向かい、荷物を預けました。
⇒【快適な函館ステイ】湯の川温泉の高級旅館「望楼NOGUCHI函館」の天然温泉付きスイートルームに宿泊
その後、五稜郭を観光すべく路面電車に乗車。

現金の他、SUICAやICOCAなどの交通系電子マネーも使えます。

下車時に一日乗車券が600円で販売されているのに気づきましたが時すでに遅し。
函館観光するなら購入すべき乗車券です。

最寄りの「五稜郭公園前」から徒歩10分くらいで五稜郭タワーに到着です。
2006年に高さ107メートルの2代目に建て替えられ、高さ90mのタワー展望台からは五稜郭や函館市街、津軽海峡、函館山など360度のパノラマが楽しめます。

入場料が1,000円しますが、五稜郭が美しく見えるのでお勧めのスポットです。


特に春は五稜郭の桜が満開になるため見応え抜群だそうです。
残念ながら訪問は3月だったため枯れた木々しか見えませんでした…五稜郭自体にも訪問しましたが、3月は木が枯れているためイマイチ。

函館駅方面へ戻り、函館山方面にあるスイーツ屋へ向かいます。
道中、函館駅周辺の函館市場や朝市を見学しましたがここも観光客向けっぽいエリアでした。



一方、函館ベイエリアに近づくにつれ地元感が出てきます。「はこだてビール」という1996年創業のピアレストランに寄り道しました。

醸造所が併設されており、タンクを間近に見ながらできたてのビールを味わえます。

函館山麓の地下水100%と、麦芽100%の原料にだわる地ビールは抜群に美味い。

寄り道を終えて、ベイエリアから函館山方面に歩いていくと、アンジェリック・ボヤージュという目的のスイーツ屋が見えてきました。

函館で人気のスイーツ屋で特にクレープが有名。看板メニューは「クレープ・オ・フリュイ(特にいちごを使ったクレープ・フレーズ)」。

もちもち食感の生地に、たっぷりの生クリームと新鮮なフルーツ(特にいちご)が包まれています。
サイズはやや大きめで、手土産にも人気。フルーツは季節によって変わり期間限定の味も登場します。
「アンジェリック」はフランス語で「天使のような」という意味。「ボヤージュ」は「旅」を意味し「甘い旅路」のようなイメージです。
人気店のため店前には行列ができています。実は近くに駐車場があったり、路面電車で来れたりで徒歩以外の来店手段もたくさんあるそうです。
約30分並び店内へ。北海道の卵や小麦を使用してスイーツを作っており、素材の詳しい説明が掲示されていました。買う側からすると安心です。

有名人のサインもたくさんあり、眺めていると順番がやってきました。

人気の「いちごのクレープ」を注文。
北海道産の厳選素材を使った手作りクレープで、たっぷりのいちごと特製クリームが主役。小麦粉、卵、いちごなど主な材料は北海道産のものを使用しています。

特徴はモチモチした食感と、ほのかな甘さ。
あえて焼きたてではなく、一晩寝かせてから提供されることで、モチモチした独特の食感としっとり感を実現。
自家製の甘さ控えめホイップクリームはコクがありながらも軽やか。甘みを抑えることで、いちごの風味を引き立てています。
めっちゃ美味しいクレープでした!
続けて晩御飯は、五稜郭近くにある和洋折衷の創作居酒屋「二代目 佐平次」。

洋食出身の店主・山形智氏が2008年にオープンし、地元食材を活かした日本酒に合う料理が地元民に人気。
ミシュランガイド北海道2017特別版にも掲載されてからは全国のグルメ達も通い始め、予約が難しくなりつつあります。
北海道と津軽海峡で獲れた最高の食材と調理技術が合わさった最高の料理ですが、一番それを感じられるのが付きだし。

前菜のような豪華盛り合わせで、「鴨とカブのロースト」「じゃがいも冷製ポタージュ」「カリフラワーのエスプーマ」などが一皿に載せられており、食事開始と同時に、またここに来たいと思いました。
おぐに和牛ステーキ、大沼三元豚ロースト、ホッケのアクアパッツァなど、拘りの料理も多く調理技術も高い。おぐに和牛ステーキの火の入り方を見れば分かります。





「素材レベルの高さ」×「調理技術の高さ」を同時に感じられる最高の居酒屋でした。
函館から青森経由で帰宅
本日は関西へ帰宅。
まずは朝食。湯の川温泉の宿泊先の近くにあったハセガワストアのやきとり弁当を購入し、宿泊先で美味しく頂きました。

ところで、この旅でやってみたいことがあります。
函館で有名な海鮮の一つ「イカ」を購入して、自宅の晩御飯にすることです。朝食を購入したハセガワストアの対面に「川村鮮魚」という鮮魚店があったのを思い出し、訪問しました。

活魚一本勝負でプロ御用達の鮮魚店ですが、一般人も購入可能。

活イカ専用の水槽もあり鮮度の高い海産物を購入できます。
一部の地元の料亭や寿司屋も川村鮮魚で仕入れを行っており、とある寿司屋の大将も「この品揃えは他ではない」と高い評価を得ています。
実際に訪問したところ、地元で水揚げされた新鮮な魚の他、本当に水槽でイカが泳いでいました。

自宅用に購入したいと申し出たところ、その場で捌いて持ち帰り用に包んでいただけました。保冷バッグに氷を詰めて大阪まで持って帰ります。

函館駅近辺のラッキーピエロでハンバーガーを食べて、新幹線に乗車。


約1時間で新青森に到着し、そこから事前予約の定額タクシーで青森空港へ移動し、大阪へ帰宅しました。

帰宅後、イカを食べましたが絶品。
氷は溶け切っておらず冷えた状態で透明なイカをショウガ醤油で頂きましたが、最高の晩御飯になりました。
暑い季節は難しいと思いますが、旅行先で最終日に海鮮を購入して帰宅後の晩御飯にするのはありです。
まとめ
青森から函館へ青函トンネルを経由して向かいましたが非常に良い旅になりました。
津軽海峡の海の幸を青森と函館の両方で味わいつつ、それぞれ独自の名物も味わえました。グルメ旅としては満点です。
関西から函館は飛行機の便数が少なくアクセスしにくいですが、青森経由なら結構簡単です。
関西から函館へ旅行する際の移動手段として是非ご一考ください。青函トンネルも水漏れなど老朽化による課題が出てきているのでお早めに。
以上「【関西在住の方は必見】青函トンネルを通って青森と函館のグルメを食べ尽くす2泊3日」でした。
青森と北海道について、その他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)青森の観光記事まとめ
⇒参考)北海道の観光記事まとめ
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