大阪から「有馬温泉」へ友人と日帰り旅行してきました。
有馬温泉は遅い時間まで営業している日帰り温泉が多く、昼過ぎに出発。
<日帰り温泉の営業時間(例)>
- 有馬グランドホテル:〜22:30
- 金の湯:〜22:30
- 銀の湯:〜21:00
京都在住の友人と千里中央で合流し、兵庫県のディープな観光地「名塩ニュータウン」の斜行エレベーターを見学した後、有馬温泉へ向かいました。
高低差60m、全長145mある斜行エレベーターは非常に見応えがあり、その上にある名塩ニュータウンは近未来的で不思議な町並み。
日本最古の有馬温泉は、やはり泉質が素晴らしい。
鉄と塩分を含む茶色の「金泉」と、炭酸やラドンを含む透明の「銀泉」があり、ホテルの日帰り温泉で色んな種類の温泉を楽しみました。
ただ、有馬温泉の温泉街は早い時間に閉まる飲食店が多い。夕方に到着し、温泉後に晩ご飯を食べようと思いましたが、大体の飲食店は営業終了していました。。。
15時くらいまでに有馬温泉に到着すれば、上記の観光ルートは、かなり楽しく安価な日帰り旅行になりそう。
⇒参考動画) 【観光記】大阪から有馬温泉とディープな観光地(名塩ニュータウン)を車で巡る日帰り旅行
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【観光記】大阪から有馬温泉とディープな観光地(名塩ニュータウン)を車で巡る日帰り旅行
16:30 千里中央駅へ到着。
千里中央は京都から有馬温泉へ続く高速道路のIC(インターチェンジ)と、電車の駅(モノレール、御堂筋)が近くにあります。
そのため、千里中央駅は京都民と大阪民が合流し、兵庫へ向かうための場所として便利。
16:40 友人と合流し、まずは名塩ニュータウンの斜行エレベーターへ向かいます。
17:40 中国自動車道に乗ると、車線数の変更やジャンクションの多さに困惑しながらも、なんとか西宮名塩に到着。
名塩ニュータウン
山間の斜面に、近未来的な集合住宅が並んでおり、不思議な感じがします。
この界隈はバブルの時に建設された集合住宅が多いそうですが、どれくらいの人が住んでいるのだろうか?
車から歩道を見る限り、あんまり人が居ません。
一方、スーパー(阪急オアシス)などの生活インフラやJR、バスなどの交通インフラも整っているため、ある程度の人は住んでいるのだろう。
車を停める場所を探していると、コインパーキング(平日500円、土日祝600円)を発見。
車を停めて、周りを見渡すと大きな建造物が見えました。斜行エレベーターを発見!めっちゃでかい。
早速、乗ってみます。「エスカレーターではなく、エレベーター」なのでボタンを押して昇降機が到着するのを待ちます。
昇降機が到着。10人くらい乗れる大きさで、行き先のボタンを押すとゆっくりと動き出しました。
約1分間、徐々に高度が上がっていく様子をガラス張りの窓から覗いていると、名塩ニュータウンに到着。
かなり上がってきましたが、階段でも行けるようです。。。踊り場が設けられていますが一度でも転落したら下まで止まらなさそう。
18:00 名塩ニュータウンを見ていきます。
まず景色ですが、標高が200m程度あるため遠くまで見渡せます。南海トラフ地震の懸念が最近ニュースでも取り上げられていますが、もし発生してもここはダメージ無さそう。
名塩ニュータウンの様子ですが、かなり大きな敷地と近未来的アートのような集合住宅が並んでいるが、人があまり出歩いてない様子。何故か気になって調べました。
元々、都市計画の一環としてバブル期に開発が始まり、1991年に街開きしました。同年にバブル崩壊が始まり、現在は当初計画していた居住人数12,000人の半数しか居住していないそうです。
個人的には、このようなバブル時に作られた街や、ホテルなどの建築物が好きです。
なんというかコスト度外視で、実現したいことをなんとしてでも実現しようとした雰囲気が残っているからです。
⇒参考記事)【宿泊記】バブルの遺産「ホテル川久」の海側ロイヤルスイートに宿泊【高級:王様のビュッフェ】
18:20 バブルの雰囲気を感じながら、名塩ニュータウンを後にして有馬温泉へ向かいます。
18:30 有馬温泉が見えてきました。高台に見えるのが、これから向かう有馬グランドホテルです。
有馬温泉
外湯も含めてかなりの日帰り温泉がありますが、個人的には有馬グランドホテルの日帰り温泉がオススメ。
お気に入りなので何度か通っています。
理由は以下。
- 館内、大浴場が広くて綺麗
- 有馬温泉名物の金泉と銀泉の両方に浸かれる
- 日帰り温泉の営業時間が長い(10:30~22:30)
- サウナや休憩処が充実している
- 駐車場が無料(有馬温泉のコインパーキングは200円/20分する)
- 3,700円(2023年)するがコスパが良い(2,000円の館内利用券とタオル、歯ブラシなどが付帯)
駐車場に車を停めて、館内へ入ります。
エントランスからエスカレーターに乗るとロビーに到着。相変わらず綺麗な館内です。
特にエスカレーター周辺の風景や、ロビーの天井のデザインが好きです。
また、ラウンジや売店、複数のレストラン(料亭「四季亭」、日本料理「時分時」)、バーなど設備面でも優れており、入浴券に付帯している2,000円の館内利用券が使えます。
ロビー奥のエレベーターを使って地下2階にある浴場へ向かいます。
受付で入浴券(3,700円)を購入しようとすると、スタッフから話しかけられました。
「館内利用券が付いていますが、レストランは既に予約で満席です。。。ラウンジや売店なら使えますが、それでも良いですか?」とのことでした。
友人と話し合い「良いです」と回答し、タオルと歯ブラシ、シェーバーをスタッフから受け取ります。
館内利用券は売店で有馬温泉のお土産を購入することにします。その後、有馬温泉の温泉街で晩ご飯を食べる腹づもり。
脱衣所の貴重品ボックスに財布や携帯を入れ、浴室へ向かいました。
大浴場はかなり広く、内湯と露天風呂、サウナの構成であり、内湯と露天風呂それぞれに金泉と銀泉があります。
サウナは90℃くらいと低温ですが、水風呂が独特。壁シャワー方式になっており、個室内のボタンを押すと壁のシャワー穴から勢いよく水が吹き出てきます。
一通り大浴場のお風呂とサウナを堪能した後に、露天風呂の金泉に落ち着き、1時間くらい浸かっていました。
お風呂から上がり、湯上がり処で湯冷ましします。
売店へ向かいお土産を物色。
ご飯のお供(神戸牛ちりめん)、神戸ワインカレー、神戸プリンも捨てがたいが、、、妻が喜びそうな物にしよう、、、
有馬温泉堂の「美肌石鹸(金泉+銀泉)」を購入しました。
有馬の温泉水と保湿成分(コラーゲン)を配合し枠練り自然熟成製法に拘っているのだそう。成分を見ると、確かに天然成分が多め。
✔️自宅で金泉の石鹸を洗顔に使っていますが、風呂上がりの顔肌がツヤツヤになっており、使い心地が良いです。
⇒参考)有馬温泉堂の「美肌石鹸(金泉+銀泉)」は吉高屋の公式ページから注文可能(要送料)
20:30 有馬グランドホテルを出発して、これから晩ご飯を食べに行きます。
有馬温泉の温泉街へ向かうと、なんか暗い。。。ほぼ全ての飲食店が営業終了していました。
更に温泉街を奥に進むと、ところどころ灯りが付いていますが、やはり飲食店は営業終了していた。。。
蛾のように明るいエリアに引き寄せられて行くと、営業している店舗がありました!
うきうきして近づくと、日帰り温泉(金の湯)でした。。。
24時まで営業している居酒屋(双六庵)もありましたが、メニューのラインナップが当日の気分とマッチしなかったのでスルー。
有馬温泉で晩ご飯を食べることを諦め、千里中央の近辺で晩ご飯を食べて帰宅しました。
まとめ
日帰りで友人と大阪から兵庫の名塩ニュータウンと有馬温泉を観光しました。
名塩ニュータウンは全長145m、高さ60mの斜行エレベーターが圧巻。上がった先からの景色は1994年に建設省の都市景観100選で大賞に選ばれるほど美しかったです。
また、バブル期の建築物と一目で分かるような独特の造形をしており、不思議な場所にいるような感じがして楽しかったです。
有馬温泉は相変わらずの泉質の良さで肌が生き返りました。
金の湯、銀の湯などの公衆浴場の他、いくつかのホテルの日帰り温泉も利用したことがありますが、個人的には有馬グランドホテルが最高だと思います。
ホテルが綺麗で大浴場も広く、金の湯と銀の湯の両方があるからです。
一方、価格が高い問題があります。2,000円の館内利用券が付帯していますが、入浴券と切り離して購入することはできず、3,700円/人します。
費用が厳しい場合は「太閤の湯」や「あぐろの湯」などの有馬温泉もオススメ。
WEB予約すれば割引になる場合もあり、特にじゃらんの「遊び・体験」は割引率が高めです。
また、元々の割引だけでなくタイミングによっては「遊び・体験のクーポン」が発行されている場合もあり、非常に格安で利用できます。
✓有馬グランドホテルは、日帰り温泉だけでなく、宿泊もオススメ。客室は綺麗で、高台にあるため眺めもよく、スタッフの接客も優れているからです。
カップルや記念日の宿泊なら2020年にできた新館「別墅 結楽」も良いです(値段は高いです)。
参考)大阪⇔有馬温泉の移動時間と費用
大阪から有馬温泉へ向かう手段は主に3つ(電車、バス、車)あります。
それぞれの移動時間と費用は以下。
移動時間 | 費用 | |
電車 | 約1時間15分 | 1,020円〜1,280円 |
バス | 約1時間 | 1,400円 |
車 | 約40分 | 1,730円(ETC高速料金) |
移動時間、費用ともに電車、バス、車であまり変わらないです。移動の楽さ、現地での飲酒有無で適切な移動手段が変わります。
移動の楽さはバスが一番。梅田駅からバスが出ており乗り換え無しで有馬温泉まで直行できます。
電車は費用が最も安価ですが、乗り換えが多く楽では無いです。いくつかの路線でアクセスできますが、いずれも三ノ宮、谷上、有馬口などで3回の乗換えが必要。
車は意外とめんどくさく、2車線から1車線への変更などで車線変更するポイントやジャンクションが多く、慣れていないと戸惑うと思います。
運転に慣れていない方は、車で向かわない方が良いと思います。
個人的には自宅から梅田駅までのアクセスが悪くなければ、バスで向かうのがオススメ。
以上「【観光記】大阪から有馬温泉とディープな観光地(名塩ニュータウン)を車で巡る良コスパな日帰り旅行」でした。
その他の兵庫県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)兵庫の観光記事まとめ
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