この記事では「琉球ホテル&リゾート名城ビーチの設備とサービスを詳しく紹介」します。
「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」の観点で、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は妻と月一くらいのペースでコスパよく国内の高級宿へ宿泊しており、今回は妻と沖縄中南部(名城・宜野湾・読谷)に行ってきました。
その内、名城にある「琉球ホテル&リゾート名城ビーチ(以下、琉球ホテル)」は便利でコスパの良いリゾートホテルでした。
特徴は以下。
- 年中利用可能な温水プール
- 軽食やアルコールを含む飲み物が無料(クラブラウンジフロア泊のみ)
- 多数の飲食店あり(10種のレストラン・バー)
- 目の前がビーチ(名城ビーチ)
- 空港からレンタカーや車で30~40分でアクセス可能
全国旅行割引と宿泊料金の割引がある宿泊予約サイトを使って、格安で「琉球ホテル」に宿泊しました。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でホテルの良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)琉球ホテル&リゾート名城ビーチはクラブラウンジ利用が快適|温水プールとラウンジでいつでもプチ特別感
【宿泊記】琉球ホテル&リゾート名城ビーチはクラブラウンジ利用が快適
琉球ホテルは、2022年7月にオープンしたリゾートホテルです。
ハレクラニ沖縄やザ・リッツ・カールトン沖縄など、その他の沖縄の高級リゾートホテルと比べて、比較的安価に宿泊可能なホテルです。
一方、設備やサービスは良く、流れるプールや温水プール、10種のレストランやバーがあります。
クラブラウンジ宿泊者のみですがアルコールや軽食も無料のクラブラウンジなども付帯しています。
ちょっとお手軽にホテルでリゾート気分を満喫したいときに便利なホテルです。
経営は、ハイアットリージェンシー那覇沖縄やリーガロイヤルグラン沖縄など、沖縄県内のリゾートホテルを運営するプレミアホテルグループ沖縄です。
「東洋一のリゾートホテル」を目指して、琉球ホテルを作り上げたそうです。
特徴は「設備・サービスの良さ」以外に「比較的安価な宿泊費」「立地の良さ」な点もあります。
比較的安価な宿泊費は、上述のハレクラニ沖縄でクラブラウンジ付の客室に宿泊すると琉球ホテルの2~3倍くらいの価格(10~15万円/2名くらい)します。
一方、琉球ホテルの場合、割引などを使えば5〜6万円で宿泊できます。
沖縄に3〜4泊するなどで、一泊の宿泊費を抑えたい場合にも利用しやすいです。
立地の良さは、レンタカーでのアクセスは勿論、那覇空港から700円/人でリムジンバスが出ているので車を運転したく無い場合でも問題無しです。
✔DMMかりゆし水族館(デジタル水族館)や、沖縄アウトレットあしびなーなど周辺の観光スポットへ出かける場合はレンタカーが必要。
今回はクラブフロアがあるホテルへ3泊4日の旅行だったため、レンタカー利用し、琉球ホテルへアクセスしました。
客室はプレミアクラブツイン(クラブラウンジ)です。
概要は以上ですが、以下で詳細をレビューします。
設備
部屋の数は全室オーシャンフロントの443室とかなり大型のホテルです。
2つの棟(サウスウィングとノースウィング)に分かれており、それぞれに200室超の客室があります。
そのため、6つのレストラン、3つのラウンジ、2つのホテルショップ、プール(温水あり)、スパ、バーなど設備の種類・数が充実しています。
また、アクティビティも充実しており、ホテル内のフィットネスジムは勿論、目の前の白砂ビーチではマリンアクティビティ、ホテル周辺には4つのゴルフ場もあるため、子供から大人まで楽しむことができます。
以下でそれぞれを詳しくレビューします。
(クラブ)ラウンジ
クラブラウンジ以上のラウンジは、一日のんびり過ごせるように、時間毎に様々なサービスがあります。
例えば、プレミアクラブラウンジでは以下4つの時間に区切っています。
基本的にはティータイムで提供されている飲み物と食べ物に加え、朝食やカクテルタイム、イブニングタイムでは、それぞれ特有のサービスが加わります。
ティータイムの飲み物と食べ物は、以下の通り。
- 飲み物:自家製スムージー、飲む出汁、ソフトドリンク(コーラ、ジンジャーエール、沖縄県産のイエソーダなど)、アルコール(ビール、赤・白ワイン、スパークリングワインなど)
- 食べ物:ポテトチップ、ドリトス、チョコレート、ビスケットなど
ティータイムは、チェックインの時間と重なります。
クラブラウンジでは、専用のカウンターで待たずにチェックインできるため、直ぐに一息つけるメリットがあります。
琉球ホテルは全443室と大型のホテルのため、ロビーにあるフロントのチェックインカウンターはかなり混み合っており、待ち時間が発生していました。
「せっかく旅行に来たのに、並んで時間を潰したくない」と思っていたところ、クラブラウンジで並ばずにチェックインできて楽でした。
お酒や食べ物を少しつまんで、客室へ向かう方が多かったです。
カクテルタイムは、ティータイムの飲み物や食べ物に加え、以下のサービスが追加されます。
- 飲み物:常駐バーテンダーによるウイスキーやカクテルの提供
- 食べ物:サーモンマリネ、鴨肉、生ハム、サラミ、チーズ、海ぶどう、サラダなど
サンセットを見ながらテラスでのんびり過ごす時間です。
そのためのお酒はピカイチでした。常駐のバーテンダーが注文に合わせてメニュー外のカクテルも作ってくれます(マイタイ、ダイキリなども作ってくれました)。
特にジントニックがオススメ!沖縄のクラフトジンと、シークワーサーを使っており、バーでお金を払って飲むジントニックよりも美味しかったです。
また、今では高価になった知多ウイスキーも無料のため、カクテルが苦手な方でも十分楽しめます。
食べ物はサーモンマリネと生ハムが美味しかったです。海ぶどうもそれなりでしたが、たまたまだったのか茎の部分が多くてぷちぷち感が損なわれていました。
他にもサラダなど色んな種類のメニューがありました。
イブニングタイムは、ほぼティータイムと同じ内容ですが、注意点があります。
お酒の提供が20時で終了するので、20時から21時の間はアルコールが飲めなくなる点です。
また、大体18時~20時にかけて、ホテル内のレストランが混み合うため、イブニングタイムはスキップしても良いかもしれません。
夜景は綺麗なので、一見の価値ありです。
実際にプレミアクラブラウンジを利用しての感想ですが、チェックインの混雑を避けられる、食事をいつでも食べられるなどのプチ特別感があり、総じて満足でした。
✔プレミアクラブラウンジの朝食は、後述(食事の箇所)
Oasisのラウンジは利用していませんが、Oasis利用者専用のプール開き前だったせいか、誰も居ませんでした。
お酒がシャンパンだったり、食事の内容がグレードアップしていたり、専用のプールがあったりとプレミアクラブラウンジのプチ特別感から、もう一段上の特別感がありそうです。
プール(全6種)
温水プールと温水ではないプールがあり、温水プールは冬期(12月~3月)でも利用可能です。
- 温水プール:インドアプール、オールシーズンプール
- 温水ではないプール:オーシャンプール、流れるプール、センタープール、キッズプール
温水プール(インドアプールとオールシーズンプール)は全客室の宿泊者が利用可能なプールです。
インドアプールには温水プールとジャクジーがあり、かなり広々としています。
温水プールの水深はおよそ1.4mと深いため、小さな子供と入るときは浮き輪などを用意した方が良いです。
オールシーズンプールは、インドアプールと直結しており、外を眺めながら泳げます。
水深は約1mとインドアプールよりも若干浅めになっており、小さな子供でも比較的安心して利用できます。
全てのプールが開いていない時期(冬期)に宿泊したせいか、温水プールが混み合っていました。
レストラン
ディナー特化のレストランが多く、料理ジャンルは6種と多彩です(レストラン一覧はこちら)。
種類は豊富ですが、ディナー時は席数が不足しているように感じました。
クラブラウンジは洋食メニューが多かったので、和食の「山楽」でディナーしようと思いましたが、満席で利用できませんでした。。。
✔️余談ですが、山楽のカテゴリは「めん処」ですが、一品もののメニューも充実しているので、使い勝手が良さそうです。
ホテルのレストランが満席で利用できないことがあるのかと思い、レストランの席数と宿泊客の比較を行いました。
客室数は443室であり、満室の場合は約900人(443室×2名+α(子供など))がホテルのレストランを利用する可能性があります(ホテル周囲にレストランなどは無いため)。
一方、ディナー対応のレストランの受け入れキャパは352席と満室時の宿泊者の約3分の1しかレストランの席がありません。
つまり、レストランの席不足です。
ホテル周囲の徒歩圏内にレストランなどは無く、ホテルで夕食を取る方は多いと思います。
夕食を予定している場合は、事前にレストランの予約を入れておいた方が良いと思います。
✔もし、レストランが空いていなかった場合でも、ホテルショップでカップラーメンが販売されていますので、夕食にはありつけます(以下)。
ホテルショップ
2種類のショップがあり、それぞれセレクトショップ(The Selection)とお土産ショップ(The Market)です。
セレクトショップではホテルチョイスの服やバッグなどが販売されており、一部でホテルで使用しているアメニティー(ACCA KAPPA)も販売されていました。
お土産ショップ(The market)は種類が豊富で沖縄名物も数多くラインナップされています。
「やちむん柄」の食器から食品(レトルトのソーキ蕎麦からコーレーグス、紅芋など)など何でも揃っています。
その他、ソフトドリンク、アルコールなどの飲料やカップラーメン、スマホの防水ケースやビーチサンダル、水着まで販売しているので、忘れ物したり、足りない物が出てきた場合は便利なショップです。
(最寄りのコンビニまで車で7分もかかります)
フィットネスジム
プールと併設されたジムがあります。ランニングマシンが充実しており、少しだけウェイトトレーニングの機器もあります。
ランニングマシンは、正面が鏡、背面がプールの見えるガラス張りになっているため、景色は良くないです。
ただ、健康維持のための設備(フィットネスジム)があるのは助かりました。
スパ(アユアラン)
「アーユルヴェーダ理論」や「漢方概論」などをベースに、メニューは身体を「温める」ことを軸に構成された施術がメインです。
20分のヘッドマッサージから240分のトータルケアまで幅広いメニューがあります。
部屋(プレミアクラブツイン)
ホテルの部屋数は443室と多いですが、全室オーシャンビューです。部屋のタイプは大別すると以下の5種。
- スイートルーム(VIPラウンジ「Oasis」利用可)
- プレミアクラブツイン(クラブラウンジ利用可)
- プレミアツイン(3名宿泊可の部屋あり)
- デラックスツイン(ツインよりも広い)
- ツイン
VIPラウンジが使えるスイートルームともなると一泊10万円(2名)を超えます。
一方、VIPラウンジとそこまで変わらないクラブラウンジアクセス権のあるプレミアクラブツインは、半値くらいなので比較的コスパが良いと思います。
特に、チェックイン時に混雑していても待たなくて良い、いつでもお酒や軽食を食べられるなど、利用の仕方次第では一般客室よりメリットが多いです。
プレミアクラブツインの客室構成は寝室&リビング、浴室、バルコニーです。
部屋の特徴はバルコニーから見える景色が綺麗なことです。
寝室&リビング
客室が42平米あるため、かなり広々としています。
青と白を基調とした寝室&リビングにはベッド、ミニバー&冷蔵庫、テレビ、ソファー、テーブルがあり、南国風です。
ベッドはシモンズを使用しており、かなり寝心地が良かったです。
ベッド周りには照明制御装置や電源が、それぞれのベッドに設置されており、機能的です。
照明制御装置はMASTERのみならず、照明灯やフットライトなど個別の照明機器の制御も可能。
電源はコンセントとUSBが設置されており、スマホの充電にも便利です。
ミニバー&冷蔵庫には、飲料やケトル、コップ、水などが置かれています。
飲料はコーヒーと紅茶、緑茶があり、コーヒーはUCC、紅茶と緑茶はTEARTH(プリンスホテルなどで使われている)でした。
水は沖縄の久米島で採取されたもので、コーヒーに使うと美味しかったです。
なお、冷蔵庫の中身は空です。
テレビは、館内の案内や、ネット接続できる多機能型でした(TOSHIBA製)。
ソファーやテーブルは特徴無し。
寝室&リビングの設備は、特別では無かったですが、雰囲気は良かったです。
浴室
脱衣所とバスルームに分かれています。
脱衣所には、洗面台やドライヤー、アメニティーがあり、広々しています。
洗面台は、一つしかありませんが、幅広なので2人で使っても余裕がありました。
ドライヤーは、洗面台の下に置いてあり、ヴィダルサスーン製で風量はそこそこでした。
アメニティーは、イタリアの老舗ブランド(ACCA KAPPA製)です。
バスルームには、底が深いバスタブとレインシャワーがあります。高級感のあるタイル調のデザインなので、落ち着いて入浴できました。
バルコニー(最上階11F)
ソファーとテーブルがあり、バルコニーにしては広々としています。
11階ということもありますが、景色がかなり綺麗。名城ビーチとホテルのプールが見え、南国気分になります。
特にサンセットと夜景が綺麗です。
バルコニーは西側を向いているので、サンセットがはっきりと見えます。
クラブラウンジのテラス席で見るサンセットも良かったですが、ハイフロアに宿泊の場合は、部屋から見た方が綺麗です。
夜は、ライトアップされたプールが綺麗。プールサイドのヤシの木や、プールが照明で照らされている他、噴水ショーも見られます。
大浴場
ありません。部屋風呂のみです。
食事
ディナーはカップ麺(予約満席でレストランが使えなかった)、朝食はクラブラウンジで頂きました。
ディナ-のカップ麺は、お土産ショップ(The Market)で購入しました。UFO、カップヌードル、沖縄そばのラインナップでした。
朝食は、洋食のビュッフェ形式でした。
特に美味しかったのはパンでした。専属のベーカリーシェフが常駐しており、高級パン屋が顔負けするレベルでした。
一部でライブクッキングもあります。オムレツなどは目の前で作ってくれるため、目でも楽しめます。
また、ベラ・ロディラスパデゥーラというチーズを目の前で削って、提供してくれるパフォーマンスもありました。
その他、サラダ類、ウインナー、グラタン、ベークドポテト、スープなど50種類くらいのメニューがあります。
スープのチャウダーも美味しかったですが、和食メニューが殆ど無かったです。
普段、朝食を和食にしている方には、少し重いかもしれません。
和食を食べたい場合、クラブラウンジ宿泊者は、ビュッフェのレストラン(Nashiro)を半額(1,650円)で利用可能な特典があります。
価格
「プレミアクラブツイン」で一室44,325円でした(土日泊)。
✔一室と記載しているのは、琉球ホテル&リゾート名城ビーチは、宿泊人数によって殆ど宿泊料金は変わらないからです。
今回は、価格の安かった「Relux」から予約。
宿泊予約サイトの割引クーポン(20%オフ)と全国旅行割引を併用してかなり安く宿泊できました。
当日の公式料金(正規料金)は、同タイプの一室あたり65,000円でした。
全国旅行割引(3,000円/人)を適用させても、59,000円/室だったので宿泊予約サイトの割引を使って宿泊した方がコスパ良いです。
✔公式からの予約でも、キャンペーンなどで割引やホテルクレジットが付く場合がたまにあるのでチェックしておいた方が良いです。
コスパの良い宿泊予約サイトは、予約タイミングによって異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
主要な宿泊予約サイトごとに、得意とする価格帯や割引有無などの観点で纏めた記事は以下です。
⇒参考記事)クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】
以上が「琉球ホテル&リゾート名城ビーチはクラブラウンジ利用が快適|温水プールとラウンジでいつでもプチ特別感」でした。
沖縄のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)沖縄の観光記事まとめ
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