この記事では「平湯温泉と周辺のオススメ観光スポット」を紹介します。
北アルプスの岐阜県側にある平湯温泉は、高山で最も大きく歴史ある温泉です。
周辺の観光は、北アルプス関連のスポットが多く、すぐに(30分以内)にアクセスできる点では、新穂高ロープウェイが一番オススメです。
なぜなら、本来は登山者しか見られない標高2,100mからの北アルプスの絶景を手軽に見られるからです。
✔︎半日くらい観光に時間を使えるなら上高地も良いです。管理人は毎年、上高地へ行ってます(参考記事:上高地の観光まとめ)。
実際に宿泊した平湯温泉の宿と、新穂高ロープウェイを観光した様子を、旅行記として紹介します。
移動:京都から平湯温泉へ
今回の旅は、京都に住む友人と2人の1泊2日旅行。京都でレンタカーを借りて岐阜県の平湯温泉まで行ってきました。
管理人は、大阪在住なので、まずは電車で京都駅へ向かいます。
ニッポンレンタカーの営業所がある八条口へ抜けようとしましたが、朝早すぎて(6:20)改札が封鎖されとる。。。
遠回りにテンション下がりながら、南北自由通路を通って、八条口で友人と合流しました。
日本レンタカーの京都駅の営業所は朝5:00から営業しており、早朝出発のときは助かります。
今回は、高速道路を走行するため、軽自動車ではなく、コンパクトカー(MAZDAのデミオ)をレンタルしました。
価格の安さから、レンタカーは「じゃらんレンタカー」経由で借りています。
割引クーポンを使うと、公式から借りるより25%くらい安いです。
とはいえ、京都などの都市部でレンタカー借りると高い。。。一泊二日(免責込み)で1万円。
気を取り直して、平湯温泉までは結構な距離のドライブしていきます。約300kmで4時間半くらいを、交代しながら運転します。
運転できる友人との旅行は楽です。
京都を出発して1時間、休憩と朝ごはんを兼ねて、滋賀県の中では最大級の大きさを誇る多賀SAに立ち寄りました。
名古屋と京都を高速バスするときの休憩所ですね。
朝ごはんは「焼きそばパン」。高校時代を思い出しながら食べてましたが、こんな豪華じゃなかった。
多賀を抜けて、岐阜県の高速道路を走っていると、よく分からん動物が目の前を横断していきました。
安全運転大事。岐阜県から北へ向かう高速道路は野生動物の飛び出し、トンネルも多いため運転に気を使います。
疲れたので「ひるがの高原SA」で一旦休憩です。
岐阜県のSAは「飛騨牛コロッケ」押しが強いですが、肉汁が凄くて実際美味いです。
高山、そして宿泊地の平湯温泉へ到着。
観光:新穂高ロープウェイ
宿のチェックインまで2時間くらい時間があるので、先に新穂高ロープウェイへ。
京都と滋賀は晴れていたのに、新穂高ロープウェイは曇り空。
雲が低くて薄そうなのでロープウェイで上がれば晴れてるかも。。。
新穂高ロープウェイは第1、第2ロープウェイに分かれています。車以外の手段で来た場合、第1ロープウェイに乗った後、第2ロープウェイへ乗り継ぎます。
車で来ると、駐車場が第2ロープウェイの近くにあるため、第1ロープウェイをスキップでき、時間的なメリットがあります。
第1ロープウェイの駅「新穂高温泉駅」の発車時刻は毎時0,30分で定員40名、第2ロープウェイの駅「しらかば駅」の発車時刻は毎時15,45分で定員121名と、第1ロープウェイの方が定員が少ないんです。
第2ロープウェイと第1ロープウェイを乗り継ぎするときに定員オーバーになることが多く、約45分待つことになります。
料金は車で来ても、その他の手段で来てもトータル往復で3,400円/人です。モンベルの会員証があれば300円/人安くなります(5名まで)。
駐車場に車を停めて、第2ロープウェイの乗り場である「しらかば駅」で発車時刻間近まで、足湯などで時間を潰します。
少し硫黄臭くて好きな泉質です。足湯に入ったり、お土産を物色しているとロープウェイの発車時刻になりました。
第2ロープウェイから新穂高ロープウェイの展望台を目指します。
あ…雲がヤバい。
惜しい!もう少しで雲を抜けそう。
展望台は真っ白しろすけですが、西側の天気を見ると晴れていたので少し待てば、晴れてきそうです。
また、後少し高度を上げても雲を抜ける感じがしたので、登山します。
展望台(2156m)から西穂山荘(2367m)を目指します。西穂山荘へ向かう場合は登山届けの提出と登山装備が必要です。
万が一に備えて、登山装備を持ってきてて良かった。登山口から西穂山荘へ向かいます。
うっそうとした樹林帯を登り降りします。水はけの悪いところには木道があって助かる!
登山道は整備されてて、登りやすいです。
雲から抜けられそうな予感。
登山道を歩くこと50分、西穂山荘に到着です。
雲を抜けて眺望が開けます。ほんと来て良かった!
少し欲を出して、360度パノラマの丸山を目指します。西穂山荘到着時刻13:30、帰りのロープウェイの最終発車時刻は16:00なので急ぎです。
急ぎではありますが、お腹減ったので山荘で食事します。
ラーメン推しだけど、カレーの気分。
ビール飲みたいけど、下山が残ってるからコーラにします。
厨房を見ているとレトルトカレーっぽい袋からルーを出していましたが、お肉がいっぱい入っていて美味しかったです。
お腹も膨れたので、丸山へ向かいます。山荘から歩いて30分くらいです。。丸山の手前、ケルンがある広場からの360度パノラマ映像です。
狙い通り、雲の上に出たので最高の眺望です。
時刻は14:30、ロープウェイの時間が気になるため新穂高ロープウェイの展望台まで戻ります。
急ぎで歩いて15:00、新穂高ロープウェイの展望台に到着です。少し雲が下がって眺望が回復していました。
山頂の駅にある可愛いポスト、自分宛に手紙を出したくなります(山びこだけに)。
最終のロープウェイは混むので、15:15のロープウェイに乗り込み「しらかば駅」に到着です。
チェックインの時間を少々過ぎたので、平湯温泉の宿へ向かいます。新穂高ロープウェイから30分くらいで平湯温泉に到着です。
宿泊:岡田旅館
今回、平湯温泉の岡田旅館へ宿泊しました。友人と2名の素泊まりで合計12760円(税込)と格安でしたが、綺麗な旅館です。
特徴は、4つもの自家源泉を引いていて、違う種類の温泉を楽しめます。
平湯温泉は日本有数の源泉数ですが、4つの源泉がある宿は珍しいです。
さらに「るるぶ」の3000円割引クーポン適用して、9760円まで安くしました。
今回は「るるぶ」が安かったですが、宿泊予約サイトごとに安くなる時期は異なります。キャンペーンやタイムセール、限定クーポンなどにより価格が大きく変わります。
岡田旅館を予約可能な、主な宿泊予約サイトは以下です。価格比較に利用してください。
時刻は17時過ぎ、食事できる場所を探します。
食事:あんき屋
平湯温泉は個人商店でスナック菓子やカップラーメンを売っているお店はありますが、食事(特に晩御飯)できる所は少ないです。
定食屋は何軒かありますが、友人との2人旅なので、居酒屋が良いです。
調べた結果、「あんき屋」という居酒屋があったので利用しました。結構大きな居酒屋です。
予約していませんでしたが、運良く席が空いており、無事に晩御飯にありつけます。
メニューを見ながら注文していきます。
ただの居酒屋では無くて、ご当地グルメがある点が良いです。飛騨牛の鉄板焼が本当に美味かった。美味すぎて、お代わりしました。
その他、ドリンクやおつまみメニューも充実しています。
ドリンクは種類は少ないが良心的な価格設定です。
おつまみメニューは居酒屋の定番を押さえており、お酒との相性が良かったです。
平湯温泉は居酒屋が少ないので、あんき屋には助けてもらいました。飛騨牛、朴葉味噌など岐阜の名物もあり、味も美味しかったです。
お腹一杯になって、宿へ戻り、岡田旅館の最大の特徴である、お風呂に向かいました。
個室露天っぽいお風呂もあり、管理人が大好きな硫黄泉もあったため、大満足でした。
部屋に戻って泥のように眠り、翌朝は高速道路が渋滞する前に早めに関西へ撤収しました。
まとめ
自然の美しさを体験する目的で旅行するなら岐阜県は最高ですね。
関西からだと、そこまで遠くない(車で4時間くらい)割に北アルプスの眺望と温泉が体験できるので、おススメです。
参考)関西から岐阜までのアクセスについて
関西から新穂高温泉にアクセスする方法は、高速バス、高速バス+JR(JRは高山まで)、車(レンタカーなど)がありますが、2人以上で旅行するなら、車が最も安く、最も早く到着します。
本ブログでは、その他の岐阜の観光スポットやグルメも紹介しています。
コメントを残す