この記事では「城崎温泉の高級宿(季ト時)の設備とサービスを詳しく」紹介します。
「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は月一くらいのペースで国内の高級宿へ安価に宿泊しています。
今回は、JRサイコロ切符で当たった「餘部のチケット」を利用して、友人と2人で城崎温泉へ1泊2日で旅行してきました。
⇒参考動画)【JRサイコロきっぷ】行き先を自分の手で勝ち取るサイコロを振ってきた
城崎温泉は、若旦那の会を筆頭に綺麗なイルミネーションや、夜桜や花火、月見などのイベントを盛り上げる活動を行なっています。
盛り上がりのある城崎温泉には、オシャレな宿や飲食店が、どんどん増えています。
今回、宿泊先として2020年2月に創業したオシャレな宿「季ト時」を選びました。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でホテルの良し悪しを紹介していきます。
6室限定のオールインクルーシブ旅館「季ト時」の設備とサービスを徹底解明
季ト時の特徴は「館内での飲食が無料」と「デザインのオシャレさ」です。
100年を越す歴史的建造物「旧あさごや旅館」をリノベーションして旅館にしています。
レディーガガの着物も手掛ける日本屈指の着物デザイナー斎藤 丈太郎氏を起用したラウンジなど、オシャレさの点で素晴らしいです。
また、ラウンジではアルコールを含むドリンクや、軽食が全て無料という点で、追加の費用無しで楽しめる宿です。
全6室に対して、2つの貸切風呂(源泉掛け流し)があり、空いていれば24時間、無料で利用可能など設備の観点でも優れています。
まずは、設備から紹介していきます。
設備
ラウンジ、貸切風呂、ホテルショップと、設備の数としては少ないです。
ラウンジと貸切風呂の質は高く、実際に利用してみて満足度が高かったです。
ラウンジ
季ト時の最上階(3階)にあり、一日中、飲み物や軽食、おつまみなどが提供されています。
軽食は時間によって内容が異なり、アフタヌーンティーでは饅頭や胡麻豆腐など、夜食の時間にはチーズやカルパスなどが提供されます。
飲み物はソフトドリンクからアルコールまで揃っています。アルコールは城崎温泉のオリジナル生ビール、ワイン、日本酒(地酒)、焼酎など充実のラインナップ。
ラウンジのデザインは著名な着物デザイナー(斎藤 丈太郎氏)が手がけており、オシャレです。
広さ自体は小さなラウンジですが、全6室のため、仮に宿泊者全員が集合しても広々使えます。
とても快適なので宿で過ごす時間の大半がラウンジでした。
貸切風呂
まず、季ト時には部屋風呂が無いです。代わりに2つの貸切風呂があります(1階ロビー横)。
自家源泉を引いており、城崎温泉100%源泉掛け流しです。
2つの貸切風呂はそれぞれ違った造りになっており、風呂に向かって左側が広々していて、個人的にはオススメ。
どちらも空いていれば、いつでも無料利用できます。
シャンプーなどはベイクルーズのブランド「L’EAU par iéna」。
セルフスパもあります。
ブランドは「マーガレットジョセフィン」。
ちなみに、貸切風呂の利用状況を示す照明があり、各階で確認できます。消灯していれば利用可能。
貸切風呂のドアロックが各階の照明と連動しており、ロックすると点灯する仕組みになっています。
なお、城崎温泉名物の外湯めぐりしたい場合は、フロントに言えばチェックインから翌日の15:30まで利用可能なフリーパスが貰えます。
ホテルショップ
ロビーの端に小さなホテルショップがあり、オリジナルのアメニティーなどが購入できます。
日用雑貨は販売していませんが、ホテルの目の前にコンビニ(ファミリーマート)があるので、特段困りません。
部屋(松風)
全6室あり、広さはどの部屋も20平米くらいです。狭いと思うかもしれませんが、部屋風呂が無いため結構広々しています。
今回は、豊岡の白砂青松が描かれた部屋(松風)に宿泊しました。
部屋の構成はシンプルで、ベッドルーム兼リビングと、洗面所、トイレのみです。
ベッドルーム兼リビングにはベッドが2台、冷蔵庫、テレビなどが設置されています。
ベッドの壁には白砂青松の絵が描かれており、ベッド周りにはコンセントや照明の制御機能などが付いています。
個人的には、ベッドのスプリングが少し柔らか過ぎでしたが、快適に寝られる範囲でした。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーターが入っており、不足すれば補充してもらえます。
お茶やコーヒーなどの水としても利用可能。
テレビはNetflixを視聴できる機能が付いていますが、個人契約していないと利用できません。
洗面所には基本的なアメニティーの他、貸切風呂で利用可能なセルフスパ用のコスメも用意されています。
トイレは普通。
✔︎チェックイン時に、城崎温泉のプリン専門店”生萬”のプリンとハーブティーが、ロビーで提供されますが、希望すれば部屋まで持ってきてもらえます。
✔︎部屋には城崎温泉の外湯めぐりなどで利用できる浴衣もあります。男性はデザインの選択はできませんが、女性は色んなデザインの浴衣が用意されています(1階のロビーにあります)。
風呂(大浴場)
大浴場はありません。
3名程度が入浴できる貸切風呂が2つあります(源泉掛け流し)。
食事
夕食と朝食のセットプランの他、朝食のみのプランもあります。
場所は、いずれもラウンジです。
一階のキッチンで調理した料理を配膳用のエレベーターで3階のラウンジまで運んで提供されます。
今回は、朝食のみのプランで宿泊しました。朝食のみのプランでも実は一部の夕食が付いていました。
夕食(蒸し料理)
具材をチョイスすると蒸し料理にして提供してくれます。
具材は蟹、ホタテ、牡蠣、海老、バイ貝などの海鮮がメインです。
その他、とうもろこし、鱧とズッキーニ、鶏ちまき、地鶏とトマトとオクラなど様々な具材もあります。
蟹と牡蠣以外は無制限に追加可能。蟹と牡蠣を追加の場合は、それぞれ一つにつき1,000円の追加料金がかかります。
朝食
ブッフェスタイル+固定メニューの和食です。
ブッフェでは米やお粥、粕汁などの食事のほか、塩麹漬け、薬膳、発酵ビューティーサラダ、温泉卵などのサイドメニューがあります。
固定メニューも、魚料理、巾着味噌、お浸しなど健康的な料理が多いです。
少量ずつですが、種類が多いため、お腹いっぱい食事を楽しめるのが良い点でした。
価格
「松風」の客室で20,450円/人(2食付き)でした(土日泊)。他の宿泊予約サイトの土日料金は26,730円/人だったので6,280円/人、安く宿泊できました。
今回は「じゃらん」から予約。3,000円割引のクーポンを利用できたので、少し節約できました。
加えて、ポイントバックが484円分/人がもらえたので実質19,982円/人でした。
上記の割引方法は以下の参考記事に記載しています。
「季ト時」は宿泊するタイミングによって、公式や宿泊予約サイト毎に価格差があります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
✔︎主要な宿泊予約サイト(楽天トラベル、じゃらん、JTB、近畿日本ツーリスト、るるぶ、一休、yahooトラベル)の内、季ト時の掲載がある所のみ記載。
以上が「【宿泊記】城崎温泉にある6室限定のオールインクルーシブ旅館「季ト時」|歴史的建造物をリノベーション」でした。
その他の兵庫県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)兵庫の観光記事まとめ
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