この記事では「クラシックホテルパスポートのペア宿泊券」について以下を紹介します。
- どうやって使うのか?
- お金を払って泊まる場合と違いは無いのか?
- 何処のホテルに宿泊するのがコスパ良い?
クラシックホテルとは「日本クラシックホテルの会」が認定した9つのホテルのことを指します。
日本クラシックホテルの会が発行する冊子を持って、9つのホテルに宿泊すればペアランチ券やペア宿泊券がもらえます。
*詳しくはクラシックホテルパスポートのルールや特典を纏めた記事を参照ください。
ペア宿泊券を獲得し、実際に使ってみたので、予約から宿泊時の様子の流れで紹介します。
ペア宿泊券の使い方
泊まりたいホテルに電話して、宿泊日を確定させ、宿泊先にペア宿泊券を持って行くだけです。
電話予約
泊まりたいホテルに電話し以下のように伝えます。
「クラシックホテルパスポートを使って宿泊したい」
*電話番号はネット検索で出てくる各ホテルの番号(以下)で構いません。
- 日光金谷ホテル(0288-54-0001)
- 東京ステーションホテル(03-5220-1111)
- ホテルニューグランド(045-681-1841)
- 万平ホテル(0267-42-1234)
- 富士屋ホテル(0460-82-2211)
- 川奈ホテル(0557-45-1111)
- 蒲郡クラシックホテル(0533-68-1111)
- 奈良ホテル(0570-666-088)
- 雲仙観光ホテル(0957-73-3263)
すると、各ホテルのクラシックホテルパスポート担当に繋いで貰えます。
この時、ペア宿泊券に記載の番号を聞かれるので、事前にメモるなり用意しておくと手続きがスムーズです。
その後、担当と宿泊日程や宿泊プランのやり取りをします。
*ホテルごとの宿泊条件は以下の通り。
*訪問したい日程が予約で満室だったとしてもホテル側との交渉次第で泊まれる場合があります。
ペア宿泊券に対応する客室タイプは満室だが、他のタイプの客室に空きがあった場合、こちらから申し出れば振り替えてもらえることがあります。
実際、東京ステーションもはじめは対応の客室(パレスサイドスーペリアツイン)は満室だから無理と言われました。
そこで他の客室でも良いと伝えたらドームサイドでも良ければ泊まれると言われました。
交渉余地があることが普通の宿泊予約と違います。
訪問日、客室タイプが決まれば予約完了です。
ペア宿泊券を持って行く
宿泊当日はペア宿泊券を絶対忘れないこと。
宿泊できなくなります。
予約時にホテルのスタッフから何度も念押しされると思います。
また、2周目のクラシックホテルパスポートの旅をするつもりなら新品のクラシックホテルパスポートも用意すべきです。
事前購入でも、当日ホテルのフロントで購入しても構いません。ホテルによってペア宿泊券を使用して宿泊しても、スタンプを押してくれる場合があります。
(東京ステーションホテルは押してくれた)
事前準備は以上です。
では実際に宿泊すると、どんな感じになるのか紹介します。
普通に宿泊する場合との違い
お金を払って宿泊する場合と殆ど同じです。
違いは、チェックインの仕方と客室にウェルカムギフトの有無くらいでした(東京ステーションホテルの場合)。
チェックインはフロントでペア宿泊券を提出するだけです。
ウェルカムギフトはお金を払って泊まった時は無かったチョコとどら焼きが用意されていました。
お金を払って泊まる場合と何ら変わりありません。
なお、どこのホテルも宿泊プランに夕食は付いていません。朝食の有無はホテルによってまちまちです。
東京ステーションホテルは付いていました。
朝食の内容と価格はホテルによって大きく異なるので、どのホテルを選ぶのか重要な判断材料になります。
東京ステーションホテルにペア宿泊券を使用して宿泊した動画は以下です。
https://youtu.be/s5svQesGjJsホテルごとのコスパ比較
創業100年前後のクラシックホテルだけあって客室やサービスは、何処も素晴らしいです。
そのため、パフォーマンスは置いておきコストの観点で一番高いホテルを調べました。
結果、東京ステーションホテルが最も高いホテルでした。
*上記の表に記載の宿泊条件で検索。検索ツールは宿泊予約サイト(relux)で日付指定無し。料金は2名分。
- 東京ステーションホテル:95,349円
- 雲仙観光ホテル:41,030円
- 川奈ホテル:66,804円
- 富士屋ホテル:62,700円
- 奈良ホテル:29,070円
- 万平ホテル:44,574円
- 日光金谷ホテル:38,000円
- ホテルニューグランド:27,300円
- 蒲郡クラシックホテル:34,200円
東京ステーションホテルが頭一つ抜けて高いです。
次点で客観的には川奈ホテルと富士屋ホテルですが、主観を入れると雲仙観光ホテルも捨てがたい。
島原半島の食材を中心としたテロワールが絶品で忘れられない味です。
雲仙観光ホテルも良いと勝手に言っていますが、コスパという観点からは文句なしに東京ステーションホテルがナンバーワンです。
まとめ
- ペア宿泊券は実際に使える
- ペア宿泊券を使用してもお金を払って宿泊する場合と同じ質の滞在が可能
- コスパは東京ステーションホテルが一番
ペア宿泊券を使って宿泊するときの注意点が夕食。
全てのホテルで夕食がプランに含まれていないので、別途ホテルで予約するか、外食することになります。
ホテルで予約する場合は問題ないですが、ホテル飯を食べ飽きたなどの理由で外食する場合は要注意。
ホテルの立地によっては近隣に飲食可能な店が少ない所があります。
実際、雲仙観光ホテル、川奈ホテル、富士屋ホテル、蒲郡クラシックホテルあたりは数えるほどしか近くに夕食できるところが無いです。
ペア宿泊券を使ってこれらのホテルに宿泊する場合は事前に夕食を何処で食べるのか決めておいた方が良いです。
ラ・ヴィータ、やをよしは訪問済みです。以下の記事にどんな店か書いています。
以上「【ペア宿泊券使用】クラシックホテルパスポートの特典で東京ステーションホテルに無料連泊してみた!」でした。
参考)これからクラシックホテルパスポートの旅を始める方へ
ホテルの予約の仕方や巡り方で、トータルの宿泊や移動料金が大きく変わります。
2名分の最安値だと約40万円(宿泊27万円+移動費13万円)、最高値だと230万円(115万円×2:ツアー)です。
宿泊は公式よりも宿泊予約サイト経由の方が安い場合が多いです。
クーポンの有無やキャンペーンの開催などで、どの宿泊予約サイトが安いかは異なります。
以下に代表的な予約サイトのリンクを設けたので、活用ください。
移動はなるべく、一つの地域を固めて回った方が安上がりです。
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