大阪から淡路島へレンタカーで日帰り旅行。
前回訪問時(2022年10月)から新しくできた観光地、前からあるけど行けなかった観光地を中心に巡ってきました。
⇒前回訪問時の記事)【旅行記】大阪から淡路島までレンタカー日帰り旅行【明石海峡公園、awabi wear、たこせんべいの里等】
淡路島での観光は以下。
- 淡路S.A.(オアシス館含む)
- Coffee BARN
- 松葉寿司
- 新島水産
- 赤煉瓦倉庫
- HIRAMATSUGUMI
- Awabi wear
- アクアイグニス淡路島(温泉)
観光場所は、淡路島の北部〜中南部を予定。往路の行き先は以下の通りで、復路は往路の道中にある観光地を巡りながら移動しました。
移動手段は「電車」とレンタカーにしました。敢えて大阪から舞子までは電車で向かいます。
大阪からレンタカーにしなかった理由は、西宮⇔舞子の高速道路がいつも渋滞しており、舞子までは電車で向かった方が早く着くと考えたからです。
じゃらんレンタカーのクーポンとポイントを使って、7.300円(免責込み)でレンタカーを予約。
以上の準備を行い、日帰り旅行してきました。
⇒参考動画)【旅行記】大阪から淡路島へレンタカー日帰り旅行【Coffee BARN、新島水産、アクアイグニス等】
【旅行記】大阪から淡路島へ日帰り旅行【Coffee BARN,アクアイグニス等】
7:40 大阪からJRに乗車し舞子へ向かいます。
8:35 舞子駅に到着。駅の北側にあるトヨタレンタリース兵庫舞子店でレンタカーを借り、淡路島へ向かいます。
9:10 垂水IC(インターチェンジ)から高速道路に乗り、明石海峡大橋の左車線でのんびりと景色を眺めながら橋を渡っていると、「淡路SA(サービスエリア)」が見えてきました。
朝から何も食べていなかったので小腹が空きました。妻もお腹が減っているようで機嫌が悪い。。。淡路SAで何か食べることにします。
9:20 早朝にも関わらず、淡路SAの駐車場はかなり混んでいました。
観覧車や神戸の町並みを一望できる展望デッキ、淡路島名物や土産が並ぶ大型のショップがあるため人気のSAです。
フードコートに入り、淡路牛コロッケと名物の半熟卵入りカレーパン、淡路島藻塩レモンサイダーを購入。
昼食のことも考え、半分ずつシェアします。半熟卵入りカレーパンも美味しいですが、なんといっても淡路牛コロッケが相変わらず美味い。。。
フードコートで注文すると30秒くらいで提供されるので急いでいるときにも都合が良い。
ついでに購入した、たこ串も焼き加減が完璧で、柔らかく美味しかったです。
10:00 小腹が満たされたので次の目的地「Coffee BARN」へ向かいます。
北淡ICで高速道路を降りて海岸沿いを走ると、Coffee BARNが見えてきました。
Coffee BARN
10:30 突如、田んぼの中にオシャレなカフェが現われました(2022年12月オープン)。
席は店内とテラス席がありますが、田んぼビューを楽しみながらカフェするためにテラス席を確保。
注文カウンターへ向かい、名物(スペシャルコーヒーとドーナツ)を注文します。
スペシャルティコーヒーは神戸のコーヒー専門店「ridge by coffee up!」から仕入れ、ドーナツは淡路島牛乳 / 北坂たまご / 北海道産小麦粉を使用しているそう。
コーヒーは水出しコーヒー(550円:私)とカフェラテ(660円:妻)、シェア用にドーナツを注文しました。
水出しコーヒーは香りが良く、さっぱりした味わい。コーヒーの香りが田んぼの香りと合わさって、なんだか懐かしさを感じる。
ドーナツは甘くて、油臭くも無く、ふわふわした食感で最高に美味しい。個人的にはCoffee BARNはドーナツを推したい。
Coffee BARNがある淡路島北西は、新しいお店が続々とオープンしているホットなエリアであり、オシャレな飲食店や、建設途中のショップも沢山ありました。
ちなみにCoffee BARNの目の前もカフェか宿泊施設かを建設途中だったので、今度訪問したいと思います。
11:30 続けてランチ(松葉寿司)へ向かいます。場所は南あわじ市なので高速道路を使います。津名一宮ICから高速道路に乗って約15分走行し、洲本ICで高速を降ります。
✔淡路島の道路に慣れていない場合は、なるべく高速道路を利用するのがオススメ。淡路島は高速道路以外の道路の整備があまり進んでおらず、下道は渋滞に巻き込まれるリスクが非常に高いです。
松葉寿司
12:00 松葉寿司に到着。昭和7年創業の老舗和食屋で、貴重な由良の赤雲丹や淡路牛なども独自のルートで仕入れており、料理として提供されています。
店舗の目の前にある大きな駐車場に車を停め、店先にあるメニューを眺めていると、赤雲丹の空箱が積んであるのを発見。テンションが上がります。
店内に入ると既に食事待ちの方が並ばれていました。。。
電話予約もできるそうですが、ちょっとディープな和食屋との認識だったため予約無しでも大丈夫だろうと考えていました。
しかし実はかなりの人気店の模様。テレビで何度も紹介されているようでした。
認識の甘さを痛感し、カウンターで待ち時間を伺うと30分程度とのこと。胸をなで下ろし、店内で待つことに。
穴子が泳いでいる水槽を眺めながら待合席に座っていると、スタッフから席の用意ができたと呼ばれました。
松葉寿司の客席は全て個室となっており、小上がりの和室に通されました。
そういえば久々に由良の赤雲丹を食べたいが、いくらするんだろう?
かなり前は市場価格で1枚で3,000~4,000円くらいだった記憶ですが、10年ほど前の記憶なので当てにならない。
壁に赤雲丹のメニューを発見し、値段を確認すると赤うに丼(1枚)が12,000円(税別)、赤うに板造りが11,000円(税別)など高い。。。
飲食店での販売価格のため価格の上乗せはあるにせよ、うに自体の価格も大幅に上がっているのでしょう(後で新島水産に行って価格を確認しよう)。
ひとまず、この場は赤雲丹以外のリーズナブルな食事でお腹を満たすとします。私は淡路島特選牛丼(1,870円)、妻は淡路島生サワラ丼(1,980円)を注文しました。
淡路島特選牛丼は、穴子の照焼きと淡路牛が半分ずつ入った丼であり、松葉寿司の名物の一つ。これがかなり美味しかったです。
淡路牛の美味しさは言わずもがな、松葉寿司自慢の穴子の照焼きがジューシーでさっぱりしており、濃厚な淡路牛との食べ合わせにマッチしていました。
サワラ丼は、色々な食べ方ができて飽きない工夫がされています。サワラのたたきが5枚と 漬けのサワラが5枚入りとなっており、タレをかけて2つの味を楽しめます。
脂ののったサワラはトロのような食感が楽しめ、口がこってりしたタイミングで出汁をもらって、お茶漬けにすると最高でした。
13:45 お腹いっぱいになり次の目的地「新島水産」へ向かいます。先ほど雲丹が高すぎて食べられず、市場価格で少しでも安くゲットしようという魂胆です。
洲本温泉を通り抜け、海岸沿いに進むと細い路地に新島水産がありました。
新島水産
新島水産は、由良港で揚がる高級海産物を主に長年扱っており、店頭での魚介の購入や、その場で魚介を調理してもらい併設の食事処で食べることもできます。
店頭で赤雲丹の価格を聞くと、6,800円とのこと。。。高いが、せっかく来たので赤雲丹は1枚だけ購入することにしました。
その他、ヒオウギ貝とオオアサリを購入し、赤雲丹と一緒に持参した保冷バッグへ詰めました。
✔ちなみに新島水産の魚介はネット購入もできます(クール便のため送料は高い)。
買い物を終え、車へ戻る時に食事処のメニューも見ましたが、色々な種類の魚介を食べるときは良さそう。今度来てみよう。
14:30 土産を選ぶために「淡路ごちそう館」へ向かいます。明治時代から残るレンガ倉庫をリノベーションした赤煉瓦倉庫エリアにあります。
赤煉瓦倉庫
14:50 洲本バスセンター前駐車場(有料)に駐車します。
赤煉瓦倉庫の一角にある淡路ごちそう館に入ると、淡路島の牛乳を使ったお菓子や、タマネギの加工品、魚介の加工品など、日持ちする土産が並んでいました。
また、カフェ「塩屋」やレストラン「御食国」など淡路島の食材を使った食事処も併設されているため、休憩がてら昼食や土産の購入に利用するのもアリ。
淡路ごちそう館を出て、周囲を見渡すと以前見たときよりもかなりオシャレになっているのに気づきます。
綺麗に整えられた芝の広場、ジブリっぽい通り道、2022年5月にオープンした複合施設(S BRICK)などがありました。
S BRICKは4つのエリア(フード&カフェ、キッズスペース、シェアファクトリー、ワークスペース)があり、中を伺うと家族連れが楽しそうに過ごしていました。
また、赤煉瓦倉庫の一角「SUMOTO ARTISAN SQUARE」には新しいテナントが入ったのか、お祝いの花が並んでいました。
このエリアも洲本温泉と共に、どんどん成長していきそうな感じがします。
15:20 さて、続けてカフェ&ギャラリー「HIRAMATSUGUMI」へ向かいます。洲本市の山の中、トヨタのコンパクトカー(ヤリス)でぎりぎり通れるくらいの細い路地の奥にありました。
HIRAMATSUGUMI
15:45 道幅の狭さと駐車場の狭さにドキドキしながら到着。HIRAMATSUGUMIは建築事務所であり、そこにギャラリーやカフェを併設した珍しい施設です。
元々、牛舎であった場所をリノベーションし、店内はオシャレモダンな造りになっています。
ギャラリーには淡路島の職人が制作した陶器類を中心に展示しており、曲げわっぱや、お皿、箸などが所狭しと並んでいました(展示品は購入可能)。
主観ですが、かなりセンスの良い作品が並べてあり、テーブルコーディネートで活躍しそうだと思いました。
その中でも、やはりAwabi wearの作品が美しく当初の予定には無かったですがこの後、訪問することに決定。
⇒参考記事)【旅行記】大阪から淡路島までレンタカー日帰り旅行【明石海峡公園、awabi wear等】
16:05 HIRAMATSUGUMIを出発し、Awabi wearへと向かいました。
Awabi wear
16:20 目印は郵便局。すぐ横にある細い路地に入って、Awabi wearに到着です。
建物自体は古いですが、個人的に昔の小学校みたいな雰囲気が好きです。
店内には相変わらずオシャレな作品が並んでいます。
工房に併設されている店舗なので、来るたびに違う作品が販売されています。
以前購入した器の小さい物が欲しかったのですが、残念ながら今回は購入を見送ります。
手作りの作品との出会いは一期一会なので仕方無い。
そろそろレンタカーを返しに戻ろうか悩みながら、Googleマップを開くと淡路島に温泉施設の「アクアイグニス淡路島」ができているとの情報をゲット。
三重のアクアイグニスには何度か訪問していますが、雰囲気が好きなので、淡路島のも見てみたい。
⇒参考記事)湯の山温泉「アクアイグニス」と周辺の観光スポットを紹介
丁度、帰りの明石海峡大橋方面だったため、訪問することにしました。
17:15 東浦ICまで高速道路に乗って、直ぐに到着。
アクアイグニス淡路島
2022年7月にオープンした「癒し」と「食」をテーマとした複合型天然温泉リゾートであり、テーマに即した施設が並んでいます(以下)。
- 「癒し」
- 天然温泉のプール(伊弉諾の湯)
- スパ(手水敷(てうづしき))
- 「食」
特に注目すべきは「天然温泉のプール」。家族やカップルで一緒に温泉を楽しめる温泉プールです。
幅約45mの湯船につかると温泉の水面と大阪湾の海面が水平に見えます(インフィニティプール)。夜はナイトプールになります。
温泉のため年中利用可能で、温泉プール以外にも併設の内湯や露天風呂も楽しめます。
料金は大人3,000円、子ども1,500円(3歳〜小学生)と高いですが、温泉プール以外に露天風呂や内湯も利用できることを考えるとコスパは悪くないと思います。
✔️温泉だけの利用もできます。
アクアイグニス淡路島は大型の駐車場も用意されており、施設で900円以上の買い物をすれば無料で利用可能です。
プールや温泉を使わない場合は、併設の軽食屋での飲食や土産屋で淡路島の名産品を購入するのもあり。
淡路島のわかめを購入しました。
海沿いの立地のため、ただ立ち寄るだけでも楽しめると思います。
明石海峡大橋近くのため、関西住みの方は日帰りも可能。
宿泊予定の方には、残念ながら三重県のアクアイグニスと異なりアクアイグニス淡路島に宿泊施設はありません。
徒歩圏内に、いくつかホテル(グランドニッコー淡路、ザグランリゾートエレガンテ淡路島など)があるため、そちらを利用可能。
アクアイグニス淡路島周辺のホテルでは特にグランドニッコー淡路島がオススメ。天然温泉こそ無いですが、快適に過ごせる高級リゾートホテル。
地下には大型の駐車場があり、ドアtoドアで明石海峡公園にアクセスできるなど観光面でも優れた立地です。
定価だと値段が張るので、いくつかの宿泊予約サイトで価格比較してから予約した方が良いです。
淡路島は地域限定の宿泊クーポンが配布されていることが多くタイミングが合えば、かなり安く宿泊できます。
まとめ
日帰りでレンタカーを使って大阪から淡路島観光してきました。
昔と違ってオシャレなカフェや観光地がたくさんあり、リゾート地になっていて驚きました(パソナが本社を淡路島に置いたことが影響してそう)。
関西圏であれば日帰りできるし、遠方からお越しの方でも淡路島には良質な宿泊施設がたくさんあるので一泊するのも、オススメ。
もし宿泊するなら、グランドニッコー淡路以外では、アウトドア系、温泉系が人気。
アウトドア系は、グランシャリオ北斗七星135°が一番人気。
天井が5mを超えるコクーンと呼ばれるグランピングのような客室ではミニバーでシャンパンや地ビールなどを無料で楽しめます。
また、沸かし湯ですが客室内にヒノキ風呂が設置されていること、淡路島内の食材をふんだんに使用した食事があるなどリッチな環境で宿泊できます。
場所は、北部の淡路S.A.の近くにある、兵庫県立淡路島公園内です。
温泉系は洲本温泉の宿。特に「ホテルニューアワジヴィラ楽園」「夢泉景別荘 天原」「あわじ浜離宮 別荘 鐸海」が高級感があって良いです。
上記3つとも全室が温泉の客室露天風呂の宿です。別邸タイプの宿なので、部屋数も少なく、落ち着いた環境で休暇を過ごせます。
参考)大阪⇔淡路島の移動費について
西宮よりも東から淡路島に行く場合、電車とレンタカーを組み合わせた方が早く、安く淡路島へアクセスできる場合があります。
以下は今回の旅行でかかったレンタカーの費用と、電車と高速バスを乗り継いで大阪から淡路島を往復する場合の費用比較です。
<レンタカーのみの費用と所要時間(大阪⇔洲本)>
⇒レンタカー費用合計は14,380円で、奇跡的に渋滞なしの場合の所要時間は約1時間半です。
- 高速料金:往復5,260円(大阪⇆洲本:ETC利用)
- レンタカー:7,300円
- ガソリン代:1,820円
<電車とレンタカーの費用と所要時間(大阪⇔洲本)>
⇒電車とレンタカー費用合計は2人の場合14,280円、所要時間は約1時間半です。
- 電車(新大阪⇔舞子):往復1,900円/人
- 高速料金:往復2,180円(垂水⇔洲本:ETC利用)
- レンタカー:7,300円
- ガソリン代:1,000円
✔️ちなみに反省点として「舞子」下車では無く「垂水」下車にすべきでした。
そうすれば電車の乗車時間を5分、車の移動時間を4分削れます。ついでに電車の運賃も往復260円/人、節約できます。
高速バスの駅「高速舞子」のイメージがあったため、舞子で下車してしまいました。
同行者が3名以上で道路が混雑してなければレンタカー、同行者が2名以下で道路が混雑していれば電車+レンタカーが良さそうです。
渋滞に関しては、事前にカーナビやGoogle mapで混み具合を確認してから「レンタカー」か「電車+レンタカー」にするか決めた方が良いと思います。
レンタカーは安定して安いじゃらんレンタカーから予約しました。
枚数限定の割引率が高いじゃらんレンタカーのクーポンを使えば、もっと移動費を抑えられる場合が多いです(タイミングが合えばですが。。。)
✔︎クーポン獲得にはログインが必要。
以上「【旅行記】大阪から淡路島へレンタカー日帰り旅行【Coffee BARN、新島水産、アクアイグニス等】」でした。
その他の兵庫県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)兵庫の観光記事まとめ
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