この記事では「セトレグラバーズハウス長崎の設備とサービスを詳しく紹介」します。
「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」の観点で、良かった点と悪かった点をレビューします。
本ブログの管理人は妻と月一くらいのペースで国内の高級宿へ安価に宿泊しています。
今回は、妻と妻の母の3人で長崎市、嬉野温泉、五島へ3泊4日で旅行してきました。
その内、長崎市の観光名所(グラバー園)近くで宿泊した「セトレ グラバーズハウス長崎」の設備とサービスが良かったので紹介します。
全国旅行割引と宿泊料金の割引がある宿泊予約サイトを使って、格安で「セトレ グラバーズハウス長崎」に宿泊しました。
100近くの高級宿に泊まった経験から、突っ込んだ目線でホテルの良し悪しを紹介していきます。
⇒参考動画)【長崎市】セトレ グラバーズハウス長崎に宿泊【観光地へのアクセスとサービスが最高】
【長崎市の立地最高ホテル】セトレ グラバーズハウス長崎の設備とサービスを徹底解明
セトレ グラバーズハウス長崎は、四半世紀に渡り営業を続けてきたホテルマジェステックを改修し、2015年3月にリニューアルオープンしたホテルです。
特徴は、立地の良さとサービスの良さ。
立地は、世界文化遺産暫定リストの「旧グラバー住宅」のあるグラバー園や「大浦天主堂」など、国宝や重要文化財などが多く点在するエリアの中心に位置しています。
中華街へのアクセスも、路面電車(大浦天主堂前⇄新地中華街前)で5分(140円/人)と良好です。
サービスは、客室22室と小さなホテルだからこそできるオールインクルーシブが最大の特徴。
ロビーラウンジでの飲食が無料(詳しくは下述)。
長崎駅や観光地へのアクセスが良く、サービスの良いクラシカルなホテルという印象(内装はリノベーション済で綺麗)。
まずは、設備から紹介していきます。
設備
小さなホテルなので、設備は少なく大浴場やフィットネスジムなどは無く、ホテルショップやレストランは小規模です。
代わりに少人数しか宿泊できないからこそ、できる設備があります。
それは、全ての客室で利用可能なロビーラウンジでの飲食無料サービスです。
ロビーラウンジ(飲み物と軽食が無料)
飲み物は、ビールやハイボール、ワインなどのアルコールの他、ジュースやコーヒー(ネスプレッソ、ミル)、紅茶などのラインナップ。
ビールの銘柄は、女性も飲みやすいハートランド(生)。実はキリンビールのブランドです。
キリンビールは、明治時代に誕生したのですが、グラバーがビール工場への出資やロゴの提案などを行っており、実は長崎と関わりが深いです。
そのため、セトレグラバーズハウス長崎ではキリンビールを使用しているそう。
ハイボールは、ホワイトホース(ウイスキー)がベース。
ワインは、イタリア・アブルッツォの生産者協同組合が手掛けるワイン。できる限り人の手を加えないワイン造りが特徴。
軽食は、チーズやカルパス、ポテトチップなどのお酒のつまみや、長崎名物のカステラが食べ放題です。
ポテトチップスとカステラは料理長のお手製。
ポテトチップスは、揚げたてのタイミングを見計らって食べると最高に美味しかったです。
カステラは生クリームや安納芋、紅玉のジャムのトッピングも用意されていました。
ロビーラウンジの特徴について、
加賀屋別邸などの「別邸シリーズ」や、ホテルの「クラブフロア」のラウンジでもお酒や軽食がフリーのところが多いですが、少し堅苦しさを感じます。
⇒参考記事)加賀屋別邸に宿泊した記事
⇒参考記事)ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパのスイートに宿泊した記事
一方「セトレ グラバーズハウス長崎」のラウンジは、ついつい飲み過ぎてしまうほど、アットホーム感がありました。
なお、ロビーラウンジの飲み物や食べ物は、ラウンジ以外の場所(テラス、部屋)で飲み食いしても大丈夫だそうです。
普通はダメな所が多いですが、流石のアットホーム感です。
また、時間に合わせて、飲み物のラインナップが変わるのも良かったです。
✔︎ただしロビーラウンジでは、外で購入した物を飲み食べするのは禁止(部屋に持ち込むのはオッケー)。
ホテルショップ
小さな机に、少しだけ用意がありますが、購入している人は見かけませんでした。
ホテルから徒歩2分のグラバー坂は、お土産屋が並んでおり、コンビニもあるため何か欲しくなったら直ぐ買いに行けます。
部屋への持ち込みは問題ないので、ロビーラウンジのお酒を部屋に持っていって、グラバー坂で買った長崎名物で一杯やるのもあり。
部屋(ツインルーム テラス付き)
セトレ グラバーズハウス長崎には以下4種類の部屋があります。
- ダブルルーム
- ツインルーム
- デラックスツインルーム
- 和えるルーム
全22室あり、デラックスルーム以外は部屋の大きさは、ほぼ同じで23〜32平米。
広さよりもホテルの「階」が重要なようです。元々高台のホテルのため、4階からの景色はかなり良いとのこと。
今回は予約時点で、ほぼ満室だったので、選択肢が無く2階のツインルームに宿泊しました。
客室の構成は、寝室と浴室&トイレ、クローゼットです。特徴として家具への拘りがあり、それぞれ以下で紹介します。
寝室
23〜32平米くらいの広さの寝室兼リビング。
ベッド、机、棚、テラスなどの設備があります。
ベッドはフランスベッド製。個人的にはスプリングの配置が粗く、寝心地はイマイチでしたが、デザインは好き。
ベッドサイドには部屋の照明の制御装置や、充電用のコンセントがあります。
机や棚などの家具はスペイン直輸入。レトロっぽさがありながら、清潔感のあるオシャレ家具です。
棚には、テレビ、お茶セット、冷蔵庫が収納されています。
テレビの配置は、置き場所を再考した方が良い気がしましたが、棚自体はとてもオシャレです。
お茶セットに使う水は冷蔵庫内に入っており、不足の場合はロビーラウンジで補充できます。
とはいえ、ロビーラウンジに飲み物は沢山あるので、部屋の飲み物を利用する機会は少ないと思います。
テラス(2階)からは景色は、そこそこ良かったです。
グラバー坂の上の方に位置しているため、長崎市の景色をぎりぎり一望できます。
部屋からの景色に拘りがあれば、予約時に4階の部屋を確保するのがオススメ。
長崎の夜景はモナコと上海に並ぶ世界三大夜景の一つなので一見の価値あり。
浴室&トイレ
ユニットバスですが、かなり広々しています。浴槽と洗面所、トイレがあります。
浴槽は、身長175cmくらいの大人が足を伸ばしてゆっくり浸かれるくらい広いです。
ただ、洗い場が無いため、シャンプーやボディソープなどは浴槽内で使用する必要があります。
シャンプーやボディソープのブランドは、Waphytoのナーチュアです(高級品)。
洗面所にはドライヤーが設置してあります。TESCOM製です。
歯ブラシ、コットン、スキンケアなどのアメニティーは、エコの観点から部屋に置いていません。
必要な場合は、フロントに言えば貰えます。
クローゼット
2人分くらいの荷物を入れられます。室内用のスリッパや服用のブラシは、クローゼットに入っています。
大浴場
ありません。部屋風呂のみです。
食事
遅い時間の昼食だったので、ディナーは食べていません。朝食のみホテルのレストランで食べました。
朝食の特徴は、まず、ご飯茶碗を自分で選ぶこと。長崎の焼き物「波佐見焼」で作られた茶碗の中から自分好みのものを選びます。
朝食のメニューは、雲仙豚やフリカデールなどの長崎名物を使った和洋食です。
味付けは、あっさりしていながらも出汁が良く利いていて、個人的には美味しかったです。
ボリュームは、少食の成人男性がお腹いっぱいになる程度。
営業時間は6:30〜8:00でチェックイン時に時間指定できます。
場所はロビーラウンジ横のレストランで、飲み物はロビーラウンジからセルフで持って来れます。
価格
「ツインルーム」で7,533円/人でした(土日泊)。
今回は、価格の安かった「じゃらん」から予約。
全国旅行割引(ながさきで心呼吸の旅)を利用して、5,000円/人の割引と1,000円のクーポンをもらいました。
じゃらんのポイント(Pontaポイント)も260円/人貰えたため、かなりお得に宿泊できました。
公式だと秋頃の土日料金は19,000円/人でした。
全国旅行割引(5,000円/人)を適用させても、14,000円/人です。
また、冒頭に記載の通り、管理人と妻、妻の母の3人で宿泊しましたが、公式からの予約では2人までしか宿泊できません。
他の宿泊予約サイトと比較しても、「セトレ グラバーズハウス長崎」は宿泊予約サイト経由の方が安く、かつ宿泊条件の融通が効くようです。
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
主要な宿泊予約サイトごとに、得意とする価格帯や割引有無などの観点で纏めた記事は以下。
⇒参考記事)クーポンとポイントで宿泊費用が安くなる宿泊予約サイト【ランキング】
以上が「【長崎市の立地最高ホテル】グラバー園の真横「セトレ グラバーズハウス長崎」|オールインクルーシブ」でした。
長崎県のその他観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)長崎の観光記事まとめ
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