この記事では「広島の超高級旅館「石亭」の客室と設備を詳しく」紹介します。
「石亭」の「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」について、良かった点と悪かった点をレビューします。
テレビ番組で「人生で一度は泊まってみたい高級宿」の特集をやっており「石亭」が紹介されていました。
元々、泊まってみたかったこともあり、格安で新幹線に乗車できる「バリ得こだま」で新大阪から広島まで行ってきました。
全11室の広大な庭園付きの超高級宿を紹介します。
宮島の近くにある「石亭」の設備とサービスを徹底解明!
![游僊から見た石亭の庭](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/B219E92B-1B19-43BC-9E85-BFE87A031EB3-1024x768.jpeg)
広島駅から電車で26分、宮島口の近くにある超高級宿です。ちょうど、宮島の対岸にある高台にあるため、石亭の庭から宮島を眺めることができます。
石亭の特徴は、広大な庭と、庭を取り囲むように配置された客室です。
庭は整備された日本庭園で、客室の縁側から庭へ直接行けます。庭には様々なギミックがある建物があり、宿泊者は自由に利用できます。
客室は、それぞれが独立した建物になっており、旅館ながら貸別荘のような作りになっています。
庭と客室に重点を置いて、 「設備」「部屋」「食事」「風呂」「価格」 それぞれ紹介していきます。
設備
日本庭園とギミックがある建物(ライブラリー(書斎)、セルフバーなど)と、ロビーラウンジがあります。
ロビーラウンジ
日に何度かロビーラウンジで催し物が開催されます。
例えば日本酒の試飲やお汁粉の夜食などのイベントが開催されます。
![石亭のロビーラウンジ](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2019/09/34A4E8FB-621A-4FA6-A137-705AD6B968F0-scaled.jpeg)
チェックイン時にも案内されますが、ウェルカム和菓子を出してくれました。
![石亭の茶菓子@ロビーラウンジ](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/BAAFFD9B-9C80-4A1F-9ADF-E7DFE0CD3E6C-1024x768.jpeg)
夕食前には日本酒の試飲もでき、気に入ったお酒があれば夕食時にボトルで提供してくれます。(試飲は無料、夕食時は有料)
![石亭の日本酒の試飲イベント](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/8F5B9BA2-8026-44E6-8FA2-B3380EAEDF1D-1024x768.jpeg)
夜は夜食代わりにお汁粉も提供してくれます。チェックインの時に、今日はどんなイベントが開催されているのか聞けば答えてくれます。
日本庭園
石亭のシンボルです。手入れされた庭へ客室から直接出られるようになっており、まるで自分専用の庭のように感じます。
![](https://rlx.jp/relux/img/hotelpictures/RP21058_1054.jpg?1499237287)
庭にはギミックのある建物が4つあり、宿泊者は自由に利用できます。
以下で簡単に紹介します。
ライブラリー
和洋の珍しい本がある書斎です。
![石亭のライブラリー](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-3-1024x768.jpeg)
お酒を飲みながら、読書できます。
![石亭のライブラリーの蔵書](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-4-768x1024.jpeg)
凡々洞
洞穴のような建物です。中にはオーディオがあり、音楽を聴きながら晩酌できます。
実際に利用してみて、カップル向けと思いました。
![凡々洞の内部](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-5.jpeg)
草々亭
カフェっぽい建物です。庭向きに作られており、庭を眺めながらのカフェを推奨。カフェはロビーラウンジで貰えます。
![](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-6.jpeg)
セルフバー
ロビーラウンジの真下にあり、庭に出ないと気付きません。
![石亭のセルフバー](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/983DCF6B-B67F-457C-8338-4151414A118E-1024x768.jpeg)
お酒は一般的なバーに「置いて無さそうなラインナップ」です。見たこと無いお酒も多かったです。
会計は自己申告制です。(松島佐勘と同じシステムです)
![石亭のセルフバーのお酒](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2019/09/DB5B5106-5244-4B9B-B1D8-7C94A064DFE1-scaled.jpeg)
以上が、石亭の設備です。以下では部屋を紹介します。
部屋
全12室あります。部屋のタイプは一棟貸しタイプで、棟によっては1階と2階それぞれに部屋があります。
今回は、1階と2階に部屋があるタイプの「游僊」に泊まりました。
![游僊の玄関](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-7-1024x768.jpeg)
「游僊」の特徴は、風呂が2階にあり、景色が良いことです。(宮島が風呂から見える)
また、部屋の広さは94平米あります。安庵、大観を除いて、石亭で3番目に広い客室です。
以下で部屋(リビング、書斎、寝室、リビング2階(風呂))を詳しく紹介します。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DB7F09CB-A197-4DED-8F72-8D218911EC45.jpeg](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2019/09/DB7F09CB-A197-4DED-8F72-8D218911EC45.jpeg)
リビング
約10畳の和室で、テーブルとテレビ、縁側があります。縁側では椅子に座って日本庭園を眺めることができます。
![游僊のリビング](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-8-1024x768.jpeg)
書斎
縁側と繋がっている小さなスペースです。本、冷蔵庫、コーヒーメーカー、オーディオ、書籍など、読書環境が整っています。
窓の向こうは、もちろん日本庭園です。
![游僊の書斎](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-9-1024x768.jpeg)
寝室
8畳ほどの和室で、大きな布団が2枚あります。
小さな客室だと仲居さんが布団の出し入れしますが、広いので予め敷いてあります。
![游僊の寝室](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-10-1024x768.jpeg)
寝室にある階段から2階のリビング(風呂)へ行けます。
リビング2階(風呂)
裸でくつろげるリビングです。お風呂に入った後、体を拭いてソファベッドで晩酌していました。(室内全体が防水仕様)
残念ながら、お風呂の湯は温泉では無く沸かし湯です。(大浴場は温泉)
![游僊の2階リビング](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-11-1024x768.jpeg)
食事
石亭は、基本的に夕・朝の2食付のプランしかありません。
味は、夕・朝食ともに抜群です。石亭は宮島口の料理屋「あなご飯屋(うえの)」が開業した超高級旅館なので、素材から調理技術まで超一流です。
量は、成人男性から見て、夕食は多め、朝食は少なめです。
夕食は食べきれなければ、後で穴子のおにぎりにして部屋に持ってきてくれます。
朝食は一般的な成人女性なら余裕で食べきれます。
なお、食事の場所は、夕食は部屋、朝食はダイニングです。夕・朝食の具体的な内容を以下で簡単に紹介します。
夕食(部屋食)
穴子飯屋が創業した宿なので、穴子を軸とした献立です。
![石亭の夕食「献立」](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/65658C7A-C903-46D0-94CB-D983019FD98E-1024x768.jpeg)
見た目、味ともに旅館というよりは高級料亭のレベルです。
![石亭の夕食(先付:穴子三昧)](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/FC30A89D-6978-4D37-B2D6-7DD5B4E2AC97-1024x768.jpeg)
広島の「牡蠣」も出てきました。
![石亭の夕食(箸休:牡蠣のリゾット風)](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/FC9A21B2-2DAE-46AA-BBF1-5D04BE9AC5EE-1024x768.jpeg)
朝食(ダイニング)
量は多く無いが品数が多いです。
メニューは、特に自家製のグリーンスムージーが美味しく、宿の方もオススメしてました。
野菜の青臭さが苦手な管理人でも美味しく飲めましたし、女性はお代わりしている方が多かったです。
![石亭の朝食](http://yatsu-no-chie-labo.com/wp-content/uploads/2019/01/B4897FE0-671A-41A6-AD34-0120FC39AECF-1024x768.jpeg)
風呂
![石亭の温泉(露天)](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-12-1024x768.jpeg)
大浴場は温泉です。男女入れ替えで、24時間利用できる浴槽が4〜5つあります。
泉質に特徴があり、ラドンを含む単純弱放射能低温泉・低張性弱アルカリ性低温泉です。
神経痛や冷え性に効能が期待できます。
全12室しか無いのに、お風呂が広いため、広々利用できました。
価格
「游僊」で37,800円/人でした(土日泊)。公式や他の宿泊予約サイトと比較すると2〜3万円/人程度安く宿泊できました。
![石亭の宿泊費:実績(2名分)](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/image-13-777x1024.jpeg)
![石亭の宿泊費:実績(2名分)](https://tabisupo.com/wp-content/uploads/2021/09/E25D4819-5FAF-4CD1-AC68-A2F9C103232E.jpeg)
今回は「Relux」が30%オフクーポンを発行していたため、かなり節約できました。
⇒【節約】Reluxで石亭の宿泊費を下げる方法
予約するタイミングによって、価格が安い宿泊予約サイトは異なります。
今回はReluxが最安値でしたが、以下に代表的な宿泊予約サイトのリンクを記載していますので、価格比較に利用してください。
以上が「宮島の近くにある「石亭」の設備とサービスを徹底解明!」でした。
以下では、石亭の近くにある「宮島」へ行くときに便利な情報を紹介します。
参考)宮島観光の便利情報
石亭へ宿泊する場合は宮島観光とセットにすると便利です。
宮島口にある穴子飯屋「うえの」が石亭を経営しており、色々サービスが受けられるからです。
石亭に泊まる場合、
- 宮島に行くときに「うえの」で荷物を預かってくれる
- 宮島口から石亭まで送迎してくれる
サービスがあります。宮島観光するなら「石亭」に宿泊する当日の早めの時間がオススメです。
宮島を手ぶらで観光できる、宮島口から直接「石亭」に行けるからです。
その他の広島県の観光スポットやグルメについても、本ブログで紹介しています。
⇒参考)広島の観光記事まとめ
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